高橋和夫 さん プロフィール

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高橋和夫さん: 高橋和夫の国際政治ブログ
ハンドル名高橋和夫 さん
ブログタイトル高橋和夫の国際政治ブログ
ブログURLhttps://ameblo.jp/t-kazuo
サイト紹介文高橋和夫(国際政治学者、放送大学教授)のブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供105回 / 365日(平均2.0回/週) - 参加 2008/05/07 11:18

高橋和夫 さんのブログ記事

  • アメリカの対イラン経済制裁再発動
  • トランプ米政権がイラン制裁を再発動した。経済圧力を強め、外交路線に影響を与え、体制転覆につなげたいとの思惑がある。イランを嫌悪するキリスト教福音派を11月の中間選挙で取り込む狙いから、投票2日前までにイラン原油の輸入をやめるよう各国に要求しており、第2弾の制裁となる石油禁輸も科す方針だ。米要求を拒否できる中国のイランへの影響力が増大するだろう。トランプ大統領は5月にイランとの核合意から離脱、オバマ前政 [続きを読む]
  • 緊張高まるイランとイスラエル
  • イラン・イスラエル間の緊張が高まっている。背景の一端はシリア情勢の展開である。2011年以来の同国の内戦で、アサド政権を支援してイランの革命防衛隊がシリアに入り影響力を強めて来たからである。これを嫌い、イスラエルがシリア国内の革命防衛隊の拠点を組織的に爆撃している。もう一つの要因は、トランプ政権のイラン核合意からの離脱である。この合意は2015年にオバマ大統領期に結ばれたものである。国連安保理の [続きを読む]
  • 今度はイランに因縁!?−核合意破棄はなにをもたらすのか(3)
  • 反米的なアフマドネジャドからローハニ大統領に代わり、親米路線に転換したと思っていました。2013年に成立したイランのローハニ大統領派は、その前のアフマドネジャド大統領に比べれば、穏健だと言えるでしょう。しかし、決して親米政権という呼称がふさわしいわけではありません。必要に迫られて米国と交渉して来ただけに過ぎません。イランの政治を考える際に重要なのは、最高指導者の存在です。1979年の革命後のイラ [続きを読む]
  • 今度はイランに因縁!?−核合意破棄はなにをもたらすのか(1)
  • なにかと物議を醸かもす米・トランプ政権。今度はイランとの「核合意」を一方的に破棄しました。2002年、イランが秘密裡に核開発を行っている事実が暴露されました。イランは「平和利用」と主張しましたが、軍事開発を疑う米国などと対立します。米国が国際社会を引っ張る形でイランに対する制裁が始まります。08 年に成立した米・オバマ政権はイランへの経済制裁を強めますが、同時にイランとの交渉を模索します。そして13年 [続きを読む]
  • イランのバザールの反乱
  • 6月末にイランの首都テヘランのバザールで抗議行動が始まった。イランの通貨リアルの対ドル交換レートの暴落が、その引き金となったとされる。抗議のデモが起こり、バザールの商人たちは店を閉めた。また抗議行動はテヘランから他の都市にまで広がった。その意味は何か。それを語る前提としてバザールそのものについて説明が必要だろうか。日本語のバザールの語感は、どうもPTAの資金集めのバザーなどの言葉に影響されて、一 [続きを読む]
  • イランを襲う水と油の問題
  • 5月にイランとの核合意からの離脱を表明した米トランプ政権が、イランに対するさまざまな制裁措置を発表した。アメリカの対イラン経済制裁は、重層的な仕組みとなっている。まずアメリカ自身によるイランのボイコットである。アメリカ企業によるイランへの投資や同国との貿易などの経済関係の禁止がある。そして第二にイランと取引をする第三国企業に対するボイコットがある。つまりイランに投資をしたり輸出をしたりする企業は、 [続きを読む]
  • 中東の政治にアッラーが降り立った週(2)
  • 現在の中東を見ていると、イスラム世界では社会主義は根付かないとの印象を受けるが、歴史をふり返ると中東諸国では、かつては社会主義が大きな影響力をもっていた。たとえばナセルは、農地改革を行って貧しい小作農に土地を分け与えた。政府が地主に補償金を支払って土地を買い上げ、貧農に与えたのである。補償を支払ったのだから、温厚な政策ともいえる。ただ補償の計算の基準は納税額であった。補償額には不満があったようだ [続きを読む]
  • 中東の政治にアッラーが降り立った週(1)
  • 今年も6月5日が過ぎた。中東の現代史の分水嶺となった日付である。51年前のこの日、イスラエル軍の奇襲攻撃によって第3次中東戦争が始まった。6日後に戦火が収まった時、エジプト、シリア、ヨルダンの3カ国の軍隊が撃破されていた。イスラエルはシリアからゴラン高原を、エジプトからガザとシナイ半島を、そしてヨルダンから東エルサレムを含むヨルダン川西岸を奪った。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地のある旧市街 [続きを読む]
  • 今朝の思い(8)北朝鮮と中東−2−
  • YouTubeに音声ファイルをアップしました。今朝の思い(8)「北朝鮮と中東−2−」https://www.youtube.com/watch?v=82aAU0gqIl0(9分17秒)中東から世界が崩れる イランの復活、サウジアラビアの変貌 (NHK出版新書)posted with amazlet at 18.06.17高橋 和夫 NHK出版 売り上げランキング: 10,640Amazon.co.jpで詳細を見る [続きを読む]
  • 今朝の思い(7)北朝鮮と中東−1−
  • YouTubeに音声ファイルをアップしました。今朝の思い(7) 「北朝鮮と中東−1−」 https://www.youtube.com/watch?v=HfohqJXJDUs(15分13秒)中東から世界が崩れる イランの復活、サウジアラビアの変貌 (NHK出版新書)posted with amazlet at 18.06.17高橋 和夫 NHK出版 売り上げランキング: 10,640Amazon.co.jpで詳細を見る [続きを読む]
  • アラブ諸国の民衆は反発
  • アラブ諸国は表向き、「パレスチナの大義」や「アラブの統一」、「イスラエルによるパレスチナ占領への反対」という建前を掲げてきたが、現実にはイスラエルと交流している。最近は、サウジアラビア要人のイスラエル極秘訪問が伝えられたり、イスラエルでの自転車レースにアラブ首長国連邦(UAE)の選手団が参加したりするなど、建前もおぼつかない。国家として米大使館エルサレム移転に本気で反対するアラブ諸国はほとんどないと [続きを読む]