yokan さん プロフィール

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yokanさん: 店主のきまぐれ日記
ハンドル名yokan さん
ブログタイトル店主のきまぐれ日記
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/barduo/
サイト紹介文焼酎bar-duoは今年4年目まだわかばマーク
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供239回 / 365日(平均4.6回/週) - 参加 2007/05/06 18:31

yokan さんのブログ記事

  • 最後の恋。
  •  心配症の人がいる。いつも遠からず近からず好きな人のことを心配している。彼女が病気になれば一緒に悩まず暗くならず、あっけらかんと明るい。ほんとは死ぬほど心配しているのだけど彼女の前では見せない。ただ話をきいて彼女のしてほしいことに全力を注ぐ。お... [続きを読む]
  • テレビのない暮らしは。
  •   数日前からテレビが壊れて録画ができない。修理は来週来る予定なので、しばらくの間はテレビとは無縁の生活になりそう。  ドラマ好きの私としてはそんな生活に耐えられるのかと思いきや、意外にいい。出勤前の時間がたっぷりとれて、気持ちの余裕もできた... [続きを読む]
  • 力。
  •  ただ流してるだけのラジオから流れる音楽にふと手が止まり聞き入ってしまう。お客さんの話す何気ないことばにふっと目がうるんでしまうこともある。誰かの書いた文章にたまらなくぞくぞくすることもある。誰かとお酒を飲みながらいっぱい物語をかけそうな気に... [続きを読む]
  •  「きのういらしってください」。
  • この商売、毎日毎日、明日の心配ばかりしている。それはどんなに繁盛店であるKロードでも同じ。マスターはいつも言う。たぶん死ぬまでこの心配から抜け出せないよと。それはすごくよくわかる。だから時々、サラリーマン時代はよかったよねぇと相棒ナカゴシとは... [続きを読む]
  • 鰡(ぼら)のはなしふたつ
  • 食べ物にまつわる話を聞くのが好きだ。  「鰡のへそ豚珍館の裏で干す」。これは駅裏のお鮨屋さんに行ったとき、お酒のアテ用の珍味の干物をつくることにたけている大将にはじめて鰡のおへそを食べさせてもらったことを思い出してつくった俳句。鰡のへそとはど... [続きを読む]
  • 人間性も商品。
  • 酒類メーカーの飲食店担当の営業マンは、取引のある飲食店を開店中の夜に回るのも仕事のひとつ。DUOにもそういうひとたちは時々やってくる。仕事とはいえ、一晩に何軒もまわり飲むのだから大変だなぁと思う。香川の日本酒メーカー「西野金陵」Yさんや焼酎メ... [続きを読む]
  • たかがトイレされどトイレ。
  •  トイレの場所を熟知しているかどうかは、DUOをどのくらい愛しているかに通じる。まぁ簡単にいうと、来店頻度ということだけど。(言うまでもないか) 初めて来店したひとは、ビルの共同トイレを利用するのかと思い込んで店の外に出たあげくまた舞い戻って... [続きを読む]
  • れんこんもち。
  •  今週のつきだしです。最初はもっちりとしてその後れんこんのしゃりしゃり感が残ってるような、いないような感じで口の中を遊びまわるようなおいしさ。・・・とまぁそんな今週のつきだしですが、まずビールでキュッと喉をうるおしたあとにたっぷりとご賞味くださ... [続きを読む]
  • 鱧しゃぶの会。
  •    きのうは誘われて鱧しゃぶの会へ。関東育ちの私には鱧は湯引きした梅肉あえくらいしか知らず、その食感には苦手感さえあった。とにかくうまいから一度、と誘われ12人ほどのひとが集まる宴に参加した。  鱧と松茸を中心に、豆腐とえのきの入る鍋。まずは鱧... [続きを読む]
  • 東京は魔物。
  •  今夜は私と話がしたいとやって来た、ぴーまんさん。閉店近くなり静かになった頃、話を切り出す。「実は先週、東京で二泊してきたんです」。 渋谷オーチャードホールで行われるあるバレエ公演に行きたくて音大時代から尊敬して止まない師匠を誘ったところ、浅草... [続きを読む]
