ほいほい さん プロフィール

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ほいほいさん: ほいほいの気ままに音楽エッセイ
ハンドル名ほいほい さん
ブログタイトルほいほいの気ままに音楽エッセイ
ブログURLhttp://d.hatena.ne.jp/hoihoi1956/
サイト紹介文気ままに音楽について、書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供108回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2008/04/13 07:26

ほいほい さんのブログ記事

  • [随想集]人間らしさって?3
  • 自分が何者なのか?よくわかっていない。 だから時として属性にしがみつく。それを保身と言う。 絶えず変化成長し続けていると言えばカッコいいけれど、要は自分のことを考えれば考えるほどに、自分自身のことがよくわからなくなってしまう。何らかの理があって、その範囲内でコントロールできていればよいのだが、時として一線を越えてしまう。一昔前は青年期までの若年層に顕著だったけれど、今は全世代に言えそうな気がする。 [続きを読む]
  • [随想集]人間らしさって?2
  • 役に立たない、ほとんど無駄としか思えないことに一生懸命取り組んでいる、一見ちょっと変わった人がいて、人類の文化史はその変わった人たちによって変化してきた。 科学者、芸術家…枚挙にいとまはない。ぼくの好きな音楽だって、そのことが何の役に立つのか?それで食事が食べられるようになるのか?と問われれば、答えようがない。つまり、無駄としか思えない作業なので、ベートーヴェン以前は、その無駄を許容し、価値を認 [続きを読む]
  • [随想集]人間らしさって?
  • 今年の音楽会候補曲として歌っている「時越えた旅立ち」は初音ミクも歌っている。4年生にロボットに負けるな!と言ってみたものの…人間らしい歌い方っていったい何だろうか?そもそも人間らしさをどう教えるのか? 人間らしさを実感できる場面って何だろう?喜怒哀楽など感情の起伏はプログラムされていないが、どうもそれを人間の負の部分であると思い込んでいないだろうか? 矛盾、葛藤…そこに非合理な人間らしい生々しさが [続きを読む]
  • [随想集]属性信仰の危なっかしさ
  • エリート官僚、大企業の不祥事が相次いでいる。個人的な感想を一言で言えば「おかしいと思ったら、おかしいと言えばいいのに」ということだ。もちろん、それができない諸般の事情があったのだろうけれど。 おかしいと思っても、言うことを聞いてしまう…それを思考停止と言う。戦争中の日本がそうだったし、今もおかしいことをおかしいと言えない国が世界中にいくつかある。変なら変と言い出せることが、民主主義の必要条件なの [続きを読む]
  • [音楽]一人で歌う、大勢で歌う。3
  • 大勢で歌う。男声合唱の場合。 真反対に移動することに快感を覚える気質なのか?大勢で合唱することも好きで、もうかれこれ、40数年間続けている。歌い手としてのフランチャイズは、男声合唱だ。混声も少なからず経験してきたけれど、男声合唱のハーモニーが私の原点だ。寄り道しても、家出しても結局は戻ってしまう、フーテンの寅さんにとっての葛飾柴又のような場所なのだ。 薩摩琵琶とは、対照的に始めに楽譜ありき。グレゴリ [続きを読む]
  • [音楽]一人で歌う、大勢で歌う。2
  • 一人で歌う。薩摩琵琶の場合。 琵琶は、雅楽空間から飛び出して以降、ずっと独奏楽器であった。すでに音楽史上のエポックになっているけれど、武満徹が薩摩琵琶の鶴田錦史に「ノヴェンバー・ステップ」の演奏を依頼するまでは。 平家琵琶、薩摩琵琶、筑前琵琶・・琵琶と共に、語ってきたのは、その多くが歴史上の悲話である。 オペラで最もウルウルする場面をソリストが歌うように、演劇上の名セリフの多くがモノローグであるよ [続きを読む]
  • [随想集]一人で歌う、大勢で歌う。
  • 20180516 朝のニュースで高畑勲さんのお別れの会の様子と宮崎駿さんのスピーチが放映されていた。恐ろしく巨大な才能が並立できることがあり得る!このお二人の足跡はそれを実証している。科学の分野ならキュリー夫妻、漫画でも藤子不二雄さんがいらっしゃるので前例はあるわけですが、亡くなられるということは巨大な才能が閉じられてしまうということで、形として残るものはあっても、もはやアクティブに活動を続けている部分 [続きを読む]
  • [随想集]未来について、時間について3
