まろんぐらっせ99 さん プロフィール

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まろんぐらっせ99さん: 1日1冊読書日記
ハンドル名まろんぐらっせ99 さん
ブログタイトル1日1冊読書日記
ブログURLhttps://ameblo.jp/maron999/
サイト紹介文1日1冊本を読む、極度の活字中毒です。07年8月から、書いた感想を残していこうと本ブログ作りました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供25回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2007/08/15 18:37

まろんぐらっせ99 さんのブログ記事

  • 「ザ・ホスト 3 別離」 ステファニー・メイヤー
  • ザ・ホスト 3 別離人に寄生するような不気味なものが主人公だなんて、いくら若い子の体の中に入っていたって形は虫みたいなもんですから、とてもじゃないけど共感できない!って思ってた1巻目が嘘のよう。どうかどうか、ワンダラーに素敵な結末を用意してくださいと願わずにはいられない。ワンダラーはそんな存在なのです。もう虫だなんて思えない。立派な女性です。誰よりも真っ直ぐで一生懸命で美しい。後半にかけての彼女の決 [続きを読む]
  • 「ザ・ホスト 2 背信」 ステファニー・メイヤー
  • ザ・ホスト 2 背信ますますおもしろくなってくる。すでにワンダラーが寄生虫だとは思えなくなってきた。ひょっとしたらその辺の人間なんかより、よっぽど真っ直ぐで繊細な「女性」なのかもしれない。愛しい人に殴られたり、適視されている人間に殺されそうになっても健気に生き抜こうとする。敵をも愛せよ、という優しい心。ここにきてようやくメラニーではなくワンダラーを愛しいと思ってくれている人の存在が・・・。1巻では彼 [続きを読む]
  • 「ザ・ホスト 1 寄生」 ステファニー・メイヤー
  • ザ・ホスト 1 寄生ステファニー・メイヤーといえば大人気映画「トワイライト」の作者ですが、映画を見てしまったので小説はまだ未読状態で積読の山。だから、これが初ステファニー作品です。ティーン向けの作品を書く人だし、という期待で恋愛チックな展開を予想しながらの読み始めはビックリでした。恋愛以前の問題で、まさか寄生虫が主人公だなんて……。ワンダラーという名の寄生虫は「メラニー」という名の少女の体に寄生し、 [続きを読む]
  • 「忘却のパズル」 アリス・ラプラント
  • 忘却のパズル (創元推理文庫)手を専門とする整形外科医だったジェニファーは、64歳の現在アルツハイマー病を患っています。彼女には親友殺しの殺人容疑がかかっており、窮地に立たされています。殺された親友・アマンダの右手指4本が切断されており、外科医だった彼女に疑いの目が向けられているのです。この作品を興味深くしているのが、主人公がアルツハイマー病にある点です。そしてその人間が語り手になっているのですから、物 [続きを読む]
  • 「嫉妬事件」 乾 くるみ
  • 嫉妬事件 (文春文庫)表紙の雰囲気とタイトルで完全に勘違いするでしょう? 女同士の激しい嫉妬が巻き起こした陰湿な事件。はたまた内面を隠しに隠して微笑む美女同士の腹の内が暴露されていくというような幻想的なミステリー……とにもかくにも若い女性同士の何らかのいざこざ的な部分が事件に繋がっていくと想像してたんですが全然違いました。っていうか違い過ぎて予想をはるかに上回りすぎて一瞬意識が飛びます。これは一部の [続きを読む]
  • 「サイコブレイカー」 セバスチャン・フィツェック
  • サイコブレイカー これで著者の作品は4作目ですが、どれもおもしろい。今作は教授が生徒にお金を払って<サイコブレーカー>なる人物による精神破壊事件を描いた小説を読ませるという設定になっている。この小説を読むことによって何らかの心理学実験を行いたいらしいのですが、その結果や理由、目的をいっさい話さないために余計に怖さが増す。物語のほとんどが<サイコブレーカー>が存在する物語なのですが、ふと現実に返っ [続きを読む]
  • 「鬼畜の家」 深木 章子
  • 鬼畜の家 (講談社文庫) 父親の自殺を機にはじまる一家の残酷物語。ある依頼人に頼まれた元警察官で探偵の榊原がインタビュー形式でこの一家に纏わる関係者に取材をかけていき、鬼畜の家の全貌を暴き出していきます。北川家の父親の死亡診断書を書いた木島病院院長の木島敦司から始まるインタビューは、主婦、刑事、大学生、保険外交員など様々な人々の口を借りて語られていきます。悪魔のような母親・郁江を筆頭に、母親のいいな [続きを読む]
