やまびこ さん プロフィール

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やまびこさん: 富士の山ちゃんの日記
ハンドル名やまびこ さん
ブログタイトル富士の山ちゃんの日記
ブログURLhttp://iwadeiwade.blog95.fc2.com/
サイト紹介文新聞社をリタイア、今は農業見習。傍ら、ロータリーやユネスコの活動などボランティアで何とか奮闘!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供173回 / 365日(平均3.3回/週) - 参加 2008/09/03 15:30

やまびこ さんのブログ記事

  • 孫の幼稚園と敬老の日
  •  「お父さん、今日はチビちゃんの幼稚園に行く日ですよ。チビちゃんたちが敬老の日を祝ってくれるんだって…」 74歳なる女房は朝からソワソワ。普段は面倒臭がり屋の私だって、まんざらでもない。二人は孫娘とママを乗せて甲府市酒折町にある幼稚園へ。親バカならぬ爺バカ、婆バカが可愛らしい孫の手を引いて次から次へと。幼稚園の構内には、恐らくいつもとは違った活気と賑わいが醸し出されていた。 ママや爺婆まで従えた孫 [続きを読む]
  • 平等なのは「時間」だけ?
  •  「唯一、本当の意味で平等なのは時間だけとちがうかな」(「ナニワ金融道」青木雄二=1945−2003=漫画家) 毎朝読む新聞(山梨日日)の1面の片隅に「今日の言葉」という欄があって、その3面に識者が書いた≪解説≫が載っている。青木雄二の「今日の言葉」は数日前の掲載だが、その解説を小説家の阿川大樹は、こう綴っている。 「生まれながらに与えられたものも、生きているうちに得られるものも、決して平等ではない。そ [続きを読む]
  • ホームレスは不労者
  •  子どもの頃、しばしば、浮浪者がやって来た。当時、この辺りは今のような果樹地帯の形成には程遠く、米麦養蚕の貧しい農村地帯だった。そんな農業形態は戦後の昭和20年代はおろか、30年代後半の高度経済成長の足音が聞こえて来る頃まで続くのである。米麦は供出制度があり、養蚕が大切な現金収入の手段、といった時代であった。ちょっと注釈をつけるとすれば、その養蚕の衰退が果樹への転換の引き金となり、今の果樹王国の形成 [続きを読む]
  • 宝の山
  •  そう言えばホームレスが集団で歩いている所なんか見たことがない。東京・隅田川の川っ淵で知り合ったホームレス男が言うように、それが習性のようにみんな一人で行動している。昭和30年代、東京の上野に近い「山谷」に集まって暴動を起こした労務者とは違う。その暴動は、職を求めての一揆だった。  「どうしてかって?そんなの分からねえよ。俺の場合は、人と話をすることなんて面倒臭くなっちまった。この川っ淵にいる連中 [続きを読む]
  • 日替わりメニュー
  •  ホームレス男は物好きにも東京・隅田川の川っ淵くんだりまで押しかけていった、まあ変わり者の私に話を続けた。  「俺たちゃあ、言ってみりゃあ、日替わりメニューで三度のメシを食っている。夜を中心にして一週間の食事計画を立てるのさ。今日は寿司、明日はフランス料理、あさっては中国料理といった具合にね。そんなものに飽きたら和食だって食う。昼間は前日の夕方確保しておいたコンビニ弁当。これはなかなか店ごとに捨て [続きを読む]
  • 栄養過多のホームレス
  •  初めはけげんな顔で私を見、ポツリ、ポツリと、しかも面倒臭そうに話していたホームレスのオヤジが、だんだん饒舌になった。 「みんな、俺たちを犬、猫以下に見るどころか、まるで汚いものでも見るように遠巻きに通り過ぎるのに、ダンナも変わっているねえ。こんな隅田川の川っ淵まで好き好んで来るんだからねえ・・・」 「あんたに変わり者呼ばわりなんかしてもらいたくねえね。恐らく、そこそこの給料を貰っていた会社を飛 [続きを読む]
  • ホームレスのオヤジ
  •  「あっちゃあいけねえもの、捨てなきゃあいけねえもの、とは何なのかねえ?」  「プライドだよ。プライド。これだけは捨てなきゃあ、この稼業は一日たりともやっちゃあ行けねえ・・・。世の人たちは俺たちのことをホームレスと呼んでくれるが、何と呼ぼうが、そんなことはどっちだっていいのさ。でもねえ、正直言って俺たち、世間の人たちが見たり、感じたりするほど屈折したり、不自由はしてねえんだよねえ・・・」  「へえ〜 [続きを読む]
  • 隅田川のダンボール小屋
