Koy さん プロフィール

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Koyさん: atelier koy
ハンドル名Koy さん
ブログタイトルatelier koy
ブログURLhttp://atelierkoy.blog50.fc2.com/
サイト紹介文書家・蘆野公一の日々のつれづれ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供111回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2008/04/12 12:36

Koy さんのブログ記事

  • 感覚の鋭敏化
  • 昔々、ヨガの合宿修行に行った友人は、合宿の間中、他の修行僧との会話はおろか、声を発することも禁じられ、生活で出す音も極力最小限に抑えなければならなかった、と語った。修行は驚くほど長い期間だった。その友人は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、すべてを鋭敏化させて生還した。漠然と私が感じたことではあったが、私のような凡人には理解できないもう一つの感覚も手に入れたようだった。そのようなことがこの週末に私の身 [続きを読む]
  • 匂いの夜気
  • 夜気に混じって、キンモクセイの良い匂いがし始めたなあと思っていたのも束の間、すぐに遠い匂いになったしまった。頭の中で温めていた独自のバルサミコソースを実際につくってみた。秋鮭と秋野菜きのこのグリルに合わせようと思って、久しぶりに(5年ぶりくらい)Panasonic"Bistro"のオーブン機能を使用したのだが、水分が飛ばずにきちんと内側に残っていて、ああこんなにも美味しく焼けるものなんだなあと再確認した次第。レンジ [続きを読む]
  • かつてほうとうだったもの
  • お土産にほうとうをいただきました。3人前だったので、昼と夜、一日で無くなるだろうという目算で全部作ってみました。甘かったです。無くなるのに三日を要しました。二日目は、ほうとうだったものが、リッチュテッレというパスタのようにまで半溶しました。三日目は、リッチュテッレとカボチャがほぼ全溶し、ルーへと姿を変えました。最後まで美味しくいただきました。ほうとうに入っているカボチャ、男性は嫌いな人が多いと聞い [続きを読む]
  • 即興
  • 去年ヘヴィローテーションだった、柿とルッコラのサラダを今年も作る。「柿とルッコラの歌」を即興で無意識に口ずさんでいる自分にびっくりする。歌詞もあまりにもつまらなくてびっくりする。まあ、ごきげんなんだなと思う。最近、独り言も多いし、これではいかんと思う。 [続きを読む]
  • 牡丹餅と御萩
  • 御萩を大量にいただきました。漉し餡のなめらかさと、餅のつぶつぶ感の共演は、滲みと掠れが完璧に調和した書のようです。これなら100個いけると思いながら(100個は大袈裟ですね、10個です)、他の人たちのために2個でやめときました。鎌倉に「ぼたもち寺(常栄寺)」があります。周囲は人通りが少ないうえに風情があるので、ひっそりと鎌倉散策したい方にはかなりおすすめです。「たつのくち くびのおんざを ふしおがむ 婆のまご [続きを読む]
  • 豪雨。失われた時
  • 駅に着いたのは19時過ぎで、世の終わりのような雨が降っていた。これはとてもじゃないが歩いて帰れない、バスで家の近くまで行こう、そう思った。駅からのバスには一度だけ乗ったことがある。あのときも、歩いて帰ったら遭難するくらいの大雪が降っていたのだった。バス待ちの列に並び、暗い中本を読み始める。ほどなくしてバスが来る。家から逆方向のバスだった。列から人がいなくなり、先頭に立つ。これなら座れそうだ。本を読む [続きを読む]
