ハル さん プロフィール

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ハルさん: 金田治のスケッチ日記
ハンドル名ハル さん
ブログタイトル金田治のスケッチ日記
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/onbi99
サイト紹介文裸婦スケッチを元に詩や物語を織り込んだ絵作りを楽しんでいます。
自由文絵に様々な陰影を与える物語を感じながら鑑賞する絵を求めて自作の絵画やエスキースを載せています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供80回 / 365日(平均1.5回/週) - 参加 2008/04/08 15:16

ハル さんのブログ記事

  • 絵画展が始まりました
  • 絵画展が始まりました今回の絵画展では50点ほど出品しました。30号から名刺大までいろいろのサイズの絵を楽しんでいただければと思います。「絵を描くのは楽しい」というのが今回のテーマです。会期中のレッスンはお休みします。 [続きを読む]
  • 最近のクロッキー259 オーソドキシー3
  • 最近のクロッキー259 オーソドキシー3美術でのオーソドキシーは個性を目指すのではなく、典型であろうとする意志です。その結果が逆にきわめて個性的なワイエスの作品のようなものを生みだしています。それはレンブラントの作品にしても、ラファエロの作品にしても同じだといえるでしょう。オーソドキシーは具体的な姿としてあるというよりは作り手のうちに観念としてのみあるからなのでしょう。制作意図がオーソドキシーであるが [続きを読む]
  • 最近のクロッキー258 オーソドキシー2
  • 最近のクロッキー258 オーソドキシー2人をテーマとした創作では常に生まれる問いかけ、「人間とは何か」、「自分とは何か」といった問いかけは人間の存在と同時に生じたもので、古代から現代に至るまで続けられてきた問いです。昔の答えはもう古いというほど人間は進化していません。その証拠がギリシャ彫刻です。現代でも力を競い合うスポーツ選手の姿とギリシャ古典期の人体の理想とは驚くほど似ています。若さの絶頂期を理想的 [続きを読む]
  • 最近のクロッキー257 オーソドキシー
  • 最近のクロッキー257 オーソドキシーオーソドキシーは正典とか正統派とかいう語ですが、絵にもオーソドキシーといった意識があるのではないかと思います。 埴輪を見せられても私はオーソドキシーを感じないし、ピカソの作品を面白がったとしてもオーソドキシーは感じません。私にとっては美術が人間の尊厳を表しえたときにはじめてオーソドキシーを感じます。ギリシャ古典期の彫刻のように人間を肯定的な存在としてとらえその尊厳 [続きを読む]
  • 最近のクロッキー256 大倉山音楽美術センター絵画展
  • 最近のクロッキー256 大倉山音楽美術センター絵画展by カネダオサム https://www.instagram.com/jintianzhi8702/?hl=ja大倉山音楽美術センター絵画展4月の18日より横浜市大倉山記念館で展覧会をします。四、五十点は並べようかと思っています。とはいっても今回は極小品絵画を中心に構成します。小さな絵はミニアチュールと普通呼ばれますが、今回の極小品絵画はそれを意図したものではありません。一般には今ではミニアチュール [続きを読む]
  • 最近のクロッキー255 白日展
  • 最近のクロッキー255 白日展にて日本人はつくづく器用だなと感心します。ここ十年来の傾向で写真そっくりに描くというのを多くの画家が習得して、公募展などでは写真と区別がつかない様な絵が次々と現れています。10センチぐらい目を近づけてみても手のあと一つ見えず、髪の毛がハーフトーンで一本一本描かれてます。なにか絵具状の感光材でもあるのかと思うほどです。とにかく驚くのですが、揃いも揃って証明写真のように無味乾 [続きを読む]
  • 最近のクロッキー254 プラド美術館展2
  • 最近のクロッキー254 プラド美術館展2今回のプラド美術館展での一番の愉しみはティツィアーノの「音楽にくつろぐヴィーナス」と解される「オルガン弾き」です。ティツィアーノの代表作の一つのこの絵画は1987年の欧州評議会特別展「西洋の美術:その空間表現の流れ」での展示以来30年ぶりです。とてもきれいにニスが洗浄されているのですが、以前に見たときのようなトーンの奥深さは薄れたように感じます。照明の変化かもしれませ [続きを読む]
  • 最近のクロッキー253 プラド美術館展