  • 「少年舞妓・千代菊がゆく!―ないしょの婚約」 奈波 はるか
  • 少年舞妓・千代菊がゆく!―ないしょの婚約 (コバルト文庫)よく考えたら千代菊はまだ14歳。楡崎は30を超えてて、なのに13歳の頃から千代菊が好きで水揚げまでしようとしてたっていう。すごすぎる設定なんだけど、挿絵が綺麗なのと千代菊が可愛いのと話がおもしろいので気にしないようにしようとしている自分がいる。実話だったらとんでもなくスゴイ話です、これ(///∇//)紫堂君も登場してました。千代菊はどっちに転んでも玉の輿で [続きを読む]
  • 「少年舞妓・千代菊がゆく! 恋に落ちる瞬間」 奈波はるか
  • 少年舞妓・千代菊がゆく! 恋に落ちる瞬間 (コバルト文庫)表紙絵に新撰組の土方歳三・・・の衣装をまとった瀬川みずきくん。偶然千代菊と出会って、恋に落ちてしまったという展開。男前で優しくてお芝居に対する真っ直ぐな姿勢がとても好感のもてる好青年。紫堂くんといい、瀬川くんといい、どうして千代菊の男キャラは清潔感が溢れてるんでしょうか。惚れ惚れします。 今回楡崎の出番は少なめですね。 ★既読の【奈波 はるか】作 [続きを読む]
  • 「怪物はささやく」 パトリック・ネス
  • 怪物はささやく (創元推理文庫 F ネ 2-1)平成24年度中学校課題図書。タイトルや表紙絵の怖さから想像した作品とは全く違う読後感を与える作品であることは間違いないでしょう。映画にもなりました。重い病気にかかっている母親と暮らす13歳の少年。母親は病気治療中でいつも体調を悪くしている。そんな少年のもとにある日、イチイの木の怪物がやってくる。けれど少年はそんなもの怖くなかった。だってもっと恐ろしいものを知ってい [続きを読む]
  • 「玻璃の家」 松本 寛大
  • 玻璃の家 マサチューセッツ州の小都市コーバンのリリブリッジ邸で事件が起きました。それを目撃した証人は過去の事故が原因で人の顔を認識できない「相貌失認」という障害を抱えている11歳のコーディ少年です。 犯人の顔を目撃したのにそれが表現できない。本人にしても実にもどかしい時間が過ぎるのだけれど、日本人留学生で心理学者であるトーマの協力の元、コーディが出来得る限りの可能性を探っていき、やがて真実に迫ってい [続きを読む]
  • 「もののけ本所深川事件帖 オサキ婚活する」 高橋 由太
  • もののけ本所深川事件帖 オサキ婚活する (宝島社文庫) 大河でお馴染み江姫が登場されます。大河見てないんでキャラ設定がよく分からないので残念ですが、姉とのエピソードなど心温まるものが多く、強く優しい方だったのがよく分かります。さてさて。今回は相変わらず煮え切らない周吉に痺れを切らして、お嬢さんにとうとう見合い話が。まだお琴と一緒になる決心はできないのに、やっぱり見合いしてほしくないとは言い出せないダ [続きを読む]
  • 「菫色のハンドバッグ 杉原爽香、三十八歳の冬」 赤川 次郎
  • 菫色のハンドバッグ: 杉原爽香、三十八歳の冬 (光文社文庫 あ 1-133) 波乱万丈の幕が開いていきそうな予感がする38歳。今回彼女自身に何か大きな事件が起こるわけではありませんが、巻き込まれ型の性質なのでしょう、あちこちで彼女は事件に巻き込まれていきます。可愛い姪の為、兄嫁則子の為、Kホテルの為、栗崎英子の為、とある一家の為。とにかく、彼女はあちこちで頼られまくっており、体がいくつあっても足りない状況なの [続きを読む]
  • 「デスゲーム24/7」 ジム・ブラウン
  • デスゲーム24/7 (ハヤカワ文庫NV) 以前に読んだ「カインの瞳」が私の中で大HIT。偶然見つけたこの作品はその「カインの眼 」と設定が似通っていました。リアリティー番組に出演する予定のメンバー達が、実際に命を奪われていくというサバイバルな状況に置かれます。視聴者が降りてほしいメンバーを投票し、実際にその人間がウイルスによってリアルに死んでしまうというもの。なぜ、彼ら彼女らがそれの犠牲者にならなければなら [続きを読む]
  • 「交換殺人には向かない夜」 東川 篤哉
  • 交換殺人には向かない夜 (光文社文庫) 烏賊川市シリーズ第4弾。今回は三つのPARTに別れて登場人物たちが右往左往し、最終的にそれが一本の道に繋がるという実に緻密に計算し尽くされた面白い展開でした。鵜飼と朱美は夫の浮気調査の依頼でとある豪邸に潜入調査中。流平は彼に思いを寄せている十乗寺さくらと、彼女の友人宅にお泊り旅行。砂川と志木刑事は雪の最中に起きた刺殺事件の調査中。とまぁそれぞれがそれぞれの場 [続きを読む]
  • 「(仮)ヴィラ・アーク 設計主旨 VILLA ARC (tentative)」 家原 英生