  •  「お前の物好きというか、野次馬根性にはあきれるよ・・・」  もうかなり前になるが、ある休日、野暮用で上京した折、隅田川沿岸を歩いたことがある。そこを根城にするホームレスと話をするためだ。親しい仲間が言うように確かに物好きかもしれない。スーツとズボンの両方のポケットに駅のキヨスクで買った4本のワンカップの酒を忍ばせて隅田川に向かった。街ゆく人たちは、まだコートの襟を立てて歩いていたから桜の春には、ち [続きを読む]
  • 虫たちの嘆き
  •  「人間どもは猛暑だの残暑だのと言っていりゃあいいが、秋がぶっ飛んだら俺たちゃあ地上に這い上がれないまま一生を終わっちまう。人間はいいよなあ。残暑と言ったってエアコンや扇風機だってある。寒い冬が来りゃあ暖房施設やストーブだってある。俺たちゃあ秋が短いの、長い野のなんて悠長なことを言っていられんのさ。寒いその時期がくりゃあ、お陀仏よ」  9月3日。今の時計? 午後8時ちょっと過ぎ。窓越しの植え込みでは [続きを読む]
  •  やたらにクソ暑いから畑に出るのをサボり、会議など外に用事でもない限り、日中は家の中にいることにしている。8月が終わり、9月の声を聞いたというのに山梨県地方は相変わらずの猛暑日が。特に四方を山に囲まれ、すり鉢の底のような地形の甲府盆地は、ただの暑さではない。湿度をはらんで蒸し暑いのだ。エアコンでもなければ、やりきれない。  エアコンを点ける前、居間の温度計を見たら30度を超していた。この夏、ひどい時に [続きを読む]
  • パソコンとワープロ
  •  サラリーマン時代の先輩でもあり、上司でもある方にお会いした。久しぶりだった。職場を共にした仲間のご家族の葬儀の折のこと。焼香を済ませ、斎場の駐車場でバッタリ顔を合わせたのである。8月ももう終わりというのにやけに暑い。どちらからともなく黒の上着を脱いだ。貧乏人の私なんか間冬兼用、夏物の式服(略式)ではないので、人一倍、クソ暑いのだ。でも話は弾んだ。  「パソコン、やっているんだって? 俺、昔のワー [続きを読む]
  • 芝生の緑
  •  山梨市を車で走っていたら中年のご夫婦が庭先の芝生の草取りをしていた。8月ももう終わろうというのに残暑は止まない。山梨も連日30度を超す猛暑だ。麦藁帽子を被り、芝生に座り込むようにしながら黙々と草をとっている。取っているというより、抜いているといった方が正しい。額から汗がこぼれるのだろう。時折、首に掛けた手拭で汗を拭う。信号で一時停車しながら、見るともなくそんな光景を見ていた。  真新しいご自宅の前 [続きを読む]
  • 富士登山と中国人
  •  毎年の事ながら「吉田の火祭り」は富士山のお山じまいを意味し、夏山シーズンの終わりをも意味する。今年も8月26日、山梨県富士吉田市で賑やかに「吉田の火祭り」が繰り広げられた。富士に向かって真っ直ぐに伸びる富士吉田市の目抜き通りには松明が延々と並び、夕暮れと共に一斉に点火されるのだ。松明はいずれも根元の太い所で直径2m、高さは5m近くもある。それに火が点されるのだから厳かでもあり、ダイナミックでもある [続きを読む]
  • 百日紅(さるすべり)の花
  •  緑の中でひと際異彩を放つ紅。この時期、路傍や露地で色彩豊かに咲く花は珍しくないが、大きく茂り、空中を紅く彩る花は、恐らく百日紅(さるすべり)をおいてほかにないだろう。我が家の百日紅も今が満開。紅葉にはもちろん早く、緑が厚苦しい植え込みの中で、ひと際異彩を放っている。その幹であるかどうかは定かではないが、ミンミンゼミが「鳴かねば損だ」とばかり力を振り絞って鳴いている。  8月23日は処暑。二十四節気 [続きを読む]
  • 子供たちと情報
  •  何年か前になるが、時折、このブログにお出で頂き、ちょっと辛口のコメントを戴く「柳居子」さんからこんなコメントを頂いた。私のブログ「ボランティア先生」の中で触れた子供たちのちょっとした一面についてである。 「『今の子供たちの理解力は優れている』と見るのは単に情報量が我々の世代が子供の頃との比較で 絶対量が多いだけだと私は思います。 知っていても、応用したり 関連付けたりする能力は、昔も今も左程差が [続きを読む]
  • 貧乏農家の絆
  •  中学時代や高校、大学の頃、明日は試験というのに何の準備もしていなかった時「困った」と素直に思う一方で「え〜い、今更・・。どうにでもなれ」と、開き直った経験は少なからず、どなたにもおありだろう。怠け者のご粗末を、どなたでもと言ったら叱られる。  百姓の実家を離れ、東京で気ままに過ごした学生時代はともかく、だだっ広い農地を抱え、四苦八苦していた親父たちを見ていた中学、高校の頃、子供たちの畑仕事への手 [続きを読む]
  • ボランティア先生
