KOZA さん プロフィール

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KOZAさん: 奈良・桜井の歴史と社会
ハンドル名KOZA さん
ブログタイトル奈良・桜井の歴史と社会
ブログURLhttps://koza5555.exblog.jp/
サイト紹介文奈良まほろばソムリエの会。民生・児童委員。談山神社総代
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供54回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2007/11/30 12:52

KOZA さんのブログ記事

  • 戸閉祭(とだてまつり
  • 広陵町箸尾の戸閉祭(とだてまつり)。だんじりが境内を疾走、拝殿(階段に)に激突することを競う。 氏子の弁財天、南、的場,萱野のそれぞれの町のだんじりは終日、町内を練り歩く。一軒一軒の玄関先で青年団が伊勢音頭を唄い祝儀を受ける。町内を回り回って、夕方からは神社付近で待機、宮入に備える。宮入は午後7時30分に弁財天、30分おきに南、的場,萱野と宮入である。だんじりは青年団が引き、自警団(青年... [続きを読む]
  • 第70回正倉院展
  • 第70回、正倉院展を拝見してきた。今年の目玉は「玳瑁螺鈿八角箱」(たいまいらでんはっかくのはこ)。誰もが認める素晴らしいものである。新羅の琴、琴柱付き・・にひときわ引かれた。仲哀天皇が琴を弾きながらパタリと倒れたと『古事記』などに書かれているが、「ああ、こんな琴なのね」という感じである。陶器で作られた鼓も興味深い。「三彩の鼓」というが、どんぶり茶碗の底を開いてつなぎ合わせた感じで、こ... [続きを読む]
  • 磐余池の所在地は
  • 奈良まほろばソムリエ検定は二級と一級、そしてソムリエ級である。一年に一度の試験、一月の第二日曜日であるが、この試験で二級に合格すると一級の受験資格が得られる。但し、もう一つ、体験学習プログラムという実地研修を受けることが条件で20余りのコースが用意されているが、そのうちの1コースを僕が案内している。「安倍文殊院と磐余の道をゆく」というコースで、『奈良まほろばソムリエ検定公式テキスト』に掲載さ... [続きを読む]
  • 都祁水分(つげみくまり)神社の秋祭り
  • 奈良まほろばソムリエ試験のソムリエ級の試験には「400字問題」という論述の課題がある。指定された(5カ所)施設を軸にツアーコースを作り、400字で紹介するという試験である。これを資料の持ち込みなし、漢字を正しく書く(神様の名前だけはカタカナで可)などで書きあげるのだから、けっこう四苦八苦である。僕は、都祁水分神社を選んだのである。都祁水分神社、都祁山口神社、三陵墓古墳、小治田安麻呂墓な... [続きを読む]
  • 宇太水分神社のご例祭
  • 10月の第3日曜日は宇太水分神社のご例祭(お渡り)である。お祭りの中心は惣社水分神社の女神(速秋津姫神)(はやあきつひめのかみ)が宇太水分神社の男神(速秋津比古神)(はやあきつひこもかみ)に年に1度だけ会いに来るという祭である。女神は鳳輦神輿(ほうれんみこし・重要文化財)に乗って惣社水分神社から下る。お渡りする鳳輦神輿はレプリカで、重要文化財の鳳輦神輿(南北朝のころ、600年前、少なくともこ... [続きを読む]
  • お水取りの神名帳
  • 『東大寺のなりたち』(岩波新書 東大寺元管長の森本公誠著)の後半部は、「天皇大権の確立」を求めた桓武天皇(系)と東大寺の確執である。具体的には、修二会に示される御霊(早良親王や井上内親王)の問題や、仏教勢力の排除が紹介されている。 東大寺のお水取り・・修二会のことである。この悔過法要では「神名帳」が毎日読み上げられるが(5日と12日だけ読み上げられる過去帳とは別で)、その最後は十一柱の御... [続きを読む]
  • 東大寺の法華堂と戒壇院
  • 『東大寺のなりたち』。岩波新書、今年の6月の本である。東大寺元管長の森本公誠長老が書かれた。東大寺を考えてみたいと思っていたが、これは期待通りである。 目次をみると「東大寺前史を考える」とあり、「責めは予一人にあり」で、これは、聖武天皇の心とわかる。 ほかに気になるところは「天皇大権の確立」。桓武天皇(勢力)が仏教勢力を排除したところだった。 東大寺山堺四至図(さんかいししず)のことで... [続きを読む]
  • 飯盛塚(桜井市)の秋祭りの主役はお人形さん
