典座和尚 さん プロフィール

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典座和尚さん: 典座ネットブログ〜禅と精進料理〜
ハンドル名典座和尚 さん
ブログタイトル典座ネットブログ〜禅と精進料理〜
ブログURLhttp://blog.tenzo.net/
サイト紹介文修行道場で典座(料理長)を務めた住職が曹洞宗大本山永平寺に伝わる精進料理の技と心、レシピを紹介。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供90回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2007/01/20 10:39

典座和尚 さんのブログ記事

  • 七月盆の送り火の日_今からでも是非供養を
  • お察しの通り、今回の七月盆お供え膳の献立は「中国風」をテーマにして、主にアジアンテイストの料理を揃えました。まあご先祖さまもたまには中国料理食べたいでしょう。特にこんな暑い日は、黄色くてシュワーッとした液体を添えてお供えしてみては・・・仏門の身としては大っぴらに勧めることはできませんが、懐かしいわが家に一年に一度だけ戻ってきた時くらい、お釈迦様も多めに見てくれることでしょう。冗談はさておき、大事な [続きを読む]
  • 精進ワンタンスープ_平成30年七月盆の精進料理お供え膳
  • ◇精進ワンタンスープの魅力と特徴ワンタンは小麦粉で作られた薄皮で具を包んだ中国風の料理です。通常であれば刻んだネギやひき肉などを具にしますが、精進料理ですので水気を抜いた豆腐と刻んだ干し椎茸をひき肉に見立てて工夫してみました。汁に薄く水溶き片栗粉をつけることでワンタンが汁でふやけにくくなり、またとろみによってワンタンのツルッとした食感がスープによく合ってついつい食べ過ぎてしまいそうです。濃い目にと [続きを読む]
  • 今日から七月盆 略式の飾りならまだ間に合います
  • ◇今日から七月盆迎火を焚いて故人の霊をお迎えし、この世に戻ってきたご先祖さまや親しき方々のみたまをおもてなし致しましょう。今こうして毎日生きていける命の重みをあらためて考え直し、亡き尊き方々への感謝の想いを形に表しましょう。都市部では地方のように本格的なお盆の準備をするのが難しい場合も多いでしょう。その場合は、上の写真のように、お仏壇の前に盆ゴザを敷いて、ナスとキュウリで牛と馬を用意し、水の子だけ [続きを読む]
  • さっぱり軽やか梅粥_平成30年7月盆の精進料理お供え膳
  • ◇梅粥の特徴と魅力お粥なんて病気治療中にたべるもの、と決めつけている方もおられるでしょうが、一度健康な時に食べてみて下さい。そのあまりの美味しさに感動すると思いますよ。そもそも病気で体調が悪い時に食べたお粥にマイナスイメージを持ってしまっても無理はありません。私たち禅僧は、朝食はお粥と決まっています。朝の坐禅と勤行を終えていただくお粥は、そりゃあもう美味しいものです。ご本尊さまや、道元禅師さま瑩山 [続きを読む]
  • 大豆もやしと胡瓜の吉野酢_平成30年7月盆の精進料理お供え膳
  • ◇大豆もやしと胡瓜の吉野酢の特徴と魅力とろみを付けた酢を吉野酢といいます。二杯酢や三杯酢などの甘酢に、葛粉を水で溶いて加えることでとろみをつけるのです。葛粉は奈良県の吉野地方が名産だったため、和食ではとろみをつけた酢のことを吉野酢と呼ぶのです。精進料理では胡麻豆腐を作る際に葛粉を使いますが、ご家庭でそのためだけに葛粉を少量用意するのは難しいと思います。その場合は葛粉の代わりに片栗粉を使います。その [続きを読む]
  • ナスの精進フライ甘味噌ダレ_平成30年7月盆の精進料理お供え膳
