bookman さん プロフィール

  •  
bookmanさん: ミステリー三昧
ハンドル名bookman さん
ブログタイトルミステリー三昧
ブログURLhttp://bookman.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文お気に入りのミステリー、気になるミステリーを紹介するブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供107回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2007/08/04 11:03

bookman さんのブログ記事

  • 奇術探偵 曾我佳城全集 [book]
  • 泡坂妻夫/講談社/お薦め度 ★★★★☆「このミステリーがすごい!」2001年度第1位伝説の女流奇術師、”曾我佳城”が探偵として活躍する連作短編集。二十年間にわたり書き綴られた二十二作品が収録された、まさに全集!”秘の巻”の最初に登場する「空中朝顔」、私も一番好きな作品。中高で眸が大きく、下瞼のふくらみに上品な色気が漂う。束ねた髪の形が、紺の中形によく似合った。年は三十を過ぎているはずだが、まだ開花の [続きを読む]
  • 機龍警察 狼眼殺手 [book]
  • 月村了衛/早川書房/お薦め度 ★★★★シリーズ第五弾経済産業省とフォン・コーポレーションが進める日中プロジェクト「クイアコン」に絡むと思われる連続殺人事件、犯人はプロ中のプロ!?遅々として進まぬ捜査に沖津率いる特捜部に捜一と捜二の専従班をつけた異例の体制で望むことに。警察の威信をかけた戦いが始まる。事件は増収賄の疑獄?連続予告殺人?黒社会の抗争?ゼネコンの談合?中国情報機関によるスパイ?・・・すべて [続きを読む]
  • 遠縁の女 [book]
  • 青山文平/文藝春秋/お薦め度 ★★★★短編集三編収録、そのどれもが「女」が鍵を握る。時代は著者が得意とする、武士が武士らしく生きぬくことが難しい時代。「機織る武家」、血のつながらない三人、義母、入り婿、後妻、武家として生き抜くことが出来ない内証、後妻は昔取った杵柄で機を織る・・・「沼尻新田」、否応ながら新田開発を父から命じられ、実地検分に訪れた先でひとりの娘に出会う・・・「遠縁の女」、時代遅れな武者 [続きを読む]
  • 獣使い [book]
  • カミラ・レックバリ/集英社/お薦め度 ★★★★エリカ&パトリック事件簿・シリーズ第九弾行方不明の少女が裸同然の姿で道路に踏み出し車にはねられる。眼球はくりぬかれ、鼓膜は破られ、舌は切り取られていた。同様の失踪事件が周辺で4件発生しており、同一犯の可能性を視野に入れながら捜査に当たるパトリック達・・・一方、エリカは新しい本を書くため、夫殺しで収監されているライラの取材が許される。ずっと断られていたのに [続きを読む]
  • 湖底のまつり [book]
  • 泡坂妻夫/東京創元社/お薦め度 ★★★★☆BOOK1お薦めの一冊「紀子」、傷心の一人旅、山間の村で、急に増水した川に流され、ロープを投げ助けてくれた晃二とその夜結ばれる。翌朝、晃二の姿は消えていた。「緋紗江」、山間の村、ダム工事の測量士補、休日、急に増水した川に流され、ロープを投げ助けてくれた晃二とその夜結ばれ、結婚することを約束する。「粧子」、「Pを殺してわたしも死ぬ・・・ママごめんなさい」、とノートに [続きを読む]
  • 冷酷な丘 [book]
