bookman さん プロフィール

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bookmanさん: ミステリー三昧
ハンドル名bookman さん
ブログタイトルミステリー三昧
ブログURLhttp://bookman.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文お気に入りのミステリー、気になるミステリーを紹介するブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供110回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2007/08/04 11:03

bookman さんのブログ記事

  • 星夜航行 (下) [book]
  • 飯嶋和一/新潮社/お薦め度 ★★★★☆慶長の役ルソンに逃げついた甚五郎、幸いにも菜屋助佐衛門の見世と蔵はマニラ市郊外に三カ所あり、日本人居住地には三百人ほど住んでいた。ルソンで甚五郎が目にしたものは、スペインとイスパニアの覇権争い、言いかえるとイエズス会とフランシスコ会の布教合戦?だった。日本へ帰った甚五郎、朝鮮、ルソンで見聞きしたことで南蛮貿易、キリスト教布教、文禄の役・・・すべてをひとり占めにし [続きを読む]
  • 星夜航行(上) [book]
  • 飯嶋和一/新潮社/お薦め度 ★★★★上・下巻1100頁の超大作永禄六年(1563年)一向宗乱にて、沢瀬甚五郎の祖父、父は家康に反旗をひるがえした。謀反人の小倅を小姓衆に取り立てた家康の嫡男三郎信康、その主君が家康への謀反?で自刃させられ、小姓頭の石川修理亮が追い腹をめした。甚五郎は出奔、永い旅が始まる・・・傑出した才覚、剣術、騎馬術、鉄砲術・・・をもつ甚五郎が堺の豪商、菜屋助佐衛門に巡りあうことが、 [続きを読む]
  • 芥子の花 金春屋ゴメス [book]
  • 西條奈加/新潮社/お薦め度 ★★★★ シリーズ第二弾!若手の作家が時代劇にトライしているのは、わたし的にはうれしい限りです。著者もそうですが、「バッテリー」の”あさのあつこ”も「弥勒の月」でデビュー、ふたりともこれから期待が出来そう・・・今回のミッションはアヘン探索。アヘンとくれば潜入捜査。辰次郎、松吉がその役を勝手にかってでる。苦労の末、黒幕の正体を見たまではよかったが、脱出に一苦労。そこで真打登 [続きを読む]
  • 金春屋ゴメス [book]
  • 西條奈加/新潮社/お薦め度 ★★★★★ 日本ファンタジーノベル大賞なんともユニークな表題、金春屋、「こんぱるや」、一膳飯屋の屋号。ゴメス、「馬込寿々」って名前の真ん中の三文字を読めばゴメス。まごめすず、でゴメス。ゴメスの親分は女、女奉行。なんともすごい、”技あり一本!”日本国から江戸国、日本から独立した、へ入国が許された大学生の辰次郎。高い競争倍率の難関を一回で突破出来た理由は、江戸国で蔓延する疫病 [続きを読む]
  • 下町ロケット ヤタガラス [book]
  • 池井戸潤/小学館/お薦め度 ★★★★「宇宙から大地へ」下巻10月14日、TBS日曜劇場にて「下町ロケット」スタート帝国重工内でうごめく不穏な動き。財前の打ち出した「無人農業ロボットに関する新規事業」の企画提案を横取り?する的場役員。一方、その的場に復讐を誓った、重田、ダイダロスと伊丹、ギアゴースト、がぶち上げた無人農業ロボット計画。奇しくも同じ土俵で佃製作所&帝国重工vs.ダイダロス&ギアゴーストの戦いが [続きを読む]
