べそかきアルルカン さん プロフィール

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べそかきアルルカンさん: べそかきアルルカンの詩的日常“Poem&Marchen”
ハンドル名べそかきアルルカン さん
ブログタイトルべそかきアルルカンの詩的日常“Poem&Marchen”
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/b-arlequin
サイト紹介文過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、詩や小さな物語にかえて残したいと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供15回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2006/12/26 22:26

べそかきアルルカン さんのブログ記事

  • 夏のかけら
  • 土壁の続く小路打ち水にぬれた石畳おだやかな疏水の流れ風を奏でる笹の葉揺れる木漏れ日 蝉しぐれ日傘の陰の懐かしい面影ぼくらの夏はすでに遠く過ぎ去っていまはもう記憶のかけらとなりましたまるで色あせた写真のような★picture:Giorgio Morand... [続きを読む]
  • 遥かな情景
  • あの日あなたは 夕陽を背にして小さく 胸の高さで手をふった青い風が吹きぬけてぼくらの淡い季節が 静かに終わろうとしていた★picture:Cynthia Aanne Brown★ ↓↓↓ ポチッっとねべそかきアルルカンの“徒然読書日記” http://booklog.jp/users/b... [続きを読む]
  • 灯が消えてしまっても
  • 灯が消えそうになったら新しいマッチを擦ればいいまた灯が消えかかったらさらに新しいマッチを擦ればいいやがてマッチが尽きてしまったら夜が明けるのを待てばいいそれでも朝が来なければ黙ってそのことを受け入れて静かに微笑んでいればいいなにも悲... [続きを読む]
  • 夜更けにぼんやり想うこと
  • 眠れぬ夜に欲しくなるもの暗闇をやわらかく照らすランプの灯り意味のない言葉を連ねた静謐な詩集飾り気のない素朴な旋律ちょうど良い具合に温めた甘やかなミルクうるわしい 想い出偽りのない 嘘★photo:Florence Menu★ ↓↓↓ ポチッっとね... [続きを読む]
  • ぽっかり ぽかり
  • こんなところに ぽかりあんなところにも ぽかりぽっかり ぽかりひなたでタンポポがわらってる★photo:Ynon MabetMark Rothko★ ↓↓↓ ポチッっとねべそかきアルルカンの“徒然読書日記” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequinべそかき... [続きを読む]
  • あした晴れたら
  • あした晴れたら早起きをして散歩にでかけようあした晴れたら木漏れ陽の下でとっておきの本を読もうあした晴れたら絵になる景色を見つけてスケッチしようあした晴れたら野原に寝そべり葉擦れの音に耳を澄まそうあした晴れたら陽だまりのベンチに腰掛け... [続きを読む]
  • 朝が流れこんでくる
  • 目ざめてすぐに窓を大きく開けはなつと 冷たい空気が流れこんできて季節が部屋に満ちてくる春には春の夏には夏の秋には秋の冬には冬のそれぞれの季節が部屋いっぱいにいき渡る毎日おなじようでいて少しずつなにかが違うとくべつな朝★photo:Floren... [続きを読む]
  • 見知らぬ町
  • 雨あがり見知らぬ町を歩くどこにでもありそうなごくありふれた町をゆくあてもなくただ歩きつづける見知らぬ町で見知らぬ人とすれ違う足もとの水たまりの中を白い雲が流れてゆく根なし草のように見知らぬ町を歩く帰る場所がない★photo:Charles... [続きを読む]
  • 凍てつく夜の並木道
  • 凍てつく夜の底に細く横たわる並木路木枯らしに吹かれて裸樹の梢が泣いている湿り気を帯びた土から青い冷気が立ちのぼり忘れられた物語はまっすぐに続く夜の果てへと遠ざかるレモン色に熟れた月が微かに揺れて夜のすきまに滲んでとけた★picture:Av... [続きを読む]
  • 冬の浜辺で