  • 「結晶」展、無事終了しました。お越し下さった皆様、藤村社長、FCAスタッフの方々、ありがとうございました。次の作品に向けて精進します。今後ともよろしくお願い申し上げます。事情(タイミング等)により「結晶」作品をご覧になれなかった方、たいへん申し訳なく思います。この場を借りてお詫び申し上げます。 [続きを読む]
  • 秋との勝負
  • 掛け布団的なもの何もなし、Tシャツ短パンの寝姿、には凍みる夜になりつつあります。ここではもう何度も登場している、秋に敗北を喫する日が今年もやってきます。今秋もぎりぎりまで、もう勝てないと思うまで、夢枕におばあちゃんが立って「それ以上やったらこっち来るよ」と言われるまで、掛けるものは出さないつもりです。また来週暑さが戻ってきそうなので、あと一ヶ月はいけるかと踏んでいます。広尾に毎週どれだけ楽しみで行 [続きを読む]
  • 「小ざさ」の最中
  • 羊羹で有名だという「小ざさ」の最中をいただきました。みんなで食べてください、ということだったと思うのですが、ちょっと美味しすぎて、白あん2、小豆あん1を食べてしまった。10個くらいありましたしね。しっとりあっさりした餡と、薄衣のように溶ける皮の、和菓子ならではの上品な融合はまさに筆舌に尽くし難かったわけで、あ、これは筆舌に尽くせないから、もう舌鼓を打つしかないなあ、筆より鼓でしょ、やっぱり、じゃあ2、3 [続きを読む]
  • 床掃除
  • 最近、床の拭き掃除に目覚めました。いままではフロア掃除用ワイパーで、ドライシート後、ウェットシートをすいすい軽くかけるだけで、年末大掃除のときにいらないタオルで気持ちだけ拭き掃除的なやり方でした。それではいかん、と。誰かに言われたか、ネットで見たか、どこかに書いてあったかしたのでしょう。専用洗剤を使い本腰を入れて拭いてみると、びっくりするくらい汚れがとれて、それがやみつきになったと。そういう経緯で [続きを読む]
  • 深夜の逆三
  • 一ヶ月くらい前に、書道教室で墨が跳んでも分からないようにと黒のポロシャツをネットで購入したのだが、サイトで見たポロシャツの写真と、自分が着た姿とでは、どうも大きな隔たりがある。思っていたよりも袖が短い(覆うのは三角筋のみ)。思っていたよりも胸元が大きめに開いている(ボタン無し)。思っていたよりもぱつんぱつんで、さらに、ウェストはぎゅっと絞られている(密着感半端ない)。総括すると、相当おらついている [続きを読む]
  • 25年の確かさ
  • 25年前の写真を見せられ、過ぎてしまった年月の確かさを知る。たとえそこに自分が写っていなくても、被写体をとり囲んでいる空気の中に当時の自分を見ることはできて、なんと言うのか、感慨深いとでも言ったらいいのか、切ないとでも言ったらいいのか、うまく表現できないものが心の底から滲んでくる。画像は本文と関係ないんですけど。揺れてる、今。地震。  [続きを読む]
  • スマスク!
  • 「スマスク!」(西麻布校)の卒業式がありました。素晴らしい子供達とスタッフの皆さんに恵まれ、とても楽しくレッスンをすることができました。この場を借りてお礼申し上げます。「スマスク!」を飛び立った子供達が、ひらがな、漢字、そして書道に興味を持ったまま大人になってくれたらいいなあと思います。幾年経ってもふとした折に、「スマスク!」で 「お兄さん?」に書道を習っていたなあ、と思い出してくれたらとても嬉し [続きを読む]
  • 恥ずかしさダブル
  • 夕立の中、傘を持たず、何の役にも立たぬハンカチを頭に載せたまま急ぎ足で階段を上っている時につまずいた。特大リュックを背負っていたのだが、つんのめった拍子にそのリュックが、でっかいチョンマゲのように頭を越して前に出てきてしまい、その重みで大きくバランスを崩し、もう少しで階段で顔をしたたかに打つところだった。「ガッデム!」とか「オーマイゴッド!」とかなんとか叫んでしまった気がする。転びそうになったこと [続きを読む]
