いっこ さん プロフィール

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いっこさん: フィレンツェの空の下で
ハンドル名いっこ さん
ブログタイトルフィレンツェの空の下で
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/siamofeliciecontenti
サイト紹介文公認ツアーガイド・ソムリエ。旅先で見つけた美しきトスカーナを写真とともにご紹介。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供99回 / 365日(平均1.9回/週) - 参加 2008/03/05 01:21

いっこ さんのブログ記事

  • ジャコモ・プッチーニの旅
  • イタリア・オペラ界を代表する作曲家ジャコモ・プッチーニは、トスカーナのルッカで生まれ育ち、ルッカ近郊のトッレ・デル・ラーゴの地で永遠に眠る。先日、トスカーナのプッチーニの軌跡を巡るツアーへお客様をご案内した。マサチューッコリ湖畔にあるトッレ・デル・ラーゴの邸宅は、プッチーニがミラノで成功を収めた後に購入した家で、邸内にある礼拝堂にはプッチーニが眠る。数年前からプッチーニ邸宅博物館として一般公開され [続きを読む]
  • ピエロ・デッラ・フランチェスカ『出産の聖母』
  • トスカーナのアレッツォ県にある小さな村モンテルキ。ここにピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画『出産の聖母』がある。大きくなったお腹にそっと手を乗せ、誇らしげに、しかし初々しさの残る聖母が印象的な1枚。天幕を開ける天使たちが左右対称で色が反転しているのがピエロらしい。天幕の中に立つお腹の大きい聖母マリアと2人の天使。それだけのフレスコ画の中に、ルネッサンス美の中に読み解く宗教的思想と、何よりも [続きを読む]
  • サンミニアートのトリュフ祭り2017
  • 今朝は、うっすらと雪化粧をしたアルピ・アプアーノ山脈が遠くに見えるサンミニアートへ。今日から始まったサンミニアートのトリュフ祭りは今年で47回目を迎える。11月12日、18日19日、25日26日の11月の週末に開催される。トリュフ祭りでの屋台の主役は生の白トリュフだが、トリュフ入りのチーズやサラミなどのトリュフ関連商品、地元のワイン、全くトリュフに関係ないもの、トスカーナ以外の商品まで様々である。多くの商品が試食 [続きを読む]
  • オルチャ渓谷とピエンツァ!世界遺産を写真に撮ろう
  • 住民にとってはようやくの恵みの雨も、観光客にはちょっと困りもの。それでもなんとか雨を避けて、しかし雲が覆う空の下、クレーテ・セネージとオルチャ渓谷写真ツアーへ。うっすらとかかる霧で重なり合う丘陵地がぼんやりと霞む。時折、雲の合間から差す光が幻想的。糸杉邸。よかった、少しの青空が見えて。ペコリーノチーズはオルチャ渓谷の特産品。特にピエンツァは、ペコリーノチーズのお店が多い。店内には熟成の異なるチーズ [続きを読む]
  • 瞑想 ラヴェンナ
  • フィレンツェに芸術があり、ヴェネチアに夢があり、ローマには栄光がある。レンガの洞の中に清らかな瞑想の水が流れるのが、ラヴェンナである。(Andre' Frossrad)ガッラ・プラチディア霊廟に足を踏み入れる。美しい青の世界が広がる中、瞑想の水が流れるラヴェンナという言葉が思い出される。聖ヴィターレ聖堂の豪華なモザイクの輝きに声を失う。なんという煌めき!レンガの建物が静かな秋の陽光を受けて。モザイクの町ラヴェンナ [続きを読む]
  • キアンティ地方のB&B
