randokudt さん プロフィール

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randokudtさん: 乱読!ドクショ突撃隊♪ブログ。
ハンドル名randokudt さん
ブログタイトル乱読!ドクショ突撃隊♪ブログ。
ブログURLhttp://randokudt.blog116.fc2.com/
サイト紹介文歴史・ミステリ・SF・純文学・マンガ・雑学と、面白そうな本は手当たり次第読書。
自由文乱読の末、乱文乱筆でお届けします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供8回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2007/11/21 15:51

randokudt さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 東直己 「逆襲」 の読書感想。
  • 東直己(あずま・なおみ)  「逆襲」  光文社文庫愛読している「日刊」メルマガに「なんでも読書」という書評メルマガがある。同じ読書好きから見ても、日刊で書評メルマガを発行し続けるというのは偉業だ。真に凄いのはその読書内容であり、ミステリ・歴史・文学とジャンルは縦横無尽。書評は本を愛する人の眼差しを持ちつつ、時には辛辣。辛口コメントも時には炸裂し、何でもかんでも褒め称えるものではない。私は歴史ものが [続きを読む]
  • 南條範夫 「飢えて死ね!」 の読書感想。
  • 南條範夫  「飢えて死ね!」  新人物往来社著者八十歳代の短編集。私の大好きな文明開化モノです。古くは源平合戦より、近代は幕末維新を読み尽くしてくると、どうして明治時代以降は作品が少ないんだろう、と素朴な疑問が生じてくる。例えば忠臣蔵の吉良上野介、例えば戦国期の明智光秀や石田三成。こういった人々をどんなに赤裸々に悪人として描いても、名誉毀損を訴える人は少ない。しかし明治・大正期の華族や政治家のスキ [続きを読む]
  • 海音寺潮五郎 「茶道太閤記」 の読書感想。
  • 海音寺潮五郎  「茶道太閤記」  文春文庫  ひつさぐる  わが得道具の  一つ太刀  今、この時ぞ  天に抛(なげう)つ    人生七十力囲希 (じんせいななじゅうりきいき)  咄々吾這宝剣   (とつとつわがこのほうけん)  祖仏共殺      (そぶつともにころす)  私の三大作家のひとり、潮五郎です。上記は千利休の辞世で、短歌に興味の無い私にもググッとくる詩なので紹介してみました。現在も表千 [続きを読む]
  • 井上ひさし 「十二人の手紙」 の読書感想。
  • 井上ひさし  「十二人の手紙」  中公文庫数年前に、何かの雑誌で誰かが大絶賛していたので買っといたのが本書。全編お手紙形式という特異な構成なので、こんにちまで敬遠してました。そういえば、これ読んでなかったなぁ、という正直な反省のもと読み始めたんですけど、こりゃ大絶賛の折り紙おらなきゃなんない程の大ケッサク。私はメールが好きで、毎日数本の長文メールを認(したた)めているんですが、考えてみれば此れは手 [続きを読む]
  • 白石一郎 「おんな舟」 の読書感想。
  • 白石一郎  「おんな舟」  講談社文庫題名でヘンな事を考えた人、いませんか?黒田藩江戸総目付の十時半睡というお爺ちゃんが主人公ですので、あしからず。「十時半睡事件帖」シリーズ第6巻で、文庫本としては最新作。単行本としては、講談社より第7巻「東海道をゆく」が出てます。オモシロそー。総目付といっても、ご隠居に毛が生えた様なもんなのだが、味のあるお裁きで捕り物帖というより人情モノといえる。作者は福岡の人 [続きを読む]
  • 南條範夫 「孤高の剣鬼」 の読書感想。
  • 南條範夫  「孤高の剣鬼」  徳間文庫南條氏は世界で一番好きな作家だが、作品の出来不出来があるのが残念。本書は戦国初期から明治までの8人の剣士の短編集だが、作品の質が凸凹。塚原卜伝、香月勝之進、松倉左次郎、伊藤一刀斎、戸田清玄、沖田総司、山岡鉄舟、欅三十郎の8名。卜伝は2編に登場するので、全9編の中・短編集。卜伝、一刀斎、総司、鉄舟は有名ですが、他の4人についての物語は始めて。本書が不出来だと申し [続きを読む]
