時鳥 さん プロフィール

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時鳥さん: -scope
ハンドル名時鳥 さん
ブログタイトル-scope
ブログURLhttp://gray.ap.teacup.com/scope/
サイト紹介文毎日毎日、見たり聞いたり考えたりしたことを、脈絡なく綴っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供67回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2007/11/01 18:54

時鳥 さんのブログ記事

  • 豆皿のささめき
  • 年末恒例、クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンのチャリティ企画のご案内。「大堀相馬焼167のちいさな豆皿」期:11/27〜12/22 11時〜19時(日休み)クリエイションギャラリーG8 銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1Fガーディアン・ガーデン 銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1Fhttp://rcc.recruit.co.jp/creationproject/2018/ギャラリーに関係のあるクリエイター167人がデザインした豆皿を、大堀相馬焼の [続きを読む]
  • セギディーリャ聴き比べ
  • Classic Managerというサイトで、著作権の切れたクラシック音楽の音源を公開している。50年以上前の録音しかないけれど、往年の名歌手、名演奏家の録音がごろごろ転がっている。不意にカルメンのセギディーリャが聴きたくなったので探してみると、7種類も見つかった。聴き比べてみることにする。同僚相手に傷害事件を起こして捕まったカルメンが、見張りのドン・ホセを誘惑して逃げる場面の曲だ。「友達の酒場で飲んで踊りたいな。 [続きを読む]
  • 笠智衆の合拗音
  • 「ねえ君、日本にはね、我々が希望をもって座れるような座席なんかどこにも空いてやしない。だからといってうろうろしてちゃ満員電車にゃなおのこと乗れやしない。わけもなく張りきらなくちゃダメなようにできてんのさ」1957年公開の映画「満員電車」を観る。市村崑監督、脚本は監督と夫人の和田夏十。映画は大学の卒業式のシーンで始まる。就職難のご時世にどうにかラクダビールに就職を決めた主人公は、荷物をまとめて下宿を出る [続きを読む]
  • 新駅建設現場にて
  • 京浜東北線に乗る。品川と田町の間にできる新駅の工事現場では、あちこちにママチャリが停まっていた。少なく見ても30台はある。初冬の空の下、線路と砂利の平面がざっくりと広がる。ぎゅうぎゅうの満員電車の真横、ヘルメットの作業員さんがすいすいとペダルをこいで現場に向かう。 [続きを読む]
  • 配達頻度
  • 「土曜日は、はがきや手紙の配達をやめたいんですが」「配達日数は、今は原則3日以内だけど、4日以内にしちゃだめですか」先日、日本郵便が総務省にこんな要望を出した。昭和の日記や物語を読んでいると、1日数回郵便を配達していた形跡が随所にうかがえる。土日も祝日もなく、葉書と封筒が猛烈な頻度で行き交う。郵便が速くて手ごろな運送方法だった時代のことだ。輸送網の発達によって、郵便自体は当時より速くなっているはず [続きを読む]
  • 歯磨き記憶
  • 歯磨きをしたかどうかわからなくなり、もう一度磨く。歯ブラシにカウンタかログ採取機能をつけたらよいのかもしれない。別に紙の記録でもいいけど。でももうすぐ、いつ食べたかも忘れるだろうから(現在40代)、忘れたら磨くことにしておけばいっか、と思い直す。 [続きを読む]
  • メキシコのガイコツ
  • 三軒茶屋の生活工房で、メキシコの民芸玩具展を観る。玩具は主に木製で、多くはグメルシンド・エスパーニャさんという職人さんが作っている。仕上げは割と雑。でも、生き生きしている。ガイコツでも鮮やかで楽天的で、ぴちぴちしているのだ。ガイコツがやたらに登場するので何かと思ったら、メキシコでは11月に「死者の日」という祭礼があって、ガイコツを飾る習慣があるのだそうだ。お盆の精霊棚みたいなものか?湿っぽさがなくっ [続きを読む]
