渡辺敦司 さん プロフィール

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渡辺敦司さん: 教育ジャーナリスト渡辺敦司の一人社説
ハンドル名渡辺敦司 さん
ブログタイトル教育ジャーナリスト渡辺敦司の一人社説
ブログURLhttp://ejwatanabe.cocolog-nifty.com/blog/
サイト紹介文堅実な業界ライターが、良識の範囲内(?)でハメを外して論評します
自由文社是・編集方針
一、根拠のない、無責任な論評はしない。教育界の現状や事実を踏まえつつ、建設的な論説を旨とする。
一、社運を傾けない範囲内でハメを外す。
一、「誰望他家之披覧」(空海『三教指帰』序)を座右の銘とし、読者におもねらず、色気も出さない。出すならこっそり。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供26回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2008/02/01 00:36

渡辺敦司 さんのブログ記事

  • 【池上鐘音】「忖度」の本質
  • ▼今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」(自由国民社)年間大賞に、「インスタ映え」と並んで「忖度(そんたく)」が入った。当然だろう。選に漏れていたら、それこそ政権に忖度したかと疑問を抱かざるを得ない▼発端は籠池泰典・森友学園理事長(当時)が日本外国特派員協会で記者会見した際の発言だったが、事は「瑞穂の國記念小學院」、あるいは加計学園による岡山理科大学獣医学部の設置認可にとどまらない。政府全体に、安倍 [続きを読む]
  • 小中教員 9000億円タダ働き!?
  •  薄々分かっていたこととはいえ、改めて数字で説明されると驚くというより笑うしかない。28日に行われた中教審「学校における働き方改革特別部会」第8回会合の終盤、清原慶子・東京都三鷹市長の質問に答えて、文部科学省初等中等教育局の伊藤学司財務課長が回答した教職調整額をめぐる「試算」だ。 公立学校の教員は、時間外手当が出ない代わりに教職調整額として給料月額の4%が上乗せされる。ただし、この割合は1966年の勤務 [続きを読む]
  • 【内側追抜】男たちの悪巧みスピンオフ
  • ――国会近くにある某ホテルのレストラン「HANAGAMI」(仮名)にて。謎のゲスト「いやぁ、腹心の友には感謝するばかりだよ」某首相「いやいや、野党もバカだよな。ぜんぶココでの酒飲み話なんだから、あたくしが指示したなんて証拠は出っこないんだよ。なぁ?」他の一同「…」(お追従笑い) [続きを読む]
  • 「いじめ対策」で教育は再生したのか
  •  文部科学省が先ごろ、毎年恒例の「問題行動調査」の結果を公表した。いじめの「認知件数」に関しては、いまだに「発生件数」と混同しかねない報道ぶりも目につくが、それはおいておこう。認知件数が増えたからといって即、「発生」件数が増えたわけではないことは言うまでもない。 同調査の「いじめ」定義は、2013年6月に制定された「いじめ防止対策推進法」に基づいている。その上で、「いじめられた児童生徒の立場に立って行 [続きを読む]
  • 【社告】本社社員出演情報
  •  27日(金)19:00〜21:49放送のフジテレビ系列『金曜プレミアム・坂上忍と大激論!ニッポンの危機 もう他人事ではない!あなたの生活を崩壊させる!?教育危機』に、本社解説委員がちょっとだけVTRで出演する予定です(「金八先生」が出てくるあたり)。 [続きを読む]
  • 政権の「教育無償化」に注意を
  •  28日、衆院が解散される。安倍首相は理由の柱の一つに「人づくり革命」を挙げ、消費増税分で幼児教育や高等教育の無償化を実現するという。とりわけ高等教育の無償化は首相が5月に憲法改正とからめて表明して以来、さまざまな議論を呼んできた。 ただ25日の記者会見での首相発言に、よくよく注意してほしい。「真に必要な子どもたちに限って高等教育の無償化を必ず実現する」「必要な生活費を全て賄えるよう、今月から始まった [続きを読む]
  • 「ミサイル安全」より防災対策だ
