まろんぐらっせ99 さん プロフィール

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まろんぐらっせ99さん: 1日1冊読書日記
ハンドル名まろんぐらっせ99 さん
ブログタイトル1日1冊読書日記
ブログURLhttps://ameblo.jp/maron999/
サイト紹介文1日1冊本を読む、極度の活字中毒です。07年8月から、書いた感想を残していこうと本ブログ作りました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供24回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2007/08/15 18:37

まろんぐらっせ99 さんのブログ記事

  • 「ポケットに地球儀 (探偵作家アマンと謎の密室魔) 」 安萬 純一
  • ポケットに地球儀 (探偵作家アマンと謎の密室魔) (創元推理文庫)読者から集めた謎を探偵作家アマンがちょちょいと解くはずが、全く見当違いの答えや推理ばかりを導き出してしまい、あげくに依頼をしてきた人間がその謎と対峙している肝心の時に限って、本人たちは密室魔によって密室に閉じ込められているという……。そして密室からようやく脱出すれば謎は全て解けちゃってますよ、という筋で連作短編が続きます。作家アマンと編集 [続きを読む]
  • 「復讐教室 連鎖」 山崎 烏
  • 復讐教室 連鎖 (双葉文庫)復讐教室の続編。中学3年生の愛川広樹には同級生の恋人がいたが、広樹の目の前で何者かに襲われ、のちに自殺してしまう。怪我をしていた広樹が学校へ戻ると、自分が助かりたいために恋人を売った卑劣な人間だという噂が広まっていた。自分が犯人ではないことは分かっている。けれど恋人を救えなかったのは事実。複雑な思いを抱きながら中学を卒業した広樹は、高校に入って一人の少女と出会ったことで、ク [続きを読む]
  • 「復讐教室」 山崎 烏
  • 復讐教室 (双葉文庫)携帯小説サイト「E★エブリスタ」に投稿された作品が書籍化されたもの。単行本時は「復讐の唄」でしたが、文庫本は「復讐教室」に変わっています。 ある時からいじめの対象となった藤沢彩菜。女子たちから始まったいじめは男子にも広がり、中学3年生としては受け止めきれないほど心に深い傷を負いました。毎日思いつめる日々でしたが、このままでは自分が殺されてしまうかもしれない、そう考えたとき、いじめ [続きを読む]
  • 「魔女の死んだ家」 篠田 真由美
  • 魔女の死んだ家 (講談社ノベルス)元々は「かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド」の作品として刊行されたものです。基本的にYA媒体で出版されたのですが、内容を読む限り子供にこの世界観全体をきっちり理解するのはちと難しいのでは、と。まぁ目線がが子供を通したものになっているので、漠然としたものは分かるとはいえ、やはりなんだか背徳感が漂います。女を崇拝し、屋敷へ集ってくる男ども。それを [続きを読む]
  • 「少年舞妓・千代菊がゆく!―「秘密」の告白」 奈波 はるか
  • 少年舞妓・千代菊がゆく!―「秘密」の告白 (コバルト文庫)シリーズラストに向けて少しづつ動きが見え始めてきた巻です。男衆として千代菊を支えてきてくれた従兄の宏章のドイツ留学。楡崎に恋していた見習いの亜紀ちゃんの帰郷。シリーズに登場して当然のメンバーたちが表舞台から姿を消していく中、残された千代菊が少し可哀そう。ずっと舞妓を続けられるわけでもなし、終わりが近づいてきているんだなとしみじみ感じました。そし [続きを読む]
  • 「あがない」 中野 順一
