春巻 さん プロフィール

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春巻さん: 春巻雑記帳
ハンドル名春巻 さん
ブログタイトル春巻雑記帳
ブログURLhttps://springroll.exblog.jp/
サイト紹介文映画・本を中心に好き勝手に感想をつづる電子雑記帳。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供54回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2007/04/01 01:39

春巻 さんのブログ記事

  • ペンは剣よりも残酷になる
  • 10年近く前に怒って書いた昔のエントリに、いまもちょこちょこアクセスがあって、最近は別のことに怒っているのになんかフェアじゃないと考え、昨日はそれに追記をしました。迷ったけれども、加筆修正したものをここに新しくアップします。出版不況というのは20年以上前からずっと言われ続けていて、そこには再販制度とか返本率とか新刊出しすぎ問題とか複雑な事情があり、何が原因かは簡単に言えないけど、売れないと言われながら [続きを読む]
  • SPL 狼たちの処刑台
  • 『SPL 狼たちの処刑台(殺破狼:貪狼)』(監督:ウィルソン・イップ/葉偉信)香港の刑事リー(ルイス・クー/古天樂)の一人娘が、タイのパタヤで誘拐される。リーはパタヤ警察のチュイ刑事(ウー・ユエ/呉越)とともに娘の行方を必死に追うのだが、臓器密売組織が裏で糸を引いていた……アクション監督はサモハンです。何の予備知識もなく観に行ったので、あまりに非道な展開に衝撃。父一人、子一人の家族で、娘を想うあまりの行 [続きを読む]
  • SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班
  • 『SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班(拆彈專家)』監督:ハーマン・ヤウ/邱禮濤香港警察の爆弾処理局のチョン(アンディ・ラウ/劉徳華)が、潜入捜査によって犯罪グループを追い詰めようとするところからいきなり話はスタート。銀行強盗、カーチェイス、爆発、カーチェイス、爆発!の末に、犯罪グループは逮捕されるのだが、リーダーのホンはうまく逃れてしまう。ここまでが長い前フリ。それから1年半が経ち、武装集団を [続きを読む]
  • The Child Finder
  • ミステリやサスペンスのジャンルにカテゴライズされている本なのですが、もうちょっと広く一般文芸でもいいんじゃないかなという繊細な印象の本。読む前に想像していたよりも、とてもよかった。『The Child Finder』Rene Denfeld著、Harperオレゴン州。家族と森にクリスマスツリーを探しにきた少女マディソンが行方不明になる。それから3年が経ち、もし生存していたら8歳になる娘を探すため、両親は探偵のナオミ・コットルに捜査を [続きを読む]
  • There There
  • ここのところ、アメリカ先住民についての映画を観たり、記事を読んだりと考える機会がちょくちょくあって、いわゆる「頻度錯誤」というやつが起きてる状態なのですが、こんな小説も読んでいました。著者のトミー・オレンジは、オクラホマのシャイアン&アラパホ族で、生まれと育ちはカリフォルニア州オークランド。『There There』Tommy Orange著、Knopfネイティヴアメリカンの歴史と文化、イメージとしての "インディアン" の扱わ [続きを読む]
  • カメラを止めるな!
