勢蔵 さん プロフィール

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勢蔵さん: 勢蔵の世界
ハンドル名勢蔵 さん
ブログタイトル勢蔵の世界
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/seizoh529
サイト紹介文歴史(特に江戸時代)と相撲が大好きな中年男です。武士道・忠臣蔵・バレ噺など色々載せてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供61回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2007/06/24 15:55

勢蔵 さんのブログ記事

  • パンダのこと
  •   昭和47年11月4日、中国から初めてパンダが上野動物園に贈呈されました。あの時の騒動はよく覚えています。私は学生でした。あの日から45年。日本のパンダといえば上野動物園というイメージがありますが、じつは和歌山県の動物園「アドベンチャーワールド」では23年間で14頭のパンダが生まれ、現在5頭の親子パンダが暮らしています。中国をのぞけばパンダ出産の数が世界一なのです。  その立役者は獣医師の林輝昭さん。「希少 [続きを読む]
  • 映画 『生きてこそ』
  •               ↑ 『生きてこそ』の映画の一場面 『生存者―アンデス山中の70日』(ピアズ・ポール・リード著・平凡社1974年)を若い頃に読んだことがある。映画化された『生きてこそ』(原題:Alive)のDVDを先日観ました。1993年公開のアメリカ映画です。 物語は1972年10月13日、ウルグアイのラグビーチームとその家族や知人を乗せた乗員乗客45名のチャーター機がアンデス山脈に衝突・墜落、 [続きを読む]
  • 吉井友実のこと
  • 明治14年11月11日、日本初の鉄道会社「日本鉄道」が設立されました。日本鉄道の初代社長に就任したのは、吉井友実(ともざね・幕末時代は幸輔)。 鹿児島加治屋町に生まれたため、西郷や大久保らとは幼少期からの親友で、元治元年には流罪に処されていた西郷の復帰を嘆願し、その召還使として渡島している。西郷、大久保らと薩摩藩精忠組としての中心人物として藩政をリードし、尊王討幕運動を推進した。吉井と西郷は同年生まれ [続きを読む]
  • 北村久寿雄さんのこと
  • 「北村久寿雄さんのこと」 14歳の五輪金メダリストといえば、1992年バルセロナ大会女子二百メートル平泳ぎの岩崎恭子さんを思い浮かべる人が多いだろうが、その60年前にも14歳で世界の頂点に立ったスイマーがいた。 北村久寿雄(くすお・1917〜 1996)は、昭和7年(1932)に開催された第10回のロサンゼルスオリンピックの水泳1500m自由形で、わずか14歳と10ヶ月で金メダルを獲得した水泳選手です。 序盤から北村と、 [続きを読む]
  • 私見・日馬富士の暴行
  • 大相撲の横綱・日馬富士関が10月の秋巡業中に貴ノ岩関に暴行した問題で、今、大いに世間を騒がしています。時事には触れないようにしているのですが、好角家の一人として私見を述べたい。10月25日深夜〜26日未明に暴行問題が発生した。貴乃花親方は、秋巡業最終日の29日に鳥取県警に被害届と診断書を提出した。このため世間の話題を独占することになった。貴ノ岩は、26日以降の秋巡業にも参加し、取組を行った時には [続きを読む]
  • 捕物帳のこと
  • 私は目明しが活躍する捕物小説が大好きです。捕物小説は岡本綺堂の『半七捕物帳』を嚆矢とする。隠居している岡っ引上りの半七老人が、若い新聞記者を相手に昔話を語るという趣向になっている。綺堂は明治5年生まれ、生家は御家人で筋目の江戸っ子である。半七は、伝法(勇み肌であること)で、時に凄みをきかせ、どこか堅気ではない。 そこへゆくと銭形平次は、今の巡査のようにおだやかに話す。作者の野村胡堂は、文藝春秋から [続きを読む]
  • 決闘のこと
  •        アレクサンダー・ハミルトンとアーロン・バーの決闘(1804年7月11日) ハミルトンは1787年のフィラデルフィア憲法起草会議の発案者で、アメリカ合衆国憲法の実際の起草者。10ドル紙幣の肖像画が彼です。バーは副大統領の任にあった人です。ハミルトンはバーの銃弾を下胸部に受け翌日死亡した。ちなみにハミルトンの息子もこの3年前に決闘で死んでいる。    (画像はフリー百科事典『ウィキペディア』より拝 [続きを読む]
  • 「赤い靴の女の子」
