紅殻格子 さん プロフィール

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紅殻格子さん: 妄想の座敷牢 〜紅殻格子の世界〜
ハンドル名紅殻格子 さん
ブログタイトル妄想の座敷牢 〜紅殻格子の世界〜
ブログURLhttp://bluemoonl0823.blog27.fc2.com/
サイト紹介文『妄想の座敷牢』〜紅殻格子の世界〜本格官能小説満載
自由文紅殻格子は、別名で雑誌等に官能小説を発表する作家ですが、表のメディアで満たせない性の妄想を描くためにブログの開設しました。
本職ならではの繊細な描写で綴る濃密な官能世界をご堪能ください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供25回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2008/05/03 02:54

紅殻格子 さんのブログ記事

  • 『人外境の花嫁』二.真夜中の凌辱者(十二)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 二.真夜中の凌辱者(十二)惨めな姿だった。女は剥き出しの尻を突き出したまま意識を失った。「いい眺めだな」子猿を受け入れた女の秘唇は、だらしなく子宮への空洞を開いたままだった。愛液と小水が入り混じって、秘唇から内腿へとべっとりと伝っている。微動だにしない女を見ながら、銅燈籠に腰掛けた子猿は、再び火を灯したライターを高く掲げた。闇が動いた。参道に並んだ銅燈籠の蔭から [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』二.真夜中の凌辱者(十一)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 二.真夜中の凌辱者(十一)女が背後から犯されている。海千山千の三十路女は、性の悦びを知っているだけに、子猿の野太い凶刀の威力に屈服せざるを得なかった。「うっ、うううう・・」不倫相手の部長に聞かせた愛らしい喘ぎ声も忘れて、女は腹の底から発する体の叫びを絞り出した。子宮を捲り返されるような感覚。みっちりと膣孔を満たされた女は、子猿の巨刀が出入りするたび、内臓ごと引っ [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』二.真夜中の凌辱者(十)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 二.真夜中の凌辱者(十)だが誰もいない。仄暗い闇に、突き出した女の白い尻が茫と浮き上がった。子猿は素早く尻の谷間へ指を滑らせた。「あっ、止めて!」「クックッ、厭がっているわりには、もうぐっしょり濡れているじゃないか」子猿は女の淫液で濡れた中指の先をペロリと舐めた。「ち、違うっ!」四つん這いのまま、女は懸命にショーツを戻そうとするが、子猿の強い腕力がそれを許さない [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』二.真夜中の凌辱者(九)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 二.真夜中の凌辱者(九)小柄な体からは想像もできぬほど、子猿の凶刀は人並み外れて雄大だった。遺伝子異常すら連想させる巨刀は、ヘアムースの缶ほどの大きさを備えていた。その太い茎には、浮き出した青黒い血管が蔦の蔓のように這い絡んでいる。「はぐぅ・・んぐ・・」髪をつかまれた女は、先端の巨大な亀頭を頬張るのがやっとだった。顎が外れんばかりに口を開き、ぼたぼたと唾液を垂ら [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』二.真夜中の凌辱者(八)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 二.真夜中の凌辱者(八)観念したのか女は泣きそうな顔になった。「酷すぎる・・何の恨みがあってこんなことを・・私達が何かしたって言うんですか?」「別に何の恨みもない。あんたらと俺は今夜が初対面だからね」「それならどうしてっ?」切れかかった女に、子猿はニッと歯を剥き出して笑った。「偶然だよ。時には出会い頭の事故も起きるものさ」事もなげに吐き捨てた子猿は、女の爪先から [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』二.真夜中の凌辱者(七)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 二.真夜中の凌辱者(七)終電の時刻も過ぎた深夜、すっかり歓楽街の喧騒は収まり、都会は早朝まで束の間の眠りにつこうとしていた。上野公園の奥に建つ東照宮。巨大な銅燈籠が並ぶ仄暗い参道は静寂に包まれ、隣接する動物園から不気味な動物の鳴き声が時折聞こえてくる。子猿は銅燈籠に腰掛けて、ワンカップの日本酒をチビチビ舐めていた。遠くから人の気配がする。「わ、私をどうするつもり [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』二.真夜中の凌辱者(六)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 二.真夜中の凌辱者(六)上野駅の改札で男と女は別れた。女をつけた影の男は、山手線のホームで女に声をかけた。「お嬢さん、悪いが上野公園に戻ってくれないかな?」「あなたは誰? 何故私が見ず知らずの人に命令されなければならないのよ」「大人しく言うことを聞いた方がいい」男はカメラを鞄から取り出すと、そこに録画された淫らな映像を女に見せた。「・・・・」「会社や家族に知られ [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』二.真夜中の凌辱者(五)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 二.