  • 「大丈夫」。
  • 大丈夫にはみえないひとに大丈夫?ときく。するとたいていは大丈夫と答える。それ以上は問いたださないけど、たぶんほんとうは大丈夫ではないということをおたがいがわかっている。でもそれを認めないことで「大丈夫」をもちこたえている。発する「ことば」の... [続きを読む]
  • 「かきあげはほっとするね」。
  •   DUOではたまに苗字を冠にした飲み会がある。たとえばきのうは「オークラ会」。すでに第一線は退いているものの、仕事は続行しているオークラさんと元部下?のもっかバリバリ、キャリア女性3人。オークラさんはいばりもせず自慢もせずだからといって媚び... [続きを読む]
  • 笑い。
  • 「笑い」はいろんなニュアンスを含む。嘲笑、苦笑、失笑、泣き笑い、などなど笑いとともに人間の瞬間的な感情がほとばしり出る。  ある日開店するや友だちの店の常連さんが入ってくる。高笑いしながらとりとめもなく何かを伝えようとしているんだけど何を言おう... [続きを読む]
  • レイア号に乗って。
  •    この連休は、ブログでおなじみヨットさん所有の帆船レイア号に乗り佐久島までゆく。穏やかな最高のヨット日和で、エンジンを落とし帆を立てて風に乗り、のんびり航海を楽しむ。広い大海原と空と雲に抱きしめられ、宇宙に浮遊している感じ。それを感じたくてい... [続きを読む]
  • 日常を大きくはずす夜も。
  • 来店二度目のカップルがふらりと。そろそろ閉店なのでカウンターには誰もいない。ひとなつこそうにど真ん中に座る。聞くと今はやりの出会い系サイトでしりあったとか。りっぱに自立して仕事も一生懸命しているのだけどふたりとも異性がたくさんいる職場ではない... [続きを読む]
  • 映画オタクが戻ってきた。
  • 最愛の妻を亡くしてからそのひとは、いつも写真を持ち歩き、美しい風景に出会うと必ずそれをそっと取り出して、一緒に感動を分け合った。恰幅のいいからだはみるみる痩せてぶかぶかになったスーツを居心地悪そうに着て、酩酊してはDUOにやってきた。涙をため... [続きを読む]
  • 語る店。
  •   金沢に異動したばかりのMさんが立ち寄る。金沢にはなかなか自分に合う店が見つからないとぼやく。「魚料理の店ばかりだし、DUOみたいに語る店がないんだ」。このお客さんの場合、魚より肉が好きで来ると必ずDUOの「豚肉天ぷらと野菜たち」を注文し、あと... [続きを読む]
  • 女だけの酒宴。
  •  神戸の友だちが出張途中にお腹をすかせてやって来る。ビールとワインを飲み、あんかけ焼きそばとゴーヤのおひたしを食べて、やっぱりナカゴシ料理はおいしいし、DUOは心がやすらぐねぇと一息ついてる。明日は早く名古屋を発って長野へ。相変わらず忙しい。 ... [続きを読む]
  • 鰯雲の風景
  • 会社員だった頃、上司やまわりから「君の書くことや話してる意味がわからない」と注意されることがよくあった。たぶん自分の頭の中で勝手にストーリーを作り上げ、自分だけにしかわからない言葉を使っていたのだろう。それがいかに未熟なことだったか、今になる... [続きを読む]
  • 二度と行かない理由。
  •    好きな店に久しぶりに行くと、ヒマなせいもあるのか飲み物の注文を頻繁に取りに来る。ゆっくり料理を味わいながらマイペースで飲んでいるので少々うるさく感じる。それにそのつどおしゃべりも中断されてしまう。「この店はもう二度と来たくないな」。一緒に来... [続きを読む]
  • 「お待ちしてましたっ」。
  •   「お待ちしてましたっ」。カウンターにいたひとが、入ってきた見も知らぬお客さんに嬉しそうに話しかける。まるで100年もの知り合いのように親しげに笑う。実はその時間、DUOにはそのひとただひとり。誰か来るまで帰るに帰れなくなりそうだったので次の... [続きを読む]
  • 秋ですね。
  •    テレビでは「ひとのま」という、心を病んでいるひとたちが気軽に寄れる一軒の小さな家のドキュメント。中心になっているのはひとりの塾講師。包み込むような大きな眼がいつも澄んでいて、まっすぐ見つめてくる。   カップラーメンすすりながら、初めてやっ... [続きを読む]