  • 10月に入ると多武峰の飯盛塚(桜井市)は秋祭りである。頭屋が祭りの段取りを立てる。御幣を作ることと、「お人形さん」を毎年作るのである。御幣とお人形さんを神社に奉納した後は、村人の全員(17軒のほぼ全員)が神社の境内に集まり、トンドを囲んで歓談する。 この形が昨年から変わった。2軒しかない頭屋のうち、一軒が頭屋を続けられなくなったという。村の相談の結果、頭屋の仕事は村(区)で引き継ぐことになっ... [続きを読む]
  • 百市(もものいち)の住吉神社
  • 桜井市の百市(もものいち)の住吉神社(百市字ハダ山)は10月の第一日曜日が「例祭」である。午前8時に寺川沿いの集会場に村人が集まってくる。神饌などの準備を整えて、神社に向けて出発。神社までは800mほど、しかも登り道である。登山とまではいかないけど、しんどい。登山靴でないことを後悔するくらいの登りである。30分ほどで神社に到着した。皆さんにゆっくり歩いていただいたから助かったが、息絶え絶えで... [続きを読む]
  • 写真好きのための法律&マナー
  • 何を撮ってはいけないか。何をSNSで発信してはいけないか。あるいは他人の写真を利用する引用のルールは決まっているのだろうか。僕が問題になったわけではないが、身の回りで生まれちゃって‥苦慮している。 「関係ないわ」とお気楽に構えていても、思わぬ多額の請求がきたり、削除が求められたり、逆に自分の写真が使われていたりで愕然とすることも発生しているようである。いわゆる盗撮とか、あるいは他人の写真... [続きを読む]
  • 重陽の節供・節句
  • 9月9日は重陽の節句。伝統的な年中行事は中国の影響があるが、日本では稲作の区切りになる大事な日であったので、日本の生活文化に深く根付いている。 お正月、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日の節日には、神に供えるものが決まっていて、そこから「節供」(せっく、せつのそなえ)の言葉も生まれたとされる。9月9日の重陽の節供、これは栗飯と菊酒と決まっているのである。ちなみにお正月はたんに「お節料理」... [続きを読む]
  • 室生の桃。または桃源郷
  • 近く、室生の話をいたします。今回は「室生の桃」もお話しします。「室生の桃」、萬葉集にあります。しかし、いま、室生には桃畑は見当たらない。 歌は「大和の室生の毛桃 本しげく 言ひてしものを 成らずは止まじ」(巻11―2834)「大和の室生の桃のように、桃の花が一面にというような風景、それと同じようなあふれる思いで言ったのだから、この恋は実るだろう」という歌である。桃の実に寄せて、あの娘との恋... [続きを読む]
  • 中秋の十五夜
  • 八月(はづき)十五夜の花はススキである。またハギをはじめ秋の七草を飾る土地も多い。十五夜は月ごとにあるのだが、特に八月十五夜の月を賞する風習は、四季の移り変わりの中での「中秋」という好季節であることと、8月15日が「豊年祭」を営む日…日本の風土と生活の上に定着したものであった。秋の大切な折目だったのである。 この行事は今でも、旧暦で行われていて、9月十五夜がこれに当てられる。今年は9月... [続きを読む]
  • 奈良まほろぼソムリエの会の研修旅行
  • 奈良まほろぼソムリエの会の第4回研修バスツアーの募集をいたします。今回は12月8日(土)に東播磨の浄土寺(小野市)・石の宝殿(高砂市)を訪れ、兵庫県では最大規模の神戸市内の五色塚古墳を見学いたします。講師は奈良まほろばソムリエの会の木村三彦顧問です。 浄土寺は東大寺の復興を目指した重源が建てた播磨別所。大仏様で作られた浄土堂、堂内の中央に祀られる阿弥陀三尊像、東大寺を考えるうえでは必見もので... [続きを読む]
  • 専行院と修陵餘潤之碑
  • 毎日新聞、8月23日(木)のディスカバー奈良は「修陵餘潤之碑」(しゅうりょうよじゅんのひ)を書いた。 全文は以下の通りである。天理市柳本町の専行院(せんぎょういん)には、柳本織田藩の歴代の領主の墓碑と合わせて、「修陵餘潤之碑」(しゅうりょうよじゅんのひ)という自然石の大きな碑が立てられています。専行院の東方には崇神天皇陵があり、陵をめぐる巨大な周濠を見ることができます。もともとは小さかった... [続きを読む]
  • 鏡女王忍阪墓と談山神社の東殿
  •  「談」(かたらひ・談山神社社報)90号(8月15日発行、桜井市のすべての新聞に折り込み)では、「鏡女王忍阪墓で恋と愛を考えてみた」と題して、鏡女王の人生・・忍阪鏡女王墓を守る忍阪の生根会のことを書いてみた。 談山神社の東殿は鏡女王(かがみのおおきみ)をご祭神として祀っている。大和三銘段という正面の石段を登り、拝殿の手前を右手に入ると鏡女王を祀る東殿に至る。この東殿には「恋神社」と書かれ... [続きを読む]
