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ザ・競馬予想(儲かるかも?) https://blog.goo.ne.jp/goo0348_2007/

主に競馬予想をしています。綿密な予想をしていますのでレース予想において、参考になるとおもいます。

映画が好きな人もよろしくお願いします。

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2007/04/21

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  • 映画 山猫(1963) 貴族社会の没落

    そういえば山猫は眠らないというタイトルの軍事アクション映画があったが、それとはまったく関係ない。今回紹介する映画山猫は19世紀半ばの激動のイタリアのシチリア諸島が舞台。本作を理解する上で少しばかりこの時期のイタリアの状況を説明しておく必要があるだろう。現在は長靴の形をしたイタリア共和国として存在しているが、元々はバラバラの国として存在していた(サルディーニャ王国、パルマ公国、両シチリア王国等)。そんな時にイタリア統一運動に大きな働きをしたのが革命軍を率いたイタリアでは有名すぎるガリバルディ。ガリバルディがシチリア島に攻め込んでくることが本作の発端となる。それとシチリア島の状況も少しばかり説明しておく必要もあるか。本作では主人公であるバート・ランカスターが「シチリアは25世紀に渡って他国に支配されてきた」と...映画山猫(1963)貴族社会の没落

  • 映画 マッチポイント(2005) 人生で一番必要な物とは?

    テニスボールがネット上を行き交い、ネットに引っ掛かり真上に上がる。さて、引っ掛かったテニスボールはどちら側に落ちるのか?そんな冒頭シーンで幕開けするのが今回紹介する映画マッチポイント。ロンドンの景色をふんだんに活かしたウディ・アレン監督による愛欲にまみれたミステリー。優柔不断な男が自業自得で大ピンチを招くのだが、いかにして乗り切るのか?というのがこの映画のテーマ。こういう男を主人公にした映画を観ると、果たして俺だったらどんな行動をするのか?と思いながら観てしまう。俺にはもっと違う方法があるように思えたのだが、しかしながら結果が良い方に転ぶかどうかわからない。運命を知るのはネットに引っ掛かったテニスボールのみ。やっぱり人生で一番必要なのはこれだよね~なんて思わせるストーリーの紹介を。ロンドンにおいて。アイル...映画マッチポイント(2005)人生で一番必要な物とは?

  • 映画 バットマン ビギンズ(2005) 誕生秘話です

    DCコミックが送り出した不滅のヒーローであるバットマン。現在に至るまで多くの俳優がバットマンを演じてきたが、最も格好良いのが本シリーズにおけるクリスチャン・ベールが演じるバットマン。そんなシリーズの第一作目が今回紹介する映画バットマンビギンズ。生身の人間であり金持ちの御曹司であるブルース・ウェインが如何にして戦闘能力を身に付けたのか。そんなバットマン誕生秘話が描かれているのが従来のシリーズとは違うところであり、この辺りは個人的には楽しめると同時に、ヒューマニズム性も感じさせらた。すっかり腐敗してしまった生まれ故郷であるゴッサムシティの街に平和を取り戻すために戦い続ける宿命を背負ったバットマンを描いたストーリーの紹介を。少年時代に目の前で両親を浮浪者チル(リチャード・ブレイク)に殺されたブルース・ウェイン(...映画バットマンビギンズ(2005)誕生秘話です

  • 映画 シンシナティ・キッド(1965) 年季が違うぜ

    ギャンブル映画の中でもポーカーを扱った映画は多くあるが、今回紹介する映画シンシナティ・キッドはその中でも名作の部類に入るだろう。ポーカー(スタッド・ポーカー)での対決シーンも見どころだが、天才が凡人以下に叩きのめされるストーリー展開が良い。ギャンブルを生活の生業にすることの厳しさを本作から教えられる。さて、早速だがストーリーの紹介を。アメリカ南部のニューオリンズにおいて。通称シンシナティ・キッドと呼ばれるエリック(スティーヴ・マックウィーン)は地元では無敵のスタッド・ポーカーの名手。その強さはイカサマをしている疑いをかけられるほどだ。ある日のこと、ポーカーの世界ではザ・マンと呼ばれており30年間に及んでナンバーワンに君臨するランシー(エドワード・G・ロビンソン)がニューオリンズの地に降り立つ。そのことを聞...映画シンシナティ・キッド(1965)年季が違うぜ

  • 映画 バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト(1992) チョ~悪です

    本来ならば正義の味方なのに、なぜか映画の悪役でよく使われるのが刑事。そんな映画史上においてもナンバーワンに値する極悪刑事を描いたのが今回紹介する映画バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト。かなりブ千切れた刑事を本作で観れることができる。ありとあらゆる違法行為やモラルに反することに手を染めてしまうように刑事失格どころか、人間として失格。超ダメダメの刑事に対して訪れる運命は如何なるものか?早速だが悪の限りを尽くす刑事がやらかしてしまうストーリーの紹介を。ニューヨーク、ブロンクスにおいて。息子2人を車に乗せて学校へ送り届けるような良きパパに見える警部補(ハーヴェイ・カイテル)。車から息子を下した後に、コカインで一発決めた後に殺人現場へ向かう。現場のことよりも自ら手をだした野球賭博の結果が気になり、しかも...映画バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト(1992)チョ~悪です

  • 映画 ハムレット(1947) モノクロ映像の素晴らしさに感服

    誰もが知っている超有名人のイギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピア。多くの傑作戯曲を遺しているが、現在においても世界の何処かで上演されているだろう。その中でもシェイクスピアの四大悲劇の一つとされ、彼の最も有名な作品はハムレット。今回紹介する映画がそれを原作とする同名タイトル作品。名優ローレンス・オリヴィエが監督、主演を務め、彼はシェイクピア俳優として有名なだけに渾身の作品となっている。ちなみに本作はモノクロ映像であり、それを活かした重厚なセットかつ緻密なカメラワークが素晴らしい。またタイトル名は知っているが、内容は全く知らない人も居る思うが、そんな人でも現在においても通じるテーマが本作では描かれているし、比較的登場人物も少ないのでわかり易い。それでは全体的に憂いをおびた主人公が印象的なストーリーの紹介を...映画ハムレット(1947)モノクロ映像の素晴らしさに感服

  • 映画 アメリカン・ハッスル(2013) 実在の事件が基ネタ

    現在の日本の政治は裏金、キックバック、政治資金記載漏れなどの言葉が連日賑わしており、史上空前の政治スキャンダルの嵐が吹いている。会計責任者に不手際の責任をなすりつける等、何とも醜いことになっている。そして今回紹介する映画が1970年代にアメリカで実際に起こった政治スキャンダルであるアブスキャム事件にヒントを得たアメリカン・ハッスル。強烈な個性を持った登場人物達がドタバタを繰り広げながら笑わせてくれる。一瞬タイトル名だけを見ると「アメリカよ、もうこれ以上ハッスルするな!」なんて思った人も居たかもしれないが、実はこのハッスルには『詐欺』の意味が込められている。そう言えば俺の周りにもハッスルし過ぎて空回り、そして詐欺師みたいな奴が居ることを思い出してしまった。早速だが、こんな事件が本当にあったのか⁈なんて思える...映画アメリカン・ハッスル(2013)実在の事件が基ネタ

  • 映画 ザ・タウン(2010) 強盗稼業です

    最近は二刀流という言葉がよく躍っているが、監督と俳優(主演)の両方をこなしてしまうベン・アフレックも二刀流と言えるだろう。しかしながら最近は監督業も不振だったり、今さらバットマンを演じたりで迷走している感じもあるが、再び監督業に気合いを入れて専念して欲しいと個人的には思う。そんな彼の監督・主演をこなした最高傑作となると今回紹介するクライムサスペンスの傑作ザ・タウンを挙げたい。今ではあんまり有名でもない気がするが個人的には何時までも語り継ぎたい映画であり、ザ・ヒートを思い出させる銃撃戦はテンションがアゲアゲだ。この映画がユニークなのはアメリカ、ボストンのチャールズタウンが舞台であること。ボストンと言えばメジャーリーグに少しでも興味がある人ならば、現在は吉田正尚、かつては松阪大輔、上原浩司といった日本人選手も...映画ザ・タウン(2010)強盗稼業です

  • 映画 レイジング・ブル(1980) デ・ニーロ・アプローチを見ろ!

    先日シルベスター・スタローンとロバート・デ・ニーロのW主演によるボクシング映画のリベンジ・マッチをアップしたのだが、なぜかロバート・デ・ニーロ主演の映画レイジング・ブルを観たくなった。スタローン主演のロッキーシリーズがどん底から立ち上がるような、非常に心地良くなるようなサクセスストーリーを描いていて多くのファンもいる。一方、今回紹介するレイジング・ブルの方だが、同じボクシング映画でもロッキーシリーズとは真逆のような展開。しかし、数多くあるボクシング映画の中でも傑作との評判の名作だ。本作の見所として、ボクシング映画ならではのファイトシーンも見応え充分だが、ロバート・デ・ニーロの代名詞とも言われる究極の役作りにこだわったデ・ニーロ・アプローチ。ボクサー時代の研ぎ澄まされた肉体改造だけでなく、引退してからのブヨ...映画レイジング・ブル(1980)デ・ニーロ・アプローチを見ろ!

  • 映画 リベンジ・マッチ(2013) 遺恨マッチです

    すっかりガス欠を起こしてしまい久しぶりの投稿。これからはもう少し頻度を上げて投稿しようと思うので今年もよろしくお願いします。さて、今回紹介する映画はボクシング映画の金字塔ロッキーシリーズで一躍大スターに登りつめたシルベスター・スタローン。そして、こちらもボクシング映画の名作として誉れ高いレイジング・ブルで大幅に体重を増加させた役作りで名を馳せたロバート・デ・ニーロ。まさかの2人のW主演によるボクシング映画が今回紹介するリベンジ・マッチ。本作の公開時にシルベスター・スタローンは67歳。ロバート・デ・ニーロにいたっては70歳。老優の2人が裸をさらしてボクシング対決をする。この2人のボクシング対決と聞いて、なせか俺はエイリアンVSプレデターを思い出してしまった。嫌な予感しかしないようなボクシング映画を見せられる...映画リベンジ・マッチ(2013)遺恨マッチです

  • 映画 リンカーン(2012) 偉大なるアメリカ大統領!?

    今でも最も人気のあるアメリカ大統領が第16代大統領エイブラハム・リンカーン。「人民の人民による人民のための政治」で有名な演説、黒人奴隷解放、南北戦争と言ったところで、我々日本人にとっても最も有名なアメリカ大統領の1人である。そんな彼が56歳で凶弾に倒れるまでの数々の立派な業績をまくし立てるのではなく、56年間の人生の内、たった4週間分を殆どの時間を割いて描いたのが今回紹介する映画リンカーン。恐らく本作を観たからと言って、リンカーンは偉いとは多くの人は思えないだろう。大統領として、夫として、父親としてひたすら苦悩する主人公を描いたストーリーの紹介を。1865年の1月。リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)が大統領に再選してから2カ月、4年目に突入した南北戦争は未だに続いており、日々犠牲者が出ることに彼は心を痛...映画リンカーン(2012)偉大なるアメリカ大統領!?

  • 映画 アマデウス(1984) 天才と凡人

    クラシック音楽にたいして興味が無い人でもモーツァルトの名前ぐらいは聞いたことがある人が殆どだろう。音楽もパッと思い出せなくても、聴けば、「あ~、あの曲はモーツァルトだったんだ」とわかる曲を多く遺している。そんな彼の本名はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。この名前のミドルネームに当たる部分をタイトル化した映画が今回紹介するアマデウス。幼少の頃から既にピアノを弾き、6歳で既に作曲を始める等、神童の名を欲しいままにし、そして35歳で夭折するまで現代においてもクラシック愛好家から評価の高い曲を作り続けたモーツァルト。そんな彼の非常に興味深い伝記映画ではなく、ブロードウェイの舞台を映画化した作品。本作の面白いところは数多く流れてくる美しいモーツァルトの曲の数々だけではなく、人間として欠陥だらけに描いていると...映画アマデウス(1984)天才と凡人

  • 映画 ギャング・オブ・ニューヨーク(2002) ニューヨークに対する熱い気持ちが伝わる?

