cooldaddy さん プロフィール

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cooldaddyさん: 風に吹かれて
ハンドル名cooldaddy さん
ブログタイトル風に吹かれて
ブログURLhttp://mycinemakan.blog19.fc2.com/
サイト紹介文映画、音楽、読書、落語、テレビ番組、ガーデニング、愛犬、薪ストーブ、テニス、アートなど
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供84回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2008/06/26 19:00

cooldaddy さんのブログ記事

  • 映画「たかが世界の終わり」
  • 「家庭の幸福は諸悪の根源」とは、太宰治の言葉である。家族とはやっかいなもの。時に優しく、時に苦しく、時に淋しい。そして時に暖かく、時に冷たい。そんな複雑な家族の姿を描こうとしたのが、この映画である。物語は、12年ぶりに故郷に帰ってきた主人公と、それを迎える家族の話。その再会の数時間が描かれていく。主人公はゲイの作家。死期が迫っていることを家族に伝えるために帰ってきたが、なかなかその機会が訪れない。迎 [続きを読む]
  • 映画「ラビング 愛という名前のふたり」
  • 1950年代のバージニア州では、黒人と白人の結婚は法律で禁じられていた。それが憲法違反であるという判決を勝ち取り、法律改正へのきっかけとなったのが、実在の人物、ラビング夫妻である。その実話をモデルにしたのが、この映画である。そうした法律が、わずか60年ほど前に存在していたことに、まず驚かされる。さらにそれに違反したふたりが逮捕拘留、25年間の州外追放という罰則で裁かれる理不尽さにも怒りを覚える。リチャード [続きを読む]
  • 映画「壮烈第七騎兵隊」
  • 昨日のBSプレミアムで観た、エロール・フリン主演の1941年製作の西部劇。監督はラオール・ウォルシュ。「海賊ブラッド」、「ロビンフッドの冒険」など、エロール・フリンの代表作をともに作り上げてきた監督である。相手役は、こちらもエロール・フリンと数多くの映画で共演してきた、オリヴィア・デ・ハヴィランド。3人の集大成ともいえる映画である。内容は南北戦争のヒーロー、カスター将軍の一代記。ウエストポイント陸軍士官 [続きを読む]
  • 映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」
  • 英国内の社会問題をテーマに、反権力の立場で映画を撮り続けてきたケン・ローチ監督も、すでに80歳を超えた。そんな高齢にもかかわらず、未だに映画を撮り続けている。その最新作が、「わたしは、ダニエル・ブレイク」である。そしてこの映画で、二度目のカンヌ国際映画祭のパルムドール賞に輝いた。ケン・ローチ監督の映画の特徴のひとつに、ドキュメンタリー・タッチな撮影手法がある。テレビ出身のケン・ローチ監督が、テレビの [続きを読む]
  • 映画「レッド・リーコン1942 ナチス侵攻阻止作戦」
  • 2015年のロシア映画、日本未公開だが、見応えのある作品。大げさな題名から、よくある戦争アクション物かと思ったが、予想に反してなかなか見せる人間ドラマで、思わぬ拾いものであった。時は1942年、ドイツ軍がソ連に攻め込んだ、いわゆる独ソ戦さなかの物語である。ウラル山脈の森林地帯にある、小さな村に配備された少数の守備部隊。前線から離れているため、緊張感はなく、酔っ払った兵士が問題を起こすことも珍しくない。苦り [続きを読む]
  • 今月観た映画と読んだ本(2017年11月)
  • 観た映画「スロウ・ウエスト」(DVD)2015年イギリス/ニュージーランド 監督/脚本:ジョン・マクリーン 出演:マイケル・ファスベンダー/コディ・スミット=マクフィー/ベン・メンデルソーン/カレン・ピストリアス「追憶」(DVD)2017年 監督:降旗康男 出演:岡田准一/小栗旬/柄本佑/長澤まさみ/木村文乃/矢島健一/北見敏之/安田顕/三浦貴大/渋川清彦/りりィ/西田尚美/安藤サクラ/吉岡秀隆「戦後最大の賭場」(DVD)1969年 監 [続きを読む]
  • 授業参観
  • 昨日の続きである。十三湖の食堂で昼食をとっているとき、家内が娘にメールで、津軽半島をドライブしていることを知らせた。折り返し返信があり、今日は孫娘の授業参観があるので、もしよければいっしょに参観しないかと書かれていた。ちょうどドライブも予定を終了したところで、後は帰るだけだったので、急遽参観することにした。娘と待ち合わせることにして出発した。途中道に迷いながら約1時間で到着、娘といっしょに小学校へ [続きを読む]
