Koy さん プロフィール

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Koyさん: atelier koy
ハンドル名Koy さん
ブログタイトルatelier koy
ブログURLhttp://atelierkoy.blog50.fc2.com/
サイト紹介文書家・蘆野公一の日々のつれづれ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供147回 / 365日(平均2.8回/週) - 参加 2008/04/12 12:36

Koy さんのブログ記事

  • 繋の調和
  • もう終了してしまったが、今年の「ヨコハマトリエンナーレ」にあった、Ragnar KJARTANSSON の「The Visitors」が出色の出来栄えだった。映像の内側と、会場の鑑賞者の動線が見事に調和するときの感動は見事としかいいようがなかった。平面や立体にはできない感動のつくり方が映像にはあって、それをまざまざと見せつけられた。もう一度、会期中にそれだけでも観に行きたかったのだが時間がとれずに流れてしまった。切実にもう一度 [続きを読む]
  • すぐそこのひと
  • この部屋には安室奈美恵さんが泊まったんですよ。とお茶を運んできた仲居は言った。へえ、と思いながら、部屋の中に安室奈美恵と一緒にいるところを想像する。一般人(最下層)と芸能人という距離感が瞬く間に消え失せ、彼女と親密な間柄になる。悪くない。あまり意識したことがなかったが、全然悪くないではないか。再婚相手として選んでくれてもいいと思う。私の個展の翌年、同じその展覧会場がドラマの舞台となった。松嶋菜々子 [続きを読む]
  • きれいな薬
  • さて、「匣」の中から、いくつかの薬が見つかった。きちんと保管されていたのが見てとれる、鼻炎薬、葛根湯、咳止めである。それぞれの使用期限は、順に、2009年1月。2011年1月。2012年8月。ちょうど良い時節柄、人体実験に勤しむのも吝かではない。捨てました。  [続きを読む]
  • みかんの皮
  • その人は、りんごの皮をナイフで剥くように、指で螺旋を描きながら器用にみかんを剥いた。均一の幅で一定の速度で、鮮やかに剥いた。少し厚い皮のみかんであれば、元のかたちに戻すこともできた。その人は、みかんの皮をホモロサイン図法のように剥いた。器用なのか、それとも不器用の結果でそういう風になってしまうのかよくわからなかった。しばしばそれは大西洋あたりで断裂した。いま目の前にはさくらの花が咲いたように剥かれ [続きを読む]
  • フツーミステリー
  • スタバで、期間限定の「HALLOWEEN MYSTERY Frappuccino」とやらを注文してみたのだった。「チョコレート風味にみえて実は・・・」と謳っていて、なになになんだそれはどういうことだ?と気になっての注文だった。黒糖か、あるいは高濃度みたらし、いやいや奇を衒って煮詰めバルサミコなんていうのもありかもしれない。などと想像を膨らませ口に運んだ。それで、なんだったかというと、全体的にはほぼチョコレートの支配下にあるキ [続きを読む]
  • 台風旅行洪水搬入
  • タイトル、台湾旅行ではありません。先週末は訳あって、両親を連れて、嵐の中、伊豆へ。半年も前から企画していたのでもちろん決行。大雨強風にもかかわらず、せっかくだからということで、石廊崎まで。先端に行ったら死ぬな。と思えるほど海が荒れていました。自然に対してあれほどの恐怖を感じたのは初めてかもしれません。虫にはちょくちょく悲鳴を上げているんですけどね。荒れた海は、すぐそばに死があることを実感しました。 [続きを読む]
  • 柿とルッコラのサラダ
  • あの納豆の次にハマっているもの。「柿とルッコラのサラダ」。柿、ルッコラ、オリーブオイル、塩、の四役すべてが主役。塩はこの "Le Saunier de Camargue, Fleur de Sel"がとてもよく合って、この塩を美味しく食べるための食材の組み合わせだと言ってもいいくらい。柿なんか普通買わないのに、気がつくと手に取ってます。  [続きを読む]
  • おそるべき絵本たち
