Koy さん プロフィール

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Koyさん: atelier koy
ハンドル名Koy さん
ブログタイトルatelier koy
ブログURLhttp://atelierkoy.blog50.fc2.com/
サイト紹介文書家・蘆野公一の日々のつれづれ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供111回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2008/04/12 12:36

Koy さんのブログ記事

  • 胸のうさぎ
  • 某ギャラリーから、展覧会案内のメールが来た。作品の紹介に、「胸でうさぎをつくる云々〜」とあって、胸でうさぎをつくるのか、それはすごいな、どんな胸でどんな感じのうさぎなんだろう。胸にうさぎの絵を描いて撮った写真とかかな、と想像力をはたらかせた。メールの最後に小さな作品写真が添付してあって、肌色ではあるが、どうも胸ではない感じだ。それも独立している。これではよくわからない。ギャラリーのHPに飛んでみた。 [続きを読む]
  • クローブの所業
  • 手作りのジンジャーエールがテーブルに載った。グラスの底に鉛筆の芯のようなものが3本沈んでいて、なんだこれはと食べてみるとクローブだった。先日の八角に負けず劣らずの自己主張で、見事にやられた。いい意味でやられた。外に出ると殺人的な太陽光線がそこらじゅうを焼いていた。クローブの清涼感が口の中でいつまでも続いた。あまりにも美味だったので、さっそくクローブ、他の必要なスパイスを手に入れて作ろうと思う。   [続きを読む]
  • 滝と温泉とクマバチ
  • 仕事場で滝の話になった。日本の滝百選を調べてみると、わりと近くにもいくつかあって、ぶらっと行くことにした。避暑が目的だったが、現地の気温はさほど変わらない。木々の影と川のせせらぎが多少の涼やかさを演出しているくらいだった。帰りに、無人野菜販売所でゴーヤとオクラを手に入れ、温泉場まで足を延ばした。露天風呂での半身浴中、背中にクマバチが止まり、飛び立つまでじっと耐えた。背中に全神経を集中させた永遠にも [続きを読む]
  • 自由研究
  • 子供たちの夏休みの自由研究が、親たちの戦いになっていると聞いた。親がほぼすべてをやる家庭も多くあると知る。私見は差し控えたい。その子の将来、ひいては日本の未来を憂えるのは独身者ばかり。  [続きを読む]
  • ひまわりの修復
  • ひまわりが群生しているところを見つけた。連日の猛暑、日照りにも関わらず(台風前ね)、頭は垂れていなかった。"群生"と書くと、野生の趣が強いですね。人の手で、ちゃんと育てられている場所でした。ひまわり畑。こわれ気味のときにこういう場所に身をおくと、自己修復機能がはたらく。ちょっとだけ。  [続きを読む]
  • 静かにこわれゆく
  • 使用している電化製品や物が軒並み壊れる。軒並みというほどではないのだけれど、三、四。このところの暑さが原因という節もないではない。それらと同じように私も毀れ始めているような気がする。暑さによるものなら対処のしようがあるが、こっちはそうではない。ものすごく疲れてしまった。頭の中でずっと警報機が鳴っている。  [続きを読む]
  • 全身八角
  • 薬膳鍋のスパイスとして入っていた八角を食べた。2個。本来食べるものではないのだろうが、入っていたら食べる。あの味と香りが何十倍にも濃縮された、硬い木屑のようだった。効能のひとつとして血流が良くなるらしい。血がぎゅんぎゅんいいながら身体中を巡っている。その血が、八角の匂いを隅々まで運んでいる。呼気だけでなく、体の毛穴すべてから八角の匂いが立ち昇っている気がする。遠き中国に思いを馳せる。 [続きを読む]
  • 皮膚年齢
  • 皮膚年齢を測定した。はぁ(ため息)・・・、まあいいや。ちょうど2年おきくらいでタイミングよく測定するのですが、いままでは実年齢ー10歳くらいの判定でした。それなのに、それなのに今回は・・・。はぁ・・・、まあいいや。計測の仕方が良くなかったのだ。隙間があったのだ。 [続きを読む]
  • だし
  • 毎年夏になると、「だし」と呼ばれる郷土料理をつくる。地元では、各家庭それぞれの味があって、使われている食材も調味料も微妙に違う。まあ、でもよく考えてみたら、すべての家庭料理がそうか。私がつくる「だし」の主要食材は、ナス、ミョウガ、キュウリ、大葉で、あれば昆布、気分によってネギ、オクラなどが入ったりする。うだるような暑い日は、炊きたてのごはんに、大量の「だし」をぶちこんでわしわしいく。他におかずなん [続きを読む]
  • ミツバチとスズメバチ
  • 「女子たちの集まり」だとか、「女子会」に時々顔を出したりします。ここで言う「女子たちの集まり」というのは仲は良いのだけれど、darkな一線は越えない社会性の高い集まりのことで、「女子会」は、昔っからの友人同士でお互いのすべてを曝け出していて、そのコミュニティの中では、darkな線だけでなく、evilな線も越えているかもしれないと思えるような会のことです。便宜上そうします。「女子たちの集まり」は居心地がよろしく [続きを読む]