  • C.J.ボックス/講談社/お薦め度 ★★★★ 猟区管理官ジョー・ピケット・シリーズ第九弾風力発電事業に乗り出した義父の射殺死体が、風力タービンのブレードに吊るされた現場に遭遇するジョー。ジョーと折り合いの悪い保安官は義母のミッシーを逮捕する。波乱の幕開け・・・妻メアリーベスに懇願され日常の業務をこなしながら事件解明にあたるジョー。一方、ジョーの友人、前作で気まずい思いをした、ネイトの身に危険が迫る。ネイ [続きを読む]
  • 少女 犯罪心理捜査官セバスチャン [book]
  • M・ヨート&H・ローセンフェルト/東京創元社/お薦め度 ★★★★シリーズ第四弾一家四人、両親、子供、の惨殺死体、凶器は散弾銃、散弾銃の持ち主で殺された一家と揉めていた男が捜査線上に浮かぶ。市長を妻に持つ地元警察署の主任警部は昇進したばかり、妻の面目を保つためにも事件をスピーディーに解決したいということでトルケル率いる殺人事件特別班に捜査を依頼する。現場で採取した証拠からもうひとり、少女がいたことが判明 [続きを読む]
  • 盤上の向日葵 [book]
  • 柚月裕子/中央公論新社/お薦め度 ★★★★将棋ミステリー山形で行われている注目の竜昇戦、七冠に大手をかけようとしている壬生Vs東大卒、ITベンチャーの旗手から転身した異色のプロ、上条、その会場に姿を現すふたりの刑事、そのひとりがつぶやく「いい面構えだ。人ひとり殺してもなんでもねえって面ァしてやがる」。この四ヶ月前、山中で発見された白骨化死体、死体とともに初代菊水月作の名駒が遺留品をして見つかる。嘗てプロ [続きを読む]
  • 政治的に正しい警察小説 [book]
  • 葉真中顕/小学館/お薦め度 ★★★★短編集多彩な変化球の六編表題の「政治的に正しい警察小説」、「ポリティカル・コレクトネス」(政治的に正しい言葉遣い。政治的・社会的に公正・公平・中立的で、なおかつ差別・偏見が含まれていない言葉や用語)をコンセプトにした警察小説を依頼される主人公。パワフルでエキセントリック編集者を相手に繰り広げられる禅問答?に著者のにやけ顔が浮かびます。ミステリーらしい「秘密の海」、 [続きを読む]
  • スティール・キス [book]
  • ジェフリー・ディーヴァー/文藝春秋/お薦め度 ★★★★リンカーン・ライム・シリーズ第12弾ある事件をきっかけにNY市警の顧問を退いたリンカーン・ライム、今は刑事司法大学で教鞭をとるかたわら民事訴訟コンサルタントをやっている。アメリア・サックスは「未詳40号」を追跡中、目の前でエスカレーターが人を巻き込む現場に遭遇、アメリアの救助活動もむなしく被害者の男は死亡、殺人犯には逃げられてしまう。ライムはエスカ [続きを読む]
  • 樹脂 [book]
  • エーネ・リール/早川書房/お薦め度 ★★★★「ガラスの鍵」賞受賞作<頭>という名のちっぽけな島に住むホーダー一家、その島には一家だけ。父イェンスと娘リウは夜な夜な本島へ出かけ、いろんなものを盗んでばかりいる。そのお陰?で家はゴミ屋敷状態・・・その年のクリスマスは特別、おばあちゃんが死んだ?父親の作った棺に入れ、マッチで火を付けた。おばあちゃんを殺したのは父、リウもその場に居合わせた。リウを本島の学校 [続きを読む]
  • 穢れた風 [book]
  • ネレ・ノイハウス/東京創元社/お薦め度 ★★★★シリーズ第五弾刑事オリヴァー&ピア・シリーズ最新刊風力発電施設建設会社で夜警の死体が発見される。防犯カメラには何者かが侵入した跡が・・・また、社長室の机の上にハムスターの死がいも残されていた。風力発電建設に反対する市民運動家のひとり、鴉農場の主人、の土地に風力発電施設を建設する計画に対し、法外な買取金額を提示する建設会社。農場を売り渡すのではないかと市 [続きを読む]