  • 久しぶりのドライブ
  • 毎年秋になると、紅葉見物に行くのが恒例になっているが、今年は都合がつかず、行く事ができなかった。その代わりということで、ドライブに出かけることにした。紅葉シーズンは終わってしまったので、久しぶりに海を見ようと、津軽半島へ。まずは鰺ヶ沢まで。そこで海沿いの生干しイカの「きくや商店」で飼われている、名物の「わさお」に会いに行くことにした。本物の「わさお」に会うのは、これが初めて。小春日和の日差しを浴び [続きを読む]
  • 映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
  • マンチェスター・バイ・ザ・シーは、ボストンからクルマで1時間半ほどの距離にある。その町の海辺の風景がたびたび映し出されるが、寒々しい風景が美しい。そしてその静かな佇まいに同調するかのように語られる物語に、胸が熱くなった。ケーシー・アフレック扮する主人公のリーは、ボストン郊外に住むアパート専門の便利屋である。担当するアパートの住民の要望や苦情に応えて、さまざまな仕事をこなす。トイレや水道の修理にはじ [続きを読む]
  • 蓮見圭一「水曜の朝、午前三時」
  • 先日読んだ近田春夫の「僕の読書感想文」に、この小説のことが書かれおり、そのなかに、次のような一文があった。<その過ごした時代には密度があった。70年代というものの持っていた力強さや希望、そしてうしろに隠されたある種の構造的な貧しさ。何よりもあの頃の人たちの心のありようがこの本ではあざやかに描かれている。直美とほぼ同世代に属する私には、とても切なく懐かしい小説で、まるで昔に戻った気分で一気に読み上げて [続きを読む]
  • 小池真理子「無伴奏」
  • 小池真理子は東京生まれだが、父親の転勤によって各地を移り住み、1968年から1972年まで仙台で過ごしている。彼女が高校生の時である。時は全共闘運動など学生運動が盛んだった時代。仙台でも学園紛争の嵐が吹き荒れていた。安保闘争、全共闘運動、ベトナム戦争、デモ、フォークソング、アングラ文化。政治の季節であり、そして芸術の季節でもあった。そんな時代を振り返りながら書かれた小説である。題名の「無伴奏」は、バロック [続きを読む]
  • 五木寛之「孤独のすすめ」
  • 老いについて考え続ける作家、五木寛之の新刊本である。ベストセラーなので図書館での予約待ちが多かったが、ようやく順番が回ってきた。以前読んだ「下山の思想」、「林住期」、「新老人の思想」などと共通する内容だ。人生100年時代を迎える今、<最後の季節を憂鬱に捉えるのではなく、おだやかに、ごく自然に現実を認め、愁いをしみじみと味わう。こうした境地は、まさに高齢者ならではの甘美な時間>ではないかと問う。そして [続きを読む]
  • クルマの修理
  • 2か月前、娘から軽自動車をもらった。ダイハツのTANTOである。今まで乗っていたレガシーよりも燃費がいいので、普段はこちらを使うようにしている。そのTANTOのマフラーが、継ぎ目から折れてしまった。経年劣化によるものだ。すぐにクルマ屋にと思ったが、自分で修理ができないかと考え、試しにホームセンターに行って何か使えるものはないかと探してみたところ、お誂え向きにマフラー補修材というのを見つけた。これを使えば自分 [続きを読む]
  • 山崎努「柔らかな犀の角―山崎努の読書日記」
  • 名優・山崎努がこれほどの読書家だったとは知らなかった。さらにこれほどの名文家だったということも。演技同様その文章には滋味があり、融通無碍、ときにユーモアが交じる。本の感想に留まらず、それを踏み台にして自らの演技や人生について語っていく。そのエピソードのすべてが面白く、含蓄ある文章に頷かされる。永い俳優生活の中で培った見識の高さは並ではない。読み終えてしまうのが、もったいない。傍に置き、繰り返し読み [続きを読む]
  • 東山彰良「流」
  • この小説を読んで最初に思ったことは、これは台湾版「けんかえれじい」ではないかということである。「けんかえれじい」は、ケンカに明け暮れた旧姓高校生の姿を描いた青春映画の傑作で、日活時代の鈴木清順監督の代表作である。高橋英樹演ずる旧姓高校生のケンカ行脚が、岡山と会津を舞台に痛快に描かれるが、こちらの小説は台湾が舞台である。主人公は両親、祖父母、叔父、叔母たちと台北で暮らす葉秋生。祖父母は中国山東省の出 [続きを読む]
