PYN さん プロフィール

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PYNさん: 『COSMIC☆COMEDY』
ハンドル名PYN さん
ブログタイトル『COSMIC☆COMEDY』
ブログURLhttp://cosmic-comedy.cocolog-nifty.com/blog/
サイト紹介文想像力しだいで面白さ無限大のショートショート!
自由文コメディーなシュールなトリッキーなポエムな世界!予測不能な奇想天外な結末!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供53回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2008/06/18 19:09

PYN さんのブログ記事

  • 「第六百四十八話」
  • 「先生、とても美味しそうなオムライスが完成しましたね。」「完成?まだ、完成ではありません。」「もう一手間何か加えるんですか?」「最後の仕上げに、オムライスをボウガンで撃ちます。」「はい?」「行きますよ!」「ちょ、ちょっと待って下さい!?先生!?」「何ですか?」「せっかく作ったオムライスをボウガンで撃つんですか?」「そうです。ボウガンで撃つ事によって、凄くオムライスが美味しくなるんです。」「どう言う [続きを読む]
  • 「第六百四十七話」
  •  私は、妻を殺す為にナイフを購入しようと、今まさに店内でナイフを手に取り吟味していた。「おい、何するつもりだ?」すると手に取ったナイフが私に話し掛けてきた。「え?」「だから、俺を購入して一体何をするつもりなのかって聞いてんだ。」「そんな事をなぜ、ナイフに答えなきゃならないんだ。」「おい、おいおいおい、俺はナイフだぞ?」「そんな事は、分かってる。」「人殺しの道具として作られた訳じゃない。」「え!?」 [続きを読む]
  • 「第六百四十六話」
  •  家に刑事がやって来た。私は、その刑事を家に招き入れた。それはなぜか?なぜならそれは、私が何一つ刑事に疑われるような事をしていない善良な国民だからだ。テーブルに向かい合って座ると、刑事は私が淹れたコーヒーを一口飲み、話を始めた。「美味しいですね。」「ありがとう。豆には拘っているものでね。」「もしかして、こう言う職業をされていたとかですか?」「いいや、年を取ると何か一つぐらい趣味を持たないと一日が長 [続きを読む]
  • 「第六百四十五話」
  • 「お爺さん?何してるんですか?」「警察、ワシが何をしたか分かっているから、ここへ連れて来たんだろ?」「万引きですよ。お爺さん。」「ああ、そうだ。ワシは、万引きをした。」「何をしたか分かってるお爺さんに、もう一度お聞きします。だからお爺さん?何をしてるんですか?」「おい、ここは歪な世界か?ワシは、チョコレートアイスを万引きしたと言っている。」「ええ、ですから、そっちの何をしてるんですか?ではなくて、 [続きを読む]
  • 「第六百四十四話」
  •  大草原、連峰、素晴らしい風景だ。もしも僕が画家だったなら、この風景画を描いていただろう。そんな気持ちで、この自然の神秘に包み込まれて歩いていると、絵を描いてる一人の男を発見した。「すみません。もし宜しければ、絵を見せてもらえますか?」「構いませんよ。」「ありがとうございます。やはり、この風景を前にしたら、描きたくなりますよね。僕もね。絵心があれば、きっとこの風景を描いていたとお・・・えっ!?メ、 [続きを読む]
  • 「第六百四十三話」
  •  朝起きて、洗面所へ向かい、顔を洗って、しばらく部屋をウロウロしながら歯を磨いて再び洗面所へ戻って来た時、ふと気付いた。洗面所の鏡が物凄く汚れている事に。「・・・・・・・・・。」それは、とてもだった。俺の姿を映していない。鏡としての機能を果たしていないぐらいにだ。俺は、口を濯ぎ、歯ブラシを定位置に戻すと、近場にあったハンドタオルを濡らして、鏡の汚れを拭き取る事にした。「・・・・・・誰?」ピカピカに [続きを読む]
  • 「第六百四十二話」
  •  この喫茶店は、普通の喫茶店のはずだった。どこにでもある駅近くの地下にある喫茶店。僕は、二人で向かい合って座る小さな方のテーブルでパンケーキを食べていた。向かいの四人で座る大きな方のテーブルに一人で男は座っていた。「・・・・・・・・・。」その男は、静かに水を飲んでいた。その横の大きな方のテーブルでは、カップルの男の方が向かいに座るカップルの女の方の首を絞めて殺そうとしていた。「・・・・・・・・・。 [続きを読む]
