chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
気づきの経営(東矢憲二) https://blog.goo.ne.jp/ssbc0308

経営コンサルタントの気づきを毎日紹介しています

中小企業診断士・特定社会保険労務士・ITコーディネータの資格を所持して、25年間、経営コンサルタント業を営んできました。 でも、酒が第一、音楽は第二、仕事は第三のグータラ・コンサルタントです。

ken
フォロー
住所
松山市
出身
松山市
ブログ村参加

2008/09/17

arrow_drop_down
  • 職場の整え方

    人間の基本的な願いは、欲を除くと、「愛されたい」「褒められたい」「認められたい」「役に立ちたい」の四つではないでしょうか。したがって、職場の上司としては、社員を褒めることに注力すべきです。仕事をして当たり前と考えている多くの上司は、きちんと仕事が出来てもそのことを褒めません。しかし、その仕事の仕方を丁寧に観察することによって、普通ならば気づかないことにも気づき、喉をほって褒めてあげれば、その社員は喜びますよ。すると、今度は社員側に「役に立ちたい」という願いが大きくなり、その上司の望んでいた方向に動くわけです。これでwinwinの関係も整います。職場の整え方

  • 「細腕繁盛期」と「下り坂収縮期」

    私の40代は、細腕繁盛期です。経営コンサルタントとして休む間もないほど大量の仕事を戴いていましたが、コンサル能力はまだまだ未熟でした。今と比較して未熟でしたが、でも、多くの会社からの信用を得て、多くのリピートの仕事を戴いていました。そして、70代の今は「下り坂収縮期」です。体力の問題もあり昔ほどの仕事量を抱えていません。とはいえ、話力・説明力・説得力・論理構成力などは、今の方が数倍の能力アップになっています。能力はアップしていますが、がむしゃらに頑張ることはせず、ほどほどの仕事量をこなして満足しています。体力的に下降期に入っていますから、がんばらずに、下り坂をゆっくり進む「ゆとりの境地」に入っています。「細腕繁盛期」と「下り坂収縮期」

  • オンライン会議の弊害

    最近の会議は、圧倒的にオンライン会議の開催数が増えました。しかし、オンラインだと、何故か、かたぐるしく笑顔も少なく、生の情報交換も減ります。そこである工夫を試みたところ、大成功したのです。それは、初対面の面々との会議でしたが、司会進行役の私が、「オンラインだとなぜか堅苦しくなり、周辺情報も伝わらない傾向があります。なので、今回はその弊害を除去するために、敢えて、本筋の話から脱線することをいとわないようにしましょう。話題の展開を拡げる工夫を試みましょう」と。すると、初対面のメンバー同士ながら、冗談が飛び出すことによって、本筋から離れながらも、有効で貴重な意見が多数だされることになったのです。大成功です。オンライン会議の弊害

  • 与えるほどに増えるもの

    物欲の深い人は、何かを与えることは損だと考え、与えることをしません。以前の私も、周囲の方たちに積極的に提供することはありませんでした。しかし、ある時、モノの世界と異なり、仏教の世界では、与えれば与えるほど、即ち、お布施をすればするほど、増えるものがあるのですよと、教えられました。お布施によって、自分自身の徳が増えるのだと。与えるほどに増えるもの

  • 使いたくなる力

    腕力がない時は、力比べをしようとは思わないものです。しかし、力がついてくると試したくなります。権力も同様でして、権力が出来ると、つい誇示したくなるのが人情。しかし、力づくで物事を進めると、たいがいは失敗します。ビジネスにしても人間社会にしても、同じです。力づくで成し遂げようとすると、つい反発されます。ということは、力を持つほどに鞘にしまい込んで、その力を封じる必要があります。係長から課長、課長から部長、部長から取締役、昇進する方たちは、力に頼ることなく技を磨きましょう。使いたくなる力

  • 脳をょろこぱす

    能力を伸ばすために必要なことの一つは、自分の脳を喜ばせること。例えば、今、自分のしている仕事の意義を理解している場合とそうでない場合を比較した場合、前者の方が脳は喜ぶはず。意義を理解していないことに長時間費やしたとしても、脳は喜ばない。あるいは、自分の仕事の出来栄えを感謝してくれた人が「有難う」と言ってくれても、脳は喜ぶ。脳が喜ぶということは、得られた知識やテクニックがさらに冴えわたることになり、新たな課題を与えられて対処しなくてはいけない場合も、励む力が湧いてくることにつながる。とにかく、能力アップを目指すならば、脳を喜ばせなければならない。脳をょろこぱす