  • 平岩弓枝 「御宿かわせみ」 の読書感想。
  • 平岩弓枝  「御宿かわせみ」  文春文庫読切連作8篇、宿の女将るいとその恋人神林東吾の身辺で起こる出来事。相当有名ですが、意気込んで読んじゃダメ。第一篇「初春の客」が期待はずれでも、そのままだらだら読みつづけること。最後まで読めば、きっと第2巻が読みたくなる。そんな大長編の始まりに相応しい第1巻、てとこでしょうか。今から30年前に書かれた作品ですが、少しも色褪せてないのが時代小説の怖いところ。これ [続きを読む]
  • 池宮彰一郎 「その日の吉良上野介」 の読書感想。
  • 池宮彰一郎  「その日の吉良上野介」  新潮文庫面白そうなタイトルじゃないですか!池宮氏の本は初めてだったんだけど、題名に引かれて読みました。忠臣蔵ものは山ほどあれど、本書も新しい角度から光を当てた興味深い出来となっている。お恥ずかしい話ですが、私、池宮氏の著作は本書が始めて。今頃どうして?と云われても返す刀もありません。読んでみて思ったことは、早々に他の著作も読みたいっ、内蔵助や安兵衛は各書で語 [続きを読む]
  • 南條範夫 「隠密くずれ 剣光一閃」 の読書感想。
  • 南條範夫  「隠密くずれ 剣光一閃」  光文社文庫いよいよ登場です、南條範夫。私がもっとも敬愛してやまない作家です。ワタクシ、南條範夫を捜し求めて幾年月。今じゃすっかりコレクターです。新刊本は残念ながらほとんど出ないため、もっぱら古本屋&ブックオフ巡りです。どの店に入ってもまずは「な」行を探すクセになってます。バカみたいね。南條氏の作品は大きく3系統に分類できます。「残酷もの」「本格歴史もの」「チ [続きを読む]
  • 綱淵謙錠 「人物列伝幕末維新史」 の読書感想。
  • 綱淵謙錠  「人物列伝幕末維新史」  講談社文庫列伝モノが好きです。一人あたり50ページ程に纏められていると、読む方もラクだし、より多くの人物の事象が知り得て面白いのである。本書は「水野忠邦」「栗本鋤雲」「勝海舟」「大久保利通」「坂本竜馬」「福沢諭吉」の計6人。うち水野・海舟・竜馬については多くの書物があるし、大久保は単独では人気が無いが、西郷や薩摩を語る上では外し様が無い。残るは「鋤雲」と「一万 [続きを読む]
  • 山田風太郎 「死言状」 の読書感想。
  • 山田風太郎  「死言状」  角川文庫歴史小説を週1冊ペースでゆっくり読んでます。当たりハズレもあるので、面白かった本だけ紹介したいと思ってます。いや、つまらんかったら腹が立つので書きなぐるかも。私は南條範夫と海音寺潮五郎の作品コレクターなんですが、この両人ばかりを読んでいては、他の宝物を知らずに過ぎますので、いろいろ手に取ってます。そんな中、最近、山田風太郎を読み出してます。今まで、彼の作品はなん [続きを読む]
  • 井沢元彦  「忠臣蔵 元禄十五年の反逆」  の読書感想。
  • 井沢元彦  「忠臣蔵 元禄十五年の反逆」  新潮文庫赤穂事件(史実)と忠臣蔵(台本)を区別して考察すると、こんなにも新発見が出てくるという非常にユニークで意欲的な快作。面白すぎる。劇団座付き作家を主人公に、赤穂事件や忠臣蔵を研究する3人組が討議研究してゆく形式で話は進む。主人公である劇作家がナゼか狙われていて、彼が誰に襲われ続けているのか?というミステリーを無理矢理絡ませているのが、全くもって失敗 [続きを読む]
  • 池上金男(池宮彰一郎) 「幻の関東軍解体計画」 の読書感想。
  • 池上金男(池宮彰一郎) 「幻の関東軍解体計画」 祥伝社ノンノベル池上金男ってどんな作家だ?と思い読み始めたが、これが重厚で本格派だった。本書は三十年以上も前の新書サイズ・ノベルズだったので、今この作家はどうしてるんだろう?早世してしまったのか?とウィキで調べてみると、池宮彰一郎の本名だったんですね。池宮彰一郎とペンネームを使うまでの、貴重な本名著作だったわけです。更に池宮のウィキを読み進めると、類 [続きを読む]
  • 池上金男(池宮彰一郎) 「幻の関東軍解体計画」 の読書感想。
  • 池上金男(池宮彰一郎) 「幻の関東軍解体計画」 祥伝社ノンノベル池上金男ってどんな作家だ?と思い読み始めたが、これが重厚で本格派だった。本書は三十年以上も前の新書サイズ・ノベルズだったので、今この作家はどうしてるんだろう?早世してしまったのか?とウィキで調べてみると、池宮彰一郎の本名だったんですね。池宮彰一郎とペンネームを使うまでの、貴重な本名著作だったわけです。更に池宮のウィキを読み進めると、類 [続きを読む]