  • 「第六百四十一話」
  • 「どこまで行くの?」「どこまでもさ。」「いや、いやいやいや、どこまでもって、車にも限界があるでしょ。何?じゃあ、この車は宇宙の果てまで行けるの?」「そうだ。」「んなバカな!そんな訳ないじゃない!何で?どうしてそんな嘘を吐くの?」「嘘?」「そうよ!何でそんなどうしようもない嘘を吐く訳?」「ちょっと待った!」「んんんん!?って、何でおもいっり口押さえた!?そんな前代未聞の止め方ある!?もう少しで殺人事 [続きを読む]
  • 「第六百四十話」
  • 「格好つけるな!」「格好つけてない!」「格好つけてるだろ!」「格好つけてない!」「じゃあ、何か?それが自然体だって言うのか?」「そう!これは自然体の俺!」「自然体の俺!って言いながらポージングを決めてんのに、それを格好つけてないと言うのか!」「そう!これは自然体の俺!」「ふざけんな!そんな自然体があってたまるか!」「あるんだから仕方ないだろ!」「お前はあれか?会話の最後にポージングを決めないと死ん [続きを読む]
  • 「第六百三十九話」
  • 「お父さん!娘さんを僕に下さい!」「だ、誰だキミは!?」「僕は!お父さんから娘さんを貰いに来た者です!」「な、何だと!?つつつつつまりは、あれか!娘の彼氏って事か!?だが、普通はあれじゃないのか?こう言うの初めてだから、テレビや小説からの情報になってしまうが、この場に娘も同席するもんなんじゃないのか?」「そうなんですか!?」「確実に、絶対にそうかどうかは分からんよ。でも、娘の彼氏が一人でやって来て [続きを読む]
  • 「第六百三十八話」
  • 「ボス!」「何だ。」「ボス!!」「何だよ!」「ボス!ボスボスボス!」「イヌか!オレは!何だ!どうしたんだ!街で何か揉め事か?」「そんな訳ないでしょ!ボス!」「そんな訳ない訳ないだろ!街ってのは、常に揉め事だらけだろ!街だから揉め事だらけなのか?揉め事だらけだから街なのか?それは誰にも分からない!」「何を言ってるんですか!ボス!」「街論だ!」「ボス!!!」「何だよ!!!」「意味が分からない!!!」「 [続きを読む]
  • 「第六百三十七話」
  • 「さて、キミを美化しようではないか!」「僕を美化ですか?それは一体どう言う意味なんでしょう?」「人は、人をどう言う時に美化するか分かるか?」「さ、さあ?」「人が、人を美化する時、それは人が死んだ時だ!」「確かに、え?僕を美化するってそれってつまりは?」「ああ、そうだ。キミを殺すと言う事だ。」「僕は、美化なんかされたくない!」「美化とは、キミがされたいかどうかではない。私がしたいかどうかなのだよ。素 [続きを読む]
  • 「第六百三十六話」
  • 「ドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!ドンドンドン!!ドンドンドンドンドンドン!!ドンドンドン!!ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!」早朝、けたたましいノック音に起こされ、ドアを開けるとそこには「何だ!お前は!」「タコです。」タコがいた。「タコだけど!タコだけど!タコだけど!」「・・・・・・。」これは、夢か現実か?なぜ、タコが?タコだからノ [続きを読む]
  • 「第六百三十五話」
  • 「クリームパンですね。」「いやちょっとアンタ待ちなさいよ!何回?何回このやり取りを繰り返したら気が済むの?」「クリームパンを200パンですね。」「今の注意を促す会話の中の一体どこ200と言う数字が隠されていた?あと、パンは単位がパンなの?ちょっとアンタ待ちなさいよ!落ち着きなさいよ!」「お客様?僕は、落ち着いていますよ。むしろ人生、落ち着きでここまでやって来た感じです。」「ならそれは、果てしなく間 [続きを読む]
  • 「第六百三十三話」
  • 「このまま私は死んでしまうのだろうか?」「・・・・・・。」「このまま私は死んでしまうのだろうか?」「・・・・・・。」「このまま私は死んでしまうのだろうか?」「・・・・・・すいません。今、脳の手術をしているので話し掛けないでもらえますか?」「手術してるって言っても誰か他人の脳みその手術をしてるって訳じゃなくて、私の脳みその手術だろ?だったら、誰にも迷惑掛けないじゃないか。」「例えば怖い話をされて手元 [続きを読む]
