日本人のルーツは、南方説、北方説、中国説と、色々議論されていますが、南端の黒島では、南方説を裏付ける、珍しい方言が残っています。 例えば、農耕に使うクワの呼び方ですが、島では、「パーイ」と呼びます。 言語学者によると、ペルーの山奥の原住民が、同じ「パーイ」と、呼ぶとの事。 どうしてこのような事が起きるのか、学者自身も不思議がっていました。 一説によると、ペルーやミクロネシア諸島等、赤道付近の島から、黒潮により言葉や生活様式が、運ばれたのではないか、と言われています。 更に不思議な事に、島では、足の事を食べるパンと同じ、パンと発音します。 もしかすると、南の島で、足の事を、パンと呼ぶ所が、あるのではないだろうか。 個人的な推測ですが、食べるパンの語源が、どこから来たのかは分かりませんが、その昔、小麦粉を足で踏みこね、発酵させたか、麦踏の足に関係しているのではないだろうか。 そして、足の事を..