  • 私がツアーでご紹介する宿は、キアンティ地方にある石造りの田舎屋である。トスカーナらしい石造りの家は可愛らしく、綺麗に手入れされた季節ごとに異なる表情を持つ庭は散歩するのに気持ち良い。トスカーナには心をくすぐる素敵なデザインの宿がたくさんあるが、ここを選んだのは理由がある。理由があるとは言ったものの、トスカーナにあるすべての宿を網羅してそこから厳選したという大げさなものではない。結局は出会いとインス [続きを読む]
  • 深まる秋にキアンティクラシコ地方へ 
  • キアンティクラシコ地方へ旅の目的はワインではなく色づいた秋を探しに赤に染まる葉っぱはカナイオーロ?キアンティワインの準主役透けて見える葉脈が血管のよう僕らはみんな生きている葡萄の葉を通して黄金色に輝く世界に何が見える?秋の葡萄畑の忘れ物他のみんなは美味しいワインになったというのにそんなことにはお構いなしで陽光を浴びて気ままに日向ぼっこ秋は葡萄畑のカーニヴァル色とりどりの衣装で競い合うストライプでお [続きを読む]
  • ポントルモの『キリスト降架』がある教会 サンタ・フェリチタ
  • ストロッツィ宮の展覧会に出展されているポントルモの『キリスト降架』は、サンタ・フェリチタ教会のバルバドーリ・カッポーニ礼拝堂のために描かれたものである。バルバドーリ・カッポーニ礼拝堂は、教会に入ってすぐ右手。15世紀にバルバドーリ家がブルネレスキに依頼して建築された礼拝堂だが、16世紀にはカッポーニ家の手に渡った。故に、バルバドーリ・カッポーニ礼拝堂と呼ばれる。今ではブルネレスキの建築した礼拝堂は改築 [続きを読む]
  • 秋冬のフィレンツェで、必見!の展覧会
  • フィレンツェで『Cinquecento a Firenze/フィレンツェ1500年』と題した展覧会が開催されている。Cinquecento a Firenze2018年1月21日まで於:ストロッツィ宮にて毎日 :10時から20時木曜日:10時から23時チケット:12ユーロー65歳以上、18歳から26歳9,5ユーロ14ユーロードゥオモ付属美術館と共通チケット無料ーフィレンツェカード保持者、6歳以下1500年代に活躍した芸術家、すなわちミケランジェロ以降、バロック以前の芸術家に焦 [続きを読む]
  • トリュフの里 サンミニアート
  • イタリアで、いや世界で、一番香りの良い白トリュフが採れる町といえば、ピエモンテ州のアルバとトスカーナ州のサンミニアートである。トスカーナでは他にもサン・ジョヴァンニ・ダッソもトリュフの村として知られているが、なんといっても香りが良いとなると先の2つの町なのだそうだ。サンミニアートはフィレンツェから西へ車で1時間強の小さな丘の上の村である。普段は静かな村の広場。広場に面して、17世紀に建築された司祭館が [続きを読む]
  • ミケランジェロ?三世紀にわたる謎
  • ここはキアンティクラシコ地方のマルチャッラと言う小さな村。三輪オートがよく似合う、のんびりとした田舎である。村の広場には聖母マリアに捧げられた教会がある。この教会にあるフレスコ画が、今春、地味に注目を集めた。田舎の教会によくある、外観は漆喰のシンプルな造りだが内部は16世紀以降の様式で、それなりに美しい。聖母マリアや聖人たちの像がやたらとあるのはご愛嬌。あら、ボッティチェッリにギルランダイオが混ざっ [続きを読む]
  • 水中アートを探せ!@モンテリッジョーニ
  • 清々しい秋の空の下、かつては不落の城であったという威厳を放つ王冠のような村モンテリッジョーニを、緑に茂るオリーブや葡萄畑が優しく包む。村の中への入り口は、ロメア(ローマ)門。この門から続く道は、シエナ、そしてさらにローマへ向かう。光が織りなす石垣の微妙な色の異なりは、朝の眩しい光、昼の強い日差し、夕暮れの淡い輝き、いずれの時間においても変わりなく美しい。9月のモンテリッジョーニは、世界中からやって [続きを読む]