    各ヨーロッパの国々でロクな目に遭なわかった人々が、心機一転と夢を膨らませて、船に乗ってやって来たのがアメリカであり、だからあの国は移民国家と呼ばれる。今はメキシコ経由でラテンアメリカ系の不法移民が多く、合衆国政府もその対策に頭を悩ませているのはご存知の通り。ちなみに今回紹介する映画ギャング・オブ・ニューヨークは19世紀の半ばのニューヨークを舞台にしており、南北戦争、ジャガイモ飢饉によるアイルランド人移民といった歴史的背景をモチーフにギャングの抗争、そして復讐劇が描かれている。最初にイギリスから海を渡ってきたWASP(ホワイト・アングロ・サクソン・プロテスタント)と、彼らにとっては後からやってきて何かと鬱陶しいアイルランド系移民の縄張り争いが、冒頭から血みどろのエンジン全開で描かれている。ド派手なシーンを描...映画ギャング・オブ・ニューヨーク(2002)ニューヨークに対する熱い気持ちが伝わる?

  • 映画 クイルズ(2000) 言論の自由について考えさせられる?

    あの人はドSだ、なんて言ったり言われたりする人が居るが、Sの意味は『サディスト』のこと。実はその語源は実在の人物であるマルキ・ド・サド(サド侯爵)からきている。今回紹介する映画クイルズは、そんな彼の晩年を描いた作品だ。一体、マルキ・ド・サドって何者?と思われる人が居ると思うがナポレオンが活躍していた時代の小説家。そして、その作品の殆どを獄中&精神病院で執筆したという個性的な男だ。そもそも何でそんな場所で彼は執筆しなければならなかったのか?それではストーリーの紹介を。猥褻な文書を発表したことにより、皇帝ナポレオンの指令によって精神病院に入院させられたサド侯爵(ジェフリー・ラッシュ)。彼の書物は全て発禁処分を受けていた。しかしながら、彼はカネの力と機転の良さで理事長であるクルミエ神父(ホアキン・フェニックス)...映画クイルズ(2000)言論の自由について考えさせられる?

  • 映画 スポットライト 世紀のスクープ(2015) 性的虐待事件を追う

    日本で多くの男性アイドルグループを輩出してきたジャニーズ。しかし、今や故人になった前社長ジャーニー喜多川による所属タレントやデビュー前のジャニーズJr.に対する性的虐待が明るみになった数々の事件においてジャニーズは大揺れどころか存亡の危機に瀕して消滅してしまいそうだ。次々と明るみになるジャニーズ事務所の杜撰な会社経営は、芸能界だけでなく日本社会全体を揺るがしている。さて、このような未少年に対する性的虐待事件があまりにも大きく報道されているが、特に日本だけの問題ではない。実は世界中で昔から存在し、特に世界中のカトリック教会で神父が未成年者を性的虐待する事件が頻発していたのだが、そのことを暴き出す切っ掛けになった記者たちの苦闘を描いた映画が今回紹介するスポットライト世紀のスクープ。本作を見るとジャニー喜多川に...映画スポットライト世紀のスクープ(2015)性的虐待事件を追う

  • 映画 摩天楼(1949) アメリカらしさ満載

    この世の中、伝統という言葉に縛られ過ぎてなかなか新しいアイデアが出てこないといった創造力の欠如に陥ってしまっている。特に我が国、ニッポンは旧態依然とした体制がスポーツ、政治、企業に蔓延っており、創造力の無さが嘆かわしいばかりか腐敗まで呼び込んでしまっている始末。新しいアイデアが出てきても、それを恐れる利権にまみれた権力者が圧力を掛かてくるのですぐに潰されてしまう。そんな頑固、利権、権力という壁によって圧し潰されそうになりながらも、自らの信念を一切曲げない建築設計士を描いた映画が今回紹介する摩天楼。古い様式で同じような建物ばかりが並び、それが好まれる時代において、斬新なデザインでアイデアを持つ新進気鋭の設計士の苦闘が描かれている。立身出世のためにすぐに権力に擦り寄る愚か者とは真逆の俺と同じようなタイプの主人...映画摩天楼(1949)アメリカらしさ満載

  • 映画 マッチスティック・メン(2003) これぞ娯楽映画です

    説教っぽい映画が好きな人もいると思うが、多くの人が映画に求めるのは娯楽。個人的に観終わった後に悩まされる映画も好きだが、なんだかんだ言っても痛快な気分にさせられる映画を観た後は得した気分になる。誰もが楽しめる映画として今回紹介するのがマッチスティック・メン。最近は首を捻りたくなるような作品も撮ってしまうが、リドリー・スコット監督が傑作を連発していた時期と重なるので本作が面白くないはずがない。そうは言っても彼らしい重厚な作品を想像すると的を外してしまう可能性はあるが、少しばかり肩の力を抜いたかのようなライトな作品に仕上がっている。主役を演じるニコラス・ケイジのキャラクター設定が面白い。チック症で何かと瞬きを繰り返し、かなり重度な神経症を患っておりパニック障害をしょっちゅう引き起こしている。それゆえか度を過ぎ...映画マッチスティック・メン(2003)これぞ娯楽映画です

  • 映画 カッコーの巣の上で(1975) 人間の尊厳と自由を描く

    日本人の中にはこの世の中は、何て不自由なんだと嘆いている人も居るかもしれない。しかし、他国には未だに生活を見張られている管理社会の国がある。そんなことを思うと日本人に生まれてラッキーだと思う今日この頃である。さて、徹底的に管理された社会において尊厳と自由を求めて戦いを挑む男を名優ジャック・ニコルソンが演じる映画が今回紹介するカッコーの巣の上で。権力を利用して、人間を抑えつける管理社会の酷さを本作から感じることができる。精神病棟内を舞台にしながらも、人間の尊厳と自由を謳い上げるストーリーの紹介を。刑務所での重労働が嫌でメンタルが壊れたふりをして、精神病棟に入院することになったマクマーフィー(ジャック・ニコルソン)。しかし、そこで見たのは婦長であるラチェッド(ルイーズ・フレッチャー)が自らの定めたルールで患者...映画カッコーの巣の上で(1975)人間の尊厳と自由を描く

  • 映画 シェイプ・オブ・ウォーター(2017) 大人向けのファンタジー映画の傑作

    少し前までマイノリティー(少数派)という言葉が社会に躍った。かつてはマイノリティに属する人間(例えばゲイ、黒人、障害者等)は大多数を占めるマジョリティー(多数派)から差別や偏見に晒されてきた。しかし、最近はマイノリティーに属する人でもようやくだが、社会的地位を築いてきたように最近は少しずつだが感じることがある。そんなマイノリティーに対する優しさを感じさせる映画が今回紹介するシェイプ・オブ・ウォーター。本作では人間と半魚人のあり得ない組み合わせの恋愛模様が見れるが、これが結構な感動もの。どうしてディズニーなどに観られるファンタジーがずっと人気があるのか少しばかりわかった気分になった。大人向けのダークファンタジーのストーリーを簡単に紹介を。米ソ冷戦下において。アメリカの機密機関で清掃員として働く女性イライザ(...映画シェイプ・オブ・ウォーター(2017)大人向けのファンタジー映画の傑作

  • 映画 冒険者たち(1967) ロマンが溢れるも・・・

    男2人と女1人が友情及び三角関係に結ばれつつ一攫千金とその夢の果てを描いたのが今回紹介する映画冒険者たち。タイトル名から謎解きをしながら、宝物を探しに出かけるトレジャーハンターのスリルに満ちたアドベンチャー映画を想像すると大間違い。むしろ全編に渡って男同士の友情が描かれている。その中に割って入るようにカワイ子ちゃんが入ってくるが、お互いにその女性に気がいきながらも男の友情は壊れそうで壊れない。なんせ夢はでかいことで共通する2人だが、生き方が不器用なところまで共通しているので、尚更2人の男の友情は熱い。そんな2人、いやカワイ子ちゃんも入れての3人の宝物探し、そして悲劇を味わうことによって三角関係が美しい物に昇華される・・・。それでは大人達のロマンを感じさせるストーリーの紹介を。画期的な車のエンジン開発に挑ん...映画冒険者たち(1967)ロマンが溢れるも・・・

  • 映画 小間使の日記(1964) 上流階級を皮肉る

    かつてのヨーロッパでは貴族社会が存在していた名残りか、映画でも召使いが雇われているシーンを多く見かける。今では余程の金持ちでも、召使いさんを雇うような余裕なんかない。そもそもそのような映画を見ていると、そんな事ぐらい召使いにやらせないで自分でやれ、とついついツッコミを入れたくなってしまう。さて召使いを雇っている上流階級に対して皮肉的な映画を多く撮っているのがルイス・ブニュエル監督。本作でも上流階級に属すると思われる一家の者を変人扱いしているのが笑える。そんな社会でこき使われる召使いの女主人公であるジャンヌ・モローが何かと理不尽な要求や嫌がらせを受けるのだが、なかなかこの主人公が一筋縄ではいかないメンタルを持ち合わせている。上流社会一家のアホさに最初の方はコメディかと思ってたら、途中からはミステリーに変わる...映画小間使の日記(1964)上流階級を皮肉る

  • 映画 戦火のかなた(1946) 戦争の悲惨さがわかります

    第二次世界大戦の末期において、アメリカを中心とする連合軍は1943年7月10日にシチリア島に上陸してから1945年4月にイタリア全土をナチスドイツから解放する。連合軍はイタリアのバルチザンと協力してナチスドイツと戦ったのだが、これが2年近くも掛かっているのだから、相当激しい戦闘が繰り広げられていたに違いない。この時の状況をアメリカ軍、バルチザンからの目線で描いた映画が今回紹介する戦火のかなた。ちなみに本作は1946年に公開だからイタリアが解放されてから公開までに1年ぐらいしか経っていないことになる。確かに映像は瓦礫の山のシーンもあったりで戦争の生生しい雰囲気が出ている。この戦後の映像の機材を持ち出して素人の俳優を使ってロケ撮影を敢行しているところは、まさにネオリアリズモの作風を感じさせる。ちなみに本作は6...映画戦火のかなた(1946)戦争の悲惨さがわかります

  • 映画 赤ひげ(1965) お医者さんになる人は必見

    山本周五郎原作の小説赤ひげ診療譚を原作とする映画化作品が今回紹介する赤ひげ。多くの名作を生みだしてきた黒澤明監督の作品の中でも人気が高い映画だ。小石川養成所が舞台になっているのだが、この場所について少しばかり説明しておこう。江戸時代は八代将軍徳川吉宗の時に江戸に設置された無料の医療施設。当時の江戸は人口増加が著しく、その中には貧困に陥ってしまう人もいた。そんな人でも必要な医療処置を受診できるために設置されたのだ。そこでの老医師と青年医師の師弟関係、そして彼らとそこに集まる貧しき病人達との交流が描かれている。まったく病を治せないような医者のことをやぶ医者と呼ぶが、だったら逆に名医と呼ばれる医者とはどのようなものか。末期症状の人でも治せてしまう医者のことか、重い症状に罹っている病人を即効で元気にさせてしまう医...映画赤ひげ(1965)お医者さんになる人は必見

  • 映画 ダークナイト(2008) ジレンマに悩みまくる主人公

    バットマンシリーズの第2章の2作目。前作のバットマンビギンズでは、どんなことがあっても人殺しをしてはいけないという当たり前のことを教えられ、どんな凶悪な人間に対しても鉄拳制裁はするが、けっして自らの手で殺すことはしなかった。それはバットマン自身のルールであり、正義のあり方でもあった。それは彼の崇高な精神だと言えるのだが、逆に弱点にもなりえる。その弱点を執拗に突いてくる凶悪な敵であるジョーカーとの死闘を描いたのが今回紹介する映画ダークナイト。ゴッサムシティを犯罪から守るためにコウモリのコスプレをしながら犯罪者を叩きのめすが、そのことによって犯罪者は増えるばかりか、偽バットマンまで登場させてしまう始末。そもそもバットマンはゴッサムシティの市民を守るために行っているのだが、その行いは法の範疇を超えていて、バット...映画ダークナイト(2008)ジレンマに悩みまくる主人公