  • 最近のクロッキー253 プラド美術館展今回のプラド美術館展の印象はまず「暗い」です。ベラスケスやティツィアーノの絵がなければ暗さそのものです。暗いバックは使いやすいようで、画家の真価が試される色でもあります。スペイン絵画によくある黒い背景はモチーフを浮かび上がらせるには便利な色ですが、それだけモチーフへのただならぬ記述が必要です。形を克明に描けばそれでよいのかというと、全く不十分なのです。ベラスケス [続きを読む]
  • 最近のクロッキー252 女性論その5
  • 最近のクロッキー252 女性論その5社会を何よりも確かな手本と考える女性は世間の流行を信じます。そこで外見重視の性質を利用して様々に宣伝工作が行われます。宣伝は商品に限らず政治や宗教、倫理や娯楽にまで及びます。女性の親和的な性質を悪用しているのでしょう。自然状態では素晴らしく機能した女性の社会への関心は現代的なメディアによって逆手に取られ、消費者や有権者の誘導手段となります。価値観への過剰なメディアの [続きを読む]
  • 最近のクロッキー251 女性論その4
  • 最近のクロッキー251 女性論その4女性が相手を選ぶにはそのような場と時間が必要です。選択肢の多い条件のほうが優れた子孫ができる可能性が大きいのです。社会的な生命体である人間にとって次の世代にとっての社会的な優位は何であるのか予測するのはきわめて困難です。その役割を女性に託しています。金か家柄かスキルか容姿か学歴や人間味、やさしさや気遣い、予測不可能性やガッツといった側面まで女性は判断しなければなりま [続きを読む]
  • 最近のクロッキー250 五美大展
  • 最近のクロッキー250 美大卒業展3私大の卒業展「五美大展」が始まった。全体低調な印象なのだが、今年は抽象ややっつけアクションペインティングが減って、絵画回帰が多くみられた。とはいってもアニメ世代なので、アニメの背景で見たような日常のまったりとした風景が大勢を占めていた。しかし注意深く見ると宮窪直の「朝」のように自分の状況を見つめる視線は確かにあった。いずれ大きな表現になってゆくのだろうと思う。どの大 [続きを読む]
  • 最近のクロッキー249 女性論その3
  • 最近のクロッキー249 女性論その3現代の社会では女性を単純に人間の一単位とみなして、労働生産性や消費動向や有権者として位置づけ管理してゆこうとする傾向があります。女性が女性という性であることは個人的なこととされてしまうわけです。女性が子供を育ててゆかなければその社会は終わります。しかしそれが社会的な問題であるとの認識が社会の側にありません。経済指標のような近視眼的な人間観が男性の側にあるのでしょう。 [続きを読む]
  • 最近のクロッキー248 女性論その2
  • 最近のクロッキー248 女性論その2女性について考えるとき二つ大きな様態が思いつきます。ひとつは生物の知的活動の頂点に立った人類としての自立的生命であり、もうひとつは有性生殖の重要な担い手である女性という立場です。この二つの様態は二律背反なのではありません。常に互いに絡み合い女性の存在を際立たせています。はっきりしているのは女性が子供を産まなければ人類は終わるということ。子供を生むためには、相手を選び [続きを読む]
  • 最近のクロッキー247 女性論その1
  • 最近のクロッキー247 女性論その1なぜ裸婦を描くのかと考えてみると裸婦が好きだから、なぜ好きなのかとくると女性は母性として存在するからで、さらに母性は未来の光につながっているからです。それを世間的には性欲というのかもしれませんが、何が何でも性欲というのでもありません。人間には男性もいるし女性もいます。こんな単純な分類は乱暴ですが、事実として性別があります。そこで女性を男性の相方として尊敬しています [続きを読む]
  • 最近のクロッキー246 ポリティカルコレクトネス
  • 最近のクロッキー246 ポリティカルコレクトネス「最近ヌードが減りましたね」という声を多く聞くようになりました。世間を見渡してみると確かにヌードが減り、セクハラとかDVとか性的な要因をもつ現象を社会から抹殺しようという機運を感じます。生命感とは乖離した、管理社会の理想的な構成要素として人間が見られているように感じられます。生身の人間が生きるために社会を作ったのではなく、社会のために人間は規制されるべ [続きを読む]
  • 美大卒業展2 最近のクロッキー245
  • 最近のクロッキー245 美大卒業展2昨日は余りに落胆して否定的な気分になっていたけれども、何らかの光がなかったわけではない。グラフィック科の AKIKA EGAMI の夢想的な椅子のデザインをそのままのテイストで立体に具体化した作品にはウィーンのような優雅さが備わっていた。こうしたコンセプトがインテリアやエクステリア、さらに都市へと広がってゆけばどれほど楽しい経験となるだろう。彫刻科の小早川和香奈の巨大な人骨を [続きを読む]
  • 美大卒業展1 最近のクロッキー244