  • サイドビジネス

    四国ビジネスコンサルタントのサイドビジネス。経済環境の厳しい昨今、子供からお金を巻き上げる方法を思いつきました。今日一日の悪行、どうか見逃してください。(笑)サイドビジネス

  • オンラインの限界

    現在進めている厚労省の事業ですが、コロナの影響で3タイプに分けて進めています。一つは実面談によるコンサル支援、二つ目はzoomを使った支援、三つめは電話による支援です。想定したとおり、実面談が最も大きな成果を上げそうです。何しろ、雑談に広がることによって、周辺情報が大量に入手出来るからです。顔と顔を見合わせて、表情を読み取ることで、次の質問の展開を確実に行えるとともに、お互いの安心感から、雑談展開も可能になるわけです。雑談に広がることによって、お互いの信頼関係も増してきます。この部分の力がかなり大きいですね。オンラインの限界

  • 知識と知恵

    仏教の本から、次の教えを頂きました。「知識は道具であり、知恵は技術である」と。現在の学校教育は知識を詰め込むのみで、蓄えた知識の使い方(技術)を放置しているのですね。知恵を鍛えることは個人個人に任せているわけですが、それでよいのでしょうか。ということから、私の経営者教育では、知恵を磨くことに力を入れています。知識と知恵

  • 幸せとは

    幸せとはどのような状態でしょうか。ご自分で幸福を定義づけできない方は、大きな不幸せを経験することですね。簡単なことなのですが、自ら不幸せの道を歩むことはしないでしょうね。しかし、人間は必ず嫌なこと・困ること・逃げ出したいことと出逢うものです。その不幸せな出来事とどのように向き合うかで、真の幸福の意味が分かるのだと思います。幸せとは

  • 直感を磨く

    毎朝の日課のウォーキングでは、すれ違う人や車を注意深く眺めています。すると、その人の品格や運転している人の品格が、なんとなく推察できます。その時は全神経を集中し、推測する以外の雑念は全て消え去ります。力なく歩いてぼうっとしている人には魂が宿っていません。焦っている運転から漂う、人間としての落ち着きのなさ。色々なことを考え推察しますが、これは何を目指しているかと言えば、直観力を磨いているのです。予感や推察から得られたことを大切に用いていると、徐々に直観力が磨かれるという私の考えがあるからです。実は、経営コンサルタントには、直観力が必要なのです。相談を持ち掛ける経営者が真実を話しているのかどうか、話していることの裏には何が潜んでいるのか、これらが分かっていないと、正しい助言ができないのです。直感を磨く

  • 忙しいのは駄目

    「忙」は、心が亡くなると書きます。要するに、忙しい人生を送るのは、望ましい姿ではないことを意味します。私もやっと、今年になって、忙しさから遠ざかりそうです。マイペースで仕事ができる状態が整い、安堵しています。やっと人間らしく生きられます。忙しいのは駄目

  • 改善テーマ

    ビジネスにおいて問題が生じた場合、多くの場合は、その問題にかかわった人の問題というよりも、仕事の進め方としてのシステムが問題なのです。例えば、営業部の売上が上がらない時、仲間同士の不必要な競争意識が働き、情報交換などの協力意識が欠如しているといったシステム上の欠陥が浮かび上がります。経営者や管理者は、先ず、社員のあら捜しよりも、システム上の問題を探りましょう。改善テーマ

  • 私のミッション・ステートメント

    長い人生経験を経た今、これまでの反省も踏まえながら、これからの私のミッションを整理してみました。何しろ、まだまだ自己成長を目指していますので、ゆっくりと胡坐をかいているわけにはいきません。【環境との関わり方】環境は与えられるもの、すでに決まっている固定的なものと捉えないで、自分自身の努力で変えられるもの、創りだせるものとして関わっていきます。【優先順位】自分の事よりも他の人のために、易しいことよりも難しいことを、得ることよりも与えることを、損得よりも正しきことを、近きことよりも遠きことを優先させます。【常に笑いを】笑いは、パワーの根源になるとともに、人を和ませる癒しの大いなる力が宿っています。したがって、難事を解決するに際しては、歯を食いしばる深刻さではなく、力みを取る笑いをパワーの根源と位置づけます。私のミッション・ステートメント