  • 期間限定で見るワイン造り・ヴィンサンタイア
  • 主にトスカーナ州とウンブリア州の甘口デザートワインは、『ヴィンサント』。キアンティ地方のD.O.C.(原産地呼称)の場合は、マルヴァジア品種とトッレビアーノ品種の白葡萄を最低70%使用しなければならない。数ヶ月、写真のように乾燥させて、果汁を絞り小さな樽に入れ、最低3年の間、発酵・熟成させる。9月から12月中旬までだろうか、この風景を見ることができるのは。いつ見ても、興味深い光景である。ヴィンサント用の葡萄 [続きを読む]
  • 青空の下のサンガルガーノ
  • 天気の良い7月のツアーは、屋根のない修道院サンガルガーノへ。と、その前に、まずはお隣にあるモンテシエピ礼拝堂を訪れた。ここには、サンガルガーノの岩に刺さった剣がある。白とレンガの2色使いの礼拝堂の天井は、これが12世紀に造られたのかと感心する見事さである。素朴であるが、美しい。いつも多くの猫が徘徊している。野良猫なのか、司祭館で飼われているのかわからないが、ポーズをとる猫。かわいい♪振り向くと、オリ [続きを読む]
  • サンセポルクロのピエロ・デッラ・フランチェスカ
  • ピエロ・デッラ・フランチェスカ像 1875年 アンジェロ・トリッカ作 サンセポルクロ市立美術館所蔵ピエロ・デッラ・フランチェスカを求めて、サンセポルロを訪れた。。アペニン山脈の麓、テヴェレ渓谷にあるサンセポロクロは、ルネッサンス期の画家ピエロ・デッラ・フランチェスカが生まれ暮らし、永眠した地である。昨年、ヴァーチャル美術館としてオープンしたピエロの生家。館内には、はっきり言ってこれといったものはない。 [続きを読む]
  • それぞれのボルゲリ
  • ボルゲリの歴史はテヌータ・サングイド』が造るサッシカイアから始まるが、現在ではボルゲリDOCを生産するワイナリーが50軒ほど。サッシカイアの他に、大手のワイナリーはフレスコバルディの『オルネッライア』、そしてアンティノーリの『グアド・アル・タッソ』。規模的には大きくはないけれど、世界的に有名な『レ・マッキオーレ』に『グラッタマッコ』。これら以外にも、情熱を持ってワインを生産するワイナリーが幾つかあるの [続きを読む]
  • サッシカイア
  • サッシカイアは、イタリアワインで一番有名と言っても過言ではないだろう。サッシカイアを造っているワイナリーは、トスカーナ海沿いのボルゲリ村の『テヌータ・サングイド』。ワイナリー訪問は、サッシカイアの樽貯蔵庫を見学し3種のワインを試飲する。試飲代は、お一人様でお申込みの場合120ユーロ、お二人様でお申込みの場合はお一人様60ユーロ、3名様以上でお申込みの場合はお一人様40ユーロ。1杯目は、カヴェルネ・ソーヴ [続きを読む]
  • 夏のコルトーナへ
  • コルトーナは丘に沿って発達した町である。一番高いところは標高約600mで、そこにはコルトーナの聖女であり守護聖人である聖マルゲリータ聖堂が建っている。ツアーは、この聖堂から始まり町を下っていく。あ、ここまでは車で到着しますのでご安心を。聖堂は19世紀に修復。マルゲリータが在世フランチェスコ会だったからかアッシジの教会を彷彿とさせる、とても美しい造りである。石畳の道を下って、町中へ向かう。少し足元が悪いが [続きを読む]
  • 夕暮れ時、ミケランジェロ広場からフィレンツェを撮る
