勢蔵 さん プロフィール

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勢蔵さん: 勢蔵の世界
ハンドル名勢蔵 さん
ブログタイトル勢蔵の世界
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/seizoh529
サイト紹介文歴史(特に江戸時代)と相撲が大好きな中年男です。武士道・忠臣蔵・バレ噺など色々載せてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供52回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2007/06/24 15:55

勢蔵 さんのブログ記事

  • 白菜のこと
  • 鍋に欠くことのできない白菜、それに食卓に白菜漬けや大好きであるキムチがあるだけで食が進む。今の我々にとって馴染み深い白菜であるが、日本人にとって意外と歴史が新しいのです。江戸時代、明治時代には白菜がなかったといえば、「うっそー」と言われそうです。特に目立った栄養は無いようですが、抗がん作用のあるイソチオシアネートが豊富であるという。だからといって、がん予防のためといって食す人はあまりいない。 英 [続きを読む]
  • 江戸美人
  •   江戸美人  女性の美しさにも、その時代の流行があります。 まずは元禄時代の「美人」の条件といえば、豊かな体と、ふくよかな顔ですね。 元禄7年(1694)に描かれた菱川師宣の「見返り美人図」は、まさしく元禄美人の代表です。 西川祐信は、綱吉晩年から吉宗の時代の人ですが、描かれる女性達はいずれもふっくらとしています。上の切手の画像は「春の野遊図」のものです。 ところが、田沼時代を境にして、美人の基準が変 [続きを読む]
  •  命の洗濯
  •     命の洗濯 ゴールデンウィークは、みなさんも少しは「命の洗濯」をされたことでしょうか。それとも、行楽地は何処も混雑するわ、車は渋滞で進まず、仕事以上に疲労を蓄積された人も少なからずいらっしゃるのかもしれない。 さて、この「命の洗濯」という言葉は、江戸のことわざ辞典類にも早くから見え、古くからいっぱんに言われていたものであった。江戸末期の国語辞典『俚言集覧(りげんしゅうらん)』には、「久しぶり [続きを読む]
  • 「鶴」について
  • 左・「丹頂」日本では北海道東部で繁殖し、渡りをしない留鳥である。営巣環境は広大な湿原や湖沼の岸に広がるヨシ原などである。北海道に約350羽、大陸には推定約1000羽が生息する。右・真鶴(まなづる)シベリア東南部、中国東北部、モンゴル北部で繁殖し、冬期には朝鮮半島、中国南部、日本に渡る。日本では鹿児島県出水市に冬鳥として約1000羽が渡来する。  「鶴」について 「鶴は千年亀万年」という言葉がありますが、鶴は [続きを読む]
  • 寺子屋について
  • 左『商売往来絵字引』 往来物は寺子屋の教科書の代名詞とされるものです。これは多色刷りではなく、後から彩色されたものです。幕末のものとされています。 右『世界商売往来』 明治になってからの往来物です。外国の事物と上部に発音のカナとアルファベットまでどん欲にその内容にもりこんでいる。明治になっても国定教科書が登場する明治37年まで、往来物は活況を呈していました。   「寺子屋について」 「幕末における [続きを読む]
  • 女人禁制
  •         いまも女性が立ち入れない大峰山の入り口にある「女人結界門」↑ 去年の秋から大相撲は叩かれ続けている。今回は土俵上で懸命に救命活動する女性に「降りて」とアナウンスした日本相撲協会の対応が物議を醸している。大相撲は、スポーツの興行でありながら、加えて伝統芸能であり神事なのである。昔は富士山はじめ、山岳霊場の多くが女人禁制であった。かつての高野山もそうだった。一般的には、男性が世俗の欲望 [続きを読む]
  • 鍵屋の辻の決闘
  • 「数馬茶屋」   当時、辻の両側には万屋と鍵屋という茶店が二軒あったという。荒木又衛門らは、万屋で又五郎一行を待ち受けていたといわれる。事件は江戸時代初めであるから、むろん当時の建物ではない。  鍵屋の辻の決闘 曾我兄弟の仇討ち(1193年、『曽我物語』)、鍵屋の辻の決闘(1634年) 、赤穂浪士による吉良邸討入り(1702年)は、「三大仇討ち」と呼ばれている。正確に言うならば、赤穂浪士の討入り [続きを読む]
  • 箱根駅伝のエピソード
  • 私にとって毎年の正月は、箱根駅伝のテレビ観戦が恒例になっています。大正時代に面白いエピソードがありましたので紹介します。第2回大会(大正10年)、日比谷交差点で、熱狂する駅伝ファンの警備、整理を担当したのは、駅伝が大好きな前田巡査という人物。愛する駅伝の仕事で適任のはずだった。ところが大会当日、選手が姿を現すと、誰よりも熱狂してしまいなんと仕事を放棄して、選手と一緒に走り出してしまった。これはいけな [続きを読む]