  • 映画 約束の土地(1975) 3人の若者達の野望を描く

    19世紀のポーランドの工業都市ウッツを舞台にした映画が今回紹介する約束の土地。しかしながら、多くの日本人にはあまりにも馴染みの少ない地方だろう。よって、少しばかりこの当時の時代背景及び舞台設定を説明しておこう。ポーランドという国は歴史上において何回も消滅しては復活している国家。ちなみに当時はソ連、プロイセン(今のドイツ)、オーストリアによる分割統治されていた頃。本作においてもルーブルやマルクといったロシアやドイツの通貨が流通している。そして当時のウッツだが繊維工業が盛んで、多くの工場が立ち並んでいた。ちなみに本作でも工場が立ち並んでいる景観は当時の様子を感じれるし、工場での作業もド迫力の映像を見せる。物語は旧態依然としたウッツがこのまま続けば未来はないだろうと、資本家達に反乱する若者達の姿が描かれる。さて...映画約束の土地(1975)3人の若者達の野望を描く

  • 映画 バットマン ビギンズ(2005) アメコミの人気者

    日本のアニメは世界レベルと言われるが、ことアニメの映画化となるとハリウッドのアメコミに比べてビジュアル、内容においてはレベルは落ちてしまう。そりゃ~、ハリウッドはカネがあるから負けるに決まっているだろう、なんて意見も聞こえてきそうだが、なんてったって内容の深みが違う。さて、アメコミで最も映画化されてきたヒーローと言えばコウモリの格好をした主人公のバットマンだろう。特にタイトル名が表すようにバットマンの誕生秘話を描いたのが今回紹介するバットマンビギンズ。そんな誕生秘話なんてティム・バートン監督版のバットマンで知ってるよ、なんて言う人も居るだろうと思うが、そんな人でも本作を観れば、そうなの~?の連続。なぜ主人公の青年はバットマンになろうとしたのかが、かなりじっくりと描かれる。それは普通の青年が両親を殺されたこ...映画バットマンビギンズ(2005)アメコミの人気者

  • 映画 インターステラー(2014) 壮大なSF映画

    いつもその抜群のアイデアで楽しませてくれるクリストファーノーラン監督が、宇宙を舞台に壮大な人間ドラマを描いたのが今回紹介する映画インターステラー。CGを使わずにビルをぶっ壊すのが好きな監督なだけに、SF映画ではあるがどこか懐かしいローテクな作風を感じさせる。特にお喋りなだけでなく冗談好きの長方形のロボットが使い勝手が悪そうに見えるのに大活躍するのが個人的にはツボだった。まあ宇宙を舞台にした映画なんか殆どが嘘くさいものばかりだが、本作はアメリカの理論物理学者のキップ・ソーンをスタッフに迎えたガチな宇宙観が展開される。そして宇宙に関連する専門用語がけっこうな割合で飛び交う。例えばブラックホール、相対性理論、ワームホール、特異点、ガルガンチュア、重力・・・等など。専門用語やそれらの関連性の説明されるが、これがな...映画インターステラー(2014)壮大なSF映画

  • 映画 邪魔者は殺せ(1947) 瀕死になりながらの逃亡

    タイトルから想像すると、酷い内容の映画を想像してしまう。ちなみにタイトルの原題はOddManOut。意味は「残りもの、余りもの」「仲間はずれ」といったところ。個人的には原題の方もおかしいと思うのだが、もっとおかしいのが邦題の付け方。この映画のどこに邪魔者が居たのか?そして、殺せなんて命令している奴も出てこない。確かに主人公のバックボーンは決して褒められないが、なかなか最後は感動できるストーリーだし、人殺しをしているシーンはあるが、観ている間は主人公がそこまで悪い奴に見えない。むしろ、自分も怪我を負ってフラフラになりながら逃亡している姿に悲しみすら感じさせるストーリーが今回紹介する映画邪魔者は殺せ。そして本作が面白いのが単なる逃亡記録のような構成になっているのではなく、主人公が逃亡中に出会う最中に偶然にも居...映画邪魔者は殺せ(1947)瀕死になりながらの逃亡

  • 映画 モンパルナスの灯(1958) 悲劇の天才画家モディリアーニ

    35歳の若さで夭折した悲劇の天才画家であるアメディオ・モディリアーニ。今では彼の名前は有名だし、作品は日本でも観れるが、生前はまるで売れなくて著しく評価が低かった。さて、西洋絵画が好きな俺の彼の作品のイメージだが、その多くは女性をモデルにしており、現実離れした細長い面持ちで、目の描き方がまるでアーモンドみたいで個性的。誰の絵画の作品か知らされてなくても、これはモディリアーニの作品だと見た瞬間にわかる。正直なところ俺から見ればデッサン力があるとは思えず、大してデッサン力がない画家達が取り上げられる印象派と呼ばれる連中よりも劣るような気がする。しかし、絵の評価なんていうのは上手い下手で決まるわけではない。時々絵画展を観に行くことがある俺だが、実際に絵画を観ると絵画集のような本で観るのと大違い。生で観るとやはり...映画モンパルナスの灯(1958)悲劇の天才画家モディリアーニ

  • 映画 マネー・ショート 華麗なる大逆転(2015) 経済に詳しい人なら・・・

    世の中には凄い人が居るというのを改めて感じさせてくれるのが今回紹介する映画マネー・ショート華麗なる大逆転。世界中を大不況に陥らさせたリーマン・ショックによって、多くの人が貧困に叩き落とされた。アメリカの金融システムだけに止まらず、グローバリズム経済の欠点をモロに痛感したのはアメリカ人だけでなく、世界中の人が痛感した。しかし、そんな金融システムを逆手にとって大儲けをした人間が居る。彼らは多くの人がどん底に陥ってしまった中で、どのような手段を使ったのか。ちなみに本作は経済をテーマにした映画だから、経済用語がこれでもかと容赦なく出てくる。所々で重要な経済用語についての説明はセレブな登場人物達が分かり易く説明してくれるのだが、経済に詳しくない人は1回説明されただけでは理解できない。よって、本作を観る前にリーマンシ...映画マネー・ショート華麗なる大逆転(2015)経済に詳しい人なら・・・

  • 映画 アメリカン・ドリーマー 理想の代償(2014) 石油業界の闇

    本作は夢が溢れるようなタイトルが付けられているが、原題はAMostViolentYear。直訳すれば『最も暴力的な年』といったところ。さて今回紹介するアメリカン・ドリーマー理想の代償だが、1981年のニューヨークが舞台。この当時はまだ俺は愛くるしい小学生だったのだが、すでにこの頃からニューヨークは治安が悪いと聞かされていた。本作を観ていてもニュースが流れるシーンが非常に多いのだが、その中で聞かれるのが多くの発砲事件。それも日常茶飯事的に発生していたことを映画はリアルに伝えてくれる。まあ、暴力が日常茶飯事的に行われ、目にしたり、被害に遭ったりするような世界において、まずは自分の身を守るために銃の一丁ぐらいは持っておこうか、なんて思ったりするのが普通のような気がするが、本作の石油会社を経営する主人公は銃を持つ...映画アメリカン・ドリーマー理想の代償(2014)石油業界の闇

  • 映画 若草の萌えるころ(1968) 青春映画ですが・・・

    原題をいじくって、ロクでもない邦題で公開される外国映画があるが、今回紹介する映画若草の萌えるころがまさにそれ。この邦題のおかげで本作の魅力まで損なわれてしまった。ちなみに原題はTanteZita。意味はフランス語で『ジタ叔母さん』。確かにこの原題を知ると、このまま邦題として使う気など起こらないのもわかる。まあ、俺だったら『優しかった叔母さん』なんて邦題を付けたかな。本作は邦題のタイトル名からして青春映画のように思う人が多いだろう。確かにそのような側面はある。しかしながら青春映画だけで片づけてしまうと、観終わった後に全く感動が無い映画。むしろ原題が『ジタ叔母さん』だということを知ってから観ると、少しばかり感動を得られる。早速だが、ストーリーの紹介を。少女にピアノを教えていたオバサンが、レッスンを終えて少女が...映画若草の萌えるころ(1968)青春映画ですが・・・

  • 映画 黄金の腕(1955) 麻薬がテーマですが・・・

    1960年代までのアメリカ映画においてヘイズ・コードと呼ばれる色々と規制される項目があった。例えば、裸、ベッドシーン等等。その中には麻薬をテーマにした作品もヘイズ・コードに引っ掛かるが、そんなタブーをぶち破って制作された映画が今回紹介する黄金の腕。本当に世の中には悪い奴がたくさん居るが、本作も薬漬けから抜け出して人生を一からやり直そうとするフランク・シナトラ演じる主人公の脚を引っ張る奴が登場する。とことん弱みに付け込んで利益を貪ろうとする悪党は何時の世にも居るのが本作を観ればわかる。さて、麻薬を断ち切れない意志の弱い男だけでなく、他にも弱い人間が登場するストーリーの紹介を。六カ月の療養生活を終えて故郷に戻ってきたフランキー(フランク・シナトラ)。彼は『黄金の腕』と異名を付けられるほどの凄腕ディーラー(トラ...映画黄金の腕(1955)麻薬がテーマですが・・・

  • 映画 ザ・ギフト(2015) 贈り物攻撃です

    7月7日は七夕の日、ではあるが他にギフトの日としても制定されている。俺は七夕の日は短冊に願い事を書くのに必死でプレゼントを贈ることなど全く頭に無かった。しかし、ギフトの日だったと聞いて俺の頭に浮かんできたのが、タイトル名通りズバリである、今回紹介する映画ザ・ギフト。正直なところ肝心の7月7日からだいぶ日が経ってしまったの感は否めないが。俺は面倒臭がりの人間だから、贈り物を考える時間が苦痛なのだが、貰う方なら何でもオッケー。それでも時々だが、まるで空気が読めていないような、ありがた迷惑な贈り物を貰う時もあったりした。さて、本作のストーリーがまさにそれ。最初は俺も貰って嬉しい白ワインだったのが、次第にエスカレートしていき最後にもらうプレゼントは・・・何だか嬉しくなるようなタイトル名だが、観終わった後にショック...映画ザ・ギフト(2015)贈り物攻撃です

  • 映画 ニュールンベルグ裁判(1961) 戦後ナチスドイツを裁く軍事裁判

    俺なんかは茶番劇だと思っている第二次世界後の敗戦国である日本の当時の指導者達を裁いた東京裁判。あの裁判のおかげで我が国ニッポンは未だに戦後の自虐史観から抜け出せずにいるのが現状。敗戦国は日本だけでなくドイツもまた然り。ドイツにおける第二次世界大戦中において、戦争責任に問われたナチスドイツの指導者を裁く司法裁判の行方を描いた作品が今回紹介する映画ニュールンベルグ裁判。両裁判とも戦勝国側が一方的に敗戦国側を裁くという図式だが、果たしてそのようなことで公平な裁判が本当に行われたのかどうか?現代の我々の多くは、ナチスドイツと聞くだけで悪魔の如く凶悪な集団のように思えてしまったりするし、その様に教えられたし、またそのような本や映画を読まされたし、観てきた。しかし、もう一度自分に問いかける。一体、アドルフ・ヒットラー...映画ニュールンベルグ裁判(1961)戦後ナチスドイツを裁く軍事裁判

  • 映画 質屋(1964) ひたすら空虚な主人公

    今の人々にとってホローコスト(ユダヤ人大虐殺)と言っても、ずい分と昔のような気がするだろう。しかし、本作が公開された1964年と言えば多くのユダヤ人にとってホローコストに対する恐怖を拭いされていない時代。今回紹介する映画質屋はユダヤ人大虐殺をテーマにし、ナチスによるホローコストを生き延びた主人公のお話し。家族や仲間が目の前でナチスに殺され、自らは生き残った罪悪感に苛まされながら質屋を営みながら生活している。しかし、彼はあの日以来すっかり感情を無くしてしまったようで訪れるお客さんに対して常にぶっきら棒で接し、事あるごとに脳裏に家族がナチスに殺されたり、ユダヤ人の強制収容所やそこに運ばれるギュウギュウ詰めの列車や、仲間を見殺しにしてしまった出来事などがフラッシュバックされ、あの時の恐怖が頭から離れないでいる。...映画質屋(1964)ひたすら空虚な主人公

  • 映画 ストーカー(1979) アンドレイ・タルコフスキー監督作品です

    タイトル名から犯罪映画を想像する人が多いと思うが、この映画が公開された当時は今で言うストーカーという言葉の意味では定着されていなかった。ちなみに今回紹介する映画ストーカーはソ連映画であり、アンドレイ・タルコフスキー監督作品。この監督の作品と聞いて心が躍らない人には正直なところお勧めし難いとアドバイスしておこう。彼の映画はよく難解だと言われるが、確かに本作もその部類にはいる。大まかなストーリーは、ある目的地へ3人が突き進む、って話。それだけ聞くとアドベンチャー映画っぽく聞こえて楽しめそうな期待を持たせるかもしれないが、ハッキリ言ってスリル、サスペンスを本作に求めると全くの肩透かしを食らってしまう。妙にテンポはとろいし、グダグダとした会話のシーンが多々あったり、盛り上がるようなシーンも無く、タルコフスキー監督...映画ストーカー(1979)アンドレイ・タルコフスキー監督作品です

