kaz さん プロフィール

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kazさん: 京ぶら(京都ぶらぶら見てある記)
ハンドル名kaz さん
ブログタイトル京ぶら(京都ぶらぶら見てある記)
ブログURLhttps://ameblo.jp/kaz-abbey-road-nw8/
サイト紹介文京都探索あれこれ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供15回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2008/06/08 13:21

kaz さんのブログ記事

  • 冬から夏へ
  •  ストーブを片付けると家の中が少しばかり広くなった。 リビングに置かれてあったガスストーブと石油ストーブである。いずれも前の冬の寒さを象徴するかのように朝一番から寝る前までガンガン焚かれていた。  ガスストーブは小型だったが場所から消えてスカッとした。床でとぐろを巻いていたホースを栓から抜いたからである。 石油ストーブは反射式で真ん中の芯が真っ赤に染まる古いタイプのあれだ。乗せていた薬缶の口から [続きを読む]
  • 愛宕山に行ってきました
  • 「火迺要慎(ひのようじん)」京都の飲食店の厨房の壁にこんなお札が貼られているのを見たことはありませんか。火伏と防火にご利益のある愛宕神社のもの。神社は全国900余の愛宕神社の総本宮。御所から北西の鬼門にあたる標高924メートルの愛宕山山頂にあります。毎年春に仲間と登りますが、今年は桜も満開近い3月25日(日)でした。阪急嵐山駅前の真正面に堂々とした山容が見えます。てっぺんがぷくんと膨らんでいるあた [続きを読む]
  • 伏見といえば・・・。日本酒!
  • (桃の滴 松本酒造)伏見といえば伊丹や灘五郷と並ぶ関西の酒処。有名どころでは「カッパ黄桜かっぱっぱ」でお馴染みの黄桜酒造やCM「つきだよね〜」と沢口靖子が出ていた月桂冠、「しょーちくばい」は石原裕次郎から渡哲也に引き継がれたセリフの宝酒造の名前が出てくる。自宅そばに立つ赤煉瓦煙突と黒塀に白漆喰の壁の建物群はシンボル的な松本酒造のもの。「桃の滴」のブランドで名を馳せる。他にも14の個性豊かな味と風味の酒 [続きを読む]
  • MY FAVORITE 宗や
  • (写真)刻んだすぐきが入ったポテトサラダ。ほどよい酸味がビールに合う。先日久しぶりにお邪魔してきました。「宗や」さん。古い知人の息子さんが昨年10月にオープン。農園直送の野菜を活かした五十棲グループの店で10年近く修行して独立。京野菜をベースにしたオリジナルの鉄板料理で「和」のテイストを追求。どんな野菜でも旬が味わえるよう工夫。焼き物、揚げ物、煮物など豊富に揃う。予約なしに行ったらこの夜も満席。や [続きを読む]
  • 東山 花灯路 2108年
  • (写真上)清水寺楼門から京都市街の夜景 西山が朱から薄紫にグラデュエーションを引いて美しい。  ちょっと前ですが東山花灯路2018年に行ってきました。 会期もう終わってしまいましたが写真だけでのご報告。梅の便りが届く春先の3月9日から18日までの10日間開かれていました。夕方6時から夜9時半まで。場所は普段からでも人気スポットの三条粟田口の青蓮院から八坂神社、円山公園、高台寺そして清水寺まで。まさ [続きを読む]
  • え?リス?
  • リスさんです。言わんでもわかってるわい。あー、すんません。でも、これは何のリスさんでしょー?知らん。あ、そう。私も知りませんでした。京都は北区の平野神社の神使はリスさんなんやって。桜??で有名な平野のおやしろ。桜の花を抱いてます。しっぽに巻いているのはおみくじ。神社で売ってます。もうすぐ京都は桜でいっぱい。平野神社でリスさんに神さまのお告げを貰いに行きましょう! [続きを読む]
  • 下町の銀座
  • 銀座だけれど和光もアップルもありません。と言っても京都伏見の話。徳川家康は関ヶ原での勝利のあと伏見城下に造幣の銀座をひらいた(1601年)。伏見の銀座町の北に面して両替町が続く。貨幣鋳造と金融取引の両替が一帯で行われていた痕跡。 [続きを読む]
  • 伏見はやっぱり伏水か?
