Mitch0514 さん プロフィール

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Mitch0514さん: デコラティブアート的造形と家具作家の日記
ハンドル名Mitch0514 さん
ブログタイトルデコラティブアート的造形と家具作家の日記
ブログURLhttps://ameblo.jp/mitch0514/
サイト紹介文横浜市青葉区で家具製作、アンティーク家具修復、彫刻教室をしている家具作家の日常などを紹介。
自由文ヨーロッパのデコラティブアートをベースにしたクラシックからモダンまでの家具デザイン、製作に日々没頭する家具作家の日常を紹介しています。その他にもアンティーク家具修復に関する記述や、イギリス在住時のエピソード、日本では非常に希少な洋彫りの彫刻教室のレッスンの様子なども写真と共に紹介しています。

日本では珍しい造形の世界を多くの人に知ってもらえたらと思っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供28回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2008/02/27 18:11

Mitch0514 さんのブログ記事

  • 「木のものづくり探訪 ― 関東の木工家20人の仕事」展
  • リビングデザインセンターOZONEのOZONEウェルカムプラザにて開催される「木のものづくり探訪 ― 関東の木工家20人の仕事」展に出展することになりました。 長いキャリアを持つ木工家がこれだけ集まって共同の展示をすることは非常に珍しいです。展示される作品も多種多様で、とても見応えのある展示になると思います。 私は 6/3(日)11:00〜18:00の間に彫刻の製作実演、16:00〜17:00はヨーロッパの木彫刻や私の仕事について [続きを読む]
  • 「最年少記録」
  • デコラティブアートスタジオ彫刻教室には神奈川、東京、埼玉と関東近郊の生徒さんが多い中、遠方から通っていただいている生徒さんもいらっしゃいます。 この日は京都にお住いの木工家の生徒さんが、お子さんを連れてレッスンに来てくれました。遠方ということもあり、コンスタントに月二回のレッスンに参加する事が難しいため一日で3コマ受講の中々ハードなレッスンです。大人の生徒さんでも大変ですが、今回はお子さんも一緒に [続きを読む]
  • 「椅子の修復」
  • こちらのエンボス加工が施された革製の背もたれと座面が特徴的な椅子は彫刻教室の生徒さんが6年前に未修理の状態で購入し、レッスンの時間で修復をしたフランス製のビンテージチェアです。 レッスンでは彫刻の他にも生徒さんの所有する家具や調度品の修復もリクエストに応えて指導しています。自分で修復をすればコンディションも把握できるし、愛着も一層わきます。他の生徒さんたちも家具修復の過程やビフォア―&アフターを興 [続きを読む]
  • 東京都庭園美術館 展覧会 「装飾は流転する」
  • 東京都庭園美術館で開催中の展覧会の紹介です。 「装飾は流転する」 展示は2018年2月25日までです。 国内外のアーティストの作品が全館に展示してあります。 現代アートの作品群が展示されています。 作品の好き嫌いは人それぞれですが、アール・デコ様式で造られた館内の雰囲気と作品のマッチングは、この展覧会に限らず庭園美術館の展覧会を訪れる時にとても興味があります。 このように館内にある家具も展示に使われています。 [続きを読む]
  • 「ガレミュージックラックの修復 3」
  • 2回にわたって紹介してきましたガレのミュージックラック修復の仕上がりを見てみましょう。 全体にセラックニスを塗装して、磨きあげました。 きれいな飴色に仕上がりました。天板面も鏡面仕上げです。 木を足して破損部分を再生した天板のコーナーです。 Before After 古色も上手くついて、修復箇所はわからなくなりました。 Before After 修復の着色は、新しい部分を古い木肌の色と同じ色にすると思っている人も多いのですが、 [続きを読む]
  • 「ガレミュージックラックの修復 2」
  • ガレのミュージックラックの修復のプロセスを紹介します。 木製家具の修復では、最初に木工作業をします。その後でカラーリングと塗装をします。 欠けてしまっていた天板のエッジは、1箇所づつ新しい木で再生しました。 天板のエッジはブナ材で作られています。歪みや狂いが発生しにくいように、10年以上寝かしたブナ材で再生しました。 100年以上使われてきたテーブルなので、新しく再生した部分も角を丸めたり、打ち傷をつけ [続きを読む]