  • 映画 過去を逃れて(1947) もの凄い悪女です

    サスペンス映画を盛り上げる要素の一つに悪女の存在が挙げられるだろう。美人な悪女であるほど惚れてしまうのは悲しい男の性なのか。そういう意味では今回紹介する映画過去を逃れてはとんでもなく凄い悪女が登場する。悪女によって男が破滅していくようなサスペンス映画の分類として、よくフィルムノワールという言葉が使われるが、本作はその代表作と言っても良いだろう。フィルムノワール作品には本当にモノクロの画像がよく似合う。白黒の陰影が鬱蒼とした雰囲気を醸し出し、想像力を掻き立て、カラーでは出来ないような演出が観る者を惹きつける。早速だが、決して褒められたものではない自分を愛してくれる女のために、過去と決別しようと対決に飛び込んでいく男の運命を描いたストーリの紹介を。今ではジェフ(ロバート・ミッチャム)は片田舎のガソリンスタンド...映画過去を逃れて(1947)もの凄い悪女です

  • 映画 その男ゾルバ(1964) 楽天的に生きる強さ

    俺みたいな神経が細くて生真面目な人間は何かと損をすることが多くある。俺と同様の人ならば同じような想いを感じている人が多いだろう。特に羨ましく感じるのが、俺と真逆のタイプの人。特に悩みも無さそうで、女性を見かけたら直ぐに声をかけたり、人と関りを持つのに躊躇しなくて、少しばかり図々しいような人。俺なんかは特に人見知りの性格で、人と仲良くなるのに時間が掛かる。さて、そんな真逆のタイプの男を見れる映画が今回紹介する映画その男ゾルバ。堅物の男をアラン・ベイツが演じ、逆に陽気で楽天的な男を名優アンソニー・クインが演じる。本作はそんな2人を通して、文化や風習の違い、生と死、衝突を通して人の生きる意味を考えさせられる作品だ。それでは、自分の性格を変えたいなんて思わせるストーリーの紹介を。亡き父が遺産として残したギリシャの...映画その男ゾルバ(1964)楽天的に生きる強さ

  • 映画 ミュージックボックス(1989) 法廷&ホローコスト

    ハリウッドお得意の法廷映画だが、それにプラスアルファとしてユダヤ人大虐殺をテーマに描いたのが今回紹介する映画ミュージックボックス。戦争犯罪人の汚名を着せられたお父さんの無罪を証明するために、弁護士の娘が無罪を勝ち取るために奮闘するストーリー。本作は更に一歩先に驚きの展開が待っている。娘は弁護士だから被告の無罪を勝ち取ろうと一生懸命に頑張ろうとするのは当たり前のことだ。しかも父親の弁護士になったからには更にその想いは強くなるのは当然のことだろう。しかし、本作では父親の弁護をするからには当然ながら自分の知らなかった父親のことを調べなければならず、しかも調べれば調べるほど、または勝手に父親の真実の姿が浮き彫りになってくる。理想と現実、過去と現在の狭間に悩まされ、そしてナチスが行ったホローコスト(ユダヤ人に対する...映画ミュージックボックス(1989)法廷&ホローコスト

  • 映画 めまい(1958) 途中までホラーかと思いましたが・・・

    最近は年齢のせいなのか立ち上がる時に、よくクラっとしてしまう。ア~めまいがすると思っていたのだが、どうやら立ち眩みと間違っていたらしい。さて、俺とは違ってめまいがして悩んでいる人は多いだろうな~と思わさせられた映画が今回紹介する映画めまい。本作の主人公の設定が高所恐怖症で、高い所から下を見てしまうと、眩暈(めまい)をおこしてしまう元刑事。本作の面白いところとして眩暈の表現の仕方が挙げられるだろう。冒頭のタイトルバックの眩暈を感じさせる描写が、実験的でいきなり惹きつけられる。他にも眩暈の表現方法が面白くて、この表現方法が後の映画にも多く使われているように後世に大きな影響を与えていることが本作を観ればよくわかる。さて、めまいというタイトルがあまりにもシンプル過ぎるが、ヒッチコック監督作品の中でも非常に実験精神...映画めまい(1958)途中までホラーかと思いましたが・・・

  • 映画 ライトスタッフ(1983) 正しき資質とは?

    そういえば最近投稿した超音ジェット機だが、あの映画は、まだ超えられないでいた音速の壁であるマッハ1の速度に到達しようとする航空関係の人々の人間模様を描いたストーリー。そんな作品をみて俺の頭の中にパッと閃いたのが今回紹介する映画ライトスタッフだ。人類史上において、初めてマッハ1の音速の壁をぶち破った飛行士はチャック・イェガーだと言われている(1947年のこと)。その後も次々とマッハ1超えの記録を目指し続けた彼の生き様。そんな彼と対比するように宇宙飛行士の7人が国家プロジェクトマーキュリー計画に携わる様子を描いているのが本作だ。ちなみにライトスタッフ(rightstuff)とは『正しき資質』のこと。本作の場合はパイロット達における正しき資質とは何なのか?を観ている者に問いかける。それでは飛行士たちの勇気、プラ...映画ライトスタッフ(1983)正しき資質とは?

  • 映画 丘(1965) 強烈な軍隊批判です

    タイトル名が何とも味気ないが、てっきり俺は恋人同士が丘に登って、星空を観ながら愛を交わすストーリーが内容だと思っていた。ところがそんな想いとは全く違い、女性なんか殆ど出てこないし、舞台は北アフリカの陸軍刑務所内。そこで囚人達に行われる曹長や幹部のしごき、暴力が胸糞悪くなるぐらい描かれているのが今回紹介する映画丘。初代ジェームズ・ボンドとして007シリーズをドル箱映画にした立役者ショーン・コネリーの主演作品だ。最近はパワハラ、モラハラといったものが非常に厳しい世の中になってきた。それは良い風潮のはずなのだが、昔は当たり前にあった体罰に関しては、本人にそのような意識が無いからなのか痛ましい事件を毎日のように見る始末。特に、か弱き者に対しての度の過ぎた体罰が目立ちすぎる。さて、タイトル名の丘とは、果たして本作で...映画丘(1965)強烈な軍隊批判です

  • 映画 マダムと泥棒(1955) 笑えるクライムサスペンス

    ハリウッド映画の泥棒映画を観ていると、驚くほどチームワークが悪かったり、なんでそいつを仲間に加えたんだ?なんて不思議に感じると同時に笑えたりすることもあったりする。そんな泥棒映画において、とにかく笑えるのが今回紹介する映画マダムと泥棒。古い映画ではあるが、本作はコーエン兄弟監督によってレディ・キラーズという邦題でリメイクされるほどの名作だ。本作が面白いのは、どう考えても犯罪計画が適当過ぎたり、映画史上において最悪のチームワークが見れたり等が挙げられるがそれ以上に犯罪集団とは真逆のタイプである『とにかく人が良過ぎて、お節介過ぎるおばあさん』の存在。この非常に場当たり的な登場人物の設定のおかげで愉快な犯罪映画を観ることができる。サスペンス感はユル~い気もするが、とにかく登場人物達が揃いも揃って大ボケをかまして...映画マダムと泥棒(1955)笑えるクライムサスペンス

  • 映画 地獄に堕ちた勇者ども(1969) 骨肉の争いが凄すぎ

    今に始まったことではないが、なかなか人の顔と名前が覚えられない。最近の映画ならば登場人物が多くても知っている人が殆どから、ある程度は大丈夫。しかし、俺が生まれる以前の映画で登場人物が多くなると、いくら俺が生まれる以前の当時は大スターだったと言われても、現在において知らないと、これは観ていて辛いものがある。そんな訳で今回紹介する映画地獄に堕ちた勇者どもだが、最初から気合を入れまくって観ないと、前半でストーリーから脱落してしまって何のこっちゃわからん、なんてなりかねない映画。最初の方で富豪一家がテーブルに座っているシーンがあるが、その時までにここに座っている登場人物の顔、名前、人間関係を徹底的に頭に入れておくつもりで観た方が良いだろう。しかしながら幸いなことにストーリーは至ってシンプル。第二次世界大戦前のドイ...映画地獄に堕ちた勇者ども(1969)骨肉の争いが凄すぎ

  • 映画 超音ジェット機(1952) 飛行機の進歩を学べる?

    産業革命により鉄道や蒸気船といった発達を起こし、交通の利便性に大きな変化を授けた。そんな産業革命の発祥の地であるイギリスで飛行機の進歩を描いた作品が今回紹介する超音ジェット機。ちなみに原題はTheSoundBarrier。直訳すれば『音速の壁』。時々、センスの欠片もない下手な邦題を目にすることがあるが、この邦題はなかなかイケてる。さて、『音速の壁』とは何ぞや?。本作の公開された年は1952年だが、それまで多くのパイロットや開発者達が早く飛行機を飛ばそうと躍起になっていた。しかし、どうしてもある音速を誰も超えることができないでいた。その限界値が『音速の壁』であり、その音速の壁によって多くのパイロットは犠牲になり、飛行機も無残な姿になっていた。その限界値がマッハ1。航空会社やパイロットがマッハ1へ到達しようと...映画超音ジェット機(1952)飛行機の進歩を学べる?

  • 映画 戦艦ポチョムキン(1925) 映画史において革命的な作品です

    1925年のソ連時代の映画、ということで相当古いし、もちろんモノクロ、サイレント。本作のハイライトシーンの舞台となるオデッサの階段だが、現在におけるウクライナに位置し、このシーンのおかげで戦艦ポチョムキンの名は永遠に語り継がれ、映画史上に燦燦と輝く名作となった。今回俺自身がやっと観ることが出来たのだが、流石の俺もモノクロ、サイレント、そしてソ連映画となると本当に見応えがあるのか不安だったのが、今に至るまでズルズルと観るのを引き延ばしてきた原因の一つ。恐らく多くの人も俺と同じ想いを持っている人も多いはずだが・・・早速だが、実際に起きた戦艦ポチョムキンの反乱を基にしたストーリーの紹介を。戦艦ポチョムキンが航海している最中の出来事。日頃の上官の仕打ちに水兵達は不平不満を募らせていたのだが、ある事を切っ掛けに水兵...映画戦艦ポチョムキン(1925)映画史において革命的な作品です

  • 映画 サンセット大通り(1950) 映画界の内幕をバラします

    元国会議員で暴露系YouTuberを名乗る〇〇シーが逮捕されたが、今回紹介する映画サンセット大通りは同じ暴露系でも、映画界の内幕を暴き出した映画。最近でもハリウッドの内幕を描いた映画は多いが、本作はその走りであり、それらの映画に大きな影響を与えているのは間違いあるまい。かなり古い映画であり、今では古典的名作として挙げられることのある映画ではあるが、昔のサイレント映画に造詣が深い人にとってはたまらないシーンが連発。なんせ実名はバンバン出てくるし、サイレント映画界時代の大物だったあの俳優、映画監督も本人役で登場する。そういった意味ではサイレント映画にオマージュを捧げているようにも思える映画だ。さて、本作を観る前に知っておきたい事として大まかな映画の時代の流れの説明が少し必要だろう。だいたい1900年頃に映画は...映画サンセット大通り(1950)映画界の内幕をバラします

  • 映画 グッバイ、レーニン!(2002) ベルリンの壁崩壊前後の家族の絆を描く

    かつては米ソ冷戦時代の象徴であったドイツを東西に隔てたベルリンの壁。今ではそんなベルリンの壁は壊され、1990年に東西ドイツは統合。西ドイツは民主主義、東ドイツは社会主義の国家体制も統合されたドイツは新しく民主主義として再出発をしたのは、皆さんご存知の通り。そんな時代背景を通して、元々東ドイツ側だった家族の絆を描いた映画が今回紹介するグッバイ、レーニン!。タイトル名はソビエト連邦の初代指導者であり、社会主義を推し進めたウラジミール・レーニンのことを指す。米ソ冷戦、民主主義VS社会主義なんていうのはベルリンの壁崩壊によって決着がつき、平和への道が開けたと思われていたが、今の混沌とした時代を見ると再び時代はあの時のような時代に戻ってしまったのかと悲しくなったりする。さて、ベルリンの壁崩壊の前後の時代を通して、...映画グッバイ、レーニン!(2002)ベルリンの壁崩壊前後の家族の絆を描く

