荻野誠人 さん プロフィール

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荻野誠人さん: 思索の木蔭
ハンドル名荻野誠人 さん
ブログタイトル思索の木蔭
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/kokoro_no_fukei/
サイト紹介文心のあり方や生き方をテーマとしたエッセイなどを載せていきます。同好の方と交流できればうれしいです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供60回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2007/05/16 07:48

荻野誠人 さんのブログ記事

  • 最悪の町内会デビュー
  •  初めて担架の上から見たのは、青空でした。  私は、来期の町内会班長として、防災訓練に出るよう要請されました。地域への恩返しの気持ちもあって、班長はまじめに務めるつもりでした。そこで、それまで町内会の行事と関わりはなかったのですが、進んで参加することにしました。  会場は、地区センターという公共の施設の一角にある運動場で、数百人が集まり、町内会ごとに整列しました。顔見知りは誰もいません。その日は暑く [続きを読む]
  • 初の電動アシスト自転車
  •  (この文章は、かなり前に書いたもので季節外れになりますが、お蔵入りにするのももったいないので、掲載することにしました)。 長野に行って、「生まれて初めて」ということを沢山経験したと以前どこかで書きましたが、電動アシスト自転車もその一つです。 湯田中のある山ノ内町ではなんと無料で電動アシスト自転車を貸し出しているので「何でもやってみよう」精神の私は喜んで借りました。その際、身分証明になるものの提出 [続きを読む]
  • 枝切り
  •  ある朝、玄関を出るといやに明るい。変だなと思って、見回すと、隣家との境近くに生えている木の枝がバッサリ切られていたのでした。枝がお隣の物置の上にまで伸びていたのです。 何の断りもなく他人の敷地の木の枝を切るのは違法だそうです。しかし、このときは「悪かったなあ」という思いが真っ先に浮かびました。迷惑かなというぐらいの意識はありながら、放置していた私に非があります。 ですので、その後一切苦情など言う [続きを読む]
  • ボランティアの思い出
  •   来年度町内会で班長をすることになりました。人に接してボランティア活動をするのは、久しぶりです。 それをきっかけに遠い高校時代のボランティアを思い出し、当時と今の気持ちを書き留めておきたくなりました。記憶がとても曖昧で、不正確なところや推測したところが多く、おまけに長いですけれども、よかったらおつきあいください。 ある日新聞で見かけた地元の福祉施設A園のことがちょっと気になり、学校にお願いして、 [続きを読む]
  • ボランティアの落とし穴
  •  近々久しぶりにボランティアのようなことを少々することになりました。それで思い出したこと。 私の中学・高校はボランティア活動に熱心でした。当時はボランティアよりも「奉仕」という言葉が多く使われていたかもしれません。 私は積極的に参加していました。まあ、それはいいんですけどね。でも興味のない人の方がずっと多かったんです。 そこで私はそういう人たちを冷ややかに見下していました。これはもちろん良くありま [続きを読む]
  • 自分の体と仲よく
  •  自分を嫌うのはよくないと言われます。私も、嫌う気持ちの方が好く気持ちより強いのは好ましくないと思っています。自分とは一生離れられないのですから、仲よくした方がいいのは言うまでもありません。 さて、私、人並みに仕事はしていると思いますが、体調に少々不安を抱えています。ちょっとした持病がありますし、それとは別に体調を崩すことも珍しくありません。調子の悪いときは自分の体にイライラして、ついつい体を罵っ [続きを読む]
  • みなとみらい
  •  下の写真は、横浜港大桟橋から撮ったみなとみらい21地区です。私のようなずぶの素人が撮っても何とか絵になっているかと思います。 こちらは船から撮った写真です。 以前から、この景観は偶然じゃない、と思っていましたが、先日の新聞を読むとやはりそうでした。陸から海へ稜線がなだらかに下がるようにするとか、赤レンガ倉庫がよく見えるようにするとか、計画的に街づくりをしたそうです。こういう配慮は実にありがたく嬉 [続きを読む]
  • 塞翁が馬