  • 取り越し苦労

    待ち遠しい日は、その日よりも、むしろその日が来るまでのワクワク感を楽しめます。一方、嫌な日は、その日よりも、むしろその日が来るまでのイヤイヤ感に苦しみます。取り越し苦労

  • 成功を得る方法

    成功を手にする絶対的な方法は、何でしょうか。それは、失敗しても失敗しても、成功するまでくじけないことです。そうすれば、必ず成功を手に入れられます。失敗してもくじけない意思力の存在、これがキーポイントですね。では、くじけないためにはどのように対処すべきでしょうか。一段一段、上るということでしょうか。自分の力を徐々に高めることと、自分の実力に見合った目標を設定することです。すると、近いうちに必ず、成功します。なんと簡単なことでしょうか。成功を得る方法

  • 小さく生きて大きく大成

    日々の食事が将来の身体になり健康の基になる日々の読書が将来の羅針盤となり智慧の基になる日々の人づきあいが将来の人脈となりネットワークの基になる日々の継続が将来の習慣となり性格の基になる将来の大成につながるか否かは小さな日々の積み重ね次第小さく生きて大きく大成

  • 「楽し」の語源

    読書は素晴らしいですね。色々な知識が得られます。最近の収穫は、「楽し」の語源です。胎児は、ずうっと手足をすぼめて窮屈に胎内にとどまっています。そして、出産のときに「手を伸ばし」ます。この「手伸ばし」を縮めて「てのし」がさらに「たのし」に変化したようです。縮めていることは窮屈ですから、縮めている世界から解放され「楽しい」世界を作り出す。納得しました。「楽し」の語源

  • 幸せの定義

    歳を重ねてくると、「幸せ」の定義が随分変化したことに気づきます。子供のころは、「やりたいことしたいことが叶えられること」でした。青年時代は、「何がしたいか、何が幸せか、全く不明」でした、中年のころは、「自分の名前を高めたい、大きな仕事をしたいという、自分の野望が叶えられること」でした。、そして今は、「周囲の人たちに幸せを感じてもらえるように、何かのきっかけを提供したり貢献をさせて頂くこと」になりました。今の考え方を持てるようになったのは、これまでの経験の積み重ねからですが、どのような体験をしてきたか、簡単に経緯を述べましょう。当初目指した「名誉」や「お金」がある程度できてくると、より以上に嬉しい戴き物が、「有難う」という感謝の言葉なんです。その言葉は、感謝の度合いによって、感情が込められ方も違ってきますので、感...幸せの定義

  • 人としての喜び

    長い人生を重ねてくると、人としての喜びの感じ方が変わってくることに気づきます。それは、人間としての成長を裏付けるものでもあります。幼いときは、自分勝手な願いであったとしても、その願いが叶えられることに喜びを感じました。青年時代も、私は人間的に成長していなかったので、幼い時とほぼ同様であったように思います。社会人になると、自分が認められることに、より大きな喜びを感じました。そして、現在はと言えば、「他人様から必要とされることに喜びを感じ、自分の存在意義を確認しています」人としての喜び

  • 期待できない

    先日、非常に意識の低い経営者に出会いました。その方は、わが社の社員の意識は低いから、高度な仕掛けを施しても無駄だと言われます。社員の方たちに対して、何も期待していないその説明に愕然としました。ナンバー2の方がやりたいことを抑えるためにも、現状の意識の低さを問題視しているわけです。出来れば、ナンバー2の方にトップになって欲しいですね。そうすれば、私が提案させてもらったことも実行に移せるのですが、社員に期待できないトップの方は、寂しすぎます。この会社の最大の課題は、トップの方の意識です。トップが、社員に期待しない会社の社員の成長は、絶対あり得ませんから。期待できない

  • 私の投票

    以前は自民党を支持していた私ですが、最近の自民党の驕り高ぶりが目に余ることから、無党派に変わりました。そして、毎回考慮するのがバランスです。どちらが当選すると、世の中が良い方向に動くかという視点。今回の参議院選では、頼りない野党ではありますが、自民党の驕りを抑えるために、野党に投じます。過去において「該当なし」と記載したこともありましたが、バランスを意識した場合、誰かに投票した方が良いでしょう。大きく変わらなくても、小さな何かを変えるために。自分のため・自分の党のために動く「政治屋」ばかりの昨今、本物の「政治家」はいなくなりましたね。残念なことです。私の投票