  • 狩人の悪夢 [book]
  • 有栖川有栖/KADOKAWA/お薦め度 ★★★★火村英生シリーズミステリ作家、有栖川有栖の対談相手はハリウッドでの映画化も決まったホラー作家、白布施正都氏、氏の口から私の家には必ず悪夢を見る部屋があることを告げられ、招待を受ける。白布施氏の編集者と一緒に氏の家を訪ねることに・・・そこで待ち受けていたのは殺人事件、殺されたのは2年前に亡くなったアシスタント、渡瀬の恋人?、沖田依子続いて依子をけまわす男?も殺さ [続きを読む]
  • 鬼はもとより [book]
  • 青山文平/徳間書店/お薦め度 ★★★★直木賞候補作藩札掛を命じられたはみ出し者、奥脇抄一郎、いつしか藩札の仕組みに魅入られ、命を賭けるに値するお勤めと心得るようになる。藩の財政が一段とひっ迫するなか、藩札の十割刷り増しを命じられる。藩の経済実態にそぐわない命、抄一郎は版木を持って欠け落ちた。欠け落ちた先は江戸、万年青を栽培しながら売り歩く浪人、その裏で藩札反行指南を生業にしていた。今でいうフリーのコ [続きを読む]
  • 罪責の神々 [book]
  • マイクル・コナリー/講談社/お薦め度 ★★★★☆リンカーン弁護士シリーズ売春婦殺人事件容疑で逮捕された男から弁護依頼が舞い込む。依頼人はラコース、売春婦のSNSを運営する「デジタル・ポン引き」、被害者は何度もハラーが窮地を救ってやった高級娼婦グロリアだった。皮肉なことにラコースはグロリアから何かあったらハラーに弁護を依頼するように助言を受けていた。ハラー・チームの調査の結果、ラコースの無実を確信、弁護を [続きを読む]
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ④ [book]
  • 山本巧次/宝島社/お薦め度 ★★★★シリーズ第四弾サブタイトルは「北斎に聞いてみろ」。グッドタイミングな一冊!関口優佳=おゆうは新規オープンする美術館の目玉、葛飾北斎の肉筆画、の真贋鑑定の依頼を引き受ける。江戸で真贋をはっきりさせるため、一番単純かつ確実な北斎を直接訪ねることにする。しかし、調査を開始した途端に、絵の仲買をした鶴仙堂の主人が死体で発見される。おゆうは北斎の娘、阿栄=応為、の助けを借り [続きを読む]
  • キリング・ゲーム [book]
  • ジャック・カーリイ/文藝春秋/お薦め度 ★★★★ シリーズ第七弾無差別殺人?クロスボウで射殺された女子学生、ナイフで刺殺された少年、斧あるいは棍棒で殴打され殺されたホモ・・・殺害の手口はバラバラ、被害者をつなぐものは何か?いつものカーソン・ラーダー・シリーズと違ってなかなかスピードが上がらない。犯人グレゴリーとその姉エマの関係とカーソンとハリーの遅々として進まない捜査が交互に語られる。加えて、カーソ [続きを読む]
  • QJKJQ [book]
  • 佐藤究/講談社/お薦め度 ★★★2016年江戸川乱歩賞受賞作快楽殺人のスペシャリストが家族、母杞夕花、兄浄武、父桐清、そして私亜李亜。キリングハウスから突然兄が殺され死体が消えた。兄に続き母も・・・父とふたりになった亜李亜、父が兄と母を殺したのか!?13年前の殺人事件のフラッシュ・バックが亜李亜を襲う・・・フラッシュ・バックと現在の繋がりは何なのか?それを解き明かす鍵は父桐清!ここから延々と境界殺人 [続きを読む]
  • 放たれた虎 [book]
