身につもるらむ

「秋の夜の月にいくたびながめして物思ふことの身につもるらむ」秋の夜の月をじーーっとながめる。そんなことを何度繰り返してきたか・・・私の中には物想いがたくさんつもっているだろうなぁ・・はぁ・・ため息ばかり身につもるらむ

いづこをしのぶ

「わびはつる時さへものの悲しきはいづこをしのぶ涙なるらむ」嘆きふさぎこんでいる時でさえさらにふと悲しくなるのは何を思って流れる涙なんだろう・・もう優しい時間を取り戻せないから。いづこをしのぶ

恋しい

「思ひいづるときはの山の岩つつじ言はねばこそあれ恋しきものを」思い出すときは口に出しては言わないけれど恋しい・・・・・辛いと恋しい。辛そうだと恋しい。悲しいと恋しい。悲しそうだと恋しい。そんなふうに思っていると気が付かなくていいから幸せであってほしい。恋しい

昔を恋ふる

「あはれてふ言の葉ごとに置く露は昔を恋ふる涙なりけり」「あはれ」と言うたびにその言の葉に置くのは・・昔を恋しく思う涙なのです昔を恋しく思う涙。今が幸せならそんなことはないのかもしれない。なかなか前を向けない私です。もう2012年も終わるね・・昔を恋ふる

好きな歌 ＆ 雑談（*^_^*）

好きな歌思い入れのある歌なんとなく覚えちゃった歌ありますか？万葉集は好き？私は好きな歌はたくさんあるけれど・・今選ぶなら・・このブログのはじめの歌にしておきます(^_^)vこれね↓・・万葉集じゃないけどね（笑）「ながらへばまたこのごろやしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき」ふと思い浮かんだ歌でもおしえてください＾＾雑談（*^_^*）だけでもどうぞ＾＾好きな歌＆雑談（*^_^*）

廻りあふまで

「思ひ出でば同じ空とは月を見よほどは雲居に廻りあふまで」私を思い出したら同じ空なんだなぁ・・と月を見て。遥かに遠くてもまた巡り会うまで。どこにいても同じ空を見てる。同じ月を見てる。もう巡り会うことはなくても偶然はなくても私は思い出し同じ空の同じ月を見よう。廻りあふまで

風をだに

「風をだに恋ふるは羨し風をだに来むとし待たば何か嘆かむ」風が吹くだけで想いめぐらし恋するなんて羨ましい。風が吹くとあの人が来たのかと待つことができるのに何を嘆くことがあるでしょう。風さえ吹かない待つ人もいない私はもっと辛いのに。風が吹くだけで想いめぐらし・・・うん、羨ましい。けど、もういいか・・とも思う。風をだに

来むとは待たじ

「来むと言ふも来ぬ時あるを来じと言ふを来むとは待たじ来じと言ふものを」来ると言っても来ない時があるのに来ないと言っているのに来るかもしれないと待つなんて・・・来ないと言っているのだから馬鹿みたい。人そのものに関心があるから何をしているのかな・・何を思っているのかな・・そんな風に気にかかる。人そのものに関心がなければ今日何をしていようとどんなことに心を動かそうと別に気にならない。関心があるかないかもっと言えば好きか嫌いか行動はそこからはじまる。来るか来ないかは心の中のその感情で決まる。来むとは待たじ

秋の夕べは

「いつとても恋しからずはあらねども秋の夕べはあやしかりけり」いつも恋しくない・・わけではないけれど秋の夕べは特に心がざわめく・・ね。こんなに暑いけど暦の上では秋。人恋しい季節にになる・・ね。そうでもないか＾＾秋の夕べは

幾世のことを

「長き夜のはじめをはりもしらぬまに幾世のことを夢に見つらむ」長い夜はじまりはいつ？終わりはいつ？そんなこも知らないまま私は何度も生まれ変わりいくつもの人生を夢のように見てきたのか・・・輪廻転生・・私もしているのだろうか。わからない。前世を見ようとしたけど・・ちょっとだけしか見えなかった。私はここで終わりたい。生まれ変わらなくていい。幾世のことを