長野幸浩 さん プロフィール

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長野幸浩さん: 長野幸浩のブログ『We Belive』
ハンドル名長野幸浩 さん
ブログタイトル長野幸浩のブログ『We Belive』
ブログURLhttp://d.hatena.ne.jp/naganop/
サイト紹介文金沢市の消防自動車メーカーの社長が綴るブログです。
自由文毎日の出来事を日記として、そして、社員の皆さんに伝えたいことをわかり易い言葉で書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供324回 / 365日(平均6.2回/週) - 参加 2007/11/23 15:14

長野幸浩 さんのブログ記事

  • [ひとりごと]開戦の日
  •  忠臣蔵を討ち入りの場面から見ると、弱い老人を切り捨てる残酷な物語になる。  第二次世界大戦を真珠湾攻撃の場面から見ると、日本人として釈然としない歴史認識になる。  しかし、その背景を見れば、忠臣蔵は江戸城内の松の廊下で赤穂藩藩主 浅野長矩が高家肝煎 吉良 [続きを読む]
  • [ひとりごと]本当に難しい時期だ
  •  12月にもなったのに恐ろしく暖かい日が続いている。明日は金沢でも20℃まで気温が上がるそうだ。 下界が暖かくても標高2000mを越えれば冬山だ。特に新潟県の日本海側の山では一晩で所によっては80cm近く積雪した。 この時期は、雪が安定していない事や積雪量がまだまだ少ないことなどを含め、山域によっては非常に難しい時期である事に間違いはない。 新潟県糸魚川市に位置する焼山は活火山であるが、現在その活 [続きを読む]
  • [ひとりごと]振り返ると・・・
  •  FB(フェイスブック)に、5年前の今日は何をしていたのか、過去の投稿を振り返る機能があるようだ。 5年前といえば、2013年の年だ。2013年は東京国際防災展に出展する為に、ALPASスーパーストラクチャー製の消防車両のプロトタイプの開発に全力を尽くし、何とか東京国際防災展に発表する事が出来た。 時を同じにして、難燃性GFRP製のストラクチャーの開発に着手したのも2013年だった。社内からは、苦労して開発 [続きを読む]
  • [ひとりごと]隣りにある危機に気づかず
  •  『会社の業績悪化は市場環境のせいだ。市場が戻れば再び黒字化できると信じている』としたら相当重症だ。 今まで同じことを繰り返してきた。何も問題はなかった。そして、その結果それなりの実績を上げてきた。従って、徐々に悪化する業績は市場環境が悪化しているのが原因だ。 これは大いなる思い込みだ。 『もうこれ以上コストを下げることは出来ない。損益を改善する為には営業が受注を増やすしかない』これも重傷の極みだ [続きを読む]
  • [ひとりごと]謙信の物見の岩、信玄の茶臼山
  •  戦国時代の川中島の戦いの時、上杉謙信が武田軍の動きを見たと言われているのが物見の岩だ。それは、善光寺の裏手にある。 一方で武田信玄はその対面にある茶臼山で陣を構え上杉軍を迎え撃った。物見の岩が花崗岩である反面、茶臼山は海底が隆起してできた山である為、非常に脆く足を踏み込むと蟻地獄の様に崩れる。 今では、物見の岩は長野県でもクライミングのメッカとして知られている。標高828mのそこからは、長野市内 [続きを読む]
  • [ひとりごと]大きく期待し、小さく叱る
  •  『人間の究極の幸せは、人に愛されること、人に褒められること、人の役に立つこと、人から必要とされること』の四つである。これは日本でいちばん大切にしたい会社に紹介された、日本理化学工業(株)の石碑に刻まれている言葉だ。 人の役に立ち、必要とされることは、一方で人から期待されることに等しい。『期待している』という言葉をプレッシャーと取るか、やりがいと感じるかは人それぞれだが、少なくとも自分自身はやりが [続きを読む]
  • [ひとりごと]合理性と美学
  •  クライマーの世界には『合理性と美学』がある様だ。 アルパインクライミングは様々な技術から成り立っており、それらを一つひとつ身に着けることで登山の世界は大きく広がる。 その技術のひとつがクライミングだと理解している。そのクライミング技術に特化しているクライマーには彼らの美学があるという。 クライマーによってそれらは異なるのだろうが、クライミングには『合理性と美学』があるという彼に言葉はとても面白い [続きを読む]