  •  ある大病院の支払窓口。金額を告げられて、どうしようと思いました。お財布の中身が足りないのです。何しろ突然先生に、別の科にも行くように言われたので・・・。 事務の女性は「次回も来るんだから・・・」と言って黙ってしまいました。恐る恐る「クレジットカードじゃだめですよね」と言うと、「あ、それなら大丈夫ですよ」と天使のお告げ。ピンチを脱しました。 クレジットカードは大昔、人に勧められて1枚だけ持っていま [続きを読む]
  • 教科書と懐疑心
  •  昔と今の教科書の内容が違うということが、時々マスコミに取り上げられます。 例えば、私はある騎馬武者の絵を足利尊氏と習ったのですが、今では単に南北朝時代の武士ということになっているそうです。 私が正しいと思っていたことが誤りだったわけで、そうなると他の習ったことも誤りである可能性があると言えます。ですので、「学校で習ったんだから絶対正しいんだ」などともし思うのなら、それは根拠のない思い込みというこ [続きを読む]
  • 地獄谷 野猿公苑
  •  北信濃・湯田中(ゆだなか)温泉滞在中には地獄谷野猿公苑(やえんこうえん)にもお邪魔しました。世界で唯一、温泉に入るサルとして有名な野生のニホンザルのいるところです。湯田中のすぐそばですので、行かない手はありません。もっとも、出かけたのは8月4日で、サルたちは夏には「入浴」しませんが。  野猿公苑のホームページはこちらです。野生のサルに接する際の注意点などが勉強できます。 手軽な行き方の一つは、長野 [続きを読む]
  • 志賀高原 琵琶池
  •  夏が大の苦手な私は長年の念願かなって、先日避暑に出かけることができました。滞在先に選んだのが、北信濃の湯田中(ゆだなか)という温泉街でした。JR長野駅からだいたい北東の方角、20?余りの所にあります。 滞在中は張り切ってあちこちに出かけ、多くの思い出ができましたが、ここではその中で印象深かった志賀高原のことを書いてみたいと思います。かなりの長文です。 志賀高原といえばとても有名ですが、どこにあ [続きを読む]
  • 頼りになるのは・・・
  •    しばらく家を留守にするので、郵便と新聞を止める手続きをして、チラシはお隣さんに取り除いてもらうようにお願いしました。普段は挨拶程度の付き合いなんですが、思い切って。チラシを捨てるために玄関にとても大きなゴミ箱を置きました。 ところが、帰ってビックリ。ゴミ箱に新聞がぎゅうぎゅう詰めになっているではありませんか。 さっそく販売所に抗議の電話をかけました。新聞を止めるのは防犯の意味もありますからね [続きを読む]
  • 愛想がなくても
  •  ある大病院内にコンビニがあり、その隣に食事の出来る場所が設けられています。 そこに車椅子の60代くらいの女性がやって来ました。テーブルに向かって食事をしようとして、手元を見て、何だか落ち着かない様子を見せました。 すると、斜め向かいの席で食事をしていた50代くらいの女性がすっと立ち上がり、コンビニの方へ行って、お手ふきを持ってきて、車椅子の女性にさりげなく渡したのです。 車椅子の女性はお礼を言い [続きを読む]
  • 3年後の返信
  •  数日前、友人から近況報告のメールが届きました。 それがなんと、3年半前に送ったメールへの返信! その返信にはかつての私のメールも付いていましたが、中身はさっぱり覚えていませんでした。 別に用事があったわけでもないので、今ごろ返信が来ても何の問題もありませんけど。 よく覚えていてくれたな、返信する気持ちになってくれたな、とありがたく、嬉しく思いました。なにもすばやく返信するばかりが能じゃなくて、こ [続きを読む]
  • 横断歩道にて
  •  ある静かな公園近くの横断歩道。 車道を向いて石畳の歩道に立つ小学3、4年生くらいの男子。 手を挙げて、「これから渡ります」という意思表示。 すると1台の青い軽トラックが横断歩道の手前で止まりました。 その子は軽く頭を下げると、横断歩道を渡ったのですが、渡り終えると、走り出した軽トラックに向かって深々とお辞儀したのです。運転手は気付かなかったでしょうけど。 ちょっと驚きましたし、いい感じでした。 [続きを読む]
  • 言うべきか、言わざるべきか
  •  最近迷うようになったことがあります。 それは、傷つけられたら、それを相手に率直に伝えるべきか否か、ということです。 今までは黙っていることが多かったです。「ボクは傷ついたんだぞ」などと言うことが、だだっ子や甘ったれみたいで何となくかっこ悪く感じるのです。被害者意識過剰と思われることもいやでした。それに、そもそも上司のような人が相手なら、文句など言えるはずもありませんし。  しかし、段々年をとり、 [続きを読む]
  • HSPの気持ちは分かるけど