  • 映画 バラキ(1972) マフィアの実態がわかります

    タイトル名はジョゼフ・ヴァラキという人物名に由来する。ギャングとマフィアを混在している人がいるが、実はその由縁とするところは大きく異なる。ギャングというのも近寄りたくないが、マフィアというのはイタリアのシチリア諸島を起源とする犯罪集団のこと。欧州から多くの人達が新大陸アメリカを目指すが、マフィアも例外ではなく彼らもアメリカへ渡り勢力を広げた。そして彼らがアメリカでやっていることと言えば、人殺しのみならず麻薬、賭博など犯罪に手を染めていた。しかし、なかなか犯罪を取り締まるFBIも警察もマフィアの実態がよくわからない。そんなマフィアの実態を全国放送のテレビで放映された公聴会でバラしたのが、マフィアの構成員の1人であったジョゼフ・ヴァラキ。なかなか内容が内容なだけに映画化となるとマフィアからの報復が怖いので、こ...映画バラキ(1972)マフィアの実態がわかります

  • 競馬 NHKマイルC(2023)

    NHKマイルCの予想俺の本命は前走のアーリントンCで2着に入った8番のセッション。そのレースの勝ち馬の10番のオオバンフルマイの末脚が目立ったが、セッションに乗っていた団野騎手によると、仕掛けが早すぎたとのこと。好位を取れるレースセンス、枠順も良さそう。ここは前走の敗因をジョッキーが活かして勝つと見た。買い目馬連一頭軸流し軸8相手2、3、4、5、6、10、13、15合計(8点×500円)競馬NHKマイルC(2023)

  • 競馬 天皇賞(春)(2023)

    天皇賞(春)の予想所用で予想だけです。今回はジックリと乗ってくれると信じて13番のボルドグフーシュを本命にする。あとは有力馬へ馬連で流す。買い目馬連流し軸13紐1、3、6、7、9、11、12、168点(各500円)競馬天皇賞(春)(2023)

  • 映画 エルマー・ガントリー 魅せられた男(1960) 宗教家の偽善を暴く

    もう最近どころか今年に入ってブログは殆ど放置状態。これからはもう少し更新頻度を上げていきます。さて最近は日本でも政治と宗教の結びつきの問題が取り沙汰されたが、なかなか宗教と人間との関係は難しい。そもそも「私は無宗教です」なんて言う人もいたりするが、世界中の多くの人が宗教にすがりついているのが実際のところ。しかし、悲しいことにこの世の中には、とんでもない悪徳なインチキ宗教家やマインドコントロールされて騙される一般人も多くいる。それにしても、なぜアメリカにおいてキリスト教の人が多いのか?そんな疑問が少し理解できる映画が今回紹介する映画エルマー・ガントリー魅せられた男。そして、更に言えば宗教と人間の関係、宗教とカネ、人間の欲望、神の存在・・・等など宗教について多くのことを学べる有難い映画であり、本作を観れば多く...映画エルマー・ガントリー魅せられた男(1960)宗教家の偽善を暴く

  • 競馬 日経新春杯予想(2023)

    遅ればせながら明けましておめでとうございます。最近は私事ながら心身ともに少しだけ疲弊してしまい久しぶりのブログの更新になりました。とりあえずは競馬の予想は馬連を中心に予想します。しかし、最近は重賞レースも少頭数が多いので、予想をする気が失せていましたが、今年の日経新春杯はとりあえず10頭以下という少頭数は免れることができた。14頭ぐらい出てくれば予想のしがいもある。日経新春杯の予想◎1ヤマニンゼスト△2ヴェルトライゼンデん△3ロバートソンキー△4ハヤヤッコ△9プリマヴィスタ△12プラダリア△14サンレイポケット本命は1番のヤマニンゼスト。このレースは4歳馬が有利と言うのが定説。その中でも出走馬の4歳馬では最先着に来ている1番のヤマニンゼストを本命にする。内枠だが2200Ⅿの距離があれば最後の直線は狙いすま...競馬日経新春杯予想(2023)

  • 競馬 有馬記念の予想(2022)

    最近はカタールW杯のサッカーで忙しくて、すっかりブログの更新もできず。競馬の予想も最近で目立ったところでは香港スプリントCを馬連で万馬券をとったことぐらい。しかし今年は大損だな。有馬記念の予想今年の有馬記念はタイトルホルダーの単騎逃げが濃厚。凱旋門賞での大敗は影響は気になるが、ジャパンCを飛ばしたぐらいだから、休養は充分だろう。今年は展開に恵まれる利が大きい。ここも勝って名馬への道を進むだろう。◎13タイトルホルダー〇5ジェラルディーナ▲9イクイノックス△3ボルドグフーシュ△6ヴェラアジール△10ジャスティンパレス△16ディープボンド×2イズジョーノキセキ×7エフフォーリア〇の5番ジェラルディーナは完全に本格化。一流牡馬をなぎ倒す末脚を発揮できるか、そして中団より前の位置で競馬が出来れば本命を逆転か。▲の...競馬有馬記念の予想(2022)

  • 映画 街の野獣(1950) 最低の主人公ですが・・・

    本作は1992年にロバート・デ・ニーロが主役で『ナイト・アンド・ザ・シティ』でリメイクされているほどの名作。ロバート・デ・ニーロが好きな俺は『ナイト・アンド・ザ・シティ』を観ていないのだが、確かに今回紹介する映画街の野獣は面白いし、リメイクしたくなるのも理解できる。特に本作で印象に残るのが主役のリチャード・ウィドマークの強烈なダメっぷり。貴方の周りにも居るだろう、一発当てて大儲けしようとしてドンドン深みに入って借金で首が回らなくなっている人を。俺の周りにも酒が飲みたくてもカネが無いために、飲み代をピンハネしてタダ同然で飲んでいる奴を見かけるが、本当に格好が悪いし、せこ過ぎる。しかし、本作では泥沼から這い上がるために一発逆転を狙って人生を賭けた勝負にでる登場人物が出てくる。やばい投資話や献金を迫る奴がこの世...映画街の野獣(1950)最低の主人公ですが・・・

  • 競馬 天皇賞(秋)(2022)

    天皇賞(秋)予想なかなか面白いメンバー構成なのでじっくりと俺の予想の考察を述べたいのだが、所用で忙しいので印と買い目のみ。8◎シャフリヤール1△マリアエレーナ2△カラテ3△パンサラッサ5△ダノンベルーガ7△イクイノックス9△ジャックドール14△ユーバーレーベン買い目馬連1頭軸流し軸8相手1、2、3、5、7、9、14合計7点競馬天皇賞(秋)(2022)

  • 映画 キング・オブ・コメディ(1983) 映画史に遺る最強コンビの傑作

    映画史においてよく監督と俳優の名コンビによる作品が多々ある。我が日本においては黒澤明監督と三船敏郎、小津安二郎と笠智衆なんかはその代表であり多くの傑作を生んできた。映画の都ハリウッドでいえば、ジョン・フォード監督とジョン・ウェインのコンビなんかは多くの傑作、名作を生みだしてきた。そんな名コンビでも、たまに失敗作を作ってしまうことがあるが、マーティン・スコセッシ監督と名優ロバート・デ・ニーロのコンビは、名作ばかりで外れがない。特にこのコンビは人間の狂気をあぶり出す作品を多々生み出し、まさに一時代を築いた名コンビと言えるだろう。そして、今回紹介する映画キング・オブ・コメディだが、タイトルだけ聞くと笑えるコメディかと思えたりするが、実は本作こそ人間の狂気をあぶり出し、そして欲望を描き出した傑作だ。まあ、俺なんか...映画キング・オブ・コメディ(1983)映画史に遺る最強コンビの傑作

  • 競馬 菊花賞の予想(2022)

    菊花賞予想今年の菊花賞は皐月賞、日本ダービー馬の連対馬が不出走。何とも寂しいメンバーになったが、出走馬のバランスは取れていてなかなか面白いレースが見れそうだ。阪神内回りコースの3000Ⅿコース行われるが、やはり内回りなだけに先行馬が有利。しかも逃げそうな馬も6番のビーアストニッシドぐらいしかいないのでペースはスローペースになりそうだ。しかし、13番のディナースタの出方が気になる。この馬が今までのように捲る競馬に出ると差し馬にもチャンスが出てくるか。結局は展開を考えても難しいが、ポイントは阪神内回りコースだということ。何回もコーナーを回るコースなだけに外を通る馬は相当な距離損を強いられる。長丁場の3000Ⅿのレース。インをコースの好位で脚を矯めて出来るレースをする馬には絶好。と言うわけで俺の本命馬は最内枠の...競馬菊花賞の予想(2022)

  • 競馬 秋華賞予想(2022)

    秋華賞の予想今年の秋華賞の注目はスターズオンアースの三冠牝馬なるか。どうやら調教の動きは申し分いが、オークス後の両足前骨折明けというのはどうか?個人的には非常に本命にはし難い状況だ。まあ、オークスの内容からここでも圧勝してもおかしくないが、右回りはけっこうモタレルのでその点でも不安。名手ルメールがどう克服するかだが、しかし今回は色々と困難な状況を克服しなければならない。さて、メンバーを見渡すと内からタガノフィナーレ、ラブパイローが逃げそうだし、しかも外からブライトオンベイスだが、短距離でも逃げるなど早い。もうこれはハイペースだろう。ここは差し馬を狙いたいところだ。◎8ナミュール▲1ウインエクレール▲2ライラック▲5ストーリア▲7スタニングローズ▲9スターズオンアース▲10アートハウス▲11エグランタイン▲...競馬秋華賞予想(2022)

  • 映画 勝手にしやがれ(1959)ジャン=リュック・ゴタール監督の長編デビュー作にして最高傑作

    先日ヌーベルバーグの最後の生き残りであるジャン=リュック・ゴタール監督が91歳で亡くなった。他にも面白い映画があったと思うのだが、やっぱり彼を有名にし、最高傑作といわれるのが、今回紹介する映画勝手にしやがれ。元々は映画批評家から出発したのだが、映画を自分で撮ってみたいとの熱い想いが本作を産んだ。ジャンプカットと呼ばれる編集技術は当時の映画界を驚きの渦に巻き込み、街に飛び出してのロケ撮影は当時の映画では珍しくあり新鮮さを与え、そして破滅へ向かって一直線に進む刹那的に生きるジャン=ポール・ベルモンド演じる青年の主人公象は、その後の映画の主人公のあり方にも大きな影響を与えた。そして、主人公が画面越しに観客へ語り掛けるなど、従来の映画の作り方に対して革命を起こしたのが本作。これまでの映画の既成概念をぶっ壊し、当時...映画勝手にしやがれ(1959)ジャン=リュック・ゴタール監督の長編デビュー作にして最高傑作

  • 競馬 スプリンターズSの予想(2022) 内枠の馬が怖い

    スプリンターズSの予想◎13メイケイエール〇1テイエムスパーダ▲7ウインマーネル▲9ナムラクレア△2ジャンダルム△6ナランフラグ△11トゥラヴェスーラ×12ヴェントヴォーチェ×15シュネルマイスター能力は圧倒的に13番のメイケイエール。本命は迷わなかったが、現在の中山コースはインコースを通る馬が相当有利。1番のテイエムスパーダはこの枠なら一目散に逃げる。しかも無理して追いかける馬もいないのでこの馬の一発があっても驚けない。そういう意味では2番のジャンダルムも警戒は必要だろう。買い目三連単フォーメーション1着132着1、2、6、7、9、11、3着1、2、6、7、9、11、12、15買い目三連単フォーメーション1着1、7、132着133着1、2、6、7、9、11、12、15買い目三連単フォーメーション1着12...競馬スプリンターズSの予想(2022)内枠の馬が怖い