  • 「ガレミュージックラックの修復 1」
  • ガレのミュージックラックを修復しました。 楽譜を立てておくラックが付いています。 天板はガレのデザインの特徴である象嵌細工で作ったランドスケープが見られます。 横には、蛾とも蝶とも見てとれる透かし彫りのパネルがあります。 この家具は1910年頃に作られたのですが、今回の修復を進めていてこの家具が今まで一度も修復されていなかった事がわかりました。 今まで色々な家具を修復してきましたが、100年以上前の家具で修 [続きを読む]
  • 「ハワイホノルルのコンドミニアムのための彫刻」
  • ハワイホノルルのコンドミニアムで使用される彫刻のパネルを製作しました。 もう長いお付き合いのある株式会社スタイルソースさんからの依頼でした。 この会社は高級住宅・ラグジュアリーレジデンス・別荘などの住空間、ホテルや旅館など宿泊施設の建築設計・インテリアデザインを行なっています。 ハワイらしさを室内空間に表現するために、壁面を装飾するパネルを製作して、その一部にヤシの木のレリーフを彫刻しました。 彫刻が [続きを読む]
  • 「木のものづくり探訪 関東の木工家20人の仕事」
  • 11月に刊行された本です。 関東の木工家20人のうちの1人として紹介して頂きました。 八王子の伊藤さんや、厚木の蓮尾さんなど、お付き合いのある方達も紹介されています。 読んでみると木を使う共通点があっても、各人やっている事、考えている事は人それぞれ、という当たり前の事を具体的に知る事ができました。 来年新宿のOZONEでこの本に紹介された木工家達の合同の展示会も企画されています。 [続きを読む]
  • グラスキャビネット修理2
  • 前回、割れたガラスを外し終えたガラスキャビネット。 まず外した釘より若干太い釘を使うので、元の釘穴をドリルで拡張します。 細く繊細な押ぶちは折らないよう慎重に。 釘が太すぎて入らない時は金ヤスリで釘を削って細く加工します。元々打ち込まれていた釘穴に合わせて、押ぶちを取付けていきます。 釘を打つ際、ガラスを割らないよう注意が必要です。写真を撮り忘れましたが、薄い板をガラスに当て、ハンマーがガラスに直接 [続きを読む]
  • 「別冊 PLUS 1 LIVING ボンシック」
  • 現在発売されている雑誌「BonChic」VOL.16に掲載されている記事の監修をしました。 記事のタイトルは、「保存版 イギリスアンティーク家具の様式と意匠」です。 16ページにわたる長い記事です。 イギリスの家具について中世から20世紀のアールデコまで写真をふんだんに使って分かりやすく解説しています。今までイギリスのアンティーク家具について、日本語でここまで解説した記事は思い当たりません。 アンティーク家具を買う時 [続きを読む]
  • 「課題の額縁と油絵」
  • 彫刻教室の課題の額縁を完成させた生徒さんが、自宅に飾った写真を送ってくれました。 完成した額縁です。 嬉しそうです。 落ち着いたダークマホガニー風の色合いです。塗装もフレンチポリッシュで丁寧にコツコツと仕上げました。 ディテールも美しいです。 油絵を額縁に入れて飾りました。 額縁の色とディテールの密度が油絵にとても良くマッチしています。 クラシック調のインテリアにも上手く調和しています。 自分で完成させ [続きを読む]
  • グラスキャビネット修理1
  • デコラティブアートスタジオの生徒さんが所有する1920年代のマホガニーガラスキャビネット。掃除中に側面のガラスを割ってしまったそうです。 レッスンの時間を使って修理をする事になりました。天板飾り、棚ガラス、前扉を外し、出来るだけ破損の可能性を無くした状態で梱包され、無事工房に到着。 典型的なガラスキャビネットでガラスは内側から4本の「押ぶち」で止められています。通常、アンティークショップ等での修理で [続きを読む]
  • 「ダイニングテーブルの塗り直し」
  • お客様が結婚を記念して、奥様のご両親から贈られたダイニングテーブルの塗り直しの依頼を頂きました。 イタリア製の象嵌の入ったテーブルです。ウォールナットで作られています。 同じデザインのサイドテーブルも塗り直しました。 天板の表面にはウレタン樹脂塗装がしてあります。20年以上使ってきたので、塗膜が劣化して白く濁っています。 ウレタン樹脂塗装が経年劣化すると必ずこうなってしまいます。 劣化した塗膜を救う方 [続きを読む]
  • 「夏のDIY」