真夜中の凌辱者(五)女は天を仰いだ。「あっ、ああぁぁ・・」秘芯を男に舐られた女は、両脚を開いたまま上半身をよじった。熱い吐息を口許から漏らしながら、女は柔らかそうな内腿をヒクヒクと痙攣させている。道ならぬ秘花を手折った男は、掌中に女を納めて自信の表情を見せた。ちらっと腕時計に目を遣った。不倫愛の真骨頂は、決して家庭生活を壊さないことにある。だからできるだけ外 [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』二.真夜中の凌辱者(四)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 二.真夜中の凌辱者(四)夏の公園に覗きはつきものである。目を凝らして夜の公園を歩けば、木々や茂みの合間を、黒ずくめの男達が夜陰に紛れて跳梁している。特に深い木立が鬱蒼とする上野の森には、大噴水の周辺、小高い擂鉢山古墳、彰義隊が祀られる墓の裏、不忍池外周など、覗き好きが集まるスポットが点在する。不倫カップルを見下ろす崖の上、清水堂の張り出した舞台の下で、小さな人影 [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』二.真夜中の凌辱者(三)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 二.真夜中の凌辱者(三)夜陰に紛れて肌を確かめ合う男と女。人通りも疎らな公園の木陰だが、その痴態を怜悧な精密機器がしっかりと捉えていた。ウィーン。赤外線カメラの小さなモーター音。「クックッ・・欲に塗れた凡人どもめ」ファインダーので暗緑色がかった映像が、くっきりと男と女の色欲を浮かび上がらせている。盗撮されているのを知らない男は、女の肩を抱きながら、砲弾にも似た巨 [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』二.真夜中の凌辱者(二)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 二.真夜中の凌辱者(二)暗闇から囁きが聞こえる。終電の時間が迫る深夜近く、真夏の上野公園には艶めいた妖気が流れている。「ダメよ、部長・・」「いいじゃないか・・毎日会社で君のセクシーな横顔ばかり見ているんだよ、美奈子君」「嘘、他の女性社員もそう言って口説いているんでしょう?」「そんなことはない。ずっと君のことが頭から離れないんだ」「ああ、部長ったら・・ダメよ、そん [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』二.真夜中の凌辱者(一)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 二.真夜中の凌辱者(一)平成二十二年、夏。大都市東京の夜は、星屑を撒き散らしたような光の洪水に浸潤されていた。銀座中央通りに並ぶ洒落たブランドショップのイルミネーション。国家未来を託された官僚達が残業する霞が関官庁ビルの蛍光灯。男と女の欲望を煽り立てる歓楽街六本木の派手な原色のネオン。上司を愚痴るサラリーマンが千鳥足で徘徊する新橋の赤提灯。東京に灯された無数の明 [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』一.異界の漂泊民(十二)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 一.異界の漂泊民 (十二)すると飴細工の老人は、横浜から来た都会者を鼻で笑った。「ふん、若造よ。世の中にはな、新聞に書いていないことがまだたくさんある。山窩と香具師は似て非なるものじゃよ」見下したような老人の態度に剛志が噛みついた。「そりゃ家がないのは驚きですが、旅回りで暮らすのは一緒じゃないですか」老人は首を振った。「山窩は生まれ持っての放浪者よ。だからあれが [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』一.異界の漂泊民(十一)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 一.異界の漂泊民 (十一)剛志がヒューと口笛を吹いた。「物乞いの娘にしては、いい乳をしているじゃないですか、ねえ兄貴」「馬鹿野郎、下衆なことを言うんじゃねえ」気分を害した寛三は、剛志の尻を思いっきり蹴飛ばした。すると飴細工の老人が寛三に言った。「あれは勧進の子じゃ」「カンジン?」「この辺りではそう呼んでおる。世間では山窩と言うらしいがな」「はあ、サンカですか?」 [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』一.異界の漂泊民(十)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 一.異界の漂泊民 (十)気がつくと、香具師仲間や村人の視線が少女の裸身へ注がれていた。にやけた表情で舌なめずりする男達。穢らわしいものでも見るように顔をしかめる女達。だが好奇と軽蔑の目などどこ吹く風、一心不乱に少女はヨーヨーに集中している。「あっ、釣れた!」ヨーヨーを釣り上げた少女は、太古の巫女さながらに境内をくるくると舞い踊った。可憐な膨らみが千切れんばかりに [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』一.異界の漂泊民(九)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 一.異界の漂泊民 (九)どきっとして寛三は目を反らした。「い、いや・・いいんだよ。どうせ客もいないから・・そうだ、お嬢ちゃんもやってみるかい?」まだ乳房とも呼べぬ膨らみに惑わされた寛三は、その羞恥を誤魔化すように、慌てて少女にヨーヨー釣り紐を渡した。少女は原色の玩具に目を輝かせた。「でも・・」「さあ、姉弟でどっちが先に釣れるかな?」