  • 益田岩船(橿原市)と石の宝殿(兵庫県高砂市)
  • 橿原市の白樫西集会所の奥から、200mくらい山を登ると益田岩船に到着できる。車であれば白樫町集会所の左の道を上がっていくと、何とか駐車場所は確保できそうである。車を降りてのぼり口に行く、そこから標高差は30mでさほどの山ではない。念の為に申し上げておくと、今の時期(5月〜11月くらいまで)は、猛烈なやぶ蚊の攻撃を受けるので虫よけスプレーが必須である。 標高130mの場所に巨大な花崗岩の... [続きを読む]
  • 前方後円墳は巫女の姿を表す? 『卑弥呼と天皇制』
  • 王権の誕生と記紀神話。奈良女子大学の小路田泰直(こじたやすなお)教授の本である。小路田さんは近代政治学、いわば古代は門外漢だが、チャレンジしようという本という理解である。まずは箸墓古墳小路田康直さんは、卑弥呼をヤマトトトヒモモソヒメに比定する。(p59)ヤマトトトヒモモソヒメ(卑弥呼)は大物主と結びつき、絶大な影響力を発揮する。ヤマトトトヒモモソヒメ(卑弥呼)が共立され、人々の崇拝、... [続きを読む]
  • 古代の醸造、酒造りのあれこれを
  • 『卑弥呼は何を食べていたか』。廣野卓著。2012年。 「卑弥呼の呪術と桃」については先日、書いたばかりだから、廣野さんが書いたテーマから、古代の醸造、酒造りのあれこれを考えてみたい。 先日、古事記をテーマに大神神社を案内した時、酒作りが話題になった。「この神酒(みき)は、わが酒ならず、大物主の醸みし神酒」である。古代の酒造りは人が米、味飯(うまいい)を噛むところから始まったとされる。「未婚... [続きを読む]
  • なかじまゆたか作品展  奈良まほろばかるた原画
  • 「奈良まほろばかるた」の原画を描かれた中島豊さんの「なかじまゆたか 作品展」が開催される。 奈良まほろばかるたは「NPO法人奈良まほろばソムリエの会」の啓発グループが中心となって作成した。「いまどきかるた?」との声をはじめは聞いたが、このカルタは好調に販売が進み、刷りましに成功した。カルタも出版物とみれば、重版出来(じゅうはんしゅったい)である。 読み札が軽快で、読み札の裏面に書かれた解説も... [続きを読む]
  • 纒向遺跡とモモの種
  • 纒向遺跡でモモの種が論争の的となっている。 纒向遺跡では大型建物の柱跡付近の土坑から様々な遺物に交じり2000個以上のモモの種が発掘されている。 このモモの年代が最新の技術で、分析をされている。今までも土器などからその古さは指摘されてきていたが、発掘されたモモそのものもの試験である。 桜井纒向学研究センターは『研究紀要第6号』(3月30日付け発行)をめぐって記者発表している。名古屋大学の... [続きを読む]
  • 夏越の大祓 村屋坐弥富都比賣神社
  • 村屋坐弥富都比賣(むらやにますみふつひめ)神社を「ディスカバー!奈良」(毎日新聞奈良版)で紹介した。 神社の主祭神は三穂津姫命(みほつひめのみこと・弥富都比賣)。「三穂津姫命は大国主命の后神として高天原(たかまがはら・天上の世界)から稲穂を持って降り、稲作を中津国(なかつこく・現実の世界)国に広めたとされる神である。祭神で考えれば、大国主命を祀る大神神社とは夫婦の関係かと思われますし、ま... [続きを読む]
  • 雄略天皇 稲荷山鉄剣と脇本遺跡
  • 雄略天皇をクラブツーリズムの「第5回古事記ツアー」のテーマにした。        まずは稲荷山古墳の鉄剣である。今更であるが、勉強しなおしてみた。鉄剣の銘文発見はインパクトがあった。「東国だけでなく、九州も同じ雄略のとき、ヤマト王権のもとにちゃんとおさまっている光景なのです。これは倭王武の上表文の在来の明治以来の通説と全く同じであって、その点で、私は通説が支持されたと直感しました。しかも... [続きを読む]
  • 鏡女王忍阪墓前祭
  • 6月9日、忍阪区(桜井市)生根会(忍阪区老人会 会長 東井さん)は、鏡女王墓前祭を斎行した。談山神社の長岡宮司以下神社関係者が祭祀を執り行った。 鏡女王忍阪墓は、談山神社が管理しており、日常的には忍坂の生根会が樹木の管理、草刈などの墓域の清掃を奉仕されている。墓前祭を実施するのも生根会である。 こうした行事、管理とは別に忍阪の陵墓に対する区民の思い入れはすごい。外鎌山の南麓には、西から東へ... [続きを読む]