  • 時間の話。時間は時計の針が進む速さと関係なく、濃縮された時間と薄められた時間を繰り返している。 例えば、合唱。合唱は時間・空間を共有して初めて成立する表現だけれど、どこでどんな仲間と音響を共有しているか?によって、時間の流れがまるで違う。私は、現在アカペラグループの代表を務め、お江戸コラリアーずと言う男声合唱団に所属しているが、どちらも時間の流れがとても濃い。 これは、私が勤めている学校での音楽授 [続きを読む]
  • [随想集]未来について、時間について2
  • 未来が予測不能であるならば、自分で未来を創って仕舞えばいいのだ。スティーブ・ジョブズのように歴史に足跡を残すような大それたことでなくていい。自分が好きで続けられそうなことを、自分の未来にしてしまえばいいのだ。 それで生活できるのか?無責任なようだが、それはわからない。でも定収入と引き換えに、自分の二度とない時間を売り渡している人生と、リスキーではあるけれど何とか食いつなぎながら、自分の好きなこと [続きを読む]
  • [随想集]未来について、時間について
  • 未来が予測不能であると言う。それはいつだってそうだったわけで、予定調和の中に保障された未来が待っているなんて、ずいぶん甘ったれた話なのだ。 自由・平等の実現を、公教育の普及により達成しようと考えた思想家たちが、フランス革命の頃にいて、近代的な市民の育成という役割を公教育がある時期、担おうと頑張った。日本で例えれば、、戦争直後、現日本国憲法が発布され、GHQの顔色を伺いながらではあっても、戦後民主主義 [続きを読む]
  • [日本の美]国立博物館「名作誕生」を観る
  • 三ヶ月余り前の話です。今年のGW。家族3人で久しぶりに会い、国立博物館「名作誕生」を観た。 国宝・重要文化財のオンパレードは圧巻だ。日本美術史を俯瞰するのにも最適な展覧会だ。 視点は、わかりやすく、とても平たく言ってしまえば、名作のネタは何?名作は何をパクってきたか?ということだ。 雪舟や宗達、若冲が何から学び、それを自分の表現として昇華していったか?元になる中国の絵画が展示されているので、よくわかる [続きを読む]
  • [随想集]沈黙、間の意味と価値 試論3
  • 間をあけないで同じタイミングで…が大前提になっているのが、じゃんけんです。ほんの一瞬でも後出しをする参加者がいれば、じゃんけんは成立しません。つまり沈黙や間は許されていないのです。 ところが現実には、後出しが認められている場面は多々あり、話し合いなど大抵の場合は,周囲の意見をよく理解した上で、後出しした方が説得力がある意見を展開できます。このタイミングを計っている時間を「空気を読む」と言い換える場 [続きを読む]
  • [随想集]沈黙、間の意味と価値 試論2
  • 今回は、超有名な「三三七拍子」を例にとってみます。三三七拍子は、西洋的な拍子では、4拍子が4小節分でそこに四分音符が、3・休符・3・休符・7・休符の順で並んでいる。この7で終わるリズムは、三本締めでも使われ、タタタン・タタタン・タタタンタンと4拍子2小節分7拍目で終わる。 手を打っていない、太鼓を叩いていない時は、西洋音楽的には休符なのですが、ここでイヨッ!とかハッ!とかドッコイショなどの合いの手が入る。 [続きを読む]
  • [随想集]沈黙、間の意味と価値 試論1
  • 黙していることや沈黙を保つことに、世の中皆ガマンが足りなくなってきている気がする。否、ガマンできない人が目立っているだけなのかもしれない。まず、テレビ。絶えず音が流れており、一向に静かになる気配がない。今もリビングからはこちらが必要としていない朝のワイドショーの音声が聞こえてくる。 日常とは騒々しいものだ。その通り。歴史を振り返ってみても、きっといつもそうだっただろう。その騒がしさからどうやって [続きを読む]
  • [随想集]文明の引き継ぎ方6
  • あり得ない財務省の改ざん、相次ぐ不祥事を見せつけられてしまうと、もはや人間よりAIの方が正確な答えと処理結果を導き出してくれるのではないかとさえ思う。大袈裟だけれど、国連やユニセフなどは、すでに地球の人口問題や環境問題について、AIを用いた回答を得ているのではないだろうか?ただ、それが政治家の合意形成が得られるように思えないので、公表されていないだけなのかもしれない。 開き直れば人間のやること為すこ [続きを読む]
  • [随想集]文明の引き継ぎ方5
  • 一つの分岐点は、AIに任せるところと人間がやらなければならないことを明確にすることかもしれない。 政治の重要な仕事である予算編成をAIにさせようという市長候補者がいたが、それが議論として成り立つ時代に私たちは生きている。AIにコントロールされていない環境を選択するのは、この先極めて難しくなるだろう。 人間でなければ、今の自分でなければ、できないことを、探し続ける。前章で望ましい教育について考え続けると書 [続きを読む]
  • [随想集]文明の引き継ぎ方4
