神崎 真紅 さん プロフィール

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神崎 真紅さん: 神崎真紅の独り言
ハンドル名神崎 真紅 さん
ブログタイトル神崎真紅の独り言
ブログURLhttps://ameblo.jp/black-spot/
サイト紹介文殆ど妄想のみで書いてます。 なので雲雀様の夢小説が大半です。
自由文主に小説を書いてます。
リボーンの夢小説(殆ど雲雀様ですが・・)
妄想のみで書いております。

オリジナル小説も連載してます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供175回 / 365日(平均3.4回/週) - 参加 2008/09/02 15:36

神崎 真紅 さんのブログ記事

  • 紅い糸切らないで 消えてしまった小さな命
  • けれど、それから数日後。咲にとって、絶望的な事態が起こった。突然の出血。止まらない鮮血。下腹部の痛み…。流産だった。そのまま産婦人科に行ったが、「進行性流産」で手の施しようもなく、翔の赤ちゃんは流れてしまった。もう、生きる望みもなくなった。咲の心を繋ぎ止めていた唯一のものが、消えてしまったのだから。咲は全てを忘れようと、まるで人が変わったみたいに色んな男と付き合って、また取り替えては捨てる、を繰 [続きを読む]
  • 紅い糸切らないで 立ち込める暗雲
  • 咲と翔が付き合い出してから、半年が過ぎた。咲が自分の身体の異変に気付いたのは、この頃だった。もう、2か月も生理が来てない。翔にその事を話した時の、翔の反応は咲の期待したものではなかった。あまり興味がない、と言った素振りを見せただけだった。咲の身体を心配する事もなかった。咲が産むと言った時にも、賛成も反対もしなかった。当たり前の事だけど、この時翔はまだ16才だった。しかし、相変わらず翔の人気は不動 [続きを読む]
  • 紅い糸切らないで 紅葉祭で大騒ぎ
  • 紅葉学園では、体育祭と文化祭を一年交代で開催していた。咲が高等部に進学した年は、幸運にも文化祭が二回の年だった。咲にとっては体育祭が二度開催されるより、文化祭が二度開催される方がよかった。何しろとんでもない運動音痴なのだから。咲がまともに出来るのは、ダンスだけだった。しかし翔にとっては、かなり面白くない日になりそうな予感がしていた。他校の野郎共が、咲目当てにやって来る、という情報は既に翔の仲間か [続きを読む]
  • 紅い糸切らないで 幸せな時間
  • 10月13日。咲の18才の誕生日。翔が、咲の誕生日プレゼントに、ディズニーランドに連れて行ってくれる約束の日。「お待たせ〜」何時になく、楽しそうな咲の笑顔。その手には、大きな鞄を持って。「咲?何?その荷物?」「これ?お泊り用の着替えとか〜シャンプーとか「何でシャンプーまで持って行くんだよ?ホテルにあるだろ?」」「あ〜、やっぱり翔君ってば、今日もまたどっかのホテルに予約入れてあるんだ〜。へへ、シャ [続きを読む]
  • 白い迷い
  • 私は震える手でスマートフォンを取り出し、そのメモに書かれていた数字を押した。まだ辛うじて電話の使い方は覚えていたようだ。二度目の呼出音が切れて、誰かが出たらしく電話の向こう側から「ゆうかか?今どこにいる?」と、男の人が言った。私の名前が「ゆうか」だということを、この電話の向こうの人は知っているのだ。私が知らない私の名前を呼んで、その声からも容易に解るくらいに心配している。きっと、私の家族と [続きを読む]
  • 白い迷い
  • 八月の肌に絡みつくような蒸し暑さの中で、燃えるような太陽が少しづつ沈んでいく。 ここはどこだろう?見知らぬ街の、見知らぬ公園のベンチ。私は何故ここにいるのだろうか。 傍らには、ブランコがふたつと、すべり台。それと高さの違う鉄棒がひとつづつ、あるだけ。 ある日を境に、私は少しづつ、自分を忘れてゆく。何をしようとしていたのかが、思い出せない。それは、ひとつの恐怖となって、私を苛む。怖い、ここか [続きを読む]
  • 白い迷い
  • 私には何もない。普通の人が、普通に持っている記憶が、日々を追うごとに消えてゆく。 そして、ただ、白い空虚な自分が存在するだけ。 思い出せないのだ。私にもある筈の名前、家族、住まい、友達、趣味、仕事。全てを忘れてしまった。それが、例え、病気のせいだとしても。辛い、という言葉の形容の仕方も分からない。悲しい、という感情もよく分からない。ただ、淋しい、という感情だけは少し残っていた。 私は、若 [続きを読む]