  • ミック・ヘロン/早川書房/お薦め度 ★★★★シリーズ第三弾いきなり<泥沼の家>のリーダー、ジャクソン・ラムの秘書キャサリンが拉致され、リヴァーの携帯にキャサリンの画像が送られくる。犯人の要求は時間内、80分、にあるファイル・データを盗んでこいというものだった。保管庫に忍び込むリヴァー、あえなく逮捕され保安局員の尋問を受ける。何とか保安局の上層部の計らいで保釈されるが、キャサリンの行方は依然わからない [続きを読む]
  • 秋霜 [book]
  • 葉室麟/祥伝社/お薦め度 ★★★★羽根藩シリーズ第四弾前作「春雷」から三年、一揆騒動の後、当時の藩主は一揆鎮圧に功のあった隼人を討ったことで幕府から隠居を命じられ、反隼人派の筆頭家老らは失脚するといつしか、百姓の間で隼人は、<世直し様>と呼ばれるようになった。そんな折、「欅屋敷」を訪ねる謎の男、草薙小平太、が・・・この日から屋敷に留まり、屋敷の仕事を手伝うことになった。小平太の出自が羽根藩をひっかき [続きを読む]
  • 春雷 [book]
  • 葉室麟/祥伝社/お薦め度 ★★★★羽根藩シリーズ第三弾御勝手方総元締、多聞隼人、藩の借財返済にあたり強引な策を採ったため百姓や町人から反発が強く、隼人に対して<鬼隼人>というあだ名がつけられた。15年前、羽根藩に仕官すべく娘と身重の妻ともに旅してきた途中、お国入りの藩主が乗った馬が暴れだし、隼人の妻と娘を蹄にかけた。羽根藩の重役は藩主の名望を守るため隼人を仕官させた。隼人がこれに応じたのは藩主を名君 [続きを読む]
  • われらの独立を記念し [book]
  • スミス・ヘンダースン/早川書房/お薦め度 ★★★★ CWA賞最優秀新人賞受賞作ソーシャルワーカーのピート、小学校からの連絡を受け、かけつけると校庭にみすぼらしい恰好をした少年、ベンジャミン、が・・・話を聞くと家族とともに山中で生活している、と。支援を必要としていると判断、物資等をもって山中にわけいると、銃を持った父親が現れ、支援物資は必要ないと追い返されてしまう。ソーシャルワーカーとして抱えているもうひ [続きを読む]
  • 東の果て、夜へ [book]
  • ビル・ビバリー/早川書房/お薦め度 ★★★★☆CWA賞新人賞にして最優秀長編賞麻薬斡旋所の見張り役の少年、イースト、15歳、警察の摘発により仕事を失う。組織のボスの次なる命令はLAから2000キロ離れたウィスコンシンまで車で移動、判事を殺すことだった。命令を受けた黒人の仲間は3人、20歳をリーダーに、17歳、13歳、イーストの弟で殺し屋、それぞれ新しい偽造免許証と現金を持ちバンで旅立つ。ここまでが第一部、 [続きを読む]
  • レジェンド2 [book]
  • 連城三紀彦/講談社/お薦め度 ★★★★アンソロジー第二弾本シリーズのお目当ては巻末の特別対談、今回は米澤穂信を加えた、綾辻行人、伊坂幸太郎、三人。私に連城三紀彦を紹介してくれたのは、2014年11月21日の読売新聞、伊坂幸太郎が熱烈なファンとして「騙される幸せを体感してください」という一節。紙上でのお薦め連城ミステリーは、[短編集]・「戻り川心中」「夕萩心中」「夜よ鼠たちのために」、[長編]・「私という [続きを読む]
  • 呼び出された男 [book]
  • ヨン=ヘンリ・ホルムベリ/早川書房/お薦め度 ★★★☆スウェーデン・ミステリー傑作集「ミレニアム」のスティーグ・ラーソン、<エーランド島四部作>のヨハン・テオリン、<ヴァランダー刑事・シリーズ>のへニング・マンケル、<マルティン・ベック・シリーズ>のマイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー・・・17名の作家の短編集。英語で初めて出版されたアンソロジー、スウェーデンのミステリーが認められたという意味では [続きを読む]