  • 映画 薔薇の名前(1986) 中世の修道院を舞台にしたミステリー

    名優ショーン・コネリーが亡くなってから、もうすぐ2年が経つのかと思うと時の流れは早い。かつては007シリーズでジェームズ・ボンドを演じ、そのまま続けていればもっと大金が自分の懐にザックザックと入っていただろう。しかし、彼の役者魂が自分のキャリアをジェームズ・ボンドだけで終わらせることを許さなかった。ジェームズ・ボンドのイメージを完全に拭い去ったと個人的に思っているのが、今回紹介する映画薔薇の名前。それにしてもジェームズ・ボンド役では女たらしのスパイを飄々と男臭く演じていたイメージがあるが、ジェームズ・ボンド役を自ら降板してからは名優の貫録が抜群。本作においても色々と個性的な脇役陣が登場するが、その中でも抜群の存在感を発揮する。さて、本作は1300年代の中世、そして修道院を舞台にしたミステリーというのが珍し...映画薔薇の名前(1986)中世の修道院を舞台にしたミステリー

  • 映画 特攻大作戦(1967) 戦闘兵のキャラが面白い

    戦争映画なんてものは履いて捨てるほどたくさんあるが、個人的に戦争映画に求めるのは生きるか死ぬかに迫られた人間の極限状態の描写。偽善的なヒーローが登場してたった一人で何人もの敵兵をバッタバッタと殺しまくるような映画は個人的にはもう見飽きた。さて、今回紹介する映画特攻大作戦だが、タイトルから想像できるようにまさしく戦争映画。そして、俺が求める人間のギリギリの極限状態に追い込まれた姿は描かれていない。この映画の特徴を挙げる前に原題を示しておくとTheDirtyDozen。直訳すれば、『汚い12人の奴ら』といったところだが、この12人のキャラクター設定が笑える。主人公はこの12人を束ねるアメリカ兵の少佐リー・マーヴィン。笑える12人を戦闘マシーンとして鍛えて、敵の拠点を破壊しようと乗り込んでいく。女性は殆ど出てこ...映画特攻大作戦(1967)戦闘兵のキャラが面白い

  • 映画 ビッグ・フィッシュ(2003) ほら吹きファンタジー

    ちょっと昔の俺は女性にはモテモテで、とにかく毎日違う女の子と出会ってデートの繰り返しで有無を言わせずにプレゼントを贈りまくっていた。それもそのはずで、知らない女の子でも悪そうな奴らに迫られているような場面に出くわすと、ヒーローの如く俺が登場して、そいつらを叩きのめして助けてあげるとその女性と付き合ってしまうことになる。ここまで書いてしまうとホラ吹きと言うよりも大噓つきになってしまうか。さて、今回紹介する映画ビッグ・フィッシュだが、どこまでが事実かわからないようなホラを吹くお父さんと、小さい頃はお父さんのホラ吹き話が楽しかったのだが、次第に年齢を重ねると父親のホラ話を聴くのが嫌になってしまう息子。仲違いしてしまった親子だが、死が間近に迫ったきた父親とその息子は果たして仲直りできるのか、というのが大まかなスト...映画ビッグ・フィッシュ(2003)ほら吹きファンタジー

  • 映画 オーシャンと十一人の仲間(1960) シナトラ一家が勢ぞろいです

    日本の芸能界において石原裕次郎や渡哲也など仲間で構成される石原軍団がかつては隆盛をほこっていたが、そのアメリカ版がエンターテイーナーとして大活躍していたフランク・シナトラをボスとするシナトラ一家。石原裕次郎はまさに皆から慕われていてダーティーな印象はまるでないが、一方フランク・シナトラ率いるシナトラ軍団、ではなくてシナトラ一家は政界、マフィアに足を突っ込み、ハリウッドの美人女優達を次々に食い物にした経緯がある。今回紹介する映画はオーシャンと十一人の仲間だが、フランク・シナトラとその一家達という題名の方が相応しいぐらいシナトラ一家の面々が登場。特にディーン・マーチン、サミー・デイヴィスJr.は、映画の中でも美声を披露している。実は映画自体はラスベガスの大金強奪をテーマにした犯罪サスペンス。タイトル名から、勘...映画オーシャンと十一人の仲間(1960)シナトラ一家が勢ぞろいです

  • 映画 崖っぷちの男(2012) 滑ったら即死のサスペンス

    タイトル名がまるで俺の日々の状況を表しているような嫌な気分になる映画崖っぷちの男。本作の主人公は超高層ビルの窓の外に出て、幅が約30センチの出っ張りから今にも飛び降り自殺をしようとしている場面が本作の上映時間の多くを占める。飛び降り自殺をしようとしている男を見るために多くの群衆は集まるのだが、なかなかこの人騒がせな男が飛び降りない。果たしてこの男の目的は何か、それともただの狂人か。今にも飛び降り自殺しそうな男が出ずっぱりでハラハラドキドキするような展開が続くだけでも面白そうだが、実は本作の裏に隠されたテーマは貧乏人の金持ちに対する恨みが込められている。群衆の野次馬の中に気が狂っているだけに見える奴もいるが、これが中々出番は短くても映画の中で重要な役割を果たしている。さて、全く先は読めないし、驚きの連発を味...映画崖っぷちの男(2012)滑ったら即死のサスペンス

  • 映画 リオの男(1964) 元気なジャン・ポール=ベルモンドが見れます

    近年は世界的にも著名人が多々亡くなっていく。その中でも昨年亡くなった世界で一番の大物だといえば俺の中ではフランス映画界を長年に渡って引っ張ったジャン・ポール=ベルモンド。それにしても日本ではこの偉大なる俳優の死亡記事の小ささに日本のマスコミの知識の浅はかさに嘆かされた。ちなみに彼は日本にも多くの影響を与えている。あの大人気漫画のルパン三世のモデルはジャン・ポール=ベルモンドであり、アニメにもなった漫画コブラのモデルも彼である。個人的に彼の映画を全部観ているわけではないが、特に面白い映画を挙げるとすれば今回紹介するリオの男だ。ちなみにベルモンド自身はアクションはスタント無しで自分で殆どのシーンをこなすが、それはジャッキー・チェンにも影響を与えている。本作のベルモンドは危険なアクションシーンの連続であるのだが...映画リオの男(1964)元気なジャン・ポール=ベルモンドが見れます

  • 映画 フリック・ストーリー(1975) 先日亡くなられたジャン=ルイ・トランティニャン主演です。

    先日ヨーロッパ映画の名作に多く出演したジャン=ルイ・トランティニャンが亡くなった。たまたま彼が死亡したことを知った前日ぐらいに見た映画が今回紹介するフリック・ストーリー。タイトル名にあるフリック(Flic)とは警察の俗称。本作はフランス映画なのだが原題はFlicStoryで英語が使われている。ちなみに本作はアラン・ドロンとジャン=ルイ・トランティニャンの二大スターの共演。アラン・ドロンは30歳代半ば、ジャン=ルイ・トランティニャンは40歳ぐらいと役者として最も充実している時。今の映画好きの人にはジャン・ルイ=トランティニャンと聞いても誰だ?となるが、俺のブログでも彼の出演作ではベルナルド・ベルトルッチ監督の暗殺の森、離愁、ミヒャエル・ハネケ監督の愛、アムールをブログに挙げているし、他にもクロード・ルルシュ...映画フリック・ストーリー(1975)先日亡くなられたジャン=ルイ・トランティニャン主演です。

  • 映画 ヴェラクルス(1954) 二大スター競演の西部劇

    かつての大スターであるゲイリー・クーパーとバート・ランカスター。この2人の年齢は一回りほどゲイリー・クーパーの方が上であり、この時は既にゲイリー・クーパーは大スターの座を不動のものとしてており枯れた味わいを出している。一方バート・ランカスターの方はちょうどバリバリの売り出し中の時であり、そして彼自身が映画会社ヘクト=ランカスター・プロを設立して、今では大して珍しくもないが、当時としては非常に珍しい俳優兼プロデューサーとしてアクションと社会派映画の両極端の映画を世に送り出していた頃。社会派作品ではトニー・カーティスと共演した成功の甘き香りがお勧め。そしてヘクト=ランカスター・プロが送り出したアクション映画が今回紹介する映画ヴェラクルス。どういう経緯でゲイリー・クーパーが本作に出演することになったか知らないが...映画ヴェラクルス(1954)二大スター競演の西部劇

  • 映画 我が道を往く(1944) 優しい気持ちになれます

    タイトル名だけから想像すると、俺が住んでいる市内の某市議会議員に見られるように、単なる自分勝手で我がままが取り柄の主人公が登場するのかと思ってしまいそうになる。しかし、今回紹介する映画我が道を往くを観ると実はもっと違う意味を持っており、誰もが我が道を進むことができて、多くの人を幸せにすることができることをタイトル名が表しているのだ。これは第二次世界大戦中に制作された映画であるが、内容に戦意高揚の一欠けらも無いばかりか、ヒューマニズム映画であり、人間の善意や良心をひたすら観る者に問いかける映画だ。笑い、歌、感動、涙が込められているストーリーの紹介を。ニューヨークにあるセント・ドミニク教会の老神父フィッツギボン(バリー・フィッツジェラルド)は自らが建てて、今まで45年間も存続させていた教会が経営破産に陥ってい...映画我が道を往く(1944)優しい気持ちになれます

  • 競馬 安田記念の予想(2022)

    安田記念の予想先週の日本ダービーは良いレースだったと感動している場合ではない。せっかく俺の本命は勝ってくれたのに3着を外すという痛恨の失敗。今年は本当に何をやってもダメだと分かっていながら競馬は辞められない。今週の安田記念は本来ならシュネルマイスターがブッチギリの強さを見せても不思議ではない。しかし、あの海外の負けっぷりからの巻き返しとなるとチョット不安だ。それだったら4連勝中で前走の今回と同じ舞台で行われた東京1600Ⅿで圧巻のパフォーマンスを魅せた8番のイルーシヴパンサーを本命にする。外枠から16番のレシステンシアが逃げるが、隣の枠のサリオスも釣られて追いかけてしまいそうだし、内枠からロータスランドも居るのでそれほどペースは緩まないが、ペースは遅くならないだろうし、逃げ粘るのは厳しいと思う。しかも馬場...競馬安田記念の予想(2022)

  • 映画 三人の妻への手紙(1949) 洗練された映画です

    昔の映画監督には非常にお洒落で落語のような思わず唸らさせられる作品を撮る監督が多くいた。例えばエルンスト・ルビッチ、フランク・キャプラ、ビリー・ワイルダーのような監督は本当に抜群のテクニックで映画ファンを楽しまさせてくれる。そのような監督の中でジョーゼフ・L・マンキーウィッツを忘れてはならないだろう。今回紹介する映画三人の妻への手紙は彼の演出力が活かされた作品で、最後の終わり方もなかなか洒落ている。まあ、相当昔の映画であり当然時代背景も今とは違うから、このようなストーリーは現在では通用しないだろうが、とにかくセンスが良い作品だ。駆け落ちなんて要素が入ってくるが、楽しく観られるストーリーの紹介を。ニューヨーク近郊において、デボラ(ジーン・クレイン)、ローラ(リンダ・ダーネル)、リタ(アン・サザーン)の女性達は子供...映画三人の妻への手紙(1949)洗練された映画です

  • 競馬 日本ダービーの予想(2022)

    日本ダービーの予想今年の日本ダービーだが皐月賞の上位組が有利。別路線からそれほど魅力的な馬がいない。そうなると皐月賞上位組から本命を選ぶことになるが、最も強い競馬をしたのは13番のドウデュースだろう。前走の皐月賞は後方からのレース運びを強いられたが、今回は中団の位置でレースができる。平均ペースになりそうだし、前走の内容なら2400Ⅿの距離も不安はない。ここはレジェンド武豊が50歳代で日本ダービーを制覇するとみた。◎13ドウデュース△1アスクワイルドモア△11ジャスティンロック△12ダノンベルーガー△15ジオグリフ△16キラーアビリティ△18イクイノックス三連単1着固定フォーメーション1着132着1、11、12、15、16、183着1、11、12、15、16、18合計30点競馬日本ダービーの予想(2022)

  • 競馬 オークスの予想(2022)

    オークスの予想桜花賞でのレースを見れべ見るほどオークスの予想が困難になってきた。しかし、パーソナルハイ、ラブパイローが逃げることを示唆しているし、スローペースにはならないと思う。現在の東京コースも外目から追い込んで来ている馬もめだっているだけに差し馬にもチャンスがあるだろう。ここは粗品の呪いに打ち克つだけの東京向きの末脚の破壊力を持つ8番のナミュールを本命にしたい。前走の桜花賞は外枠が堪えたし、今回は絶好の枠。強敵は多いが3着までには突っ込むだろう。◎8ナミュール▲1ウォーターナビレラ▲3アートハウス▲4ルージュエヴァイユ▲6サークルオブライフ▲11ベルクレスタ▲12ライラック▲16プレサージュリフト▲17ニシノラブウインク▲18スターズオンアース買い目三連複1頭軸軸8相手1、3、4、6、11、12、16、17...競馬オークスの予想(2022)