  • ギャツビーの服
  • 文化学園服飾博物館で「ブルックス ブラザーズ:アメリカンスタイルの200年、革新の2世紀」展を観る。ファッションには詳しくない。男性向けファッションとなればなおさらだ。だからブルックス・ブラザーズが何かわからず、「ブルース・ブラザーズとは違うのよねえ」なんて罰当たりなことを思いつつ、のほほんと見始める。1階の展示室、シルクハットと燕尾服の前で立ち止まる。珍しいものではないはずなのに、妙な引力がある。あ [続きを読む]
  • 電気メーター
  • 帰宅すると、エントランスの郵便受けに電気使用量のお知らせが入っていた。半月ほど前、自室の電気メーターがスマートメーターに変わった。スマートメーターにすると、メーターの通信機能により電気使用量が30分ごとに記録でき、検針員がメーターをいちいち目視で確認する必要がなくなるそうだ。確かに、これまで自室ドアの新聞受けに挟まれていたのが、エントランスの郵便受けになっている。階段を上り下りする必要はなくなったら [続きを読む]
  • 松浦武四郎展
  • 寄り道ののち、静嘉堂文庫美術館で「幕末の北方探検家 松浦武四郎」展を観る。幕末の北方探検家であり、北海道の名付け親であり、古物の大コレクターである。要するに、日本の誇る奇人のひとりだ。色々やった人だけど、今回は北方探検家とコレクターの側面に光を当てた展示だ。当時の人気絵師に声をかけて蝦夷の風俗や自然を紹介した本を作ったり、縄文時代や古墳時代の勾玉管玉を集めて独自の首飾りを作ったり、何かと強烈な御仁 [続きを読む]
  • 従順な家屋
  • 静嘉堂文庫美術館で「幕末の北方探検家 松浦武四郎」展を観に行くと、美術館の門の向かいに何か公園らしきものがあった。時間に余裕があったので、道を渡って入ってみる。誰かの家の跡地らしく、ずっとほったらかしにされてきた裏庭といった、さびれた雰囲気の場所、特に見るものはなく、ふらっと斜面を登るとそこに家があった。旧小坂家住宅。衆議院議員をしていた小坂順造が昭和12年に別邸として建てたそうで、二子玉川駅から車 [続きを読む]
  • 来年のカレンダー
  • 羽毛布団を買う。おまけでついてきた干支カレンダー手拭いが何気に可愛い。手拭いのあちこちで、イノシシが鏡餅になったり、達磨になったり、富士山を飛び越していたり、鷹にとっ捕まっていたりする。もう来年のカレンダーはこれでいい気がしてきた。毎年、一年分が一枚に載っている壁掛けカレンダーを買っていたけれど、同じことはこの手拭いでできる。一年中、お正月気分なのが難点かもしれないけど、別にいいだろう。葬式気分な [続きを読む]
  • ヤギ、モフモフ、台風、6年生、赤い橋
  • 「DigiCon6 JAPAN 2018」の受賞作品が発表になった。TBSが主催する、15分以内の映像作品を対象にしたコンテストで、アニメーションの作品が多い。今年の最高賞は、見里朝希さんの「マイリトルゴート」が持って行った。観客賞の候補作品にエントリーされていなかった時点で、なんとなく予測はしていた。「オオカミと7匹の子ヤギ」の後日譚。可愛い作風の方で、この作品もフェルトの温かみある人形アニメーションなのだけど、内容は [続きを読む]
  • NINJALフォーラム
  • 国立国語研究所から、NINJALフォーラムの開催を知らせる葉書が届いた。年に1回程度開かれる、一般向けの講演とパネルディスカッションの午後。でも、葉書が届く前に、実は既に申し込んでいた。約2週間前、「そろそろ何かやるかなあ」と淡い期待をもってサイトを訪ねたら、イベント案内に掲載されていたのだ。今回は「日本語の変化を探る」というテーマで、5本の講演とパネルディスカッションがある。聴講料は無料だけど、要申込。h [続きを読む]
  • 未来のメモ
  • 例えば買い物メモなら、買い物が済んだら捨てる。伝言メモなら、伝言が伝わったら捨てる。行きたい展覧会についてのメモなら、展覧会に行くか会期が過ぎたら捨てる。読みたい本のメモは、その本を読んだなら読書記録になり、メモは不要になる。読まなかった場合、メモは残り続ける。読む可能性がある一線を下回るまで。まだ来ていないから「未来」と言う。未来が過去になれば、可能性は記録に化けて、実体化する。「まだ来ていない [続きを読む]
  • 削る
