nishinayuu さん プロフィール

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nishinayuuさん: 晴読雨読ときどき韓国語
ハンドル名nishinayuu さん
ブログタイトル晴読雨読ときどき韓国語
ブログURLhttp://nishina.exblog.jp
サイト紹介文読書と韓国語学習の備忘録。読書ノートと、韓国語による翻訳・ESSAY・古典文学の再話など。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供92回 / 365日(平均1.8回/週) - 参加 2006/11/30 17:29

nishinayuu さんのブログ記事

  • 翻訳練習 課題2
  • 今学期の韓国語講座「翻訳の秘訣」で練習したものの記録です。 秘訣-1 よい文は一息に読める。(原文を組み立て直すことも考えてみる)原文:子どもに健康な遊び、教育、文化を提案する(株)〇〇は、独自のキャラクターを通じて、自然に優しいデザインを始め教育コンテンツ、流通などを新たに提案する、子どものための環境親和型ビジネスです。訳文:(주)○○는 어린이에게 건강한 놀이, 교육, 문화를 제안합니다. 독자적인 캐릭 [続きを読む]
  • 『모르는 여인들』(신경숙, 문학동네)
  • 『見知らぬ女たち』(申京淑)本書は2003年から2009年にかけて発表された七つの作品が収められた短編集。2015年の盗作疑惑以来、ちょっと読む気の失せていたこの作家の作品を久しぶりに読んでみた。申京淑は『浮石寺』で惚れ込んで以来、いろいろ読んできた作家である。物語の流れが自然で、文章は簡潔、使われる言葉の一つ一つが的確で共感できる――そんな特徴はこの作品集でも健在で、読み終わった今の感想は「やっぱり猫が好き」 [続きを読む]
  • [雨にもまけて] ---나의 환상적이지 않은 피서법
  • 7月に韓国語講座で朴婉緒の「私の素敵な避暑法」を読んだあと、同じタイトルで作文を書くという課題が出ました。けれどもそのタイトルでは書けそうもないので、「素敵ではない避暑法」をサブタイトルにして「雨にも負けず」をもじった文を書きました。 비에도 굴하고바람에도 굴하고매미 소리에도 여름의 더위에도 굴하는나약한 정신을 가지고욕심은 없으며결코 힘내지 않고언제나 조용히 웃고 있는하루에 한 끼니는 소면과간장 국물과 [続きを読む]
  • 『緑の髪の娘』(スタンリー・ハイランド、訳=松下祥子、論創社)
  • 『Green Growthe Tresses-O』(Stanley Hyland)本書は「論創海外ミステリー」と謳うシリーズの一冊である。しかし、さあ謎解きを楽しもう、と思って読み始めると裏切られる。話は紡織工場の仕事台からあがる悲鳴で始まる。悲鳴を上げたのは織りむらや傷を検査していた女子工員の一人。染色前の布地の中央に、明るい金色の髪の毛が十数本、長い一束になって織り込まれ、その片方の端には茶色くごわごわした皮膚と肉がこびりついてい [続きを読む]
  • 『能よ 古典よ!』(林望、檜書店、2009)
  • 本書は作家・書誌学者で『イギリスはおいしい』などで知られる著者による能楽論と新作能を一書にまとめたものである。第1章「古典文学と能」では『志賀』という曲を取り上げて、能とは、古典文学を縦横自在に取り込むことによってごく少ない字数で千万言にも当たる内容を表現する「恐るべき芸能」である、と説く。第2章には著者による創作能『黄金桜』と『仲麻呂』が収められている。前者は小金井薪能の創立30周年記念の委嘱作品で自 [続きを読む]
  • 映画鑑賞ノート27 (2017.8.31作成)
  •       2017年5月〜8月に見た映画とドラマの記録1(〜2)行目:鑑賞した月/日 タイトル(原題)制作年・制作国 監督(2or3)行目以下:キャスト、一言メモ画像は「ランドガールズ」です。 5/10 ある日どこかで(Somewhere in Time)1980米 ヤノット・シュワルツ   クリストファー・リーヴ、J.シーモア、クリストファー・プラマー   ストーリーと音楽(パガニーニの主題によるラプソディー)はいい。   ただし主役の [続きを読む]
  • 『赤毛のアン』(モンゴメリ、訳=村岡花子、新潮社)