  • 伏水街道とは伏見街道とよむ。橋は2間と短いが、紅葉千本で名高い東福寺を流れる洗玉澗に架かる橋である。灘と並ぶ関西の酒処伏見。京都盆地の地中を行く豊富な地下水が湧く地。鎮守の社御香宮に日本名水百選の良質な水が湧く。そんな井戸が各地にある。伏流水の町としての伏水が伏見にてんじたか。酒は軟水で舌や喉に柔らかい。フルーティで甘口。伏見の女酒、灘の男酒といわれる。 [続きを読む]
  • 戦前の名残り
  • 京都伏見の聖母女学院の校舎。雰囲気あります。銅板青屋根の煉瓦造。ここは戦前旧陸軍第16師団の司令部だった。近くには師団街道という通り名もあるが同じく戦前の名残り。京都は焼け野原にならなかっただけで世界大戦とも深い関わりがある。 [続きを読む]
  • カレーにはまってしまった
  • 3月3日。桃の節句。暖かくなりましたね。明治天皇稜の210段の階段で夏山に向けてトレーニング開始。2リットルの水3本入りのザック背負って5往復。額から汗。汗をタオルで拭うのって久しぶり。帰りには御陵さんに北面している乃木神社に寄りました。明治天皇を追って殉死した日露戦争で203高地の激戦を指揮した将軍を祀っている。天皇追慕の象徴的な位置関係ともいえるかも。  明治天皇にも乃木将軍にも関係ありません [続きを読む]
  • みやこと京都
  •  そうだ、京都、おいでよ  東京に住まう知人の某が会う度に「一度は京都に住んでみたい」と言う。還暦が四捨五入すれば近づいてきた私の年代になるとそんな思いが殊更に強くなるのだろうか。 毎日の寿司詰めの、一時間、二時間近くかけての通勤電車、プレッシャーのきつい仕事、ビルのジャングル、行くところ行くところの混雑・・・。「毎日そんな生活だよ」と遠いところを見つめて彼は言う。「引退したらのんびり京都で暮ら [続きを読む]
  • 北朝鮮情勢
  • 9月24日日曜日、朝のニュース番組は衆議院解散と北朝鮮半島情勢のオンパレード。衆議院解散の方は次に回すとして今日は北朝鮮の話。 トランプ大統領は金正恩北朝鮮労働党委員長を「ちびのロケットマン」と蔑み、金委員長はお返しにと、トランプ氏を「老いぼれ」とこき下ろし、互いに中傷合戦を繰り広げている。 論議のあり方としては双方とも大人気ない。公の場で国の代表という立場の者が相手を名指しで罵るべきではない。ま [続きを読む]
  • 平凡日和
  •   6月15日(晴)  物忘れがひどい。物事に対する方向性を見失うことも多くなった。 こんなことを書くのも情けないが、スマホのことである。 本を読んでいて知らぬ字句に突き当たったら、都度、調べている。そんなものすっ飛ばして読まないと筋が掴めないと若いときに教えられ、読んだあとでの辞書引きもしていたこともあったが、最近は調べものがあったことすら忘れてしまうひどい脳の後退。めんどうくさがらずにスマホで [続きを読む]
  • 読書感想文 「29歳」
  • 29歳 (新潮文庫) Amazon「29歳」  女性作家8人のオムニバス   山崎ナオコーラ、柴崎友香、中上紀、野中柊、宇佐美游、   栗田有起、柳美里、宮木あや子著  <新潮文庫>                    三十歳になる前の一年間何をしていましたか? 二十代の頃は三十のとき何をしているかなどと考えたこともなかったし、それを過ぎてからも五十も半ばになった今までに、三十歳のとき何を考え [続きを読む]
  • 読書感想文 「オレたちバブル入行組」
  • 【読書感想文】 オレたちバブル入行組 (文春文庫) Amazon  「オレたちバブル入行組」  池井戸潤著 文春文庫                    一九六三年生まれの作者から私は一歳上の六二年生まれ。年齢があまり違わないことも読んだ理由だ。作品は金融機関とりわけ銀行を狙う就職戦線の一幕から動き出す。読みながら三十年以上前の夏を思い出した。  マスコミ志望だった私はどちらかと言えば少数派で [続きを読む]
  • あだ桜−2