  • 横須賀美術館に行く。「tupera tupera」という絵本作家ユニットの作品展示をしていて、絵本かー、絵本ねー、どうなんだろー。と気乗りせずに入ってみたのだが、これがものすごく良くて、出る頃には、すべての絵本を購入したいという気持ちにまでなっていた。結局、図録のみに思いとどまったのだけれども。自分のこどもにはこういう作り込みの素晴らしい絵本を好きなだけ与えたい。いないんだけれども。   [続きを読む]
  • 西麻布書道教室 & 西麻布こども書道教室
  • 西麻布で教室を始めることになりました。「スマートスクール麻布本校」にて、大人、こども、両方の教室を持ちます。西麻布書道教室(大人)・・・・第2、4水曜 13:00〜14:30西麻布こども書道教室・・・・・毎週水曜  15:30〜16:30年長から小学生までを対象にした、「西麻布こども書道教室」の方は、文字の成長の足跡が、大人になって良い思い出となるように、月の最後に、その月に一番良く出来た作品を額装し、記念としてお渡 [続きを読む]
  • 天高く乗り換える秋
  • iPhone8に機種変更した。バッテリーの減りが思ったより早い。保ちを考えて5Sから換えたのに、期待通りとはいかず。まあそれでも時間的に倍以上の持続性はあるし、画像も綺麗だし、アクションも速いので、良しとした。車の保険が満期を迎えるので、他社の見積もりをもらったところ、すべてが安い。これも満期を待って、すぐに乗り換えた。”NTTひかり”から”SoftBankひかり”にするとだいぶ安い。と強く推されたので、これも乗り換 [続きを読む]
  • ケイコのキオク
  • 近所の本屋の二階にある二十畳ほどの大きな和室が、小さい頃に通っていた書道教室だった。窓際は広縁になっていて、みんながそこに荷物や上着を置いてから席に着いた。畳の上には細長い机がいくつも並び、座る場所は各自だいたい決まっていた。先に来た誰かが「だいたい私の席」に座っていたりすると、止む無く他の席で書き始めるのだが、見慣れない眺めでの紙との対峙は気持ちが落ち着かず、あまり良い稽古にはならなかったような [続きを読む]
  • 正しい歪
  • きっちりと見えていても、ちょっと角度を変えてみれば、あんがい歪であったりして、それが面白いというか魅力になっていると思うんだけども。ミッドタウンでCHANELのイベントをやっていて、”GABRIELLE CHANEL”っていう新フレグランスがいい匂いだなあと思っていたら、好きな花の匂いばかりでできているようで、そりゃそうだろうなと。  [続きを読む]
  • 高徳な消え物
  • 「阿闍梨餅」をいただいた。阿"闇"梨餅と見誤り、”あやみりもち”と読んでしまったが、「阿闍梨餅」”あじゃりもち”が正解らしい。”闍”の意味は①うてな。城門の物見台。②まち。城の外郭の内側の町。③梵語(ボンゴ)の音訳に用いる。とkanjipediaにあり、この「阿闍梨」の場合、梵語の音訳にあてはまる。「阿闍梨」とはwikipediaによると、「サンスクリットで「軌範」を意味し、漢語では師範・軌師範・正行とも表記するが、そ [続きを読む]
  • もうひとつ投下
  • 私の安否をこのブログで確認している方からご一報あって、「なにかあったのか」と。たしかに一週間以上あけてしまったのはここ最近なかったように思います。ありがとうございます。ちょっと忙しかったのです。私は元気です。そんな忙しい中ではありましたが、田中達也展に行ってきました。  [続きを読む]
  • フィルム保存、蘇生
  • フィルムをスマートフォンで現像できるアプリ「FilmLab」がリリースされるらしい。動画を見る限り画期的なものであることは、写真やカメラに疎い私でもたやすく理解できる。ひと昔以上前の展覧会DM用に撮った作品のポジが何枚かあって、それをラボに持ち込まずに自分であれこれできそうなところがかなり魅力的だ。父が、大昔に撮り貯めた大量のフィルム(ネガもポジも)をどう残すか思い悩んでいるようなので、これを勧めようと思 [続きを読む]
  • 天皇家じゃないけど天皇家の納豆
  • 納豆に、グリーンオリーブの実とパセリをみじん切りにして入れて食す、「天皇家の納豆」と呼ばれるものにこのところはまっている。納豆1パックに対し、オリーブの実はいくつ、パセリは何枝と、それぞれの比率を変えながら、自分にとってのベストを探している。オリーブの実は多少値の張るしっかりとした塩漬けを選びたい。パセリはシャキシャキした新鮮なものでないと味も食感も極端に落ちる。現在、個人的黄金比率は、オリーブの [続きを読む]