  • 古川愛哲 「九代将軍は女だった!」 の読書感想。
  • 古川愛哲 「九代将軍は女だった!」 講談社+アルファ新書非常に、ショッキングな題名である。それゆえに、こういった眉唾本は手にさへ取らない、という人もいるだろう。一方、私はこういった本は大好物。新説異論は無茶な論拠もあるが、得てし一聴に値する話も多い。書名「九代将軍は女だった!」もまさにそうで、徳川幕府第9代将軍家重は、謎の多い将軍である。ちょっと歴史が好きな人なら思い出すだろうし、「徳川家重」を画像 [続きを読む]
  • 古川愛哲 「九代将軍は女だった!」 の読書感想。
  • 古川愛哲 「九代将軍は女だった!」 講談社+アルファ新書非常に、ショッキングな題名である。それゆえに、こういった眉唾本は手にさへ取らない、という人もいるだろう。一方、私はこういった本は大好物。新説異論は無茶な論拠もあるが、得てし一聴に値する話も多い。書名「九代将軍は女だった!」もまさにそうで、徳川幕府第9代将軍家重は、謎の多い将軍である。ちょっと歴史が好きな人なら思い出すだろうし、「徳川家重」を画像 [続きを読む]
  • 池上金男(池宮彰一郎) 「幻の関東軍解体計画」 の読書感想。
  • 池上金男(池宮彰一郎) 「幻の関東軍解体計画」 祥伝社ノンノベル池上金男ってどんな作家だ?と思い読み始めたが、これが重厚で本格派だった。本書は三十年以上も前の新書サイズ・ノベルズだったので、今この作家はどうしてるんだろう?早世してしまったのか?とウィキで調べてみると、池宮彰一郎の本名だったんですね。池宮彰一郎とペンネームを使うまでの、貴重な本名著作だったわけです。更に池宮のウィキを読み進めると、類 [続きを読む]
  • 宮脇俊三 「時刻表2万キロ」 の読書感想。
  • 宮脇俊三 「時刻表2万キロ」 河出文庫私は鉄ヲタじゃないんだけど、古本屋めぐりの友として鉄道を愛用しています。最近は「北海道&東日本パス」を活用し、栃木・福島・宮城・山形・岩手とブックオフや萬葉堂書店(仙台)を巡回してきました。すべて普通列車です。萬葉堂書店は、ウワサに違わぬ凄い蔵書量(十万冊)で、海音寺や南條の掘り出し古書が、ゴロゴロ入手できました。1階と地階の2フロアですが、1階の本棚を数えた [続きを読む]
  • 安部龍太郎 「戦国の山城をゆく」 の読書感想。
  • 安部龍太郎 「戦国の山城をゆく」 集英社新書2013年下期、安部龍太郎が直木賞を受賞しました。自分の好きな作家が受賞すると、よしよし、とこちらまで嬉しくなってきます。私のツートップは南條範夫と海音寺潮五郎。そのどちらも1956年と1936年に直木賞を受賞しています。そのほか、今年2014年やっと受賞できた黒川博行、2004年には奥田英朗が早々に受賞しています。2002年乙川優三郎、1994年大沢在昌、1973年藤沢周平、1972年綱 [続きを読む]
  • 福原直樹 「黒いスイス」 の読書感想。
  • 福原直樹 「黒いスイス」 新潮新書欧州はユーロで経済統合されているが、そのユーロに加盟してないのがイギリスとスイス。特にイギリスではスコットランド独立が住民投票にまで発展して大騒ぎになりましたが、スイスも決して一枚岩でない。そもそもスイスといえば、ガチガチのスイスなのだろうか?ドイツ・フランス・イタリアに挟まれた交通の要衝であり、アルプス山脈を抱く山国の難所。北東ではドイツ・オーストリアから交易を [続きを読む]
  • 眉村卓 「幻影の構成」 の読書感想。
  • 眉村卓 「幻影の構成」 ハルキ文庫1966年書かれた著者の初期作品。名著の誉れ高く、ハヤカワ文庫、角川文庫に収録後、1999年ハルキ文庫より再収録・再刊された本書を読んだ。舞台は未来都市、イミジェクスという小箱からイヤフォンで聞くことで、市民は安心感を得られる替わりに情報操作をされている。1966年に既にこうしたものが書かれていたことが面白い。イミジェクスは様々な楽しい音楽や購買意欲をそそるCMが流れ、人々は [続きを読む]
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