  • 『カメラを止めるな!』監督:上田慎一郎あらすじなどは何も知らないで観に行ったほうが面白いとおもう。ただ、最初のほうで「これどうなんだろうな?」と不安になった人がいると聞いたのでちらっと書いとくと、「生中継でワンカットのゾンビもの」を撮る話。ゾンビの話は嫌いでも、後半笑えるからたぶん大丈夫。ひとつだけ注意なのは、前半37分は画面がかなり揺れる。私はゆれに弱いので、けっこう酔った。でも、その後は最後まで [続きを読む]
  • ウインド・リバー
  • 先日アメリカの先住民の話をしたばかりですが(コチラ)、ちょうど先住民を描いた映画を観ました。これがとてもよかった。おすすめ。『ウインド・リバー(Wind River)』監督:テイラー・シェリダンワイオミング州ウィンド・リバー保留地。野生生物局の職員である白人ハンターのコリー(ジェレミー・レナー)は、雪原で少女の死体を発見する。それは自分の娘の親友、ナタリーだった。死体発見現場から5キロ以内には民家はなく、前 [続きを読む]
  • ワイルダー賞名称変更の続き:先住民の描かれ方のこと
  • 前回はワイルダー賞の名称が変わることについて書きました。そのつづき。『大草原の小さな家』は、日本では一定の年齢層にはドラマ版のイメージが強く残っていそうで、本に関しては、年齢層を含めどのくらいの読者に読まれているのか、私は知りません。書籍の「小さな家シリーズ」は、ローラの自伝だととらえる人もいるけれど、あくまで著者の経験をもとに書かれたフィクションです。以前『Pioneer Girl』のエントリでふれましたが [続きを読む]
  • ローラ・インガルス・ワイルダー賞の名称変更について知ってほしいこと
  • アメリカ図書館協会の「ローラ・インガルス・ワイルダー賞」の名称が今年から「児童文学遺産賞/Children's Literature Legacy Award」に変更された件で、趣旨を理解しておらず、勘違いして怒っている人が見受けられるので、ちょっと書いておこうと思います。うちにあるシリーズはもともと母のものですっかりボロボロまず、私はローラ・インガルス・ワイルダーの著作は大好きなのですが、アメリカ図書館協会の今回の判断を支持しま [続きを読む]
  • アゲハようちえん2018
  • ようやく細々とアゲハようちえん開園しました。2015年あたりから、なかなか開園できない事態が発生しています。それまでは5〜6月には庭でもベランダでも幼虫見つけ放題だったのに、7月に入ってもなかなか見つからないのは、環境(近隣の工事)か気象(雨が多い or 暑すぎる)か敵の活躍(鳥や寄生蜂)あたりが理由かな?と想像したりしますが、アゲハ自体はヒラヒラ飛んできてるんですよね。たぶんうちのベランダの鉢植えの環境 [続きを読む]
  • ブリグズビー・ベア
  • 『ブリグズビー・ベア(Brigsby Bear)』監督:デイブ・マッカリー外の世界から遮断されたシェルターで両親とくらしてきた25歳のジェームス。そんな彼が心の支えにして、こよなく愛し、研究しつくしていたのは子どもの頃から見ていた教育番組「ブリグズビー・ベア」。しかしある日、突然警察がやってきて、両親は逮捕されてしまう。じつは25年前、ジェームスは両親と思っていた人物に誘拐されたのだった。本当の両親や妹と再会し、 [続きを読む]
  • Sing, Unburied, Sing
  • 去年、『Lincoln in the Bardo』と同じような時期に出版された本で、偶然にもこちらも幽霊たちが登場して重要な役割を果たすのが印象的。最初はちょっと読みにくくて話にもうまく入っていけなかったんだけど、途中でぶわっと泣いてしまい、最後もとてもよかった。ミシシッピのねっとり湿った熱い空気の中に引きずり込まれるような、圧倒されるマジックリアリズム。『Sing, Unburied, Sing』Jesmyn Ward著、Scribnerあらすじは少し [続きを読む]
  • ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
  • 興行成績が芳しくないニュースを見てたので期待しないで行ったら、そこまでひどくないんじゃない?と思ったというか、いや、むしろこれプロローグで、続き観ないとダメじゃない? ぜひ続き作って。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(Solo: A Star Wars Story)』監督:ロン・ハワードポスターの雰囲気からわかるように、スター・ウォーズで西部劇やりました!という作品で、宇宙で大列車強盗、という塩梅です。若き日の [続きを読む]
  • 『ワンダー 君は太陽(Wonder)』
  • ご無沙汰しているうちに梅雨が明けた。まだ6月なのにびっくり。さて、2012年の「これを読まずして年は越せないで賞」候補作だった、R・J・パラシオの『Wonder』が映画化されたので、少々不安な気持ちもありながら観てきたら、とってもよかった! 原作は『ワンダー Wonder』というタイトルで、ほるぷ出版から邦訳も出ています。『ワンダー 君は太陽(Wonder)』 監督:スティーヴン・チョボスキー遺伝子疾患で顔に障害があるオギ [続きを読む]