  • 夕暮れ時のミケランジェロ広場で写真を撮ろう!ということで、旦那と自転車で向かった。夏の夕暮れ時、ミケランジェロ広場から朱色に染まるフィレンツェの街を眺めたことは、16年間のフィレンツェ生活で1度もなかった。別の季節の日暮れ時には来たことがあるが、夏の淡い色をした光の中では初めてである。先日、夕暮れ時のミケランジェロ広場解散というお客様のリクエストで、その美しさを知り、感謝!である。自転車をサン・ニッ [続きを読む]
  • ひまわりの季節
  • 向日葵の季節!6月3週目に向日葵が見れればというリクエストをいただいたので、ちょっとドキドキで迎えたツアー日であった。というのも、7月であれば問題なくどこかで咲いているが、6月3週目となると、その年の季節の成り行きによるのである。今年は暑い日が早く来たので、1部の畑で見事な向日葵畑を見ることができた!向日葵が咲かないと夏が始まらない。トスカーナの向日葵は、今年も綺麗です!とても暑い日が続くので向日葵 [続きを読む]
  • オルチャ渓谷を眺めながら、ペコリーノチーズ農家でランチ
  • 暑い毎日だったが、ようやく雨が降った!雨降りの翌日は、澄み渡った空気の中で夏のオルチャ渓谷が綺麗に見渡せる。この景色を楽しみながら味わうチーズ農家でのランチは気持ちいい。なんでもない古いものがお洒落に見える。石造りのせい?緑のせい?光のせい?このバランス!真似したいと思っても、素敵に見せるのは難しいなぁ。部屋の写真フレームもそうだけど、こういうアレンジって簡単だが、なかなかのセンスが必要である。な [続きを読む]
  • 乾いた大地@クレテ・セネージとオルチャ渓谷
  • トスカーナの丘陵地の景色は、それぞれの月で異なる表情を持つ。だいたいにおいて、この月はこんな感じという予想はつく。しかし、その年の気候により多少の違いが見られる。今年の6月初旬は、本当に美しかった。日々、少しずつ色合いを変えていく。微妙な色合いが織りなす丘々。そこから生まれる一枚の絵は、写真では表せきれない素晴らしさである。今年の気候はどうかというと、5月から1ヶ月雨が降らない。もともと初夏は雨の少 [続きを読む]
  • アンティノーリ@キアンティクラシコ
  • フィレンツェから車で30分ほどで、キアンティクラシコにあるアンティノーリのワイナリーへ到着する。建築家マルコ・カサモンティのデザインに設計事務所Hydea社の技術を駆使し、7年間かけて2012年にオープンした新施設である。丘の傾斜を利用した3階建の建物は、屋根の上には葡萄が植えられ、トスカーナの素材、木、テラコッタ、鉄(コールテン鋼)を主な建築材として使用している、まるで美術館のような洗練された建物である。 [続きを読む]
  • オルチャ渓谷とクレテ・セネージ
  • 多くの方がイメージするオルチャ渓谷は、緑の絨毯の丘陵地であろう。しかし、一面が緑になる期間は間も無く終わる。秋に種を蒔いた小麦が育ち、3月ごろには少し緑が戻ってきたかなと感じ、4月中旬から5月中旬までの1ヶ月ほどが緑の絨毯になるのである。青麦が風に揺れるというのは、5月中旬ごろ。5月末は、最後に残った緑を楽しむ。一面の緑の季節が終わった、残念!と、思ったのも束の間、5月末のオルチャ渓谷は黄金色の穂が眩し [続きを読む]
  • 5月の花たち@オルチャ渓谷
  • トスカーナの野が花であふれる5月。オルチャ渓谷で見た5月の花々の一部をご紹介。青麦に赤色の斑点が印象的なひなげしの花。5月末にもなると小麦が黄金色に輝くが、金色の中の赤も素晴らしい。5月といえば、この赤い花スッラ!日本では、フレンチハニーサックルと呼ばれるのかな?ハニーサックルというとくまのプーさんが現れそうなイメージだが、スッラは地中海の花なのである。スッラからミネラル豊富な蜂蜜ができる。草むらでニ [続きを読む]