  •  またHSP(Highly Sensitive Person)に関連して。 HSPは、そうでない人に比べて、感受性や感情の点で優れているという記事がネット上に見られます。つまり、気配りが出来たり、愛情が豊かだったり、ということです。HSPの長所を褒めるのは、長年生きづらさを感じて生きてきた「仲間」へのいたわりや励ましでもあると受け止めています。私も悪い気はしません。 ですが、気になる兆候がかすかに見えます。HSPの人の [続きを読む]
  • いいことは最後まで
  •   いいことをしようと思ったら、最後まで気を配らないと、「悪いこと」になってしまう場合があります。 たとえ話です。 ある大人が顔見知りの病気の子供を励ますつもりで、「治ったら、一緒に喫茶店でパフェでも食べましょうね」と約束して、連絡先のメールアドレスを教えました。子供は喜びました。 ところが数ヶ月後、その大人は迷惑メールのせいでアドレスを変更したのですが、子供にそれを伝えませんでした。子供との約束 [続きを読む]
  • 私はHSP
  •   拙文「短所と勝負しない」を読んだ友人から、あなたはHSPじゃないか、という連絡を受けました。HSP(Highly Sensitive Person)というのは、感受性が非常に鋭敏なタイプのことだそうです。先天的なもので、病気ではありません。1990年代にアメリカの心理学者エレイン・アーロン博士の提唱した概念とのこと。 調べてみますと、例えば、強い光や大きな音が苦手、すぐびっくりする、疲れやすい [続きを読む]
  • いい上司
  •  この春やって来た上司はとても話しかけやすい人で、仕事がぐっとやりやすくなりました。気づいたことをどんどん報告できるので、状況が以前より素早く改善されていき、気分がいいくらいです。 まだ若い男性で、こちらに気を遣ってくれているのがよく分かり、言葉遣いも丁寧で、もの柔らかです。向こうからも、雑談を含めて笑顔でよく話しかけてくれます。 熱心に仕事に取り組んでいるのは言うまでもありません。もっとも、飛び [続きを読む]
  • あの人のおかげで・・・
  •   事情で大昔のことを思い出す作業をしています。よく覚えているつもりのことでも、改めて見直すと、これまで気づかなかった面が見えてくるものです。 失敗すると、人は変わることができます。私の性格が大きく変わったのも、20歳前後の数々の失敗がきっかけだったということは以前述べました。 ですが、失敗したということは、私のせいで迷惑を被った人たちがいたということでもあります。私はいわばその人たちを犠牲にして [続きを読む]
  • 言ってくれる人
  •  「荻野さん、今日は元気ないですね」 と昨日仕事仲間に言われてしまいました。実は、2か月に1度くらいそうなるのですが、頭痛など全身の不調を感じていました。それを見抜かれたことがショックでした。もちろん批判されたのではないのですけど。 「なんか、笑顔が少なくて、厳しい顔だったので」 この人が特別鋭いというのならまだいいのですが、平均的な感性の持ち主なら、私は今まで10年も20年も、不調の時は誰にでも [続きを読む]
  • 短所と勝負しない
  •   私はずいぶんと自分の性格の短所を修正してきたつもりですが、そのままになっている短所も少なくありません。  その一つに、追い詰められると取り乱すという情けない短所があります。突然予定が変更されたり、締め切りの時刻が迫ってきたり、一度に多くのことをしなければならなくなったりすると、うろたえ、不安に陥り、頭が混乱して、物事を進められなくなってしまうのです。いわゆるパニックです。そんなわけで、いざとい [続きを読む]
  • 頭が冷えるアンケート
  •   徳川家康は三方ヶ原の戦いで武田信玄に完敗したとき、自分のみじめな姿を絵師に描かせ、折に触れてそれを見て戒めにしたと言われています。・・・ さて、先日机の引き出しを整理していますと、大昔の塾のバイト時代の、生徒による教師評価のアンケートが2枚ひょっこり出てきました。懐かしく思って目を通しますと、その結果は惨憺たるものでした。例えば「説明がわかりやすいか」という質問に対して、チーム4人の教師の中で [続きを読む]
  • つらかった母の日の作文
  •  今年も母の日が近づいてきました。中学時代、母親への感謝の作文が課題に出されたことがあります。小学校でもたぶん書いたでしょう。今でも多くの学校で行われているのではないでしょうか。この作文が私には重荷でした。(父の日の作文も同じです)。  母はよい人だったと思います。もう亡くなりましたが、天国や極楽があれば、そこへ行っているはずです。しかし、世話焼きの母と、何でも一人でやりたがる私。世間体を重んじ平 [続きを読む]