  • あがない (徳間文庫)突然前世の記憶を甦らせた五歳の一人息子恭平。「ほんとうのおうちに行きたい」という恭平の言葉を半信半疑に聞きながら、彼のいう「ほんとうのおうち」を訪ねた祐子。恭平の頭の中には、数年前に亡くなったある男性の記憶が棲んでいたのです。人が前世の記憶を甦らせるとき、それはこの世に未練を残していることもあるのです。なぜ、少年の中に前世の記憶が甦ってきてしまったのか。この不思議な現象を納得で [続きを読む]
  • 「まつるひとびと-奇妙奇天烈奇祭譚」 中島 かずき
  • まつるひとびと-奇妙奇天烈奇祭譚 (双葉文庫)炭鉱町に暮らす子供たちのケンカ祭りを舞台にした・・・(「山すべり」)、遊女たちが初の女柱に挑戦する・・・(「おんなばしら」)、新婚の嫁が婿を投げ飛ばす祭り・・・(「婿飛ばし」)、ある日、部屋の前にお相撲さんが立っていて・・・(「祓え相撲」)、長らく開かれていなかった町どおしの綱引きが突然復活するも・・・(「国綱引き」)、謎に包まれた祭りの実態を調査している [続きを読む]
  • 「オレンジ色のステッキ―杉原爽香三十九歳の秋」 赤川 次郎
  • オレンジ色のステッキ―杉原爽香三十九歳の秋 (光文社文庫)最初の方で今日子と会うのですが、なんだか時間を感じる。学生時代はずっと一緒だった二人も、お互いの近況を報告しあう程度になってて。爽香が今日子の子供の名前を知らないなんて普通なら考えられないことですからね。そういう部分でお互いそれぞれの時間を歩んでるんだって感じるわけですよ。とはいえ、今作では冒頭以外にも今日子とお茶するシーンもあるので嬉しいで [続きを読む]
  • 「修道院の第二の殺人」 アランナ・ナイト
  • 修道院の第二の殺人 (創元推理文庫) 妻殺しと、修道院で働く女教師殺しの罪で絞首刑になった男ハイムズ。エジンバラ市警察に勤めるファロ警部補は自分が体調不良の間に解決した事件に対し、再度独自の調査を始めることになります。妻殺しを自供した男が二人目の女教師殺しに関しては自分は無罪なのだと最期まで訴えていた。敬虔なカトリック教徒で自ら妻殺しの罪を自供し償いをするとしたハイムズが、もし本当にもう一人殺して [続きを読む]
  • 「少年舞妓・千代菊がゆく!―許されぬ想い、かなわぬ恋」 奈波 はるか
  • 少年舞妓・千代菊がゆく!―許されぬ想い、かなわぬ恋 (コバルト文庫)なんとなぁく物語が佳境に向かっているなと感じさせる巻でした。亜紀ちゃんに、従兄の宏章に、それぞれ思いもよらぬ決断をするんですから。宏章に関しては前作から行動的な一面をみせているんですが、だんだん切なくなってきてしまいます。続編ではどうなってるんでしょうか。この巻で美希也が「チャリ」って単語を使うんですけど、ああこの子が千代菊と同一人物 [続きを読む]
  • 「それは宇宙人のしわざです 竜胆くんのミステリーファイル」 葉山 透
  • それは宇宙人のしわざです 竜胆くんのミステリーファイルファッション雑誌の廃刊に伴いオカルト雑誌に移動させられた雛子の最初の仕事は「宇宙人にさらわれた」人にインタビューをすることでした。その過程でUFOオタクの高校生・竜胆くんと出会い宇宙人が絡んでいる<かも>しれない謎に振り回されることになります。華やかな世界から一転、怪しさ爆発な職場に配属された雛子。バカバカしいと思いながらも「宇宙人の仕業かもしれな [続きを読む]
  • 「雪冤」 大門 剛明
  • 雪冤 (角川文庫) 十五年前、まだ大学生であった八木沼慎一は二人の男女を惨殺したとして殺人の罪で逮捕され死刑判決を受けた。慎一の父親悦史は息子の無実を信じ、誹謗中傷を受けながらビラ配りなどを通じて無実を訴える日々を送っていた。しかし息子の手記が雑誌に投稿されるや否や、メロスと名乗る人物が自分が犯人であると名乗り出てきたのです。被害者側、加害者側、それぞれ思うところがあります。どちらの側からの視点も丁 [続きを読む]