  •  左・山下公園の「赤い靴はいてた女の子」像  右・麻布十番の「きみちゃん」像                         (フリー百科事典『ウィキペディア』より拝借) 「赤い靴の女の子」  前に記した稿の書き直しです。♪赤い靴  はいてた 女の子 異人さんに つれられて行っちゃった  よこはまの 波止場から 船に乗って 異人さんに つれられて 行っちゃった 今の少年・少女はこの唄を知っているか否 [続きを読む]
  • なでしこジャパン
  • 「なでしこジャパン」「なでしこジャパン」の「なでしこ」は後述するとして、「ジャパン(Japan)」のほうですが、「日本」を中国人がなまって呼び、それがヨーロッパに伝わってジャパンになったんだという。江戸時代、「日本」は「にっぽん」と読まれていたらしいことは、たとえば井原西鶴作の『日本永代蔵』(元禄元年〈1688〉刊)の書名に「につほんえいたいぐら」とフリガナがふられているところからもうかがえる。 [続きを読む]
  • 「風が吹けば桶屋が儲かる」
  •  「風が吹けば桶屋が儲かる」 後存知、日本の諺ですね。「風で火災が広がり、焼死者が増え、棺桶屋がもうかる」と捉えている人も中にはいらっしゃるというが違います。すなわち風で土ぼこりが立ち、目に入って、盲人が増える。盲人は三味線をひくから、三味線の需要が増え、増えれば猫皮が必要になり、猫が減る。猫が減れば鼠が増え、桶をかじるために桶屋が儲かるという仕組みである。  諺というより小噺ですね。『世間学者気 [続きを読む]
  • 不倫と不貞
  • 不倫の「倫」は、漢語では「仲間」「類(たぐい)」という意味を持つ 同列に並んだ仲間ということから。「倫」は人間同士のきちんと整理された関係を表し、「秩序」「道徳」という意味に派生した。 「人の道にそむく」という意味の「不倫」は日本で明治になってから作られた語で、戦前まで「道徳的に許されない恋愛」の意味で使われたたが、(たとえば近親相姦など)戦後は死語となっていた。再び「不倫」の語が使われ始めるよう [続きを読む]
  • 「ピカソと魯山人」
  •  代表的なピカソの作品としては、学校の教科書や授業などでも取り上げられる絵画「ゲルニカ Guernica」が、おそらく日本で最も知名度が高い作品と言えるでしょう。スペイン内戦中の1937年に制作され、ドイツ軍の激しい空襲を受けたスペインの都市ゲルニカを題材としている。  「ピカソと魯山人」 通暁ぶる絵画ファンの奥様が美術館の絵を見ながら、自慢げに 「これはシャガールね」 「いいえ奥様、ルノアールでございます」 [続きを読む]
  • 「愛がない座席」
  •  飛行機のトリビアをひとつ。旅客機の座席番号は、前から後ろに1・2・3と数字が、左の窓側から右にA・B・Cとアルファベットが割り当てられています。 500人前後の乗客を運ぶ大型旅客機を見てみましょう。横幅が広い機内には通路が2本あり、左の窓側からABC、通路を挟んで中央列がDEFGとアルファベット順に進んでいきますが、もう1本の通路を挟んだ右側3席はHIJではなくHJK。HとJの間の「I」が抜けているのです。その理由はアルフ [続きを読む]
  • 「猫も杓子も」
  • 何の役にも立たない未来の世界を描いた恋川春町作の黄表紙『無題記』(天明元年〈1781〉刊)より、「猫も杓子も芸者」になったらどうなるかの場面。年増の猫、杓子の踊り子、三味線箱を担いだ茶臼(ちゃうす)の一行がのんきに歩いている。茶臼で「お茶を引く」のはヒマな遊女のこと。また、臼は何でも粉にするところから、茶臼芸は何でも「こなす」けれど、どれもみな下手の意 「猫も杓子も」忙しい商売の人たちのなかには、 [続きを読む]
  • ホクロのこと
  •  ホクロのこと 「黒子」と記して「くろこ」、「ほくろ」と言う。くろこは歌舞伎で、俳優の演技や舞台進行の介添えをする人が着る黒い衣装。また、その人。人形浄瑠璃では、人形遣いが着る黒い衣装をいうが、ここで述べるのは、同じ字を書く「ホクロ」のことである。 ホクロは古くは 「ははくそ(母糞)」と言った。『宇治拾遺物語』に「腰のほどにははくそといふものの跡ぞさぶらひし」とある。文字通り「母胎内でついた母親の [続きを読む]
  • 歴史は繰り返す
  • 時事の問題にはなるべく触れないようにしているのですが、一言物申します。 北朝鮮は8月29日午前6時頃、弾道ミサイル1発を発射しました。ミサイルは中距離弾道ミサイルとみられ、北海道の襟裳岬上空を通過し、太平洋上に落下し日本中が朝から騒然としました。総理は、「国際社会と連携し、北朝鮮に対するさらなる圧力の強化を日本は強く国連の場において求めて参ります」と、いつもと同じコメントを発表。また、「ミサイル発 [続きを読む]
  • 滝沢馬琴
