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2007/08/21

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  • THA BLUE HERB/STILLING STILL DREAMING

    THA BLUE HERB/STILLING STILL DREAMING(98点) 北の地「札幌」で誕生したTHE BLUE HERBは、メジャー・インディーの前提を無視した、ひとつのムーブメントといえるだろう。 素晴らしい作品ではあるが、普段ヒップホップを聴かない人間にとっては何かきっかけが必要だろう。 ちなみに僕のきっかけは「時代は変わるPART�U、�V」で、その他きっかけになりそうなのは「未来世紀日本」だろうか。ちなみに双方ともこのアルバムには収録されていない。 前者は日本の現状を批判し、革命による痛みを説いた。後者は自分自身の存在を疑わずおれない、現代社会の悲し..

  • EXHIBITIONIST/ジェフ・ミルズ/アメリカ(2004年)

    EXHIBITIONIST(95点) まさしく神の手。 踊れて、聴けるミニマルテクノ。 やっぱりジェフ・ミルズが奏でるテクノは、他アーティストを一線を画している。 安易に他のデトロイト・テクノと同義では語ることはできない。 ミニマルと言えど、抑揚をちゃんとコントロールしてくれるし、今作はmixであるため踊れる要素も強い。 コンセプトがあるジェフ・ミルズの作品とは、そこが決定的に違う。 URの片割れ、マッド・マイクが情的に音を表現するのに対して、ジェフ・ミルズは静的に音を出し、その音の組み立てで動的な表現をする。 日本人にファンが多いのもそこら辺からだろう。 ..

  • ブラック・マシン・ミュージック/野田 努/日本(2001年)

    ブラック・マシン・ミュージック(100点) この本はダンスミュージックや音楽を愛する人間へのバイブルだ。 黒人たちが置かれた状況や苦闘、それに対する答えを導き出す点において説教であり、様々な預言(×予言)が書かれている。 デトロイトの黒人という、過去〜現在においてタフな環境下で、どのようにして音楽が鳴り、どんなアクションがあり、結果何が生まれてきたか。 僕らが資本にのっとられず、好きな何かをやる際、本書は大きな意義を持ち、あなた自身を支えてくれるでしょう。 ただ、同じように誰もができるだけのタフさや才能を持ち合わせている訳ではなく、結果は人によって様々だ。その..

  • 犬は吠えるがキャラバンは進む/小沢健二/日本(1993年)

    犬は吠えるがキャラバンは進む(92点) 普通のようで普通でない。 良質な小沢健二的ポップソングの始まり。 僕がこのアルバムを聴いたのが「LIFE」の後であったこともあり、一聴した感想はとにかく地味で普通じゃないかとショックを受けたことを覚えている。 フリッパーズのような華やかさや、新しい音楽的要素を取り入れる訳でもなく、高校生の僕には分からなかった良質な音楽を作り上げていた。 「LIFE」〜後期小沢健二へ進むに当たって、ポップさや新たな音楽への試みを幅を広げていくことになったが、このアルバムはその根源たる一枚だと思う。 歌詞については、まんま小沢節。「LIFE」ほど..

  • Aloha Polydor/Fishmans/日本(1999年)

    Aloha Polydor(92点) IN THE FRIGHTを何回聴いたのか思い出せない。 ファンにとってベスト盤ほど胡散臭いものはないが、このアルバムを一番よく聴いている。 こういうものは後追いの世代が聴くものであって、オリジナル世代が聴くものではない。 もちろんそうは思うが、このアルバムはよく出来ていると思う。 初期のボーカルトラックは収録されていないが、後期のボーカル&ロングトラックがあり フィッシュマンズ全盛期の多彩さ、個性が1枚にまとめられていると思う。 新たに聴く世代はこのアルバムとFISHMANS BEST 1991〜1994 〜Sing..

  • ROVO LIVE at MAGASIN4-2004.06.04 Brussels,Belgium/ROVO/日本(2005年)

    ROVO LIVE at MAGASIN4-2004.06.04(90点) 「このように鳴らさなくてはならなかった日のことを」 帯にあるよう、これに尽きるものだと思う。 もちろんこれは勝井祐二個人的なコメントで、他者の僕が同調できる感覚ではないが、同じ時代を生きる者として共感を得ることは多い。 現在の音楽のあり方やその表現に退屈や疑問を持っているのなら、このアルバムを聴いてみてはどうだろうか。 無論この1枚で世の中やあなたの何が変わる訳ではないが、いちアーティストの葛藤や無力さを感じ、個人的になにか思うところがあるだろう。 ▼amazonで詳細を見る ..

  • ヴァーミリオン・サンズ/リバーブ・オーヴァーダブ/2007年(日本)

    VERMILION SANS/REVERB OVERDUB(86点) いい音楽はまだまだ埋もれている。 福岡在住時によくインディーズ関連のイベントへ足を運んだが、メジャーシーンより遥かにクオリティの高い演奏がそこではなされていた。 ただボーカルがないだとか、一般的なポップさがない。またいい音楽を受け入れる素養がこの国にない。それだけの理由で音楽を真剣に志しているものが排除されてきた。 このバンドはそんな音を奏でる。それも一部マニアックな趣向に向けたものではなく、じっくりと聴けば多くの人から評価されるべき音を鳴らしている。 ノイズギターはないが、ハードコア、フリ..

  • REBEL FAMILIA/GUNS OF RIDDIM/2007年(日本)

    REBEL FAMILIA/GUNS OF RIDDIM(85点) DRY&HEAVYの秋本武士が脱退してまで、やろうとした「REBEL MUSIC」。ピースだラヴだと言う前に彼は「怒り」を爆発したかったはずだ。 形が見えてきた。 GOTH-TRADとその可能性を模索してはいたが、どうも上手く表現できていない感は否めなかったが、結成より6年を経て形が見えてきた。 ゲストアーティスト(ARI UP、SHING02、STRUGGLE FOR PRIDE、MAX ROMEO)が多いせいもあり、まとまりとしては今ひとつかもしれないが、このゲスト陣の効果でダークな部分が緩和され..

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