  • 天命
  •  5、6年くらい前までは、日が替わる時刻前には寝たことはなかったが、馬齢を重ねた今は、もういけません、早くから床に就いてしまいます。したがって読書量が減り、ネットでのネタ探しの時間も減り、ブログに載せようにもネタキレで困っています。これをネタキレ老人と申します。  というわけで昔の稿をひっぱりだして手を加えて再投稿となります。   <天命>  列子(揚朱から)  十年亦死百年亦死 十年なるも亦(又)死 [続きを読む]
  • 凧とシッポ
  •  第2次世界大戦の米国の英雄・マーシャル元帥が郷里に引退し、夫人との散歩を日課にしていた。ある時、子供たちが凧(たこ)をあげているのを見て、妻に言った。 「ごらん、夫婦というのはあの凧とシッポというものだ。シッポが重すぎても、軽すぎても、長すぎても、短すぎても、凧は落ちてしまう。両方がうまく調和してバランスがとれるとタコは空にあがる。夫婦とはあんなものだ・・・」 この話は、あちこちの結婚式で、テー [続きを読む]
  • 鏡のこと
  •  「鏡」は金偏が金属(銅で作られていました)を表し、つくりが音とともに影を意味します。語源は、影(姿、かたち)を映して見る意味の影見(かげみ)の変化のようです。漢字には鏡と鑑の二通りがあります。鑑(かんが)みるとは、鏡や水などに映してみることから、手本、先例などとくらべ合せて考えるという意味になりました。 鏡について、とりとめのないことを並べてみます。 「鏡物」とは、歴史物語の総称のことですね。「 [続きを読む]
  • 驚きのアート
  • ↑岩だと思ってもドキドキするリアルさで、海辺でもっとも遭遇したくない相手と言えますね。アーティストはジミー・スイフト氏で、場所はインドのゴア。 ↑嵐や強風によって巨木でも倒れてしまうことがあります。たいていは行政などが切断して処理してしまいますが、オーストラリアの通りで木が倒れた結果、ご近所さんが芸術的な手を加えたそうです。 ↑「年齢はただの数字」という言い回しがありますが、チェコの村に住むアネ [続きを読む]
  • 「テディベア」
  • 左・掲載された挿絵、  中・セオドア・ルーズベルト  右・ラシュモア山(サウスダコタ州)の四人の大統領の彫像 (左から右へ)ジョージ・ワシントン, トーマス・ジェファーソン, セオドア・ルーズベルト, エイブラハム・リンカーン (フリー百科事典『ウィキペディア』より拝借)  「テディベア」 1902年の秋、セオドア・ルーズベルト大統領は、ミシシッピ州へ趣味である狩猟に出掛けたが、獲物を仕留めることができな [続きを読む]
  • 舌切り雀
  • 「舌切り雀」 ご存知であろうかと思いますが、かい摘んで話しますと 「爺さんに怪我をして助けられた雀は、婆さんが使おうとしていた糊を食べてしまい、舌を切られて逃げ出す。その雀をお爺さんが追って山へ行くと、雀たちが恩返しにご馳走してくれたり踊りを見せてくれた。お土産として大小2つのつづらのどちらを持って行くか聞かれ、小さい方を持って帰り家に着いて中を見てみると小判や宝が詰まっていた。それを聞いた婆さん [続きを読む]
  • 「炬燵」
  • 『絵本四季花 下』 喜多川歌麿画   「炬燵」(こたつ) 寒い時期は、欠かせないのが炬燵ですね。畳の部屋ではたとえ暖房があっても、炬燵がないと、どうも落ち着きませんな。室町時代には「火闥」、江戸時代には「火燵」と表記されたといいます。「火闥」「火燵」「炬燵」といった小難しい字は、禅宗の僧がこしらえたようです。「読書良し海より山より炬燵良し」という句があるが、私にとって炬燵に入っての休日の読書は、無 [続きを読む]
  • 西郷隆盛の言葉
  •     「西郷隆盛の言葉」 道は天地自然の道なるゆゑ、講学の道は敬天愛人を目的とし、身を修するに克己(こっき)を以て終始せよ。己れに克つの極功は「毋意毋必毋固毋我」と云へり。総じて人は己れに克つを以て成り、自ら愛するを以て敗るるぞ。(『南洲翁遺訓』) 「毋意毋必毋固毋我」は論語にあります。「毋」は「母」ではなく「毋(なか)れ」で、するなという意味。「意」は私心をすてろ、「必」は独断するな、「固」は [続きを読む]
  • 映画「ロッキー」誕生秘話
  •      映画「ロッキー」誕生秘話 シルベスター スタローン好きでしたね。「ロッキー」と「ランボー」シリーズの他、彼の主演作は、大概映画館に足を運びました。  スタローンは、ニューヨーク・マンハッタン出身。父はシチリアにルーツを持つイタリア系アメリカ人の美容師。出産時に産科医が鉗子(かんし・手術器具)の扱いを誤り、顔面の左側(特に唇、顎、舌)の神経が傷つけられたため、言語障害(舌足らずな発音 [続きを読む]