  • (仮)ヴィラ・アーク 設計主旨 VILLA ARC (tentative)震災で息子を亡くした男が建てた邸宅「ヴィラ・アーク」に招待された川津たち。そこで、客の1人が連れてきた黒猫が消え、その黒猫を探しに行った女性もまた消えてしまうという不可解な状況に陥ります。外観からして普通ではない「ヴィラ・アーク」の内側、探れば探るほど不思議なことばかり。消えた猫と客人を探すと同時に、奥が深い邸宅の核心にも迫っていく、そんなミステリ [続きを読む]
  • 「少年舞妓・千代菊がゆく! きみが邪魔なんだ」 奈波 はるか
  • 少年舞妓・千代菊がゆく!40 きみが邪魔なんだ (集英社コバルト文庫) お互い両思いだけれど、修行の身であることで気持ちにセーブをかけている千代菊と紫堂。けれど、千代菊は陰ながらずっと彼を思い続け、紫堂君の方も同じ気持ちであることには変わらなかった。しかし、紫堂君の最近の様子がおかしい。いつもより少し痩せてきていて、何だか悩むがあるようです。彼の悩みというのはどうも自分の将来についてのことのようなの [続きを読む]
  • 「既読スルーは死をまねく」 堀内 公太郎
  • 既読スルーは死をまねく (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 剣道の名門高に入学したまりあは、女子剣道部員が参加しているSNSの「サークル」でトラブルに巻き込まれます。悪魔剣士なる謎の人物が何やら女子部員に恨みを抱いているようで、サークルで不安を煽り立てます。新入生のまりあには相手が誰か分かりませんが、どうやら先輩たちには心当たりがあるようで・・・。既読スルー。笑い事ではないその恐ろしさ。実際にLIN [続きを読む]
  • 「領主館の花嫁たち」 クリスチアナ・ブランド
  • 領主館の花嫁たち (創元推理文庫) 奥方がなくなったばかりのアバダール屋敷。そこに残された幼い双子の家庭教師として雇われたテティは、あまりにも愛らしい双子の姿を見て心を奪われます。クリスティーンとリネス――誰もが見紛うばかりにソックリな2人は、暗く沈んだ館を照らす光。けれど、テティは屋敷についてすぐ、館に流れる冷ややかな空気を肌で感じ恐怖を覚えたのです。誰もが愛さずにはいられない可愛い双子ですが、見 [続きを読む]
  • 「ハリー・クバート事件 上下」 ジョエル・ディケール
  • ハリー・クバート事件〈上〉 (創元推理文庫) 人気作家の地位を確立していたハリー・クバートは、30年以上前に失踪した15歳の少女の事件に関わっているかもしれない。少女の白骨が発見されたことにより疑惑をもたれたハリーの無実を証明するため、彼の教え子であり、自身も人気作家となっていたマーカス・ゴールドマンが今回の事件を1冊の本に纏めようと決心します。この物語はハリー・クバートの物語でもあり、マーカス・ゴール [続きを読む]
  • 「桐島、部活やめるってよ」 朝井 リョウ
  • 桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) ご存知、映画版がアカデミー賞の作品賞、 監督賞、編集賞の3部門で最優秀賞を獲得しております。映画化する前からそこそこ前評判が良かったので楽しみにしていました。とてもリアル。リアルすぎたお話でした。学校の花形グループと、日陰グループ。この落差の描き方がとってもうまくて、花形の人は何をしてても学校が楽しいって思えるんだろな、怖いものなんてないんだろうな、と思えまし [続きを読む]
  • 「万能鑑定士Qの事件簿XII」 松岡 圭祐
  • 万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫) Qシリーズ最終巻ってことで読めば、うおっ。なんだこの表紙は。つ、ついにゴールインなの?前作の祈願が成就?! あの摩訶不思議な山本太郎氏の「太陽の塔」の内部事情まで勉強できて、なかなかの作品です。そして、Qちゃんのよきライバルである雨森華蓮も再登場でなんだか前よりも二人の距離が近づいたように感じてHAPPYでした。彼女は本当に天才です。莉子と華蓮がタッグを組めば、見抜け [続きを読む]
  • 「万能鑑定士Qの事件簿 XI」 松岡 圭祐
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XI (角川文庫) 小笠原と莉子との仲がどんどん進んでいってるようで、読者としてはめちゃ嬉しい。お気に入りだった著者の「千里眼」シリーズでは、特定の誰かと美由紀が助けあっていく、といった絶対的なヒーローがおらず、いろんな人物が入れ替わりって感じだったので、このシリーズにおいては小笠原がずっと莉子を支えているので、安定して読める。もう私の中では千里眼を抜いて好きな作品になってます。わ [続きを読む]