  • 元年春之祭 [book]
  • 陸秋槎/早川書房/お薦め度 ★★★★華文本格ミステリ前漢時代(紀元前100年)の中国、ヒストリカル・ダガー的時代、かつて祭祀を担っていた観一族、春の祭儀を準備中、当主の妹が殺される。山深い里、陸の孤島、で事件は起きた。本格ミステリ的設定・・・探偵役を仰せつかったのは、古礼の見聞を深めるため観家に逗留していた豪族の娘、於陵葵、17歳の才気あふれる少女。見聞を深めるための問答が時代を色濃く映している。当 [続きを読む]
  • 泥棒はスプーンを数える [book]
  • ローレンス・ブロック/集英社/お薦め度 ★★★★☆ついに最終巻!?ある時は古書店主、ある時は泥棒、ある時は探偵、いいとこどりのバーニイ・ローデンバー・シリーズ「軽妙洒脱」、この言葉がぴったりな本書、小粋な会話が実にいい!匿名のスミス氏の御所望は手書き原稿、博物館に忍び込み今回はトラブルなしでなんなくゲット、大枚をせしめる。またまたスミス氏からの依頼が、一本のスプーンを御所望、と。そんなバーニイのもと [続きを読む]
  • 悪の猿 [book]
  • J・D・パーカー/ハーパーbooks/お薦め度 ★★★★掘り出し物!?見ざるは悪を見ない、聞かざるは悪を聞かない、言わざるは悪を言わない。三猿は万人が従うべきルール。もっと重要なのは四匹目の猿、しざる、四猿、は悪をなすなかれ。七件の四猿事件、耳、目、舌を送りつける猟奇的殺人事件、その犯人?が余命いくばくもない癌でバスに飛び込む自殺!?事件を追い続けるのはシカゴ市警のポーター、犯人の少年時代の日記、少女の監禁 [続きを読む]
  • 花だより みをつくし料理帖 [book]
  • 高田郁/角川春樹事務所/お薦め度 ★★★★シリーズ特別巻種市、小野寺数馬、野江、澪、それぞれの後日譚・・・前作「天の梯」で完結したはずなのにもう一作読めるなんて・・・種市が澪への土産に腕をふるった「愛し浅蜊佃煮」。かつて澪と野江を占った水原東西?に翻弄される種市・・・御膳奉行の小野寺数馬と一風変わった妻との暮らしぶり。義母からの遺言?「岡太夫」(蕨餅)・・・あさひ太夫から野江に。生家の再建を果たした [続きを読む]
  • 監禁面接 [book]
  • ピエール・ルメートル/文藝春秋/お薦め度 ★★★★ノンシリーズ失業4年目のアラン、再就職のエントリーを繰り返すもなかなかうまくいかない。57歳の年齢がネック?今はアルバイトのかけ持ちで糊口をしのいでいる。そんなアランに朗報?が、一流企業の最終試験に残った、と・・・その最終試験とは、上級管理職5人のなかから最適任者を選ぶ、選抜試験がメインであると同時に採用試験も一緒に行うという。採用試験の内容は上級管 [続きを読む]
  • 悪意の夜 [book]
  • ヘレン・マクロイ/東京創元社/お薦め度 ★★★☆ベイジル・ウィリング博士シリーズ最新刊夫を事故?で亡くしたアリス、夫のデスクの引き出し、鍵のかかった、に入っていたミス・ラッシュなる人物の名前が書かれた空の封筒を見つける。そこへ息子のマルコムがラッシュと名乗る個性的な美人を連れてあらわれる。心配性のアリスは想像力をたくましくする。夫とミス・ラッシュと関係を持っていたのか?息子に近づいた彼女の目的は何な [続きを読む]
  • 弁護士アイゼンベルク [book]
  • アンドレアス・フェーア/東京創元社/お薦め度 ★★★★エンターテインメント!辣腕弁護士アイゼンベルクにホームレスの少女から依頼が舞い込む。友人のホームレスの男が殺人容疑で逮捕された件で・・・ホームレスの男はなんとアイゼンベルクがかつて付き合っていた物理学者、ハイコだった。ジョン・グリシャムの初期の作品のような書き出しから始まる本書。二転三転と供述を翻すハイコに振り回されるアイゼンベルク、ハイコから弁 [続きを読む]