  • 「少年舞妓・千代菊がゆく!―声がわりの予兆」 奈波 はるか
  • 少年舞妓・千代菊がゆく!―声がわりの予兆 (コバルト文庫)男の子である以上いつか声変わりをすることは覚悟の上でしたが、とうとう千代菊の声に異変が起こってしまい舞妓引退を覚悟するという巻です。 従兄の宏章は千代菊に対して責任感を感じていたみたいで、ずっと見守ってくれていたんだけど、いろいろ驚いた巻でした。終盤戦に来てこんなところに伏兵? 物語の終わりや従兄の暖かい気持ちでちょっと切なくなってしまいました [続きを読む]
  • 「死の鳥」 白土 勉
  • 死の鳥 (角川ホラー文庫)西東京で死んだ夫婦は、死後間もないにも関わらず白骨化していた。一人生き残った娘が口にした言葉はカラスに喰われたというものでした。警察関係者は誰一人信じなかったですが、捜査一課の松岡だけは自分の勘を信じて、カラスに詳しい動物行動学者の美紀に依頼をしてくるのです。なぜ突然鴉が人を襲うようになったのでしょうか。そこには浅はかな人間の思惑が絡んでいたのです。カラスが人を喰らうという [続きを読む]
  • 「京大少年」 菅 広文
  • 京大少年この手の作品の2作目ってのはたいてい期待はずれに終わる。ビギナーズラックという言葉通り、1冊でやめときゃよかったのにと思うのに、菅ちゃんの作品に関しては前作にひけをとらないおもしろさなのです。前回は大学に合格して初めてオーディションに受かるまででしたが、こっからは吉本に入り芸人としてお金が稼げるようになるまで、です。一生懸命勉強して入った大学なのに、当時の芸人の卵たちからしたら「京大って賢い [続きを読む]
  • 「雪の夜は小さなホテルで謎解きを」 ケイト・ミルフォード
  • 雪の夜は小さなホテルで謎解きを (創元推理文庫)物語の主人公は12歳の少年マイロ、舞台は彼の両親が経営する小さなホテルです。密輸人が主な客層のそのホテルは、冬の寒い時期には宿泊客が途絶えマイロが両親とのんびり過ごせる大切な時間でした。けれど、その冬は季節外れの宿泊客たちが大勢訪れたのです。青い髪の女がいれば、赤い髪の女がおり、派手な靴下の男がいれば、口やかましく喋る夫人がおり、賢そうだか神経質そうな男 [続きを読む]
  • 「万能鑑定士Qの推理劇 II」 松岡 圭祐
  • 万能鑑定士Qの推理劇II (角川文庫)コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ幻の短編小説『ユグノーの銀食器』の原稿が発見され、それがオークションにかけられることになる。莉子は高校生時代に憧れた先輩の子供と偶然出会い、彼から託された「不思議の国のアリス」の和訳本「愛ちゃんの夢物語」に潜んだ「何か」を見つけるために、お店を畳んでオークションハウスで働くことになる。慣れ親しんだ「万能鑑定士Q」を閉めてまで探り [続きを読む]
  • 「万能鑑定士Qの推理劇」 松岡 圭祐
  • 万能鑑定士Qの推理劇 I 「万能鑑定士Q」シリーズ (角川文庫)Qシリーズ新章です。莉子が昔とんでもないオバカだったってエピソードは前シリーズで語られていますが、またそれに新しい追加小咄が加わり、より一掃莉子が可愛らしく映る。小笠原とのエピソードは前回でお終いなのかと思ったら、新しいシリーズでもちゃんと登場人物として出てきているじゃありませんか。それに前よりも更に二人の距離が近づいていて、ラストシーンなん [続きを読む]
  • 「少年探偵」 小路 幸也