  • ◇ナスの精進フライの特徴と魅力この時期、大量に収穫されて価格も安くなるナスをフライにしてみました。一般的にはあまりナスをフライにはしませんが、精進料理の献立を組み立てる際にはまずメインとなるボリューミーな料理を柱に据える必要があります。通常は煮物がその役を果たしますが、ナスを煮物にするとせっかくの鮮やかな紫色がさめてしまいます。油で揚げればこの美しい紫色を保ったままで見栄え良く仕上げることができま [続きを読む]
  • 精進ビーフン炒め_平成30年7月盆の精進料理お供え膳
  • ◇精進ビーフン炒めの特徴と魅力ビーフンというのはお米の粉で作った乾麺です。台湾や中国でもよく精進料理で使われている食材ですが、日本では今まではかなりマイナーだったように思います。しかし近年は米粉が注目されていることもあり、お店でもよく目にするようになりました。もともと中国語や台湾語で米粉を「ヴィーフェン」と呼ぶためこれが日本でビーフンと呼ぶもとになったようです。アジアの稲作地帯では小麦粉よりも米粉 [続きを読む]
  • 平成30年7月盆(東京盆)のお供え膳
  • 今年は関東の梅雨あけは六月末と驚くほど早かった割に、七月に入ってからも長雨が続き、特に今般西日本を襲った豪雨は甚大なる被害をもたらしました。ご被害を被られた方々に謹んで御見舞申し上げます。さて、今年も暑い夏とともにお盆がやってきます。お盆には亡き方々の魂が現世と懐かしいわが家に戻ってきます。今年もまごころをこめたおもてなしでお迎えしたいものです。○今年の七月盆の期間はいつ?一般的にお盆の行事は八月 [続きを読む]
  • 豆乳ヨーグルトのフルーツ添え_釈尊降誕会、花祭りの精進料理
  • 本日はお釈迦様のお誕生日、「降誕会」です。お釈迦様のHappybirthdayをお祝いする祝膳をお供えして供養の合掌を捧げましょう。この日にちなんで、甘茶をいただいてお釈迦様の教え、命の尊さに思いをめぐらせてはいかがでしょうか。◇「豆乳ヨーグルトのフルーツ添え」の魅力と特徴お釈迦様の時代、家畜が飼われ、その乳が食されていました。お釈迦様は長期に渡る断食などの厳しい修行を経て、命を落とす寸前まで肉体を追い込みま [続きを読む]
  • 揚げライスボール_2500年前お釈迦様時代の料理再現
  • ◇揚げライスボールの魅力と特徴お釈迦様の時代、すでにおかゆやご飯が食されていたことは仏典からも明かです。先行研究によれば精米技術もある程度進み、玄米でなく白米も食されていたとされます。王子として生を受けたお釈迦様は精米された白米を食べていたと推測されます。ただしお米といってもインドで採れるお米はインディカ米、日本ではタイ米とも呼ばれる細長く、粘り気が少ないお米だったと推測できます。インディカ米は品 [続きを読む]
  • ひよこ豆の甘茶煮_2500年前お釈迦様時代の料理再現
  • ◇ひよこ豆の甘茶煮の特徴と魅力お釈迦様の時代に食されていた食材の一つに、豆があります。豆は原始的な環境でも比較的育てるのが容易で、干せば長期保存が可能です。冷蔵庫など無かった時代には、保存食として大変重宝された食材でしょう。さまざまな豆が栽培されていたと推測されています。豆の中でもひよこ豆はエジプト、アフリカ、ローマなどで古代から食されていた古い食材で、インドでは「チャナ豆」「ベンガル豆」と呼ばれ [続きを読む]
  • 全粒粉のパラータ_釈尊花祭りのお供え精進料理膳
  • ◇お釈迦様の時代の食事再現「全粒粉パラータ」の魅力と特徴2500年前のインドの食事、想像するとかなり遅れた原始的なものを想像するかもしれませんが、それは大きな誤りです。すでに当時、かなり豊かな食文化が展開されていたことが各種文献によって推測されています。パラータというのは、インドや東南アジアなどでよく食されている、小麦粉などの穀物粉を水で練って薄くし、油を加えて焼いたものです。日本で言えば「おやき [続きを読む]