  • 励み場 [book]
  • 青山文平/角川春樹事務所/お薦め度 ★★★★直木賞受賞後、第一長編!名子:江戸時代以前は全国いたる処に武家の領主がいて、争っていた。その争いの時代が終ったときに、大名として勝ち残った者以外の領主たちは大名の家臣となって領地をあきらめるか、武家の身分より領地をとって百姓になるか選択を迫られた。領地をとって土着した、その昔の領主の家臣が名子。150年近く経った延亨の世では、名主と名子に武家を重ねるものな [続きを読む]
  • 遭難信号 [book]
  • キャサリン・ライアン・ハワード/東京創元社/お薦め度 ★★★★☆CWA賞新人賞最終候補作ハリウッドに脚本が売れ、脚本家としての道が見え始めてきたアダム、一緒に暮らす永年の恋人サラが出張先のバルセロナで消息を絶ってしまう。会社には病気だと偽り休みをとっていただけでなく、親友の話では新しい恋人と一緒らしい、と・・・連絡の全くとれないアダムのもとに、二―スからサラのパスポートとメモが送られてくる。メモには「ご [続きを読む]
  • 真夜中の太陽 [book]
  • ジョー・ネスボ/早川書房/お薦め度 ★★★★ロマンティック・ノワール!?夏の間、真夜中でも太陽が沈まないノルウェーの北部、そこには少数民族サーミ人が住まう。そんな極北の地に流れ着いた?ウルフ?・・・教会の堂守の母子、レアとクヌート、と出合い、親切にされたことから心を通わせていくウルフ。ウルフの生業は始末屋、ドラッグがらみの借金の取り立て、場合によっては人を殺すこともある、ところが雇い主の金を盗んで追 [続きを読む]
  • インジョーカー [book]
  • 深町秋生/幻冬舎/お薦め度 ★★★★シリーズ第四弾八神瑛子が帰ってきた!前作「アウトサイダー」で夫を殺した犯人を突き止めると共に警察内部に巣食う闇も切り裂いた八神、その余波はいまだに消えない・・・刑事としての使命を見失った八神に「監察」の手が伸びる。部下の井沢ー八神金融?の番頭ーの恋人を盾にとり、八神金融の確たる証拠提出を迫られる。一方、情報提供者、英麗の見返りにベトナム人の女の行方を探す八神は、技 [続きを読む]
  • あなたを愛してから [book]
  • デニス・ルヘイン/早川書房/お薦め度 ★★★★恋愛小説!?ボートの上でレイチェルは夫に向け引き金をひく、撃たれた夫は暗い海に沈んでいった・・・こんな書き出しで始まるデニス・ルヘインらしかぬ?一冊。心理学者でベストセラー作家?の母親に育てられたレイチェル、父親の名前、ジェイムズ、だけしか教えらていなかった。そんな父親探しの第一章。第二章はジャーナリズムの道に進んだレイチェル、パニック障害を抱えながらキ [続きを読む]
  • 錆びた滑車 [book]
  • 若竹七海/文藝春秋/お薦め度 ★★★★葉村晶シリーズ第六弾今回の下請け仕事は老女、石和梅子、の行確、訪れたアパートでふたりの老女、もうひとりは青沼ミツエ、の喧嘩に巻き込まれ、例によって病院に担ぎ込まれる。住みなれたシェアハウスの建て替えのため、部屋を探していた葉村、青沼ミツエの面倒をみる代わりにアパートに仮住まいさせてもらうことに・・・下請け仕事の続きと一石二鳥の申し出に乗る。アパートにはミツエの孫 [続きを読む]
  • ニック・メイソンの脱出への道 [book]