  • 映画 一日だけの淑女(1933) 人間の善意に涙がでます

    俺の周りにも居るが、自分を偉そうに見せて他人を騙したり、猫を被っていたのがバレてしまい皆から馬鹿にされている奴がいる。まあ、そいつに限っては信頼を取り返すことはもう無理。更に嘘をつきまくって今の地位にしがみついておけ。さて。今回紹介する映画一日だけの淑女は、まさに前述したような見栄を張って細々と暮らしている老婆さんが主人公。前述した奴は助けてもらうことが出来ないほど迷惑をかけまくっているが、本作の老婆さんは口は悪いが中々の人気者。利己主義の人間になんか誰も助けの手を伸ばさないが、このお婆さんには行動に少しばかりの問題はあるが一寸の善意があるのだ。細々とその日暮らしの生活を送っているのに、嘘がバレそうな大ピンチを迎えた結果ははたして。それでは少しばかりストーリーの紹介を。毎日をリンゴを売って細々と一人暮らしている...映画一日だけの淑女(1933)人間の善意に涙がでます

  • 競馬 ヴィクトリアマイルの予想(2022)

    ヴィクトリアマイル予想先週のNHKマイルCも予想していたのに、アップするのを忘れている愚かさ。まあ僕の本命はインダストリアルだったから、更に恥を重ねることは無かったようだ。今日はヴィクトリアマイル。個人的に注目しているのはデアリングタクトがとのような走りをみせるのか?なかなか1年ぶりだが、不屈の闘志でターフに戻ってきたことに感謝したい。毎年ヴィクトリアマイルはスピードタイプが活躍するイメージがあるが、しかし昨日の東京のレースや雨の影響を考えるとスピードだけでは今年は厳しそうだ。ペースは早くなりそうだが。東京での瞬発力勝負に自信を持っている馬が多そうで、スローペースだったとしてもラスト3ハロンで追い上げてくる馬ならば馬券内に突っ込んでくるか。その中で俺の本命は海外で重賞を制覇したソングライン。毎年GⅠレースを勝っ...競馬ヴィクトリアマイルの予想(2022)

  • 映画 真昼の暴動(1947) 刑務所脱出劇です

    刑務所脱出劇をテーマにした映画は今までも多々あるが、迫力を最も感じさせるのが今回紹介する真昼の暴動。だいたい脱出映画と言えば囚人側が頭を使って巧みに抜け出そうとするものだが、本作の脱出劇は少々の頭は使うのだが、殆どが力技。堂々と火炎瓶を投げたり、車で扉に突撃したり、殆どの囚人が機関銃の餌食になってしまう。本作の見所の一つが看守長の極悪っぷり。権力欲にまみれ、囚人を脅して脱獄と引き換えにスパイをさせたり、他の看守も目や耳を塞ぐほどの暴力制裁。この看守長が背の低いヒューム・クローニンが演じるのだが、名演技のおかげで、ひじょうにムカつかせる。そして、獄房に放り込まれている5、6人の連中がいるのだが、こいつらの捕まった経緯を説明されたりするのだが、これが少し気の毒で泣かせる。看守長の横暴や囚人達のシャバへの熱い想いが、...映画真昼の暴動(1947)刑務所脱出劇です

  • 競馬 天皇賞(春)の予想(2022)

    天皇賞(春)の予想俺が思うに殆ど1強の争い。16番のタイトルホルダーが18番のデャイープボンドが逃げっぷりを見ながらレースを運ぶ展開。菊花賞馬とはいえ、進化が著しいディープボンドにとって相手をタイトルホルダーだけに絞れば、この馬よりは上位に来るだろう。しかしディープボンドが早めに動くとなると、怖いのは差し馬の台頭。ディープボンドがゴール前で脚色が落ちることも考えて弱気の三連複で馬券を狙う。◎18ディープボンド△1アイアンバローズ△5マカオンドール△7テーオーロイヤル△9ヒートオンビート△13ロバートソンキー△16タイトルホルダー×17タイトルホルダー買い目三連複フォーメーション1列目182列目1、5、7、9、13、163列目1、5、7、9、13、16、17合計21点競馬天皇賞(春)の予想(2022)

  • 競馬 マイラーズC&フローラSの予想(2022)

    今日は私用で時間が無いため、予想記事のアップです。マイラーズCの予想◎7ホウオウアマゾン〇5レッドベルオーブ▲9エアファンディッタ▲13ソウルラッシュ△2ヴィクティファルス△3ファルコニア△4カラテ△12エアロロノア買い目馬単軸1着流し1着72着2、3、4、5、9、12、13買い目馬単軸2着流し1着5、9、132着7買い目馬単軸1着流し1着52着9、13合計12点フローラSの予想◎8キタサンシュガー〇1ルージュエヴァイユ▲6マイシンフォニー▲13ルージュスティリア△2エリカヴィータ△3パーソナルハイ△9ラスール△10ホウオウバニラ買い目馬単軸1着流し1着82着1、2、3、6、9、10、13買い目馬単軸2着流し1着1、6、132着8買い目馬単軸1着流し1着12着6、13合計12点競馬マイラーズC&フローラSの予想(2022)

  • 競馬 皐月賞の予想(2022)

    もしかしたら今までで一番難しい皐月賞のレース予想かもしれない。ビーアストニッシド、デシエルトなど逃げて勝ってきた馬の参戦でスローペースにはならない。しかし、有力馬には差し馬が多いし、しかも中山2000Ⅿコースというトリッキーな舞台。後方待機の馬ものんびり構えていたのでは差し遅れるか。展開、コース形態を考えると好位抜け出しを得意とする馬が勝つか。しかも、今回は枠順も勝敗に関係するか。1番のダノンベルーガーなんか最悪の枠順だと思う。俺の本命は枠順が絶好で好位から抜け出すことを得意とするディープインパクト産駒の馬が本命だ。◎4キラーアビリティ〇9サトノヘリオス▲12ドウデュース▲16デシエルト▲18イクイノックス△1ダノンベルーガー△2アスクビクターモア△6ジャスティンロック△7ボーンディスウェイ△14ジオグリフ俺の...競馬皐月賞の予想(2022)

  • 映画 離愁(1973) 殆ど列車の中が舞台の不倫映画

    それにしてもウクライナ人の現状を見ていると悲しくなる。ロシアのプーチンには怒りが湧いてくるし、映画でも多くの反戦映画と言うのが作られてきたが、この世の中の現状を見ていると反戦映画をどれだけ作っても大して役に立っていないことがわかる。今回紹介する映画離愁は反戦映画であり、不倫映画。今まで多くの不倫映画を観てきたが、なぜかそのような映画において名作が多いし、本作は特にドラマチックな結末を迎える。本作のタイトルは離愁という日本人が好むような題名が付けられているが、原題はフランス語でLetrain。英語が少々でもわかれば、フランス語でも意味がわかるはずだが、本作の半分以上の時間が電車の中および、車両から出た外ばかり。不倫なんてものはモラルに反するが、本作を観たら不倫のイメージが変わる、と言うのは嘘。不倫を描きながら戦争...映画離愁(1973)殆ど列車の中が舞台の不倫映画

  • 競馬 アーリントンCの予想(2022)

    アーリントンCの予想3歳マイル戦線を占う戦い。先週のニュージーランドTはジャングロが勝ったが、しかしNHKマイル戦線はまだ混沌としている。そして、今回もNHKマイルへ向けての戦いだが、難しい一戦。俺の本命は今まで強敵を相手に戦い、マイルに距離が短縮するのが良さそうな10番のジューンブロッサムを挙げる。好位でたちまわれるし、枠順もこの馬には非常に良さそう。相手は重賞でも好勝負した9番ディオ、14番のタイセイディバイン、馬体に成長を感じるムーンリットナイト、そして個人的には能力をひょうかしている16番のストロングウィルを相手に馬券を組み立てる。◎12ジュンブロッサム▲9ディズ▲14タイセイディバイン▲15ムーンリットナイト▲16ストロングウィル△1キングエルメス△2トゥードジボン△4アスクコンナモンダ△10ダノンス...競馬アーリントンCの予想(2022)

  • 映画 犯罪河岸(1947) 良質なフランス製サスペンス映画

    漢字四文字のタイトル名で「はんざいかわぎし」、「はんざいかぎし」・・・結局何と読むのかわからなかった。読み方はわからなかったが、映画の方は人物の描写が素晴らしく、また人間の悲喜こもごもが描かれており、人情を感じさせる。そして殺人事件が起きてからフランスを代表するジャン・ギャバンと並ぶ名優であるルイ・ジューヴェ演じる刑事がバリバリの存在感で引っ張る。色々な名作に出演しているが、この人が出てくると映画が締まる。主な登場人物は4人だが、殺人事件を巡っての各々の思惑が描かれることによって一筋縄では行かぬストーリーの紹介を。頭は禿げかけていて、見た目は冴えないピアニストである夫のモーリス(ベルナール・ブリエ)だが、けっこう可愛くて、色気がある場末の二流歌手であるジェニー(ジュジー・ドレル)という妻が居るのだが、モーリスは...映画犯罪河岸(1947)良質なフランス製サスペンス映画

  • 競馬 桜花賞の予想(2022)

    桜花賞の予想有力馬は外枠に行って、しかも昨日の阪神の芝レースを見ていたら内を通った馬が伸びている。さてペースっだが4番のパーソナルハイが逃げ宣言。2番のカフジテトラゴンもスピードがある。これはハイペースになりそう。ハイペースになれば、外枠の有力馬たちもそれほどきにならないだろう。しかし、気になるのは昨日の阪神の芝のレースを見てたら内を通る馬が好結果をだしていること。その点も留意して予想したい。◎18ナミュール〇6ウォーターナビレラ▲4アルーリングアウェイ▲9クロスマジェスティック△1ナムラクレア△5ピンハイ△11ラブリイユアアイズ△14プレサージュリフト△16サークルオブライフ俺の本命は18番のナミュール。不安は阪神JFで見せた大出遅れだけ。しかし、大外18番の枠順はそんな不安を消してくれた。前走のチューリップ...競馬桜花賞の予想(2022)

  • 競馬 阪神牝馬ステークス&ニュージーランドTの予想(2022)

    今日は体調が悪いので予想だけ阪神牝馬ステークスの予想◎9ジェラルディーナ▲2アンヴァラナウト▲3デゼル△5アカイトリノムスメ△7テーオーラフィット△8ラルナラブリラーレ△10クリスティ△11クリノフラッシュ△12マジックキャッスル買い目馬単軸1着流し1着92着2、3、5、7、8、10、11、12買い目馬単軸2着流し1着2、32着9合計10点ニュージーランドTの予想◎2ディーガーデン▲7リューベック▲10デルマグレムリン△4アバンチュリエ△5ジャングロ△8サーマルウインド△9エイシンシュトルム△11エンペザー買い目馬単軸1着流し1着22着1、4、6、7、8、9、10、11買い目馬単軸2着流し1着7、102着2合計10点競馬阪神牝馬ステークス&ニュージーランドTの予想(2022)

  • 映画 ジェミニマン(2019) 驚異の映像を観ることになります

    先日の米アカデミー受賞式の時に、司会者に妻のことを弄られて怒ったウィル・スミスが司会者に平手打ちをぶちかました。俺なんかは流石はウィル・スミス!自分の妻が精神的にダメージを背負わされるようなことを言われて、黙っていたんでは男が廃ると思って、ウィル・スミスの行動を絶賛していた。そして、やはり暴力を行ったことに対してアカデミー主演男優賞受賞時には涙を流しながら謝っていたが、なんだかんだ言っても暴力はいけない。謝罪したウィル・スミスに対して、俺なんかはあの状況でよく謝ったよ、と思いますます彼のファンになったぐらいだ。しかしながら、アメリカではあのウィル・スミスの行動に批判が多いし、アカデミー会員を剥奪されるなど、ペナルティーを背負ってしまった。しかし、人を傷つけるような最低な冗談をほざいた司会者に対しては、今のところ...映画ジェミニマン(2019)驚異の映像を観ることになります

  • 競馬 大阪杯の予想(2022)