  •   『椿説弓張月』(ちんせつゆみはりづき)は、滝沢馬琴作・葛飾北斎画の読本。 『南総里見八犬伝』とならぶ馬琴の代表作。伊豆大島に流された源為朝が琉球に渡り、危機に立つ王女を助けて賊軍を平定し、その子は琉球王となるという話。 「椿説」は「珍説」という意で、「説」は「遊説」を「ゆうぜい」と読むように、「ぜい」と読むこともできる。したがって「椿説」は「ちんぜい」という読みが可能で、鎮西八郎為朝に掛かって [続きを読む]
  • 「文武両道」
  • 夏の高校野球は今がたけなわ、甲子園で熱戦が続いております。明日からべスト8の激突です。暇さえあればTV観戦しています。 8月7日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」という番組で、福岡代表・東筑高の青野浩彦監督(57)のインタビュー記事(日刊ゲンダイ)を紹介。同校は福岡県内屈指の進学校として知られる。「放っておいた方が自主性を与えられる。でも、放任じゃない。自由を与えてるけど、行動は見ているので。野球よりも生 [続きを読む]
  •  「鶏口牛後」 
  •  「牛」の字は、牛を正面から見た象形文字ですね。 英語ではcow(雌牛)、ox(去勢した雄牛)、bull(去勢してない雄牛)と細かく言葉が分かれています。英米人にとってcowはのんびりしたというイメージ、ox、bullは力強いというイメージを抱いているという。  まずは、バレ噺を一席。 ある畜産品評会に、エリザベス女王夫妻(若き頃の)がご臨席された。 女王が「この牛はなぜ、首に金メタルをかけているのですか?」と案内 [続きを読む]
  • 蛇のこと
  • 蛇は古来、世界的に信仰の対象でした。原始信仰では、蛇は大地母神の象徴として結びつけられました。山野に棲み、ネズミなどの害獣を獲物とし、また脱皮を行うヘビは、豊穣と多産と永遠の生命力の象徴でもありました。もっとも著名な蛇神は、頭が八つあるという八岐大蛇(ヤマタノオロチ)や、三輪山を神体として大神神社に祀られる大物主(オオモノヌシ)であろう。赤城山の赤城大明神も大蛇神であり有名ですね。 もっとも、蛇を [続きを読む]
  • 焼餅
  • 落語に「幾世餅」という名作があります。幾世餅は短冊形の切り餅を金網の上で焼き、小豆の餡をまぶしたものだったという。幾世餅と本文との関連はありません。 「焼餅」 「焼き餅は遠火で焼けよ 焼く人の 胸も焦がさず 味わいもよし」と申します。焼餅、つまり嫉妬はコンガリと狐色に焼く、これがよろしいようですが、なかなか、そうはいかないようでして。焼餅は女が焼くものと思っていましたら、男も焼きますな。仕事で毎 [続きを読む]
  • 尾籠な話ですが
  • 「尾籠」は輸入語ではありませんね。馬鹿げていることや愚かなことを、昔「おこの沙汰」と言ったんだそうです。当て字で「尾籠」として、音読みするようになったという和製漢字。室町時代に無礼、無作法として使われていたが、意味が拡大して汚いことにも使われるようになり、今はその類をさす専門語となりました。 以下、「尾籠」な話です。良識ある方は、ここで退場なさるのが賢明と思います。 「雪隠を考所(かんじょ)とい [続きを読む]
  • ハゲ頭
  • 先日、某女性代議士による「このハゲ〜っ!!」などと激しく罵倒する言葉が、TVに幾度も流されました。この発言について、男性秘書だけでなく私を含めた毛髪の薄い男性たちは、深い悲しみと憤りを憶えたに違いありません。ということで、禿(ハゲ)の話題をとりあげてみました。 江戸時代は、禿頭を「やかんあたま」と呼んでいたようで。略して「やかん」。『かくし言葉の字引』(1929)に「やくわんあたま 薬罐頭 禿頭のことを [続きを読む]
  • 虎の見世物
  • 上は金比羅宮の表書院の襖絵・重文「遊虎図」 東、北、西の三方を囲む襖16面に様々な姿態の虎を8頭描いている。天明7年(1787)円山応挙の円熟期にパトロンである三井家が描かせたという。 「虎の見世物」 私事ですが、今はなき親父が寅年生まれのこともあって虎が大好きで、座敷には精悍な虎の絵がかっていて、この絵を毎日見ながら私は育ちました。 虎と龍は昔から絵の題材になった。江戸時代の人々は、虎についてはまった [続きを読む]
  • 「箱根八里」
  • 滝廉太郎 『箱根八里』 作詞:鳥居忱、 作曲:滝廉太郎 1.箱根の山は、天下の嶮(けん)     函谷關(かんこくかん)も ものならず     萬丈(ばんじょう)の山、千仞(せんじん)の谷     前に聳(そび)え、後方(しりへ)にさそふ     雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす     昼猶闇(ひるなほくら)き杉の並木     羊腸(ようちょう)の小徑(しょうけい)は苔滑らか     一 [続きを読む]