  • きょうの海は静かです人影はなく 波もすこぶる穏やかですなんとはなしに水平線を眺めておりました時のたつのも忘れてと カモメが一羽空がまぶし過ぎるとひと声鳴いて高く飛び去ってゆきました風向きが変わったのでしょうか微かにどこか遠くからジ... [続きを読む]
  • 冬の朝 空の下で
  • 落ち葉焚きこぼれて散ったため息を拾いあつめて火にくべてみる冬の陽だまりプリズムの朝いまはただそっと静かにしておいてそれがあなたの祈りの言葉海よりも深い空を見あげる★photo:Sue Schlabach★ ↓↓↓ ポチッっとねべそかきアルルカンの“... [続きを読む]
  • 背中の景色がゆらゆら揺れて
  • あゝ そうか なるほどまったく こういうことだったのですね胸にぽっかり穴があいたようなとはずいぶん使い古された言葉だけれどこれがそういうことなんだといまならわかるような気がします胸の穴をのぞきこむと背中の景色がゆらゆら揺れてなんだかゆが... [続きを読む]
  • 夏の終わりの朝の始まり
  • いつもよりずいぶん早く目がさめたので気まぐれに散歩に出てみましたまだ夢からさめきらない街の空気はひんやりとほの暗く透明でまるで見知らぬ場所にいるみたいです静かな裏通りをしばらくゆくとどこからか焼きたてのパンの香りが漂ってきましたやわらか... [続きを読む]
  • ぬれた瞳で 〜亡き愛犬へ〜
  • おまえはいつもそばにいて一心にぼくを見つめてくれた緑がかったその瞳はまるで朝露にぬれた葡萄の粒のようだったけれどなでてあげる頭はもうそこにないさすってあげるお腹ももうそこにない名前を呼んでもおまえの声は聴こえないしっぽで床をたたく微... [続きを読む]
  • 遠い空にも ほら足もとにも
  • あの子どこの子 知らない子ひとりとぼとぼ歩いてる足もとばかり見てるからお空の虹にも気づかない遠くを指さし教えてあげたらその子は静かに微笑んでそっと地面を指さしたそこには小さなお花が咲いていたひっそりと恥ずかしそうに咲いていた★photo... [続きを読む]
  • 予感
  • あけはなった窓風にひらいたノート白いままのページまだ始まりもしないのに悲しさがこみあげてくるのはどうしてでしょうどこかの猫が庭を横ぎっていきますうすく日がかげってかすかに雨の匂いがしました★photo:Mandy Lynne★ ↓↓↓ ポチッっとねべ... [続きを読む]
  • 空の青さがなんだかとても
  • 草を枕に寝っ転がるとそこに空がありました空を眺めるのはずいぶん久しぶりのことです幼かった頃はもっと空を見つめていたような気がしますけれどいまそこにあるのはあの頃の空ではありません空は空のままなにも変わらないはずなのにまぶたを閉じる... [続きを読む]
  • 海とオカリナ
  • 目をとじてひとりたそがれの海の調べを聴いていましたさようならのほんとうの意味さえ知らなかったあのころたいせつにしていたオカリナはいまはもうどこかへいってしまいました★photo:Marco Milillo★ ↓↓↓ ポチッっとねべそかきアルルカンの“徒然... [続きを読む]
  • 夢の跡を風が吹き抜けてゆく
  • なにかの拍子にこの世に生まれふとしたことで出逢いがあって少しずつ互いを知りあって親しくなって同じ時を過ごしやがてまたいつかふとこの世からいなくなるそれは悠久の時の流れの中で瞬きをする間にも遠くおよばないほんの一瞬の出来事そこに意味などあ... [続きを読む]
  • 空が茜色に染まるのは
  • 雨は傘をひらかせるために降るのではありません花は褒めそやされるために咲くのではありません小鳥たちは聴かせるために歌うのではありません流れる雲はゆく末を按じているわけではありません涙は辛いときにだけ零れ落ちるものではありませんい... [続きを読む]
  • 文箱の中で色あせていくもの
  • 薄水色の便箋とあわい桜色の封筒を手に入れましたあなたに手紙を書くためですペンとインキも買いそろえましたそのしなやかなペン先は太すぎも細すぎもせずちょうどほど良い感じです小瓶に入ったインキは深い海の色をしていますそしてわたしは何通も何通... [続きを読む]
  • refrain
  • じっと じっと まぶたを閉じてふかく ふかく 沈みたいどこまでも どこまでも どこまでも ずっとふかく ふかく ふかく もっといつまでも いつまでも いつまでも そっと★photo:Iness Rychlik★ ↓↓↓ ポチッっとねべそかきアルルカンの“... [続きを読む]