  • お釈迦様のお誕生日を祝う「花まつり」に2500年前の精進料理をお供えする
  • ◇釈尊降誕会(花祭り)とは4月8日はお釈迦様のお誕生日です。われわれ仏教徒にとっておめでたい行事として、華やかに、そしてにぎやかに祝います。文字通り、お誕生日であることをストレートに表す「降誕会(ごうたんえ)」と呼びますが、いくつかの呼び方があります。それを理解するためにはまずお釈迦様がこの世に生を受けた際のお話を知る必要があります。今から2500年ほど昔、お釈迦様のお母様、マーヤー夫人はある日6本の牙 [続きを読む]
  • 手作り精進生麩_平成30年春彼岸のお供え精進料理膳
  • ◇「手作り精進生麩」の魅力と概要今年は春のお彼岸最終日が土曜日にあたりました。お時間がある方は、普段なら作らないような、手間がかかる本格的精進料理に挑戦してみませんか。生麩を手作りするのは禅寺では古来伝えられてきた伝統料理ですが、最近は専門店が作ったできあい品を使うお寺も増えてきました。一度も作ったことがないまま修行を終えてしまう修行僧もいるようです。かなり高度な料理ですが、伝えていきたい技の一つ [続きを読む]
  • うどの漬物3種_平成30年春彼岸のお供え精進料理膳
  • ◇うどの漬物3種昨日紹介した下処理の方法で、アクを抜くところまでの手順は共通です。3種の漬物、今回は比較的短時間で漬け上がるレシピを選びました。他にも、下処理後に、先日長芋の味噌漬けで紹介した味噌につければ味噌漬けとなりますし、しょうゆ漬けやぬか漬けなども美味しいものです。今回の3種のうち、どれがお好みでしょうか。◇うどの甘酢漬の魅力とレシピうどのほんのり苦い春の香りをサッパリした甘酢でいただきま [続きを読む]
  • うどの漬物・下処理の手順
  • ◇うどの漬物3種の個性を楽しむ春彼岸お供え精進料理膳の要、漬物は「うどの漬物3種」です。うどを漬物にすることは珍しいと思いますが、春の香りをとじこめた上品な漬物が出来上がります。今回は3種の漬け方を同時にご紹介します。同じうどですが、全く異なる個性的な3種の風味に仕上がります。今回の春彼岸のお供え膳に3種類全てを盛る必要はありませんが、せっかくの機会なので3種類のバリエーションを憶えておき、これか [続きを読む]
  • とろける精進スイーツ・わらび餅_平成30年精進料理お供え膳
  • ◇「手作りわらび餅」の概要と魅力わらび餅というのはもともと、わらびの根元から抽出したデンプンを使って練り上げたものを指します。葛や、馬鈴薯から取る片栗粉などのように、「わらび粉」というデンプン粉があるのです。古くは、飢饉などの際には干上がった地面を掘ってわらびの根から取った粉をこねて餅状にし、飢えをしのいだこともありました。しかしわらびからデンプンを抽出するのは非常に効率が悪く、多くのわらびの根 [続きを読む]
  • 春のそら豆とタケノコのおかゆ_平成30年春彼岸のお供え精進料理膳
  • ◇「そら豆と筍の春のおかゆ」の概要と魅力お供えにおかゆですか?と不思議に思う方もおられるでしょう。しかし禅宗では朝のお供え膳は必ずおかゆが主食と決まっています。やむを得ない事情で朝にご飯をお供えする場合は、これは朝食ではなくてお昼ご飯を早めてそなえているのですよ、とわざわざキッチリと注釈して供える儀式を行うほどです。一般家庭ではわざわざお供えのためだけにおかゆを用意する必要はありませんが、いっその [続きを読む]
  • 生キクラゲとふきの味噌汁_平成30年春彼岸のお供え精進料理膳