  • 子供の頃、ろくに勉強しなかった人間が今、週に一度のペースとはいえ、学校で子どもたちと一緒に勉強している。私が住む山梨市の教育委員会にはボランティアによる「学校支援制度」というのがあって、外野にいるそれぞれの分野の人達が忙しい先生達をバックアップしたり、フォローするのだ。とりあえずは2年任期。教育委員会が各分野の適任者に白羽の矢を当て、教育長が委嘱するのである。正確には「学校支援コーディネーター [続きを読む]
  • 蚊の空襲
  • 真っ暗闇に戦闘機が。ブ〜ンという飛行音だけで姿は見えない。辺りが静かな真夜中のせいか音だけが際立つ。隣でいびきをかきながら寝ているかみさんが無意識ながら太い足をピシャリ、ピシャリと叩いている。空襲に気付いて、かみさんより一足早く目を覚ました。戦闘機はどうやら一機。皮膚がむき出しになっている足や腕はもちろん、顔をも無差別攻撃してくるのだ。 蚊だ。静まり返っているので、その音は、まさに戦闘機。「 [続きを読む]
  • 花火の町は和紙の町
  • 神明の花火大会  コンピュータ制御だろうか。次から次へと打ち上げられる花火。夏の夜空で繰り広げられる光と音の競演を観ながら、ふと、どっちでもいいことを考えたりもした。華やかに、リズミカルに上がるスターマイン。迫力満点、夜空に花開くニ尺玉。直径は500mにも及ぶ。花火は一発一発の色や形の工夫と、それを立体化する連続技が花火師さんのいわば職人技である。それぞれにテーマがあって、何発もの花火で演出、観客を [続きを読む]
  • 花火の醍醐味
  • 神明の花火大会 夜空に次々と描かれる光の芸術。その広大なキャンパスにアクセントをつけるような「ド〜ン」「ド〜ン」という音。まさに光と音の競演だ。夏の夜空を彩る花火は、江戸の昔から庶民の間で親しまれた夏の風物詩でもある。浴衣姿の若いお嬢さんたち。甚平さん姿のオジサンもいる。老若男女が集まって大空を見上げるのだ。 観客席  今年も山梨県の南部・市川三郷町の富士川水系の河川敷を舞台に開かれた「神明の花 [続きを読む]
  • イタチごっこ
  • ブドウ畑 都会と違って田舎、特に農村地帯だから、畑ばかりではなく、家屋敷も狭くはない。そこで、この時期、格闘が続くのが雑草との闘いだ。幸か不幸か、いや不幸にも我が家は屋敷分だけでも約一丁歩。このうち6反歩ぐらいは、ピオーネと巨峰の葡萄。私がサラリーマンで耕作出来ないものだから知り合いに委ねて作ってもらって来た。ぐ〜たら人間。退職後もその延長線上にある。残るざっと4反歩は、住宅や植え込みの [続きを読む]
  • ブヨ
  •  真夏日。熱帯夜。やっぱり暑い。家の中の温度計は31度。温度計といっても、どなたかの結婚式の引き出物に頂いたデジタル時計。大きく算用数字で刻まれる時間の下に温度と湿度が表示されるのだ。電波時計というヤツで、同じシステムの壁時計、テレビやラジオの時報と1分、1秒違わない。例え狂ったとしても、どこかで必ず合わせてくれるのである。電波でコントロールしているのだそうだが、その理屈がアナログ人間に分かるはずが [続きを読む]
  • カブト虫
  •  横浜に住む知人夫婦がやって来た。手には虫籠を。中にはカブト虫がうようよ。50匹ぐらいが入っていた。立派な角を持ったものもいれば、角のないヤツもいる。真ん中に置かれた桃に群がり、競うように果汁を吸っている。 「こんなに沢山のカブト虫どこで採って来たの?」 「甲州市の塩山です。桃畑にいっぱいいるんですよ」 「へえ〜・・・」 この二人、夫婦だから、もちろん子供ではない。二人とも40歳近くになるれっきとし [続きを読む]
  • 一匹のハエ
  •  暑い。汗びっしょりになって野良から帰ったら、かみさんと娘がなにやら大騒ぎしているのだ。それほど広くもない茶の間をうちわ片手に飛び回っているのである。部屋の中は程よく冷房が効いている。  「お前達、何やってるんだ?」  「ハエよ、ハエ・・・」  「たかがハエ一匹。大騒ぎすること、ないじゃあないか」  「だって汚いじゃあない・・・」  見れば大きなハエが一匹。むきになって追い回す二人をあざ笑うように右に [続きを読む]
  • 料理への反応
  •  昼間、テレビのチャンネルを回せば、どこかで必ずといっていいほど料理番組をやっている。たわいもないといったら叱られるのだろうが、料理番組は主婦達の間で人気がある証拠だろう。うちのかみさんも真顔でテレビに向かい、そのレシピをメモにとっている。主婦の端くれだから、それはそれでいい。  番組はタレントさんを使って出来立ての料理を食べさせて見せる。これも当然といえば当然。面白いのはここからだ。みんな「美味 [続きを読む]