  • プロとは技術だけ優れていることを言わない
  •  三年の歳月をかけて開発し、さらにブラッシュアップに三年を要したALPASスーパーストラクチャーは、消防車のアルミニウムストラクチャー構造技術としては最先端である。 そして、この技術が創り出す可能性は今後の消防車両に大きな影響を与えるだろう。 しかし、これはある意味で単なる技術だ。私たちは消防車づくりのプロでなければならないのだ。プロの仕事とはプロとしての技術と、一方でお客様の要求を咀嚼し、何を求めて [続きを読む]
  • [ひとりごと]現象だけ見ても理解できない
  •  問題そのものは目に見える結果でしかない。 すなわち現象であるということだ。様々な事象が積み重なり結果として問題となり浮かび上がっているのだ。 問題自体が本質ではない。問題の本質を理解し、それを解決に導かなければ形を変えて同じ様な問題が浮かび上がってくる。 問題の本質は何故、何故を五回繰り返せと言われた。目に見える結果だけを見て、とやかく言っても何の解決にもならない。何故そうなるのか、本質を見るこ [続きを読む]
  • [ひとりごと]魅力ある業界に
  •  働き方改革法案は実質青天井だった36協定の特別条項に720時間の上限を設けた。 これは私たちの業界にとって大きな壁となって立ちふさがる事になる。消防車両は単年度予算が原則であり、4月から翌年の3月末までに全てを納車しなくてはならない。 実際には4月から8月くらいまでが受注の時期であり、受注してから詳細仕様を決定し、残りの半年で一年分の消防車両を製造しなければならない。 したがって、生産工程が歪に [続きを読む]
  • [仕事]里山と入魂式
  •  もう、石川県内には数台になってしまったBDー1型消防ポンプ自動車が今日また一台役割を終えた。 トヨタランドクルーザーをベースシャシとしているそれは、二十三年間地域の守りとして活躍した。穴水町河内地区は45世帯、人口98人の小さな里山の集落だ。 この地域の守りの要として河内分団の消防車両は地域の人達の大きな期待を受けている。今日の入魂式は地域の人達が集まりお祝いしてくれた。 この集落も明治の初期に大 [続きを読む]
  • [ひとりごと]小さなお客様
  •  今日は小さなお客様が弊社を訪ねてくれた。北陸学院小学校の五年生の子供たちが社会見学に来てくれたのだ。 消防車両を作ることができる会社は全国に13社あり、そのほとんどが関東に集中している。特に日本海側と考えると二社しかないのが現状である。 したがって消防車の製造現場の見学は難しい。 彼らには、単に消防車両がどのようにつくられているのか、どんなところに工夫しているのかだけではなく、仕事とは何か、仕事 [続きを読む]
  • [ひとりごと]Wellcome クリストフ
  •  ブリュッセルはベルギーの連邦構成地域のひとつである。人口は100万人程だ。金融の街といて知られ、ロスチャイルド系ブリュッセルランバート本部を抱える。 街は驚くほど綺麗だった。道路にはゴミひとつ落ちていない。世界遺産に登録されており、『小パリ』とも言われている。 今日は、ベルギーからお客様が弊社を訪ねて来られた。今回、私たちは日本での消防機器の独占販売権を得ることができた。 ユーロ圏はイギリスを除 [続きを読む]
  • [ひとりごと]NOVELLOは芳醇な香り
  •  フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地域で作られるワインの新酒はボージョレーヌーボーとして親しまれている。全世界の流通量の半分が日本に輸入されている。 時差の関係で日本は世界で一番早くボージョレーヌーボを楽しめるのも人気の理由の一つなのかも知れない。今年は百年に一度の当たり年だそうな・・・ 実は輸入量はボージョレーヌーボーには及ばないが、イタリアのワインの新酒NOVELLOもフランス産のそれに引けを [続きを読む]
  • [ひとりごと]今年は暖冬なのか
  •  昨年の今頃は、立山連峰は雪に覆われていた。 余りにも積雪が多く、アルペンルートも早期に営業を終了したのも記憶に新しい。 過日、新雪の立山三山を縦走したが、その後急速に雪が融け今では黒い山肌を見せている。 ある意味では、いつもなら雪に閉ざされる山々に登る機会であることも確かだ。天気予報を見ると、週末は晴れるようだ。 急遽、支度を整え大日岳を登ることにした。称名滝にある登山口から大日平まで一気に登る [続きを読む]