  •  どこのサクラなのだろう。 どういうわけか家の近くには、これと言ってソメイがないのだ。息子と娘が通った小学校の正門の脇に古いソメイの木があるが、歩いて十五分もかかる所にある。入学式のとき、それをバックにした子供らが少し緊張気味に、母親と写っている写真があったが今どこにあるのだろう。 この花弁の親桜を探し当てるのは、砂浜で落っことした結婚指輪を探し出すぐらいに難しいだろうな、とぼんやり考えた。私は、 [続きを読む]
  • あだ桜−1
  •  花見から帰り、暑かったので窓を開け、私は酔っぱらったままソファで寝そべっていた。遠くで掃除機の音がした。 やかましいな、散りしいた桜を誰かが掃いているのだろうか。クッションに耳を押し付け、寝返りを打った。しかしどうも掃除機は一台ではないようだ。 誰もいないはずの上の階でもがガーガーと音がするし、間遠で鳴っているかと思いきや、だんだん近づいて来る。せっかくの花見だというのに辺りをごそごそ動き回って [続きを読む]
  • アフリカの平原の落日とつながった夜
  •  野田雅夫は予感があった。「今度飲みに行きませんかって、あの子いうのよ」 と博美はつまみの棒型チーズに手を伸ばした。 ふーん、と野田雅夫は生返事を口先に上らせて缶ビールを煽った。 それが気に入らなかったのか、彼女はチーズの皮を細い指で剥き、だらんとした固形物を唇に挟んでぶらぶらさせた。 あの子というのは木崎という大学生である。最近よく出入りするようになった。  こんな男女の会話がある部屋の壁という [続きを読む]
  • 雑居ビル 夜十時
  •  野田雅夫は何となく嫌な予感がした。「今度飲みに行きませんか、ってあの子いうのよ」 と博美はつまみの棒型チーズに手を伸ばした。 ふーん と野田雅夫は生返事を返して缶ビールを煽った。 それが気に入らなかったのか、彼女はチーズを噛んで厚ぼったい唇をとんがらせ、前でぶらぶらさせた。  仕事がまだ片付かないというのに彼女は飲みたいと言い、雅夫はせかされるように買い出しに出かけ、コンビニで買ってきたビールと [続きを読む]
  • 冬への順応 その3 季節のエッセイ⑨
  •  今朝台所で食器洗いをしていると湯気が立っていた。へんだなあと思って蛇口のレバーをみると「お湯」になっていた。夕べ洗い物に妻がお湯を使ったのだ。いつから洗い物に湯を使うようになったのだろう。水がもう冷たいのだ。 四、五日前自分が手洗いしたときは常温だった。まだ素手で我慢できない水温ではなかったのだ。 水道の蛇口から湯気が上がっているのを見たのは、この秋始めてのような気がする。それほど部屋の空気も縮 [続きを読む]
  • 冬への順応 その4 季節のエッセイ⑩
  •   いつもと同じ時間なのにまだ出て来ていない。朝六時半。それだと匂わす空気も色も、辺りに満ち満ちているのだけれど当人はまだ隠れている。 東の空は山に遮られ稜線は鴇色に染まり。朱の光は空いっぱいにひろがっている。主の太陽はまだ頂上に現れていない。 いつもの通勤電車、いつもの車両、いつもの座席位置に座る。人はコート、マフラー、ジャンパーといった冬支度で長椅子シートに腰を下ろし、まるで定められた行事のよ [続きを読む]
  • 冬への順応 その2 季節のエッセイ⑧
  •  京都に住まっていると、木枯らし一号が吹いて立冬が迫ってくると胸が騒がしくなる。紅葉のせいである。  洛東は東福寺の洗玉澗の溪谷を埋め尽くし燃え立つ紅葉、東山は永観堂の競い合うような紅、北に鷹峰・源光庵の丸窓に見える前栽の赤黄の彩り、西は嵐山の山腹に広がる紅葉黄葉。いずれも捨てがたい。けれども出かけていくのはちょっと。  何しろ、花の盛りの四月と同様、観光の人々でどこもかしこも押し合いへし合いで、結 [続きを読む]
  • 冬への順応 季節のエッセイ⑦
  •  布団の中が暖かだった。月金ならとっくに出社している午前七時だが、出られない。掛け布団から出ている首から上がスースーする。 えい、とやっと這い出して寝間を出た。トイレまでのフローリングの床に触れた足の裏が冷やっこい。玄関の三和土はしんとして空気が動いていない。大きな氷が降ろされたかのように冷気が張り付いていた。新聞を取るために身をすくませて外に出る。ようやく明け切った曙の空が青々と高く眩しかった。 [続きを読む]