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  • ※【移転のお知らせ】※

    日頃の御高覧深謝申し上げます。この度、日刊ミヤガワ(ブログ公開版)は「有名人ブログ」に登録されるのを機にライブドアブログへ移転する運びとなりました。つきましては、ブックマークを下記の通りご変更いただければ幸いに存じます。http://blog.livedoor.jp/nikkanmiyagawa/2010年3月16日以降の日刊ミヤガワ原稿に関しては、上記のライブドアブログのみの公開となります。尚、当ページは当面の間アーカイブ版として2006年4月から2010年2月末日までの原稿をそのまま公開し続けていくとともに、ミヤガワ&作文研より講演会など重要なお知らせが有る際には更新してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。(財)国語作文教育研究所・宮川俊彦教育研究室〒101-8428東京都千代田区神田神保町1-...※【移転のお知らせ】※

  • 3月24日~ 第72回春季特講のご案内

    第72回とっちゃまん春特講分かりやすく伝えられればいいだけの作文は結局表現と思考の水準を下げます。それでいいという作文とそれを凌駕する作文と。勉強には標準があると思われていますが、そこに個別をはめ込んだら退屈でしょうね。損得勉強。役立つ勉強。結果を出す勉強。・・・。浅い勉強が機械的に進展しています。作文研・・。それに寄与しているかもしれないし、全然異質かもしれません。ただここでの刺激的な体験で変身した子たち、いい顔になった子たちが大勢います。目からウロコ。覆される常識。思索の最前線。・・。この空間が定式と正解訓練の子たちに与えた影響は多大なものです。そしていくつになって顔を出しても同質の刺激の場だといいます。それがどれだけ子たちの思索と成長に重要なことか。ボクはあえて言う言葉を控えます。なぜ楽しいと言い、欣喜雀...3月24日~第72回春季特講のご案内

  • 3月15日 不惑

    日刊ミヤガワ2255号2010/3/15「不惑」結構イチョウが話題になっている。生徒たちも何かを見い出そうとしている。千年・・・。武士の時代を見てきたのだ。西行も。そこには源平の合戦あり。頼朝は無論政子も、その子たちも見た。義経も梶原も見た。北条の天下も見た。時宗も見た。新興宗教も見ている。末期元寇で慄く人々を見、新田義貞も足利も見た。きっと尊氏が弟を殺すのも見ている。戦国の世を見て、平天下を見た。江戸時代を見た。維新を見、近代国家作りを見た。千年・・・。そうだ。この国の武士の台頭からその終焉を見た。確かに千年。ついこの間まだサムライはいた。戦後の復興の意志は武士のものだ。それがこの国から去った。右顧左眄の小商人の全盛になった。イチョウはもう「見るべきほどのものは見つ」の心境かも知れない。あるいはもう見るに耐え...3月15日不惑

  • 3月14日 テン

    日刊ミヤガワ2254号2010/3/14「テン」万全を期すということが分かっていない。ちゃんとやってたんだけどなは一人ぐちるものでいい。何を云おうが死んだものは帰らない。万全の上にも万全を期すこと。ありとあらゆるケースを想像すること。そり基本がなってない。ここまでやりました、など誰に向かって云う言葉かだ、甘い。また仕入れればいいとか、次はちゃんとやろうとか。そんな感覚を苦々しく思う。トキに対しても人でも、何についてもそうだ。敬虔さや自己への厳しさが希薄になっているのが現代ニッポンだ。そして何かに頼ろうとする。被害者を装ったりする。狡さだけが目立つ。しかしテンだったか。なかなかのものだ。どこから侵入したか知らぬが、何やら「いたずらネズミ」を重ねてしまう。ホラホラ無防備だよと知らせている。テンが襲うことに問題がある...3月14日テン

  • 3月13日 雑念日

    日刊ミヤガワ2253号2010/3/13「雑念日」公暁が隠れるにしては当時の幹は細く見え見えだったのではと思っていた。その大銀杏が倒れたとか。そんな年代ものの樹木の奇禍があちこちあるのだそうだ。やはり天変地異の予兆。大変動の前触れかと、眠っていた見えぬものへの畏怖の念が頭をもたげてくる。嫌な仕事を外国人にさせていて、彼らは頭がいいからいずれリーダーになる。そして日本人は使われることになる。小学校の卒業を控え、誰がどこに入ったかだけを気にしたり、逃げたりしている親がいる。まだやってる。フライパンの上で踊っている。もう遅れているんだよ。付き合う人を変えた方がいい。レベルダウンしたらお友達は増えるものさ。素直でないと点は取れない。従順であることさ。自分を持ったら苦労する。疑わない者が伸していく。だからどうするかだ。そ...3月13日雑念日