  • [ひとりごと]お客様の立場で最善かを自らに問う
  •  『お客様の立場で最善かを自らに問い、妥協しないものづくりと崇高な使命感で消防防災事業を遂行する』 これは私たちの企業理念に書かれたフレーズの一部だ。 最も重要なのはお客様の立場で最善か否かである。私たちは営利企業である以上、当然効率を上げ適切な収益活動を行わねばならない。 それが、市場にフィードバックされ、次の新しい技術を生み出す糧になるのだ。 しかし、イノベーションは前提として、お客様の立場で [続きを読む]
  • [ひとりごと]プラスを伸ばす・マイナスを補強する
  •  うまくいかない事は誰にでもあるものだ。注意を喚起することは一向に構わない。 相手を想い厳しくアドバイスをしてくれるのは人を大きく成長させてくれる。 一方で私は、山のバリエーションルートや雪山に向かうときは十分な情報取集とその為の装備、そして計画を綿密に立てる。 もし、人にアドバイスをするなら相手の不安をあおるのではなく何が必要か、何が足りないかにフォーカスしてサゼッションをおこなう。それは仕 [続きを読む]
  • [ひとりごと]現場で初めてわかる事
  •  中学生の時ふとしたきっかけで入部したのが山岳スキー部だった。顧問は大学山岳部出身だった音楽の先生だった。 そして、初めて2000m級の山に登ったのが霊峰白山だった。それから登山の虜になり白山を中心に良く山に足を運んだ。 登山関係の書籍も読みまくったことが懐かしい。しかし、幾ら本で読んでも、youtubeで見ても現場にいけばそれはただの知識でしかない事に気づく。 現場には現場でしか分からないも事が沢山あ [続きを読む]
  • [ひとりごと]縁に出会って縁に気づかず
  •  小才は縁に出会って縁に気づかず 中才は縁に気づいて縁を活かさず 大才は袖摺り会う縁をも活かす これは柳生家の家訓である。 今の人生は、自分にふさわしい人生だと、敬愛する経営者から言われた。 今の自分は過去からの積み重ねの集大成だ。全て、自らが選んで生きてきた。 人から与えられたという人もいるかもしれないが、最終的には自らが選んだ結果だ。 ひるがえれば、私たちは一人で育ったのではない。 最初に出会 [続きを読む]
  • [仕事]晩秋の入魂式
  •  日本国内2台目のGFRPモノコック・スーパー・ストラクチャー製の消防団車両が完成し本日入魂式が行われた。 消防団車両といえばオーソドックスな仕様が多い中で、未来の消防団車両はどうあるべきかを議論し、コンセプトを練り上げ、それを実現する車両を計画した。 東京都など大きな都市では常備消防が消防力を担うことができるが地方都市、特に小さな市町村では実戦では消防団の存在なくして消防活動に支障をきたすのも事実だ [続きを読む]
  • [ひとりごと]それは技!
  •  消防車の心臓部であるポンプユニットは、職人の技で支えられている。 キュッポラの街といわれた埼玉県川口市は現在では、それは影を潜めてしまった。 多くの鋳造工場の生産は、中国に取って代わられてしまったのである。 ポンプユニットの鋳造方法は真空鋳造で行われ、ドロドロに溶けた砲金を型に流し込んでつくられる。 成型型はどこで作ってもある程度の品質を担保することはできるが、鋳物の出来の良し悪しは、型に湯を流 [続きを読む]
  • [ひとりごと]ALPASは労働環境改善にも繋がる
  •  消防車両の製造は、年度事業であり、物品での入札である為、その年度末までの納車が前提である。入札が執行され、受注が完了するのが9月頃であることから、半年間で一年間の生産を行わなくてはならない非常に過酷な環境である。 また、本来ならば消防車両は請負工事の分野であり、基本設計と仕様書が出来上がっている請負工事ならば半年間での製造も何とか可能かもしれないが、実態は基本設計から行うことが求められており、さ [続きを読む]
  • [ひとりごと]あるべきものが、あるべきところに、あるべきように、ある
  •  消防車両の製造も、年度末を迎え工程もタイトだ。 こんな時こそ、どうあるべきかを考え、つくりこむ事が大切なのだ。 時間が無いことはお客さまにとって理由にはならない。しかし、時にはあまりにも時間に余裕がなければ価値断基準が変わってしまう事も事実としてある。 しかし、本当にそれは正しいのか。 もしも、私達の価値観に合わないのならば、お客様に納期遅延を申し出ても胸を張ってお客さまに納める事ができる品質を [続きを読む]