  • スティーヴ・ハミルトン/KADOKAWA/お薦め度 ★★★★☆シリーズ第二弾前作「ニック・メイソンの第二の人生」では、25年の刑期をくらったニック・メイソンがダライアス・コールと契約をかわしーコールの呼び出しにはいかなることがあっても応じ、どんな命令でも従うー5年で出所した。本書では再審の公判を控えたコールが無罪を勝ち取るため、消えてもらわなくてはならない2名の殺害を命じられる。証人保護プログラムに組み込ま [続きを読む]
  • 影の子 [book]
  • デイヴィッド・ヤング/早川書房/お薦め度 ★★★★CWA賞ヒストリカル・ダガー賞受賞作ベルリンの壁近く、東ベルリンの墓地の一角、でひとりの少女の死体が発見される。顔は見る影もなく破壊され、歯もすべて失われていた。現場には国家保安省(シュタージ)のイェーガー中佐が臨場しており、人民警察の中尉カーリン・ミュラーと副官のティルスナーが狩りだされた。国家保安省の下で人民警察が動く異例?の形、しかも当局の見立てと [続きを読む]
  • IQ [book]
  • ジョー・イデ/早川書房/お薦め度 ★★★★新人賞三冠!アイゼイア・クィンターベイ、通称”IQ”、LA暗黒街の青年探偵!?ある事情ー身体障害者の少年の介護のためーから大金が必要となったアイゼイア、腐れ縁のドットソンの口利きで大物ラッパーが巨犬に襲われた事件ー警察には届け出たくないーを請け負う。物語は請け負った事件とアイゼイアとドットソンの少年時代が並行して描かれる。現在進行形より少年時代の方が本書の肝!? [続きを読む]
  • 下町ロケット ゴースト [book]
  • 池井戸潤/小学館/お薦め度 ★★★★シリーズ第三弾今秋10月スタートのTBS日曜劇場「下町ロケット」の原作本業績不振に喘ぐ帝国重工、社長交代が囁かれると共に、今後の「スターダスト計画」にも暗雲が漂う。当然、佃製作所にもその影響がひたひたと・・・それに加え、大手農機具メーカーに供給している小型エンジンの削減を言い渡される。性能よりコスト!?佃製作所の次なる一手は、ベンチャー、ギアゴーストが製作するトランス [続きを読む]
  • 偽りの銃弾 [book]
  • ハーラン・コーベン/小学館/お薦め度 ★★★★驚愕の結末!?セントラル・パークで目の前、私マヤ、で夫ジョーが射殺される。その四ヶ月前、姉クレアも射殺されている。夫の葬儀後、親友がひとり娘の安全のためにと置いてくれた隠しカメラに殺されたはずの夫が映っていた・・・ジョーは生きていたのか?誰かの罠?それともイラク戦争ーマヤは元陸軍特殊部隊のヘリパイロットー従軍のPTSDの後遺症?ひとりでジョーの死の謎を追うマ [続きを読む]
  • 巡査長 真行寺弘道 [book]
  • 榎本憲男/中央公論新社/お薦め度 ★★★★趣を異にする警察小説!?本庁捜査一課の巡査長、ヒラの捜査員、真行寺弘道、53歳、昇進試験を拒否、その理由は<昇進試験を受けて昇給したとしてもらえる年収ー今年の年収=支払った自由の値段>、その差額で俺らしく生きる自由を買った、と・・・オーディオマニアの真行寺、アンプの真空管が切れたので秋葉原へ、店員と間違えた黒木?と意気投合、高尾の自宅へ招かれる。仕事はと尋ね [続きを読む]
  • 愚か者死すべし [book]
  • 原尞/早川書房/お薦め度 ★★★★シリーズ第四弾大みそか、沢崎を訪ねて来たのは若い女、自首したー銀行強盗ー父親の無実を証明してほしい、と。父親が移送される前に面会の時間が5分とれたということで若い女、伊吹、を新宿署まで送り届ける。事件は新宿署の地下駐車場で起きる。二発の銃弾が・・・一発は伊吹の父親、二発目は警護の刑事に命中した!銃弾の発射れた車に体当たり、沢崎と犯人のカーチェイス?始まる。残念ながら [続きを読む]