  • 『Anne of Green Gables』(Lucy Maud Montgomery,1908)『赤毛のアン』シリーズの第1巻目「グリーンゲイブルズのアン」である本書を改めて読み直してみたのは、ある人から次のような疑問をぶつけられたからだった。 第5章でアンが自分の身の上を語りながら「トマスの小母さんはあたしを牛乳で育ててくれましたの。あのねえ、あたしにはわからないんですけれど牛乳で育った子はおかあさんのお乳で育つのよりよくなるわけなんでしょ [続きを読む]
  • 『妻は二度死ぬ』(ジョルジュ・シムノン、訳=中井多津夫、晶文社)
  • 『Les Innocents』(Georges Simenon, 1972)主人公のジョルジュ・セルランはパリ有数の宝石デザイナー。サントノレ通りの有名宝石店で10年近く働いていたが、その店の店員だったブラシェに誘われてセヴィニェ通りにある宝石店の共同経営者となった。資本を提供したブラシェの方が主役だったことは言うまでもないが、ブラシェは宝石店を回って注文をとることが仕事で、セヴィニェ通りのアトリはもっぱらセルランの領分だった。こう [続きを読む]
  • 『済州島で暮らせば』(金蒼生、新幹社)
  • 著者は大坂で生まれ育った在日コリアン二世。中学までは日本名で日本の学校に通い、高校から朝鮮学校に通ったという。2011年、60歳のときに、「生まれる地を選べなかった。せめて死に場所は選びたい」と、父祖の地である済州島に夫とともに移住し、定住している。本書は2011年から2016年までの思いと体験を綴ったエッセイ集。新参者の素朴な驚きと感動ではじまった著者の済州島暮らしは、やがて島の歴史と文化を熱く語る済州島人と [続きを読む]
  • 韓国ドラマノート-その11(2017.8.作成)
  • 2016年1月から2017年8月末までに見終わったドラマを視聴順に並べました。1行目:日本語タイトル、韓国語タイトル、放送局2行目:キャスト 3、4行目:一言メモ 武神 무신 MBC  キム・ジュヒョク、チョン・ボソク、パク・サンミン、ホン・アルム  時代は高麗の高宗期。王は急速に老いていくのにヤンベク(パク・サンミン)は始めからおじさんで、最後も普通におじさん。近肖古王 근조고왕 KBS  カム・ウソン、キム・ジス、 [続きを読む]
  • 『死の翌朝』(ニコラス・ブレイク、訳=熊木信太郎、論創社)
  • 『The Morning After Death』(Nicholas Blake、1966)舞台はハーバード大学がモデルと思われるガボット大学。登場するのはガボット大学の教授をはじめとする大学関係者たち。主要人物は以下の通り(登場順)。*ナイジェル・ストレンジウェイズ……イギリス人の私立探偵。客員研究者としてガボット大学ホーソン・ハウスの寄宿舎に滞在中。*チャールズ・ライリー……アイルランド人の詩人。客員詩人として滞在中。*チェスター・アー [続きを読む]
  • 『The Sheep』(H. H. Munro, Doubleday & Company)
  • 本作『ひつじ』は「The Complete Works of ASKI」に収録されている「The Toysof Peace」の中の1編。主人公のルーパットは妹のキャスリーンが結婚しようとしている男に辟易している。ブリッジでチームを組めばとんでもないプレイをして相手チームを勝たせてしまうし、狩猟をすれば地区の人々が保護鳥として見守っているハチクマを撃ってしまう。議会の欠員選挙のためのキャンペーンでは余計な発言をしてルーパットの努力を無にして [続きを読む]
  • 「愛誦歌4首」
  • 受講中の韓国語講座で、「日本の詩歌を韓国語に翻訳する」という課題が出されました。好きな短歌の中から現代短歌2首と万葉集の歌2首を選んで訳し、作者についての簡単な紹介を添えました。(2017年7月10日提出。) シルレア紀の地層は杳きそのかみを海の蠍の我も棲みけむ  明石海人          실루리아기의 지층도 아득히 먼 그 고생대를 바다의 전갈로 나도 살았으리라 園丁が噴水のねぢをまわすとき朝はしづ [続きを読む]
  • 『能に生きる女たち』(大石登世子、檜書店)
  • 本書は能をよりよく味わうための解説書といった趣の本で、女性の生き方に焦点を合わせた27の作品を取り上げ、様々な身分や境遇に生きる女性の悲しみや怒り、喜びについて論じている。冒頭に、著名な能研究者である増田正造氏による〈『能に生きる女たち』讃〉という文が載っているので、その一部を記しておく。吉田兼好が『徒然草』に解いたのは、対象にのめり込むことのない距離の置き方である。客観的な視野を持つ位置である。/ [続きを読む]