  • 13年使ったガラケーをスマートフォンに変えた。ガラケーの電池もちの良さは気に入っていたのだけど、コネクタカバーのゴムが劣化して、崩壊しかけていた。電話会社との契約は、一年のうち10か月は解約すると解約手数料がかかる仕組みで、ここを逃すとあと1年ガラケーを使うことになりかねない。現在の支払額を確認すると、思ったより高かった。そして流石に、そろそろスマホにしないと生活が不便になってきた。そんなこんなで、格 [続きを読む]
  • 月曜の夜のDIY
  • 2週間ほど前、格安SIMと一緒にスマートフォンを買って、携帯電話を解約した。自分にとって必要なアプリを探してインストールする。メモアプリを入れた後、気づいた。これまでに読んだ本のリストがスマートフォンに入っていたら、便利な気がする。『ジャック・リッチーのびっくりパレード』と『ジャック・リッチーのあの手この手』のどちらが既読でどちらが未読か、図書館でいつもわからなくなるのだ。何をどうしてどうしたいか、考 [続きを読む]
  • サンプル専用パスタ
  • レストランの前を通ると、本日の日替わりパスタが置かれていた。サンプルではなく、実物。うどんほどではないが、パスタも茹でてから放置すると太くなる。見本用に、放置しても太くならない特殊なパスタを開発したら需要があるんじゃないだろうか。味はちょっと落ちてもいいから。ビーフンや春雨の粉とか混ぜたりして。どこかで読んだのだが、食品サンプルは普通の調理とほとんど同じ手順で作るのだそうだ。それなら、シェフが自分 [続きを読む]
  • 冷しすずしろ
  • 通りすがりの蕎麦屋の前、「冷しすずしろ」と書かれた紙が貼り出されていた。大根の千切りと錦糸卵と紫蘇と海苔の千切りが乗っているのだそうだ。味や調理方法もさることながら、それ以上に名前の涼しさに立ちすくむ。料理名だけで体感温度が2度くらい下がった。 [続きを読む]
  • 吸取り紙の始末
  • 朝、家を出ると豪雨。勤務先につく頃には、靴にも靴下にも雨がしみ込んでいた。手近にあったいらない紙をひねってもんで柔らかくし、靴の中に突っ込む。しばらくして気づいた。そう言えばあれ、仕様書だ。普通なら機密保持のためシュレッダーにかけるところを、丸めて靴に入れてしまった。用が済んだ後、そのままごみ箱に捨てたらまずい気がする。乾かせばシュレッダーにかけられるが、しかし、靴の中に入っていた紙を、皆様が使う [続きを読む]
  • 日替り朝食
  • 村井弦斎の『食道楽』を呼んでいる。明治30年代に新聞連載され、人気を博した小説。主人公の名前は大原満といい、名前の通り太っていて大食らいで、質より量の人だ。その大原が、年始回りで友人の中川の妹、お登和と出会い、一目惚れして猛アタックして、あまたの障害を乗り越えてゴールインする、らしい。まだ読みかけだから結末は知らない。あらすじを説明するなら確かにそうなるけど、でも実は、筋はどうでもいい。この小説で重 [続きを読む]
  • 岸田國士ブーム
  • この2週間ほど、毎日、岸田國士の戯曲を読んでいる。一日に数編を読んで、今、43本目を読み終わったところ。青空文庫に登録されている戯曲は、あと30本くらいしか残っていないから、あまり読み急がないようにしないといけない。大事件が起きるわけではない。起きるものもあるけれど、ほとんどはちょっとしたことが起きて、人が会話して、話がかみ合ったりずれたり、もやもやしたりする。観客が憧れるような人は全然出てこない。尊 [続きを読む]
  • 豆苗
  • 一週間以上前に豆苗を買った。茎と葉はもう食べてしまって、残った種と値を水につけて、2回目を育てている。トレーに置いて朝晩水をかけ、根がつかる程度に水を張る。在宅時は邪魔にならないよう電子レンジの上、朝は明るい窓際に置いてから出かける。芽がひょろひょろと伸び上がり、巻きひげのある先端がクエスチョンマークを緩くしたようなカーブを作る。数十本の苗が、全員、同じ方向を向いている。植物性のミーアキャットのみ [続きを読む]
  • 一粒の涼
  • 手の届く位置に扇風機を置いている。ずいぶん長い時間あたってから、扇風機を止める。止めた途端、全開にした窓からわずかに風が入った。扇風機の安定した風量よりもよほど涼しく感じる不思議。涼しさって、きっと、瞬間の感覚なのだろう。寒いと暑いは持続する感覚。熱いは瞬間、冷たいも瞬間。 [続きを読む]