  • 3月12日 霙

    日刊ミヤガワ2252号2010/3/12「霙」やはり策士もいなければ見識もない。トップなど何だっていい。谷垣だっていい。所詮リーダーシップを取れる器でないし、無難な調整型だ。誰かいるだけでいいのを云わば押し付けた格好だ。誰も期待していない。今時強力な個性のリーダーは求められても足を掬われる。謝罪でもして回る程度でも御曹司なら大事にされる風土だ。担がれ捨てられる。この時期に必要なのは強力な軍団を形成しつつ広汎に勢力を浸透させて尚且つ脇を固めていくことだ。指導部を批判し離脱、新党を匂わせる手法はメディアは喜び、退屈と倦怠の芝居好きは歓迎も期待もするが、この国の現状からすればまたぞろ停滞と混乱を招来する。危機と混迷の次代は分裂と再編をもたらすというのは一面の見方だ。本当に乗り切ろうとしたら不抜の強力な陣形が必要なのだ...3月12日霙

  • 3月11日 ウロウロ

    日刊ミヤガワ号2010/3/11「ウロウロ」恐竜絶滅の原因が隕石の衝突だと。決着がついたと云う。実証されたということだろう。こうしてひとつひとつが明らかにされていく度に、人の営みの心細さを思う。儚さを嘆くのでなく、対応の時がもどかしく感じるのだ。地球上げて人の延命と危機への対処を講じないとならないのに。いち早くそっちに邁進していたら、いずれそこに集約されると思うのだが。隕石が来たなら爆破するか軌道を変えるしかない。その技術はあるかと問わないとならない。どうせ主語は高次になっている。こんなことを世界の科学者は本気になって取り組んでいいし、日進月歩の成果は公表されていい。飢餓問題もそうだが、どうも出し惜しみしている気配がある。つまり食料増産は克服しているのに、その結果としての人口爆発やシステムと思想がついていかない...3月11日ウロウロ

  • 3月10日 啄木

    日刊ミヤガワ2250号2010/3/10「啄木」春まだ浅く月若き命の森の夜の香に憧れ出でて和が魂の夢むともなく夢見れば狭霧の彼方その上の望みは遠くたゆたいぬ。自主の剣右手に持ち左手に翳す愛の旗自由の駒に跨りて進む理想の道すがら今宵命の森の陰水の辺に宿借りぬ聳うる山は英傑の跡を弔う墓印音なき川は千載に薫る名をこそ流すらむ此処は何処と我問えば汝が故郷と月答う勇める駒の嘶くと思えば夢はふと醒めぬ白羽の兜銀の盾皆消え果ぬさはあれどここに消えざる身ぞ一人理想の道に佇みぬ啄木だ。前にも日刊に書いたことがある。何年前になるか。たまに忘れていないかとこうして書いてみる。まだ記憶は確からしい。これはボクの中学の頃だ。新任で新人の信州大学を卒業したての担任が教えてくれた。多分クラスはこの歌を全員が今でも覚えている。そう思う。何回か...3月10日啄木

  • 3月9日 四迷

    日刊ミヤガワ2249号2010/3/9「四迷」逍遥や四迷の志はわかる。言文一致は当時の必然だった。そこでどこまでどう口語化するかに苦悩したのも必然だった。現代の口語とも云えぬ喋り言葉がそのまま文になっていくことに、多分生あらば彼らはまた苦悩したに違いない。口語文化を低く見たのではない。そこに練れた知があることを見たためである。欧米のただの模倣とは違う。文語の格調とリズムは心地よい。それを排斥するのでなくもう一つの基軸を提起したのだと思いたい。今日誰が文語調で書くだろう。書けるだろう。その系譜は耐えている。そしてますます「次元を低くして」などと云われて分かり易さを執拗に強要されている。これは表現の定式化であり、実に統制と云っていい。天井と壁を予め作っている。手紙など時には「候」で書いたっておかしくはない。どうせ言...3月9日四迷

  • 3月8日 啓蟄

    日刊ミヤガワ2248号2010/3/8「啓蟄」春一番の後に啓蟄が来るのか。今年改めて確認した。季節がぐっと迫ってきている。日々の変化をこんなに身近に感じることは今までなかったようだ。虫はどうして春を知るんだろう。何をどう感じ取るのだろう。あのグロテスクな面持ちの生物の摂理。見事な適応だ。奴らは地震に強いんだろうなと思った。小さくても飛べるものは瞬間飛ぶ。そうでないもの俊敏に動く。地震があっても虫の被害は報告されない。躱し易いのだ。四川、だのハイチだの、チリだの。大地震が気になる。平成の混乱が雲仙普賢岳に始まったように、動物的感覚に忠実なら、そこに世界の啓蟄が感じられる。天変地異は必ず政治や経済の変動を余儀なくする。ドバイもギリシャも、あるいは更に来るだろう変動の前兆のようにも思えてくる。まだ無力すぎる。虫に比較...3月8日啓蟄

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