    大阪杯の予想実績馬、登り馬などが出走してきて非常に興味深いレースになった。恐らく逃げるのは4番のジャックドール。1000Ⅿを1分を切るようなペースで逃げるだろう。外枠の15番のアフリカンゴールドが逃げ宣言しているが、いつも1000Ⅿ通過が1分1秒を超えている馬が、玉砕覚悟でそれでも逃げるのか?スタートからコーナーまでの距離も短いし、2番手、3番手あたりだろう。14番のレイパパレも昨年は雨中の中で逃げ切ったが、最近のレース振りを見ていると番手からは事が多い。こうなるとジャックドールには益々有利。大本命の昨年の年度代表馬6番のエフフォーリア。本来ならジャックドールを見ながらの絶好のポジションでレースを進められそうだが、どうも調教の動きが物足りないように見えた。ジャックドールのパースについて行けるのか、勝負所で動ける...競馬大阪杯の予想(2022)

  • 競馬 ダービー卿チャレンジの予想(2022)

    今日は体調が悪いので予想のみをアップしておきます。◎10ダーリントンホール〇7ザダル▲1フォルコメン▲15カテドラル△3タイムトゥヘブン△5ギルデッドミラー△8グラティアス△11カイザーミノル買い目馬単軸1着流し1着102着1、3、5、7、8、11、15買い目馬単軸2着流し1着1、7、152着10買い目馬単軸1着流し1着72着1、15合計12点競馬ダービー卿チャレンジの予想(2022)

  • 映画 嘆きのテレーズ(1953) 最後に畳みかけるサスペンス映画

    ハリウッドのようなCGを思いっきり使ってのド迫力サスペンス映画も楽しいが、フランスのCGは使わなくとも人間心理を活かしたサスペンス映画も楽しい。そんな文豪エミール・ゾラの小説テレーズ・ラカンを原作とした映画化作品が今回紹介する嘆きのテレーズ。最初は男女の不倫に端を発したサスペンス映画かと思いきや、後半の二転三転する展開が非常に面白く、想像力を掻き立てるラストシーンを見せつけられて、良い映画を観たなと心の底から思える作品だ。フランスのサスペンス映画は男女の機微が描かれ、大人の気分になれるのが良い。早速だがストーリーの紹介をフランスのリヨンにおいて、テレーズ(シモーヌ・シニョレ)は病弱の夫カミーユ(ジャック・デュビー)の世話に追われ、しかも姑のラカン夫人(シルヴィー)は息子を溺愛するあまり、テレーズに対しては冷たく...映画嘆きのテレーズ(1953)最後に畳みかけるサスペンス映画

  • 競馬 高松宮記念の予想(2022)

    高松宮記念の予想1200Ⅿ戦のレースとなればやはりペースが早くなり差し馬の台頭が考えられる。今回もレイハリア、ロータスランド、キルロード、ファストフォース等逃げそうな馬がいるので、ここもペースは早くなるだろう。雨の影響、馬場状態など気になる要素はたくさんあるが、ここは差し馬を本命に狙いたいし、中京1200Mコースとなると差し馬にチャンスが広がるだろう。俺も末脚に期待して本命を決めた。◎18グレナディアガーズ▲2ナランフレグ▲3シャインガーネット▲13トゥラヴェスーラ△1サリオス△7レシステンシア△12エイティンガール△14ダイアトニック俺の本命は18番のグレナディアガーズ。昨年の暮れの阪神Cで見せた末脚には度肝を抜かれた。1600Ⅿだと折り合いに不安があるし、前走の1400Ⅿの内容から、さらに距離が短くなる12...競馬高松宮記念の予想(2022)

  • 競馬 日経賞&毎日杯の予想(2022)

    今日は簡単に予想。明日も所用なので。毎日杯の予想本命は簡単。菊花賞馬の11番のタイトルホルダー。ここも逃げきってしまいそう。相手は本来はこれぐらいの距離の方が能力は発揮する7番のヒートオンビート、中山コースは得意でタイトルホルダーの強さを知っている横山武史騎乗の12番のアサマノイタズラ、そして昨年の目黒記念の勝ちっぷりがインパクトがありすぎてわすれられない14番のウインキートスを。◎11タイトルホルダー▲7ヒートオンビート▲12アサマノイタズラ▲14ウインキートス△1ディバインホース△3エフェクトオン△6ボッケリーニ△15スマイル買い目馬単軸1着流し1着112着1、3、6、7、12、14、15買い目馬単軸2着流し1着7、12、142着11合計10点毎日杯の予想今年は3歳牡馬の力関係は非常に把握しにくい。ここも1...競馬日経賞&毎日杯の予想(2022)

  • 映画 殺意の瞬間(1956) 男は騙されやすいです

    数多くの傑作を遺したジュリアン・デュヴィヴィエと名優ジャン・ギャバンだが、映画史に遺る名コンビと言っても良いと思うのだが、本作もなかなか派手さは無いがフランス映画らしい渋いサスペンス映画になっている。冒頭から流れるシャンソン風の音楽が非常に心地良いのだが、あまりにも恐ろしい歌詞に俺は凍りついてしまったが、その時だけ目をつぶって聴けば良かった。ジャン・ギャバン演じる50歳を超えているように見えるオジサンが主演だが、礼儀正しく思いやりのある良い人なのだが、こういう役を本当に彼は上手く演じる。特に本作の彼はマフィアの親分ではなく有名料理店のコックの役だから、尚更良い人に見える。しかし、いつもジャン・ギャバン演じる主人公の欠点はすぐに女性を好きになってロクな結末にならないこと。本作でも20歳ぐらいの可愛い女性に痛い目に...映画殺意の瞬間(1956)男は騙されやすいです

  • 競馬 フラワーCの予想(2022)

    フラワーCの予想それにしても頼りないメンバーの集まり。しかも中山1800Ⅿというのが非常に予想するうえで悩ましい。逃げるのは4番のコルベイユか。もしかしたら2番のパーソナルハイが逃げる可能性があると思うのだが、陣営のコメントからは何が何でも逃げるという感じではない。しかも、中山の芝も非常にタフな馬場になってきたので、ここはパワータイプの馬を本命に選んだ。◎8ダイム▲3シンティレーション▲5ニシノラブウィンク▲6モカフラワー△1スタニングローズ△2パーソナルハイ△9キタサンシュガー△10デインティハート俺の本命は7番のダイム。ここまでの2戦は小倉で戦っているが、非常にタフな馬場でのレースをこなしている。前走の勝利は重馬場ながら4コーナーで先頭に立ってそのまま押し切る強いレース振り。今回は1800Ⅿに距離が短縮され...競馬フラワーCの予想(2022)

  • 競馬 阪神大賞典&スプリングSの予想(2022)

    阪神大賞典の予想もうここはディープボンドで本命は決まり。昨年はこのレースを圧勝したが、今年のメンバーは昨年より落ちる。しかも、この馬の凱旋門賞に出走してからの有馬記念のレース振りに2着だったとはいえ成長を感じる。1着固定で馬単流し◎11ディープボンド△3シルヴァーソニック△4トーセンカンビーナ△6キングオブドラゴン△9マカオンドール△10マンオブスプリット△12アドマイヤスバル買い目馬単1着固定の流し1着112着3、4、6、9、10、12相手の3、4、6の3頭は厚めに買う。合計6点スプリングSの予想なかなか混戦のメンバー。勝てるチャンスの馬が多いが俺の本命は不安要素の全く感じられない若手のホープに上り詰めつつある騎手の馬を本命にする。◎3サトノヘリオス▲1ビーアストニッシド▲8アサヒ▲9ソリタリオ△4グイランド...競馬阪神大賞典&スプリングSの予想(2022)

  • 競馬 ファルコンS&若葉Sの予想(2022)

    最近の予想はあまりにも酷いのでこれからは馬単を中心に買っていこうと思う。まあ、三連単だとカネが掛かってしまう。まあ、世の中を活きていくには無駄にカネを使わないことだ。ファルコンSの予想◎5ショウナンハクラク▲8トウシンマカオ▲13レディバランタイン▲16ティーガーデン△1プルパレイ△6dヴィルズマーブル△14オタルエバー△15ウインマーベル俺の本命は5番のショウナンハクラク。前走は接戦の末の勝利だが、相手が先週のフィリーズレビューを勝ったサブライムアンゼム。非常に価値のある勝利だ。力関係の把握が難しいメンバー構成だが、レースごとにセンスが良くなっているのが良い。ここは本命だ。単穴には3頭挙げるまzは8番のトーシンマカオ。重賞2着にオープン特別を勝つなど実力はある。しかし、57キロの斤量が最後に堪える可能性がある...競馬ファルコンS&若葉Sの予想(2022)

  • 映画 暗殺のオペラ(1970) 真相に驚きました

    巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督の初期の作品は政治的なテーマが含まれている作品が多いが、今回紹介する映画暗殺のオペラもその類にもれない。彼の映画を観ればファシズムという政治的な言葉の意味が少しだけわかるし、イタリアの近代史をちょっとだけ学んだ気分になれる。ちなみに本作はイタリアのサスペンス映画だが、ベルトルッチ監督なだけに非常に良質な政治サスペンス映画になっている。少しばかり難解に感じるが、驚きと喪失感をを感じさせるストーリーの紹介を。中世の街並みがそのまま残っているイタリアのタラ駅に一人の青年が降りる。彼の名はアトス・マニャーニ(ジュリオ・ブロージ)。彼の父の名前も同性同名でこの町では反ファシズムの闘士として30年ぐらい前に命を落とし、しかし彼のファシズムと戦う姿勢は英雄とされており、彼の名前を使われた道通り...映画暗殺のオペラ(1970)真相に驚きました

  • 競馬 弥生賞(2022)

    弥生賞の予想いよいよクラシックの音が聞こえてきた今日この頃。ところが肝心の俺の予想の方は全くのダメダメ。何とかここら辺で今までの鬱憤を晴らすようなどでかい万馬券を獲りたいところだが、なかなかハイレベルのメンバーが揃ったし、おまけに少頭数。あんまり大穴狙いの予想はしにくいところだ。さて2歳王者のドウデュースが弥生賞から始動するが、色々と初物づくしでオッズほど信頼できないというのが俺の感覚。あまりにも優等生振りのレースに破壊力を感じないし、今回はけっこうペースも流れそうだし、1番のジャスティンロックが早めに動くようなレースになるとドウデュースも結構厳しいレースを強いられると思うがそれを跳ねのける脚があるかどうか?本命だからこその厳しいレースを味わう可能性がある。俺の本命は逆にレース振りは相当な粗削りだが、逆に大きな...競馬弥生賞(2022)

  • 競馬 チューリップ賞&オーシャンSの予想(2022)

    今日は所用で忙しいため。印と買い目だけです。チューリップ賞の予想◎9ウォータナビレラ〇14ステルナティーア▲3サークルオブライフ▲6ナミュール△10ラリュエル△11ルージュスティリア△12シークルーズ×2ジャマん×8サウンドビバーチェ買い目三連単フォーメーション1着92着3、6、10、11、12、143着2、3、6、8、10、11、12、14買い目三連単フォーメーション1着3、6、142着93着2、3、6、8、10、11、12、14買い目三連単フォーメーション1着142着3、6、10、11、123着9合計68点オーシャンSの予想◎2スマートクラージュ▲5ダディーズビビッド▲10ナランフレグ▲14ビアンフェ△3ファストフォース△7ジャンダルム△11マイネルジェロディ×1マリアズハート×9デトロイトテソーロ×12ビ...競馬チューリップ賞&オーシャンSの予想(2022)

  • 映画 波止場(1954) 凶悪な権力者に立ち向かう

    ついにロシアのプーチン大統領が、ワケのわからん理由でウクライナに侵略を開始した。世界はウクライナを助けろ。そして、ロシア国内の中にもプーチンが武力を行使したことについて批判している人がたくさん居るはずだが、正義を信じるならば勇気をだしてプーチンをひっ捕らえて鉄槌を下せ。なかなか平気で人殺しをするような奴に表立って批判することは勇気がいるし、しかも殆どの人間は心の中では批判はしたいが、凶悪な権力者に対して命を賭してまで盾突くことができない。こんな偉そうなことを書いている俺自体が、実は全くの臆病者なのが情けない限りだ。さて今回紹介する映画波止場だが、ギャングの不正にたった一人で立ち向かう男のストーリー。プーチンを怖がっているロシア人には是非観て欲しい映画だ。正義と良心の呵責に悩み、そしてボロボロに殴られ、蹴られても...映画波止場(1954)凶悪な権力者に立ち向かう

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