  • だがし
  • 駄菓子屋で思い出した。昔よく通った個人的サイクリングコースに駄菓子屋があった。いまもあるのだろうか。駄菓子屋とはいうものの、裏の畑で採れた野菜を使った定食などを出したり、庭のようなところでバーベキューやキャンプができたりするといった、ちょっと変わった駄菓子屋だった。食事ができる座敷には猫がいて、座るとするすると確かな足取りで忍び寄ってきて、じっと私の顔を見つめたあと、膝や腿にすりすりと顔を撫でつけ [続きを読む]
  • 昔知ったあの人に似ていて
  • 駅でおばあさんとすれ違った。昔どこかで見た気がして心がざわざわした。小さい頃、家の近くに駄菓子屋があった。近くに住む小学生の憩いの場のような所だった。竹串に三つくらいついた丸く平たいカステラのようなものとか、梅ジャムとか、麩菓子とか、ボンタンアメなどをよく買っていたように思う。その駄菓子屋は、わりと人通りの多い道に面した古い平屋の日本家屋で、小さな痩せたおばあさんが一人で営んでいた。おばあさんはい [続きを読む]
  • 空疎な7時間
  • 俳優の名前が思い出せずに7時間あまり。そのあいだこの問題がずっと頭の中に居座り、五十音順に「あ」からひとつずつ俎板に載せて弄くってみるも全然ヒットせず、調べればわかるものの、絶対に思い出してやる、という無意味な気概をもって挑んでやっと思い出した、堤真一。7時間を返してほしい。人の名前、本、映画のタイトル、とにかく思い出せなくなっている。で、なぜ堤真一かというと、・・・何が発端だったのか、それも思い出 [続きを読む]
  • 胸のうさぎ
  • 某ギャラリーから、展覧会案内のメールが来た。作品の紹介に、「胸でうさぎをつくる云々〜」とあって、胸でうさぎをつくるのか、それはすごいな、どんな胸でどんな感じのうさぎなんだろう。寄せてぎゅっとしてぎゅーんとしたりすんのかな。それとも寄せた胸にうさぎの絵を描いて撮った写真とかかな、いずれにしても寄せるところはポイントではあるはずだ。と想像力をはたらかせた。メールの最後に小さな作品写真が添付してあって、 [続きを読む]
  • クローブの所業
  • 手作りのジンジャーエールがテーブルに載った。グラスの底に鉛筆の芯のようなものが3本沈んでいて、なんだこれはと食べてみるとクローブだった。先日の八角に負けず劣らずの自己主張で、見事にやられた。いい意味でやられた。外に出ると殺人的な太陽光線がそこらじゅうを焼いていた。クローブの清涼感が口の中でいつまでも続いた。あまりにも美味だったので、さっそくクローブ、他の必要なスパイスを手に入れて作ろうと思う。   [続きを読む]
  • 滝と温泉とクマバチ
  • 仕事場で滝の話になった。日本の滝百選を調べてみると、わりと近くにもいくつかあって、ぶらっと行くことにした。避暑が目的だったが、現地の気温はさほど変わらない。木々の影と川のせせらぎが多少の涼やかさを演出しているくらいだった。帰りに、無人野菜販売所でゴーヤとオクラを手に入れ、温泉場まで足を延ばした。露天風呂での半身浴中、背中にクマバチが止まり、飛び立つまでじっと耐えた。背中に全神経を集中させた永遠にも [続きを読む]
  • 自由研究
  • 子供たちの夏休みの自由研究が、親たちの戦いになっていると聞いた。親がほぼすべてをやる家庭も多くあると知る。私見は差し控えたい。その子の将来、ひいては日本の未来を憂えるのは独身者ばかり。  [続きを読む]
  • ひまわりの修復
  • ひまわりが群生しているところを見つけた。連日の猛暑、日照りにも関わらず(台風前ね)、頭は垂れていなかった。"群生"と書くと、野生の趣が強いですね。人の手で、ちゃんと育てられている場所でした。ひまわり畑。こわれ気味のときにこういう場所に身をおくと、自己修復機能がはたらく。ちょっとだけ。  [続きを読む]