寛三が煽ると、弟を叱ったはずの [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』一.異界の漂泊民(八)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 一.異界の漂泊民 (八)戦争が終わって十年が経つ。もはや戦後の荒廃は跡かたもなく、日本は経済成長の道を突き進んでいる。家・車・テレビジョン・洗濯機。豊かな生活に乗り遅れまいと、大人は目の色を変えて働き、子供は有名大学を目指して受験勉強に余念がない。そんな世知辛い世相が蔓延した日本で、住所不定、義務教育を受けていない子供がいるなど、寛三は俄かに信じられなかった。( [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』一.異界の漂泊民(七)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 一.異界の漂泊民 (七)寛三は少年に声をかけてみた。「坊主、ヨーヨー釣りがしたいのか?」「うん」きらきらと目を輝かせる少年は無邪気に頷いた。「坊主はこの一木集落の子供か?」「ううん、オレ、山に住んどる」少年はたどたどしく答えると、すっかり陽が暮れた山々を指差した。「そうか、まだ山奥に猟師か炭焼きの家があるんだな」寛三は合点がいった。深山に住む者ならば、現代の生活 [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』一.異界の漂泊民(六)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 一.異界の漂泊民(六)やるせない光景だった。戦争で両親を失った戦災孤児が、焼け野原となった横浜に溢れていた。駅や公園で野宿をしながら、靴磨きや物乞い、集団で窃盗に手を染める子供達もいた。結局彼等は社会から見捨てられ、愚連隊やヤクザに身を落とした者が多かった。寛三も両親を横浜大空襲で失った。浮浪児と呼ばれる年齢ではなかったが、二つ年上の兄とともに、住む家を焼かれて [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』一.異界の漂泊民(五)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 一.異界の漂泊民(五)不意に強い風が山から吹いてきた。境内の裏に迫る森がざわっと騒いだ。露店の幟や暖簾がはためき、アセチレンランプの光がゆらゆらと揺れた。暗がりとなった御神木の辺りに、寛三は小さな人影か動くのを見た。(おや、子供か?)小●生低学年ぐらいの少年と中●生ぐらいの少女が、こちらの様子を窺っているようだった。祭に来た姉弟だろうか、それにしてはいつまでも森 [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』 一.異界の漂泊民(四)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 一.異界の漂泊民(四)娘は七歳。今が一番可愛い年頃かもしれない。仕事とは言え、近くにいてやれない不憫さが胸を締めつける。何日も家に帰らない父を、娘はどう思っているのだろうか。今夜も妻と二人きりの晩ご飯を食べながら、家族団欒で卓袱台を囲む友達を羨んではいるまいか。休日も大好きな遊園地へ連れて行ってもらえず、やくざな父の稼業を恨んではいるまいか。そして妻も。妻は寛三 [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』 一.異界の漂泊民(三)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 一.異界の漂泊民(三)逢魔が時を迎えた神社の境内にも、いつしか深い森から闇が忍び寄ろうとしていた。寛三はアセチレンランプに火を入れた。ポッと炎が灯ると、独特の臭気が辺りに拡がっていく。相変わらず客は疎らだった。水槽からヨーヨーを一つ取ると、寛三はパンパン突きながら歌を口ずさんだ。「夜が冷たい心が寒い〜渡り鳥かよ俺等の旅は〜風のまにまに吹きさらし」東海林太郎の『旅 [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』 一.異界の漂泊民(二)
  • 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 一.異界の漂泊民(二) 前年にテレビ放送が始まったこの年は、春日八郎の『お富さん』が大ヒットし、戦後の暗い世相もすっかり影を潜めていた。朝鮮戦争特需で息を吹き返した経済は、劇的な回復の兆しを見せ、国民の生活にも豊かさが戻りつつあった。足立寛三と川嶋剛志は、横浜の神農会に身を寄せる香具師である。神農とは、古代中国における伝説上の皇帝で、香具師の祖として守り神にされて [続きを読む]
  • 『人外境の花嫁』 一.異界の漂泊民(一)
  •           官能小説家、降矢木士朗は語った。 『人類原始の性的乱交は共産主義の出発点なんだよ』 異界の民、乱姦、性宴の邪教、そして驚愕の最終章・・・ 満を持して紅殻格子が放つ異色官能小説。 緩み切った官能小説界を戦慄させる本格官能作品です。 最後までお楽しみ下さい。 『人外境の花嫁』FC2 Blog Ranking 一.異界の漂泊民(一) 昭和二十九年。九州、球磨地方。空が熟柿色に染まっている。四方に連なる稜線 [続きを読む]
  • 再開  紅殻格子のつぶやき(25)
  • 再開  紅殻格子のつぶやき(25)今日は2018年4月10日(火)です。ずっと『妄想の座敷牢』は放ったらかしてきたことを深くお詫び申し上げます。なかなか書く時間がなかったのも事実ですが、書く意欲自体が薄れてしまっていたのも事実です。今年56歳になります。もうサラリーマン人生も予備役に入り、四月から仕事の環境も以前より楽になりました。また家内亡き後の子育てもひと段落して、老境に向けて成すべきことを考える年 [続きを読む]