  • 星野源「いのちの車窓から」
  • 星野源の存在を知ったのは、映画「箱入り息子の恋」を観てからだ。3年前のことである。映画は面白く、なかでも主演の星野源のことが強く印象に残った。どこにでもいそうな、ネクラで目立たない若者を演じていたが、現実の彼もきっとそんな人間に違いないという説得力があった。調べてみると俳優であり歌手であり、時にエッセイも書くというマルチタレントであった。しかしその時点では、それほど知られた存在ではなく、ごく一部の [続きを読む]
  • 映画「淵に立つ」
  • 心を逆撫でされるような映画である。そして謎の多い映画である。一見何も起きないように見える日常のそこ此処に、破綻の兆しを漂わせながら話は進んでゆく。その鍵となるのが、浅野忠信演じる八坂という男。町工場を営む夫婦(古舘寛治、筒井真理子)の前に、ある日突然現れ、工場の仕事を手伝いながら同居を始める。言葉遣いが丁寧で礼儀正しく、清潔感あふれる八坂だが、時折見せる態度にはどこか胡散臭いものがある。何を考えて [続きを読む]
  • 森絵都「みかづき」
  • 昨年の本屋大賞で2位になった作品。初めて読む作家である。著者紹介には次のように書かれている。1968年東京都生まれ。早稲田大学卒。90年『リズム』で第31回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。95年『宇宙のみなしご』で第33回野間児童文芸新人賞と第42回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を、98年『つきのふね』で第36回野間児童文芸賞を、99年『カラフル』で第四六回産経児童出版文化賞を、2003年『DIVE!!』で第52回小学館 [続きを読む]
  • 映画「手紙は憶えている」
  • 90歳の老人ゼヴは、アウシュビッツの生き残りである。今は老人ホームで暮らしており、認知症を患っている。眠るたびに記憶をなくし、妻を亡くしたことさえ忘れてしまう。そんなゼヴが、アウシュヴィッツ収容所で家族を殺したナチス将校を捜し出し、復讐を遂げるための旅に出る。同じく、アウシュビッツの生き残りであるマックスから手渡された手紙を頼りの旅である。その手紙には、なぜ自分が旅をしているのか、そしてこれから何を [続きを読む]
  • 平野啓一郎「マチネの終りに」
  • 平野啓一郎の小説を読んだ。評論集は以前読んだことがあるが、小説を読むのはこれが初めて。読む前は難解な小説という先入観があったが、そうではなかった。読み易いというわけではないが、まるで詩を読んでいるような華麗な文体に魅了された。物語の展開の妙、登場人物の魅力など、読ませる要素はいろいろ揃っているが、何よりもまず最初に惹かれたのは文章のうまさである。繊細な心理描写、哲学的な考察、そうしたものが散りばめ [続きを読む]
  • 今月観た映画と読んだ本(2017年8月)
  • 観た映画「ヒメアノ〜ル」(DVD)2016年 監督/脚本:吉田恵輔 出演:森田剛/濱田岳/佐津川愛美/ムロツヨシ/駒木根隆介/山田真歩/大竹まこと「ピンクとグレー」(DVD)2016年 監督:行定勲 出演:中島裕翔/菅田将暉/夏帆/岸井ゆきの/千葉哲也/マキタスポーツ/入江甚儀/橋本じゅん/篠原ゆき子/宮崎美子/柳楽優弥「大魔神」(BSプレミアム)1966年 監督:安田公義 出演:高田美和/青山良彦/藤巻潤/五味龍太郎/遠藤辰雄/島田竜三/伊 [続きを読む]
  • 映画「ラ・ラ・ランド」
  • 「セッション」で華々しくデビューを飾ったデイミアン・チャゼルの監督第2作目である。昨年度のアカデミー賞では、13部門でノミネートされたという話題の映画である。ぜひ映画館で観たいと思っていたが、地元ではいつまで待っても上映されず、結局たった1週間だけの上映で、しかも気づいた時はすでに終わっていたのである。その待望の映画がようやくDVD化された。さっそく借りてきた。まず映し出されるのはオープニングの高速道 [続きを読む]
  • ねぷた祭り
  • 今年のねぷた祭りは、孫の付き添い兼撮影係として、3回ねぷた運行に参加した。1回目は保育園の夏祭りでの運行、2回目は保育園合同の運行で土手町コースを、そして3回目は市の合同運行で駅前コースを歩いた。その祭りも今日で最終日である。ねぷたが終わると秋が来るというが、まだまだ暑い日が続いている。昨日に続き今日の最高気温もまた30度超えの真夏日の予報である。   ↑  、お願いします。 ↑ [続きを読む]