  • ◇生キクラゲとふきの味噌汁の概要と魅力生キクラゲは非常に珍しい貴重な食材ですが、近年は工場での栽培加工技術が進み、店頭でもよく見かけるようになりました。コリコリした独特の食感と、存在感ある見栄え、そしてビタミンDなど身体に良い成分がたくさん含まれている健康食材です。購入する際はなるべく日付が新しい物を買い、冷蔵保存します。食感が魅力の食材のため、肉厚のものを選ぶと良いでしょう。乾しキクラゲと違い、 [続きを読む]
  • 菜の花とエノキの磯辺巻天麩羅_平成30年春彼岸のお供え精進料理膳
  • ◇菜の花とエノキの磯辺巻天麩羅の概要とポイント本日から、平成30年春彼岸に入ります。当ブログでも恒例のお供え精進料理膳レシピの連載を始めます。まず1点目は菜の花を海苔で巻いて天麩羅にし、春の香りを仏さまにお供えしてください。菜の花だけでは少々苦みが勝ってしまいますが、えのきだけを加えることで、柔らかい食感と少々のヌメリ気が加わり、マイルドになってバランス良い風味に仕上がります。えのきだけはバラバラ [続きを読む]
  • 明日から春のお彼岸です
  • 今年の冬は各地で豪雪となり、寒さに凍える日々が続いていましたが、ここのところようやく春めいた暖かい陽気となってきました。「暑さ寒さも彼岸まで」という通り、この時期を境として一気に春らしくなっていきますね。さて、今年の春彼岸の日程は以下の通りです。春と秋のお彼岸は、春分の日・秋分の日を挟んで前後に3日ずつの計1週間となります。お彼岸は日付で決まっているのではありません。もともと太陽が真東から出て真 [続きを読む]
  • エンジンからオイル漏れ(+_+) 自分で直せるか?!
  • 精進料理の話題ばっかりで、料理に興味ないワシは読んでもつまらん。今回はそう感じておられる?!あなたのための記事、今回のお題は愛車トラブルです。マンガでもアニメでも長い冒険や闘いに入る前は気分転換的なショートストーリーが入って息抜き回がありますね。この後春彼岸には当ブログも連日お供え精進料理の紹介に入りますので、その前のクッション記事ということで。そしてまたトラブルを書くと閲覧者数が増える、というの [続きを読む]
  • 精進ファストフード?!フライド豆腐
  • ◇フライド豆腐の概要と特徴先日紹介した押し豆腐の応用料理です。特にしっかり水気を抜いて、細く棒状に切ってから油で素揚げするとまるでフライドポテトのような仕上がりになります。もとが豆腐だとは思えないカリカリの食感で、大豆の風味が口中に広がります。味はカリカリに炒った薄揚げに似ていますが、見栄えはポテトのような・・・不思議なスナックのようです。お好みで、七味唐辛子または一味唐辛子、胡椒や柚子胡椒、塩、 [続きを読む]
  • 押し豆腐の磯辺天麩羅
  • ◇押し豆腐の磯辺天麩羅の概要とポイント先日紹介した、重しをかけて水気を抜いた押し豆腐の活用レシピです。(方法はこちらでご確認下さい)水気を抜くことで、味が凝縮され、豆腐の濃厚な風味が出てきます。さらに水気を抜いたため油であげてもはねにくくなるという効果もあります。豆腐のままで揚げても良いのですが、海苔を巻くひと手間で風味がグッと良くなります。時間が無ければ青のりを天ぷら粉に混ぜても良いでしょう。豆 [続きを読む]
  • 押し豆腐の利点と手順
  • ◇なぜ押し豆腐にするか_その利点豆腐に重しをかけて水気を抜くことを「豆腐の水抜き」または「押し豆腐」と呼びます。精進料理では、豆腐の水を抜く手順がときどき用いられます。豆腐は水気をたっぷり吸っているからこそ柔らかいわけです。お店で買った豆腐が水の入ったパックやビニールに入れてあるのは、移動の際に崩れにくくするためと、柔らかさを保つためです。水をどれくらい含んでいるかが豆腐の柔らかさや食感に影響する [続きを読む]