  • 最近のクロッキー244 美大卒業展1東京芸大の卒業展をみて、美術大学とは奇妙なところだとの印象を持った。卒業制作のほとんどが、入学基準のデッサン力や絵画性を発展させるのではなく、それらを否定しているように見える。才能を集めて潰すところは日本の中のポルポト派なのではないかと思う。現代美術すなわちモダンアートはアメリカの現代美術のことなので、まず英語に堪能で近年の作品批評などを原文のニュアンスでつかめる [続きを読む]
  • 最近のクロッキー243 映画『ジャコメッティ』2
  • 最近のクロッキー243 映画『ジャコメッティ』2ジャコメッティの評価の高さについて考えてみますと、二十世紀の芸術が完成した結果よりも制作のプロセスに人間存在の真実があると思い込んでいたように思えます。完成もしくは不可能かもしれないけれども方向性としての完成を予言した意識を視覚的に定着させた作品を称賛します。制作を主導する感情の中にこそ完成したキャンバスでは決して実現できない壮大な人間のドラマが記録され [続きを読む]
  • 最近のクロッキー242 映画『ジャコメッティ』
  • 最近のクロッキー242 映画『ジャコメッティ』正義であれ事故であれ戦闘や暴力が横溢する映画を観たくなく、人種問題も徒に分断を図るようで後味が悪い。そこで、ここのところ芸術家をテーマにした映画をよく見るようになりました。今回は『ジャコメッティ』。「絶望」を最も充実した感情と感じる芸術家の果てしない未完の制作にモデルとして付き合わされ、絶望的状況から機転を利かせて、ジャコメッティの「未完」から脱出すると [続きを読む]
  • 最近のクロッキー241 ロダンのエスキース
  • 最近のクロッキー241西洋美術館でロダンの『地獄の門』のエスキース展をやっています。ロダンが粘土での制作に入る1年前に、丸一年間ダンテを自己のものとするためにイメージを反芻し続けた姿が伝わります。120点余りのエスキースは手のひら大なのですが、その小さな画面に『神曲』の苦悩に満ちた地獄を見出そうとしています。ほとんどが母子像の形をとりますが、それらは彫刻では男女の姿となります。エスキースでは形態の中に大 [続きを読む]
  • 最近のクロッキー240
  • 最近のクロッキー240新年あけましておめでとうございます、と言いたいところですが、今年は新年早々、暗いことが続きます。旅行から帰ってきて、懐かしく出迎えてくれた飼い猫がその日の夜突然に死にました。何らかのショック死のようです。深夜、動物の緊急病院に連れていったものの死亡を宣告されただけでした。美しい姿のネコでした。翌日、斎場で火葬に付し、小さな骨壺を抱えて帰ってきました。家の中は至る所に一緒に暮らし [続きを読む]
  • 最近のクロッキー239
  • 最近のクロッキー239今年はこれで終了です。裸婦は来年も描き続けますが、本来の目的である絵を描くことに中心を据えられたらと思います。絵を描く技術と絵を描く目的は別のものでしょう。観る人が絵の目的に興味がないのは他人の意見を聞きたくない現代の無関心な時代の兆候です。絵が好きな人は多くいますが、描く楽しさと観る楽しさが現代ほど乖離しているのは驚きです。自分で観て楽しめる絵を目的としたいと念じつつ新年を待 [続きを読む]
  • 最近のクロッキー238
  • 最近のクロッキー238スタイルが完成しているといえばよい言い方ですが、嘗ては緊張し、熱中したクロッキーですが、最近は勝手に手が覚えてしまい意識を通過しなくなるような困ったことがおきています。人物が自由に描けるようにと始めたクロッキーですが、いつの間にか手が勝手に描いている状態になってしまいました。その日に描いたポーズを思い出そうとしてもほとんど記憶から消えています。長年同じことをやっていると手慣れて [続きを読む]
  • 最近のクロッキー237
  • 最近のクロッキー237なんだかんだ言っているうちに年の瀬が迫ってきてしまいました。大きなテーマを決めずに行き当たりばったりで描いていると、次第に意欲を失うものですね。今年しっかりと嫌な経験をしました。来年は四月に展覧会をするので、もう少しは集中して描こうかとは思いますが、なんとも先の見えない年の瀬です。by カネダオサム https://www.instagram.com/jintianzhi8702/?hl=ja [続きを読む]
  • 最近のクロッキー236 映画『ゴッホ最後の手紙』
  • 最近のクロッキー236 映画『ゴッホ最後の手紙』六本木ヒルズ、久しぶりの映画館。「Loving Vicent:ゴッホ最後の手紙」は、天才画家であったと同時に狂気とまでいわれるゴッホの神話化された生涯を、手紙を解読することでたどってゆく面白い油絵風アニメーション映画です。複雑な人間関係やはっきりと解明されていない死の真相について、様々に解釈があり、近代芸術を生み出した天才の悲運としての神話を堪能できます。監督ドロタ・ [続きを読む]