  • 時の矢印
  • NHKの連続ドラマに強烈にはまっている知人がいる。設定における登場人物の生年月日が同じで、感性豊かな時代の懐かしいあれこれがぼろぼろ出てきて、さらには好意をもっている役者が出演しているとあっては、ああそれははまってしまうのもわからないでもないと。YouTubeで、若かりし頃によく聴いていた音楽をたまに視聴したりするが、当時のことを思い出して胸がじんとしたり、きゅんとなったり、じゅーんとしたものが湧いたりする [続きを読む]
  • ベランダの方々
  • 今年はリビングのエアコンを使わずに、扇風機だけで乗り切ろうと思っているのだが、早くも挫けつつある。まだ7月に入ったばかりだというのに。ベランダのオリーブはすこぶる元気だが、レモンマートルの表情が晴れない。ガジュマルはひょろがり。ローズマリーは寝たきり。紅葉は瀕死。  [続きを読む]
  • 失って覚える
  • 4時間も意識を失ってしまった。意識を失うための準備をしてのものだったが、さすがに4時間ともなると罪の意識を覚えてしまう。もしかしたら恥ずかしい格好をして電車に乗っていたかもしれない。あとで気づいて、冷や汗がどっと出る。  [続きを読む]
  • 想像する余地
  • 最近、梅雨空であるし、また、夕暮れ時にゆっくり空を眺められるような状況になかったので、今日の美しい夕焼けは車窓からではあったがとても貴重だった。直接眺めるのも良いが、ビルに反射する夕焼けがなお良い。あらゆる物事で言えることだが、個人的に、切り取られた部分の背後、あるいは浮かび上がった表層の奥底にある、正体とか本体を想像するのがわくわくするのだ。想像する余地。これがとにかく枢要である。  [続きを読む]
  • 続・ウルトラマリンの紫陽花
  • ちょっと行ってきたのだ。紫陽花は昔と同じ場所で咲いていた。車の窓から確認できた瞬間、言いようのない気持ちになった。鮮やかな時期は過ぎ、萼の縁から色褪せ始めてはいたものの、旬の色の名残はしっかりとあった。花は毎年新しいものが咲くからいい。人だったらこうはいかない。  [続きを読む]
  • ウルトラマリンの紫陽花
  • 最近、濃く深い青の紫陽花を見なくなった。酸性の土壌が減っているのか、それとも、咲いている場所はそこらじゅうにあるのだが、私が目にする機会がないのか。まあたぶん後者であろうと思う。びっくりするほど濃い、これぞウルトラマリンという色を持つ紫陽花が群れで咲いている場所があった。昔よく車で通っていた道沿いの一郭で、鬱々とした梅雨時の一服の清涼剤のようになっている空間だった。ちょっと思い出して気になったので [続きを読む]
  • 彷徨いのルタ
  • フレンチレストランでいただいた一皿に、記憶に無い味を持つハーブが入っていた。香り高い薬草で、すべての味を一段高いところでまとめている。花も葉も見たことがあるようで、たぶん見たことは無い。気になったので訊いてみると、ルタというハーブらしい。初めて聞く名前だった。さっそく真似して作ってみようと思い、ルタを探す旅に出た。自転車で回れる距離にある、10店ほどのスーパーのハーブの品揃えはほぼ頭に入っているので [続きを読む]
  • 記憶のそら豆
  • 買ってきたそら豆をガスレンジのグリルで焼く。悪くないが、記憶のそら豆の味には遠く及ばない。莢によって、中の豆の貌が違っていて、メンデルの顔が脳裏をかすめる。(あっちはエンドウ豆だけれども)対立形質は豆の「ふくらみ」と「くびれ」かなあ。色、味に、違いは見出せず。莢は、フォルムに違いがあるといえばあるが、結局は、中の豆の影響によるものと思われる。わからんけど。まあ適当に語ってみた。  [続きを読む]
  • そら豆の季節
  • スーパーでそら豆を手に入れた。そら豆の季節になると思い出すことがある。川は澄んだ水がゆるやかに流れていた。川原と呼ぶのがふさわしい大小の石が一面に敷き詰められたこちら側と違い、対岸は密林と言ってもいいほど草木が茂り、初夏特有の緑がさわさわと風に揺れていた。綿密に計算して組まれた竃の上では、カレー用の大鍋と特大飯盒が盛大に湯気を立ち上らせていた。その人は、徳島産のだと言う大きなそら豆をトートバッグか [続きを読む]
  • 誰かが見ている
  • 部屋で作業中、窓の外で誰かがこちらに顔を向けているのを目の端で捉えた。誰か人待ちでもしているのだろうと、そのときは気にもとめなかった。ひと段落し、さあお茶でもいれようと立ったとき、さっきの人がまだいるのが視界の隅に入った。こっちを見ている。背筋に冷たいものが走った。不自然にならぬよう気を配り、わずかに視線を移動する。スーツ姿、男性、笑みを浮かべているかもしれない。目を合わせてはいけないと思った。い [続きを読む]
  • 電話
  • 電話が苦手である。過去に何度も書いた気がするが、とにかく苦手である。かかってきた電話もできるだけ出たくないし、自発的にかけようなどとはまず思わない。社会生活不適合者の烙印を押されても構わない。しなければならない電話があった場合、覚悟を決めてから、それを実行に移すまでに相当な時間を必要とする。その間、その電話以外のことを考えられなくなる。早くかけて楽になればいいのに、まったく無駄な時間である。Google [続きを読む]