  •  15日朝に北朝鮮が発射したミサイルは、8月29日とほぼ同じコースで列島上空を通過した。全国瞬時警報システム(Jアラート)も同じ12道県に国民保護情報を出し、休校は9校から1校に減ったものの、登校時間を遅らせたのは3倍以上の122校に上った。  「発射直後から落下まで完全に探知して、追尾していた」(菅官房長官)というなら、なぜ東日本の全域近くに広がる地域が対象となったのか、そもそも茨城県が入っていながら千 [続きを読む]
  • 「ミサイル安全」 学校教育の過剰反応は避けよ
  •  29日早朝、北朝鮮が予告なしに列島上空を通過するミサイルを発射した。とはいえ、この間の経緯を考えれば日本に飛翔体が落下する可能性など極めて低いことは素人目にも明らかだろう。それなのに、まるで日本が攻撃対象になったかのような大騒ぎには強い違和感を覚えざるを得ない。 新幹線や電車が止まることも奇異だが、一部の学校が休校したり、登校時間を変えたりしたのは明らかに過剰反応ではなかったか。危機管理は重要だが [続きを読む]
  • 【池上鐘音】首相の衣
  • ▼横浜市長選で与党が推薦する現職の林文子氏が3選を果たした。しかし安倍首相が姿勢を改めたことが奏功したとは想像しづらい辛勝であった。更なる悪化を押しとどめたとは言えるかもしれなが▼変化をもたらしたのは、何といっても1日の東京都議選での自民党惨敗と、内閣支持率の急落だ。それがなければ安倍首相が閉会中審査に出席することも、「丁寧な説明」をすることもなかったろう▼4日に発表された11日付の文部科学省人事で [続きを読む]
  • 教職課程コアカリ 忖度の「ミサイル教育」
  •  記事配信を本業とする本社としては本来、依頼メディアに記事掲載されてから論じるべきことかもしれない。しかし、それではパブリックコメント(意見公募手続)の終了後になってしまう。また報道の最末端にいる者として、国家権力のチェックを怠ったことも正直に恥じ入らねばならない。 教職課程コアカリキュラム(コアカリ)に関して14日夜、上智大学で緊急シンポジウムがあった。25日が期限のパブコメを出す際の参考にしてもら [続きを読む]
  • 高大接続改革 本丸は「入試」ではなく「教育」
  •  文部科学省が「高大接続改革の進捗(しんちょく)状況」を発表し、「高校生のための学びの基礎診断」「大学入学共通テスト」(いずれも仮称)と2021年度大学入学者選抜実施要項の実施方針等の案をパブリックコメント(意見公募手続)に掛けた(6月14日まで)。 6月いっぱいの策定が「年度初頭」に当たるのかどうか疑問だが、そもそも「目途」と逃げを打ってあったのは「霞が関文学」の真骨頂である。しかし、これまでの経緯を [続きを読む]
  • 【池上鐘音】ザラ紙と書院
  • ▼会社に入って1、2年、原稿を書くのが恐ろしく遅かった。ザラ紙ペラ(1枚)10行の原稿用紙に書いては直しを入れるだけでも足りず、切り張りを何枚も重ねたあげく書き直しては無駄な時間を使っていた▼劇的な変化が訪れたのは、ワープロを使い始めてからだった。推敲が何度でもでき、しかも紙を無駄にしない。相変わらず要領は悪かったが、スピードは段違いだった。学生時代に使っていた他社の古い機種に比べ、「書院」シリーズ [続きを読む]
  • 新指導要領(2) 「三つの柱」更なる検証を
  •  育成すべき「資質・能力の三つの柱」を基に、教科・領域等に横串を、学校段階に縦串を刺して、学習指導要領を「構造化」する――。今回改訂の眼目である。今後10年に向けた検証の第一は、まさに「三つの柱」自体に置かれるべきだろう。 ①知識・技能②思考力・判断力・表現力③学びに向かう力・人間性等。これら三つの柱が、学校教育法30条2項で定める「学力の3要素」(①知識・技能②思考力・判断力・表現力③学習態度)に [続きを読む]
  • 新指導要領(1) 壮大な未完の「転換」
  •  次期学習指導要領をめぐる中央教育審議会の答申が、昨年12月21日にまとまった。諮問から2年余り、前段の「育成すべき資質・能力」検討会を含めれば4年にわたる大掛かりな改訂である。文部科学省事務局の膨大かつ緻密な作業と粘り腰には、中教審委員ならずとも労をねぎらいたい思いがする。当初から注目してきた通り、総論には大賛成だ。しかし3月に小中学校の告示を控えた今、無念さと懸念が募る。 次期指導要領は、これまで [続きを読む]