  • mini wonders〜チェコのおもちゃ 昔と今
  • 広尾のチェコ共和国大使館にあるチェコセンター展示室で開催中の「チェコのおもちゃ」展に行ってきました。こじんまりした展示だけど、楽しかった!「mini wonders〜チェコのおもちゃ 昔と今」会期:2018年5月23日(水)〜6月22日(金) 平日10:00〜17:00会場:渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内    チェコセンター東京展示室開いたトランクにおもちゃが展示されているのが面白いです。上の写真のブリキの電車のおもち [続きを読む]
  • The Risen
  • 久しぶりのロン・ラッシュ。ラッシュの小説は長編より短編のほうが好きなんだけど、これは中編に近い。さくっと読めるけど、いつまでも苦いものが後に残る。『The Risen』Ron Rash著、Ecco1969年の夏。ノースカロライナの小さな町に暮らす16才のユージーンは、兄のビルと川で魚を釣っていたとき、裸で泳ぐ美しい少女を見かける。彼女はすぐに姿を消してしまい、幻か、それとも人魚かもしれない、などとふたりは言い合うのだけれど [続きを読む]
  • The Silent Companions
  • 『The Silent Companions: A ghost story』Laura Purcell著、Raven Booksゴシックホラーっぽいサスペンスか心理スリラーかなと思いきや、スーパーナチュラル要素がかなり強めのステュアート朝&ヴィクトリア朝ホラー。なんだかんだ言って人間の仕業でしょ?と思っていたら、本当に超常現象だったの?!という出来事がやたら起きるし、しかもけっこう血まみれだし、evil で大変救いがないんですけど、この話、嫌いじゃないです。よ [続きを読む]
  • Lullaby(邦訳:ヌヌ 完璧なベビーシッター)
  • 『Lullaby』Leïla Slimani著、Sam Taylor訳、Faber & Faber“The baby is dead.” という文章で物語は始まる。パリのアパルトマンでふたりの幼い子どもが殺される。発見したのは母親。犯人はナニーのルイーズだった。いったいなぜ彼女は犯行におよんだのか。ルイーズ自身も自殺を図っていて、命は助かるものの意識不明の重体で、動機は謎に包まれたまま。そして、そこから話はぐんと過去にさかのぼり、ミリアムとポールという若い [続きを読む]
  • 29歳問題
  • 『29歳問題(29+1)』監督:キーレン・パン/彭秀慧30歳を目前に控えたヨックワン(クリッシー・チャウ/周秀娜)は、化粧品会社のマーケティング部門でバリバリ働き、昇進もして、出張が多いけど長年つきあっている彼氏もいて、忙しいながらに充実した日々を過ごしていたんだけれども、仕事のプレッシャーや彼氏とのすれちがい、親の認知症、住んでいた部屋からの急な退去……と、急にいろいろな問題が降りかかる。とりあえず大家 [続きを読む]
  • 銀座の貝人、表参道のちいさいおうち
  • 今月末で終了する展覧会をまとめて更新。バタバタと先週駆け足で観に行きました。今週末まで。銀座(京橋)LIXILギャラリー東京「ニッポン貝人列伝 −時代をつくった貝コレクション−」2018年5月26日(土)まで(公式サイト)「日本近代貝類学の黎明期を築いた貝人10人の列伝と厳選された彼らの貝コレクション」の展示。伝説の貝人10名のプロフィールを熟読すると、貝類世界に対する熱い想いがじんじんとこちらにも伝わってきて、 [続きを読む]
  • チャペック兄弟と子どもの世界
  • すっかりブログに書くのを忘れていましたが、2018年5月27日までです。場所は渋谷の松濤。チャペック兄弟と子どもの世界〜20世紀はじめ、チェコのマルチアーティスト2018年4月7日(土)〜2018年5月27日(日)渋谷区立松濤美術館 個人的には油彩やパステルの絵はあんまり好きではなかったんだけど、なつかしの『長い長いお医者さんの話』の挿画や、こいぬとこねこのイラストなど、インクや鉛筆のドローイングはとてもよい。よくよく見る [続きを読む]
  • レディ・プレイヤー1
  • 『レディ・プレイヤー1(Ready Player One)』監督: スティーヴン・スピルバーグなんでしょう、この80年代をもりもりに盛り込んだ映画。いろいろと懐かしいものがバンバン出てくるので、ヒィィ!となりましたけども、冷静になってみると、著作権交渉ものすごく大変で面倒だっただろうな……(白目)舞台は、2045年の荒廃した世界。人々はつらい現実から逃れて「オアシス」というバーチャル空間に入り浸っていた。そのオアシスでは [続きを読む]
  • アゲハようちえん:越冬組卒園と謎のサナギのゆくえ
  • 気がつけば5月。のんびりしようと思ってたゴールデンウィークも終わりかけていて、ぜんぜんのんびり時間が足りてないんですけど、来週からは心機一転して日々チャキチャキ過ごしたいものです(あくまで希望)。今日は、4月に書くつもりですっかり忘れていたアゲハの記録を残しておきます。毎年の観察によれば、復活祭の前後に羽化するアゲハですが、今年は復活祭:4月1日羽化1号:4月5日でした。越冬蛹は3匹いて、羽化が一 [続きを読む]