  • 自分が自分であるオリジナリティは、もっぱら環境により形成されてしまう。人間は環境により如何様にでも変わるが、反対に人間が環境を100%コントロールすることはできない。 だからこそ、教育と呼ばれている環境を整えることは大切で、公教育を称して、教育を義務化している責任上、望ましい教育について、考え続けることを停止してはいけないのだ。 タイトルである文明の引き継ぎ方とは、カンタンに言えばそういうことである。 [続きを読む]
  • [随想集]文明の引き継ぎ方3
  • 国の姿が変わろうが、引き継ぎ残していきたいものがあるだろう。古代ギリシャ文明が後世に多くの精神遺産を残してくれたように。 日本の場合は何か? この極東の島国には、かなり独自の文化が息づいてきた。大陸からの影響と元々あった文化のごちゃ混ぜ加減は、なかなかすごい。しかも菅原道眞公の遣唐使廃止や江戸時代の鎖国期間を通して、日本独自の文化を見つめる風潮が高まった。この時期にひらがなとカタカナが生まれ、源氏 [続きを読む]
  • [随想集]文明の引き継ぎ方2
  • さて、日本。明治維新150年を迎えたこの国は、明治から太平洋戦争までは富国強兵の目標のもと、戦後は加工貿易国として繁栄を築いてきた。バブル崩壊に前後してポストモダンが語られ、近代化の限界が見えてきたけれど、では新たな目標があるか?と言えば、ないわけで、この先どうやって現在の豊かさを維持していけるのか?よくわかっていない。 ただ巧妙に仕組まれているのは、いわゆる貧富の拡大と次世代への連鎖が既成事実化さ [続きを読む]
  • [随想集]文明の引き継ぎ方1
  • 現在なお財政難に苦しむギリシャ。同じ土地で古くは、ソクラテス・プラトン・アリストテレスが暮らし、さらにはアレキサンダー大王が出現した土地柄であるが、一体今はどうしたことだろう?大変そうだ。 同様に、エジプトにピラミッドを作り上げた人と今のエジプトに暮らす人々は、同一人物ではない。DNA鑑定で関連があるか否か?調べようという話ではなく、その当時の人々が今は生きていないという当たり前の事実についてである [続きを読む]
  • [随想集]閻魔大王のCMに、物申す。
  • 手書きで天国行きか地獄行きか?の書類を作成している閻魔大王が、 1回でその作業を終えるCMがある。 地獄行きは、この世での行いのツケであるから、まぁ仕方ないのかもしれないけれど、閻魔様ちょっとお待ちを!と言い訳を聞いていただく間もなさそうで、何となくこれではあまりにも能率的過ぎる気がする。そんな気がしているのは、私だけだろうか? [続きを読む]
  • [音楽]子どもたちから元気を分けてもらう。
  • 音楽の授業で子どもたちに歌いたい曲を聞いてみることがある。みんなが歌ったことがあることがあるが前提なので、歌集から選ぶことになるけれど、3年生くらいの場合は「勇気100%」のリクエストが多い。 忍たま乱太郎のオープニングテーマ曲で、光GENJIが歌っていた。元気が湧いてくるような曲で私も好きだ。 勇気100% がっかりして めそめそして どうしたんだい 太陽みたいに笑う きみはどこだい やりたいこと やったもん勝ち [続きを読む]
  • [随想集]何が気になる?何を気にしている?3
  • センサーは、嫌な不快なことも当然検知する。セクハラ、パワハラ、いじめ問題等、多くの人権問題に共通する点は、そもそもそのことを問題として感知できるか?という出発点での大きなズレだろう。 財務省の事務次官によるセクハラが話題になり、被害者は名乗り出てくださいと大臣が公言する。それが素知らぬ顔で可能なのは、被害者が感じている不快感、差別感がまるっきり共有できないからだ。 まず、個人の資質に発言の原因が考 [続きを読む]
  • [随想集]何が気になる?何を気にしている?2
  • 前回は、知識に話題が偏ってしまったので、今回はもっと感覚的な部分について。人にはいわゆる五感があり、第六感という説明が難しい感覚さえある。五感を勝手に順位付けると。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚…。聴覚は胎児であった頃から既に備わっているようだが、視覚によって認識が可能になると、視覚による情報量に及ばない。百聞は一見に如かず。嗅覚、味覚は危険を察知するのに重要だが、人が心地よく感じる刺激が増え続け [続きを読む]
  • [随想集]何が気になる?何を気にしている?
  • とてつもない情報量を享受できる時代になった。わからないことは、ネットで調べれば正確さや深さはさておき、何となくわかったような気になる。だから、わからないことに対するこだわりや追究力が弱まっている気がしなくもない。百科事典の時代は、あの重い辞典を書棚から抜き出して、しかもある程度の長い文章を読みこなさなければならなかった。ほんの30年位前までは、わからないことをそうやって解決していたのだ。すると文章 [続きを読む]