  • 「最後だとわかっていたなら」
  • Tomorrow Never Comes 「最後だとわかっていたなら」 If I knew it would be the last time that I'd see you fall asleep, I would tuck you in more tightly and pray the Lord, your soul to keep.  あなたが眠りにつくのを見るのが最後だとわかっていたらわたしは もっとちゃんとカバーをかけて神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう If I knew it would be the last time that I see you walk out the door, I w [続きを読む]
  • 女性は何故、口紅を塗るのか
  •   「女性は何故、口紅を塗るのか」 どうして女性は口紅をつけるのだろうか。しかもそれは何故赤色なのか。まあこの稿は焼き直しですが、女性が不快を感じるでありましょう。戯れとして読んで下さい。 チンパンジーのメスのお尻には、性皮と呼ばれる部分ある。人間の女の大陰唇に相当する。この性皮が、35日間の月経周期のうちの約10日間続く発情期間に、次第に赤みを増し、大きく膨らんでいく。最終日が最も赤く大きく、排卵が [続きを読む]
  • プールを歩いて渡った少女
  • プールを歩いて渡った少女 読売新聞の「窓」という欄に掲載されたお話です。 広島市の女子高校生のA子さんは,小児マヒが原因で足が悪い女の子でした。 A子さんが通う高校では、毎年7月のプール解禁日に、クラス対抗百メートル水泳リレー大会をしています。男女二名ずつがそれぞれ25メートル泳ぐ競技です。 A子さんのクラスでこの大会の出場選手を決めていた時、女子一名がどうしても決まりませんでした。  早く帰りたいクラ [続きを読む]
  • 初富士
  • 新年開けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今年、私が差し出した年賀状の絵は富士山でした。初富士とは、季題で「元旦に初めて仰ぎ見る富士山のこと」とあります。江戸で生まれた季題なので、江戸から望む富士を「初富士」といったようですが、今は駿河からでも甲斐からでも元旦に見る富士は、初富士でかまわないであろう。 残念ながら私が住む愛知県からは望むことができない。北斎の「富嶽三十六景 [続きを読む]
  • パンダのこと
  •   昭和47年11月4日、中国から初めてパンダが上野動物園に贈呈されました。あの時の騒動はよく覚えています。私は学生でした。あの日から45年。日本のパンダといえば上野動物園というイメージがありますが、じつは和歌山県の動物園「アドベンチャーワールド」では23年間で14頭のパンダが生まれ、現在5頭の親子パンダが暮らしています。中国をのぞけばパンダ出産の数が世界一なのです。  その立役者は獣医師の林輝昭さん。「希少 [続きを読む]
  • 映画 『生きてこそ』
  •               ↑ 『生きてこそ』の映画の一場面 『生存者―アンデス山中の70日』(ピアズ・ポール・リード著・平凡社1974年)を若い頃に読んだことがある。映画化された『生きてこそ』(原題:Alive)のDVDを先日観ました。1993年公開のアメリカ映画です。 物語は1972年10月13日、ウルグアイのラグビーチームとその家族や知人を乗せた乗員乗客45名のチャーター機がアンデス山脈に衝突・墜落、 [続きを読む]
  • 吉井友実のこと
  • 明治14年11月11日、日本初の鉄道会社「日本鉄道」が設立されました。日本鉄道の初代社長に就任したのは、吉井友実(ともざね・幕末時代は幸輔)。 鹿児島加治屋町に生まれたため、西郷や大久保らとは幼少期からの親友で、元治元年には流罪に処されていた西郷の復帰を嘆願し、その召還使として渡島している。西郷、大久保らと薩摩藩精忠組としての中心人物として藩政をリードし、尊王討幕運動を推進した。吉井と西郷は同年生まれ [続きを読む]
  • 北村久寿雄さんのこと
  • 「北村久寿雄さんのこと」 14歳の五輪金メダリストといえば、1992年バルセロナ大会女子二百メートル平泳ぎの岩崎恭子さんを思い浮かべる人が多いだろうが、その60年前にも14歳で世界の頂点に立ったスイマーがいた。 北村久寿雄(くすお・1917〜 1996)は、昭和7年(1932)に開催された第10回のロサンゼルスオリンピックの水泳1500m自由形で、わずか14歳と10ヶ月で金メダルを獲得した水泳選手です。 序盤から北村と、 [続きを読む]