  • マンションの自室の近くのいずれかの部屋に、明け方になると、けたたましい奇声で啼き出す鳥がいる。だいぶ涼しくなって夜は秋の虫が鳴き始めたが、その虫たちの心地よい音の世界をぶち壊すようにして、その奇鳥が啼き出すのだ。狂った目覚まし時計が止められることなく間歇的に永遠に鳴っているようなものなので、これから寝ようとするわたしにとってはおそろしく邪魔でしかない。窓を開けている季節は最悪だ。動画でそれらしい啼 [続きを読む]
  • かも
  • 最近、「かも」を多用していることに気がつく。「あ、いいかも」「あー、だめかも」昔は「いいねえ!」「うーん、だめ!」と断定していたように思うのだが、どういった心のうつりかわりなのか。結論を先延ばしにしたいのかも。あるいは結論を他者に委ねる、といった責任の放棄かも。「かも」が語尾に来る語感がかわいいのかも。「かもしんない」なんていい歳してちょっとオツムの弱さを露呈する語尾になることもあるかもしんない。 [続きを読む]
  • かつおぶしの消失
  • かつおぶしが嫌いな良い子たちに朗報だ。かつおぶしは扇風機の前でかけるんだ。まばたきする間もなくどこかに消える。わたしからは以上だ。地面(床)に落とすといやーな気持ちになる物ランキング1位・・・かつおぶし ← New !!2位・・・マフラー [続きを読む]
  • 10 year old Galapagos-K
  • ガラケーと呼ばれる物を、ほぼ通話専用としていまだに使っています。通話専用といっても、とにかく電話嫌いなので、月に一、二度あるかないかくらいなのですが。昔アドレスに連絡をくれる人もいるので、そっちが主かもしれません。何年か前に、あなたが持っている「それ」は旧すぎて近々使用できなくなるから早めに機種変した方がいいよ。という案内がありましたが、まだ使えているのはどうしてなんでしょう。インターネット上での [続きを読む]
  • 仮眠
  • 今日こそは早く寝ようと思ったのに、杉田の試合が始まったばかりで、どうしようかといったところです。もともとショートスリーパーではあるのですが、最近はそれに拍車がかかってきています。仮眠の重要度がどんどん増して、そのうち仮眠の時間帯が本眠になるのではないかと。ひとつ制作の良いアイデアが浮かんだのも、眠りを妨げる一因であったりします。これは良いものが出来るのではないかと興奮しすぎて。  [続きを読む]
  • またアボカドで恐縮ですが
  • レジ待ちの列に加わり、カゴに入れたアボカドの位置を直そうと触れてみると、一箇所だけ致命的に柔らかいところがあった。どうしようか迷ったが、レジの順番は次に迫っている。後ろにはもう何人も並んでいる。なぜ最初に手に取ったときに気がつかなかったのだろう。見落とした自分の愚かさを恨んだ。家で皮を剥くと、あきらかに人為的な外圧で一部が凹んでいた。なぜか、映画「たんぽぽ」で、スーパーの果物を指で押してまわる気の [続きを読む]
  • おじさんが蚊を散らす
  • 液体蚊取り線香の、取替リキッドを買った。いままではずっと無香料のものを購入していたが、今回、どういう気の迷いからか、ついフローラルなんて物に手を伸ばしてしまった。使ってみれば、どうもおじさんっぽい匂いがする。微香性を謳ってはいるが、風向きによってはおじさんが3人くらい側にいるほどのアロマが攻めてくる。蚊よりも先にこっちが参ってしまう。とは思うがもったいないので使い続けている。昔の仕事仲間の女子(当 [続きを読む]
  • 人類最後の男
  • 20代後半の頃、当時、まだ飛行機に一度も乗ったことがないという同じ歳の男がいた。なぜあれが空に浮くのかが理解できない。と彼は言った。浮くのが理解できないことと、乗ったことがないということに、どういう関連性があるのかはわからなかったが、彼なりの考えがあるらしかった。彼は変わった男で、様々な面白いエピソードがある。たとえば、彼は野菜として分類される食物をいっさい口にしようとしなかった。インスタントラーメ [続きを読む]
  • 赤い満月
  • さきほどまで無かったものが向こう岸から顔を出していた。折しも満月の日で、偶然の出会いに得した気分になる。8月の満月はいくつか呼び名があって、レッドムーンという名称もそのひとつらしい。出会った満月はその名にふさわしく、なかなか趣きのある姿をしていた。錦織、信じられない負け方をした。  [続きを読む]