  • 以前工房の近所に住む友人のアレックスに工房の中にロフトを作ってもらいました。 これで工房もだいぶ片付いたのですが、ロフトがもう一つあったらもっと片付いて工房が広く使えるようになると思っていました。 アレックスにその事を伝えると、二つ返事で作ってくれる事になりました。 働くフランス人。珍しい。 フレームが完成して勝利のポーズ。 工房は天井が高いので、登ってみるとなかなかの景色です。 1トンの重さに耐えるワ [続きを読む]
  • 「シャビーな風合いの額縁」
  • イギリスでアンティーク家具の修復を学んでいた時は「シャビー」という表現が年季の入った家具の風合いを表しているなんてちっとも知りませんでした。 日本に帰ってきて古い家具を修復したり、業界の人と話していてこの言葉の存在を知りました。最初は多少の違和感があったのですが、元々言葉にあまりこだわりがないので、みんながそう呼ぶならそれも良しと思っているうちにいつの間にか自分の中に定着した表現です。 彫刻教室の [続きを読む]
  • 「トークショー」
  • 7月23日、たまプラーザにある「ギャラリー秀」でアンティーク家具についてのトークショーをしました。 アンティーク家具の魅力について一般の方向けの内容で2時間話してきました。 参加者も私もワインを飲みながらのトークだったのでとてもリラックスした雰囲気でした。また、9月の講座「アンティーク家具を見分ける鑑定技術〜18世紀ロココ様式&ネオ・クラシシズム様式」ではより専門的な内容で、西洋家具の黄金期である18世紀の [続きを読む]
  • 「アカンサス完成」
  • アクシデントを乗り越えて彫刻を終えた「アカンサス」 綺麗な木目を活かす為、色を入れずにフレンチポリッシュで仕上げる事にしました。 ラバー(タンポ)とモップ(リス毛の筆)を使って幾重にもニスを塗り重ねてはサンドペーパーで研ぎ、木の導管を埋め、表面が滑らかになるように塗膜を作って行きます。 導管がニスで埋まると、このように艶やかで濡れているような塗面になります。 最後に塗面を整え 最後にコンパウンドで [続きを読む]
  • 「ハンドルーター」
  • 先日道具を整理していた所、忘れていた「お宝」が出て来ました。 これはイギリス留学時代に製作した「ハンドルーター」です。 下の画像のようなリネンフォールドパネル(赤丸箇所)等の「溝」の底部分を仕上げる道具です。 どう使うかというと、こんな感じです。『ハンドルーターの使い方』 このハンドルーターは溝の深さを設定することで均一な底出しが出来るので、彫刻刀を使って彫るよりも、簡単に綺麗に仕上げる事が出来ます [続きを読む]
  • 「ロココスタイルミラーの彫刻部分修復」
  • 恐らく20世紀初頭頃に作られたと思われる、ロココスタイルミラーの彫刻部分を修復しました。 工房にミラーが届いた時の写真です。 トップ部分に複雑な彫刻が彫られています。 一見するとどこが壊れているのかわかりませんが、ディテールを見ると何ヶ所か彫刻が折れています。 ドラゴンの羽と上唇の先端が折れています。 中央部分のトップは、アカンサスの葉があったはずですが、根元から折れてます。 右側のアカンサスの葉も結構 [続きを読む]
  • 「里帰りが終わって嫁ぎ先に帰る」
  • 去年里帰りしたコンソールテーブルを、お客様の家に納めてきました。 天板をセラックニスで鏡面仕上げにし、今回はテーブル全体にもニスを塗りました。 ツヤツヤのピカピカです。 まさに鏡のように周りの風景が映りこみます。 天板の傷やしみは全部消えました。 お客様の家のエレベーターホールに設置しました。 藤田嗣治さんの絵の下に置きました。絵を引き立てる大事な役目です。 やっぱり工房の中で見るより魅力があります。設 [続きを読む]
  • 「卒業生の作品紹介と生徒さん募集のお知らせ」
  • 愛知県からレッスンに通っていただいていた生徒さんが卒業しました。最後の作品は、リボンの彫刻の入ったレリーフを金箔仕上げにしました。 額もレッスンで彫り上げた作品です。こちらは銀色に塗装してあります。作品を完成させた達成感が感じられる明るい笑顔です。 これは貼り付けた金箔を、メノウの石でなめしているところです。 このプロセスで金箔のシワがきれいにのびて光沢が増します。 ディテールです。 繊細な金箔仕 [続きを読む]
  • 「ピエール ポランのリボンチェアー修復」
  • 修復したソファーの修復前です。 フランスのデザイナー、ピエール ポランが1960年代に発表した美しいソファーです。普段家具の仕事をしていても、なかなか見る機会の無い珍しいソファーです。 成型合板で作られたベース部分の上に、金属パイプで立体成型された曲線のフレームがウレタンのスポンジで肉付けされて、リボンが柔らかく折り返されている形をしています。 実際に座ってみると、曲面に包まれている感覚がとてもリラック [続きを読む]