  • 「第六百三十二話」
  •  新しい町に引っ越して来て早々、体調を崩してしまった僕。家の近くの町医者を探し、そして今僕は順番を待っていた。「次の人間どーぞ!」「ガチャ!」「いや、先生!次の人間どーぞって!って、ゾンビ!?ゾンビが白衣着て医者みたいに座ってる!?」「病院内では、お静かに。」「白衣着たゾンビに注意されてる!?」「それで?今日はどうなさいました?」「体調を聞かれている!?白衣着たゾンビに体調を聞かれている!?」「大 [続きを読む]
  • 「第六百三十一話」
  • 「あれ?悲しくもないのに、涙が出て来た。」「病気?」「病気!?」「だって、悲しくもないのに、涙が出て来たんでしょ?あ、もしかして嬉し涙?そっち系?」「別に、嬉しくもない。」「病気?」「病気!?」「だって、悲しくも嬉しくもないのに涙が出て来たんでしょ?これはもう、病気よ!病気!死ぬヤツよ!死ぬヤツ!」「病気で、しかも死ぬヤツなの!?そうなの!?」「ああ、悲しいわ。こっちが涙出て来ちゃうヤツだわ。」「 [続きを読む]
  • 「第六百三十話」
  • 「チェックメイト。私の勝ちのようだな。」「いや、それはどうかな?」「どう見てもこのゲームは私の勝ちだ。ここからの逆転劇は不可能だ。」「フハハハハハハハハ!」「そんな悪魔的な笑い方をしたとこで、どうしようもない。神も悪魔もこの状況からの逆転は不可能だ。」「それはどうかな?」「何を根拠に不敵な笑みを浮かべられるんだ?」「人は、勝利を確信した時から勝利の女神を見失う。そんな感じの言葉を知らないか?」「そ [続きを読む]
  • 「第六百二十九話」
  • 「明日!世界が平和になります!」「はあ?」「はあ?だよな!はあ?なんだよ!」「ちょっと、頭大丈夫?」「ああ、大丈夫だ!大丈夫だからこその、はあ?だよ!」「いやちょっと本当に心配だわ。」「なら、俺と結婚してくれるか?」「どんなタイミングでプロポーズよ!って、何でアタシがアンタと結婚しなきゃならないのよ!」「明日!世界が平和になります!はあ?の仲だろ!」「いやまったく!果てしなく!どこまでも!意味が不 [続きを読む]
  • 「第六百二十八話」
  • 「ん?そうか、また更新の時期か。」目を開けるとそこは、何だか微妙にいつもと違う世界だった。何が違うかと聞かれても明確に答える事は出来ない。廊下の長さなのか?ゴミ箱の大きさなのか?文字なのか?壁の色合いなのか?とにかく俺は、誰もいない役所のような建物の中を歩き、矢印の指示に従い更新の手続きをする為に何かが微妙にいつもと違うドアを開けて、何かがいつもと違う部屋に入った。そして、長いテーブルの手前の席に [続きを読む]
  • 「第六百二十六話」
  • 「強盗だ!」「俺も強盗だ!」「え?お前も強盗?」「そうだ!」「え?でも、普段着だし、どう見ても家の住人だろ?」「ああ、そうだ!」「なのに強盗?」「ああ、そうだ!」「ん?んんん?つまり俺は、強盗の家に強盗に入っちゃったのか?そう言う事か?」「そう言う事だ!」「ややこしいな!」「ややこしいぞ!」「だが、今は俺が強盗で、お前は強盗だとしても住人なんだから、とりあえず金を出せ!」「金を出してもいい!」「強 [続きを読む]
  • 「第六百二十五話」
  • 「えっ!?」家族旅行の帰りのハイウェイで事故渋滞にハマりながらも後部座席で、幼い子供二人と妻が楽しそうにしている姿をミラー越しに見ていると急に世界がネガ色になり、俺以外の時間が停止した。「どうなってる!?」俺は、訳も分からずパニックで発狂しそうな自我をギリギリのところで抑え込み、運転席から見渡せるだけの世界を見た。「ん?」すると前方から、真っ白な帽子を被った真っ白なスーツ姿の男が歩いて来る。俺は、 [続きを読む]
  • 「第六百二十四話」
  • 「パパ?」「何だ?どっちの線か分かったのか?」「いや、あのう?そうじゃなくて、ちょっと別の話。」「おい!見れば分かるだろ?」「分かってる分かってる!」「今、これ以外の会話なんかしてる場合じゃないって!」「いや、その、分かる!凄く分かってるんだけど、今!そう今じゃないとダメなんだよ!」「おいおいおい!9歳の女の子じゃないんだぞ?26歳の女性だろ?そんなわがまま言うんじゃない!」「今が凄く大事な時だっ [続きを読む]