  • 少年探偵 (一般書) 江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ作品です。小学校の図書室にあったちょびっと怖くておもしろい探偵本。ルパン、少年探偵団・・・懐かしいあの頃の記憶と匂いが蘇ってくるようです。 大人びていた小林少年と明智の意外な関係。単純に探偵と助手という形には留まらない深い思いがそこにはあったのです。そして明智は20面相と戦わなければならないのです。3人の想像できなかった因果関係に驚かされた作品で [続きを読む]
  • 「ザ・ホスト 3 別離」 ステファニー・メイヤー
  • ザ・ホスト 3 別離人に寄生するような不気味なものが主人公だなんて、いくら若い子の体の中に入っていたって形は虫みたいなもんですから、とてもじゃないけど共感できない!って思ってた1巻目が嘘のよう。どうかどうか、ワンダラーに素敵な結末を用意してくださいと願わずにはいられない。ワンダラーはそんな存在なのです。もう虫だなんて思えない。立派な女性です。誰よりも真っ直ぐで一生懸命で美しい。後半にかけての彼女の決 [続きを読む]
  • 「ザ・ホスト 2 背信」 ステファニー・メイヤー
  • ザ・ホスト 2 背信ますますおもしろくなってくる。すでにワンダラーが寄生虫だとは思えなくなってきた。ひょっとしたらその辺の人間なんかより、よっぽど真っ直ぐで繊細な「女性」なのかもしれない。愛しい人に殴られたり、適視されている人間に殺されそうになっても健気に生き抜こうとする。敵をも愛せよ、という優しい心。ここにきてようやくメラニーではなくワンダラーを愛しいと思ってくれている人の存在が・・・。1巻では彼 [続きを読む]
  • 「ザ・ホスト 1 寄生」 ステファニー・メイヤー
  • ザ・ホスト 1 寄生ステファニー・メイヤーといえば大人気映画「トワイライト」の作者ですが、映画を見てしまったので小説はまだ未読状態で積読の山。だから、これが初ステファニー作品です。ティーン向けの作品を書く人だし、という期待で恋愛チックな展開を予想しながらの読み始めはビックリでした。恋愛以前の問題で、まさか寄生虫が主人公だなんて……。ワンダラーという名の寄生虫は「メラニー」という名の少女の体に寄生し、 [続きを読む]
  • 「忘却のパズル」 アリス・ラプラント
  • 忘却のパズル (創元推理文庫)手を専門とする整形外科医だったジェニファーは、64歳の現在アルツハイマー病を患っています。彼女には親友殺しの殺人容疑がかかっており、窮地に立たされています。殺された親友・アマンダの右手指4本が切断されており、外科医だった彼女に疑いの目が向けられているのです。この作品を興味深くしているのが、主人公がアルツハイマー病にある点です。そしてその人間が語り手になっているのですから、物 [続きを読む]
  • 「嫉妬事件」 乾 くるみ
  • 嫉妬事件 (文春文庫)表紙の雰囲気とタイトルで完全に勘違いするでしょう? 女同士の激しい嫉妬が巻き起こした陰湿な事件。はたまた内面を隠しに隠して微笑む美女同士の腹の内が暴露されていくというような幻想的なミステリー……とにもかくにも若い女性同士の何らかのいざこざ的な部分が事件に繋がっていくと想像してたんですが全然違いました。っていうか違い過ぎて予想をはるかに上回りすぎて一瞬意識が飛びます。これは一部の [続きを読む]
  • 「サイコブレイカー」 セバスチャン・フィツェック
  • サイコブレイカー これで著者の作品は4作目ですが、どれもおもしろい。今作は教授が生徒にお金を払って<サイコブレーカー>なる人物による精神破壊事件を描いた小説を読ませるという設定になっている。この小説を読むことによって何らかの心理学実験を行いたいらしいのですが、その結果や理由、目的をいっさい話さないために余計に怖さが増す。物語のほとんどが<サイコブレーカー>が存在する物語なのですが、ふと現実に返っ [続きを読む]