  • 生の執着

    歳を重ねると、体力とともに一部の仕事力も落ちてきます。若いころに比べれば、記憶力やアイディア力はずいぶん低下したかもしれません。しかし、説得力や根回し力は若いころよりも数段上回ってますから、力の衰えはさほどないと思いたいです。とは言え、力の衰えがあるからこそ、生の執着が弱くなって、いずれかの時期に訪れる「死」を受け入れる気持ちが整いつつあります。そのように考えると、力が衰えるということは、「死の訪れ」を受け入れるための良い手段なのですね。生の執着

  • 気配り

    気配りのできる人かどうかを見分けるシーンは、私の場合、横断歩道です。車が、横断している人を待っていようがいまいが、スマホを片手に操作して、ゆっくり歩く人。こういう人はだめです。仕事の後工程や前工程の都合など、全く考えないでしょうね。こういう人は、小売店で接客して、お客様を気遣っているふりをしていても、自分の売上の成績のために頑張っていて、お客様の都合など全く考えない人だと思います。ということは、このような横断歩道のシーンをよく見かけますから、お客様本位で仕事をしているビジネス・パーソンは少ないのでしょうか。非情な事件がニュース報道される最近、自分のことしか考えない人が増えているのは残念です。しかも、政治家もこういう人が増えているのが世界の現状ですから、これからの世界の動きが心配です。せめて、自分の周りくらいは、...気配り

  • リタイアのイメージ

    そろそろリタイアの時期かなと思っています。早ければ一年、遅ければ五年。でも、仕事の大好きな私は、完全に仕事から離れるのが寂しく怖いのです。でも、古いブログをさかのぼってみますと、65歳でリタイアするという記載がありました。予定より5年好きでても、まだ仕事をしています。自営業はマイペースで時期を定められるから良いですね。しかし、リタイアに備えて、今からイメージ・トレーニングをしています。何をして過ごすのか、楽しみをどのようにして創るのか。今は、精神的な準備期間です。先日の日曜日、知人の招待でパーティーがあったのですが、この時は、公共交通機関で移動しました。久しぶりの電車ですが、切符を買ったり、到着時刻を待つときの過ごし方は、本当にのんびりとゆっくりとした時間経過です。無駄な時間を作らない自動車移動と違って、公共交...リタイアのイメージ

  • 人生は後半が勝負

    今月70歳を迎えた私。色々な組織を立ち上げてはトップの役職に就いたり、様々な機関の公職をたまわってきましたが、最近はそれらの役職から少しずつ引いています。本来は煩わしい職でしたが、一つひとつ引いていく中で、一抹の寂しさを覚えています。あると煩わしいものも、消えていくことによって寂しさを感じる、人間とは勝手なものです。先日も、電話連絡にて今月を限りに引いてくださいとの話を伺い、笑ってオーケーしましたが寂しいです。しかし、事務所に帰ってみると、別の機関から引き続き委員長をお願いしますとの連絡が入っており、少し気分を良くしました。夜も眠る時間を惜しんでしていた仕事も、その量が減ってきました。若い人を育てるためには、我々老兵は去るべきなのですが、仕事が大好きな私は、寂しくならない工夫が必要です。さ~て・・・・。人生は後半が勝負

  • 健康を気遣うわけ

    私が健康を気遣っているのは、一生、酒を飲み続けたいためです。回数を減らしても良いし、量を減らしても良いのですが、絶対に禁酒にはしない、このこだわりが、健康を気遣う私を作り上げました。絶対に成し遂げたい強い目的があれば、自ずと生活コントロールも的確に実行されます。目的は不誠実なものかもしれませんが、そのために誠実な生活を送る私が整うとすれば、良しとしましょう。(笑)健康を気遣うわけ

  • ボランティアを通じての人間成長

    ボランティアの語源は、ラテン語の「volo」(ウォロ)だそうです。これは、「自分から進んで〜する」「喜んで〜する」という意味です。つまり、「自発性」が中心になるということです。しかし、日本では、「自発性」や「主体性」の重要性がないがしろにされることがあります。たとえば「良いことだから、子ども達全員にやらせよう」という発想を持つ人もいます。しかし、ボランティア活動がもつ最大のチカラは、「私」発であること。つまり、自分自身が気になること、好きなこと、得意なこと、あるいは憤りを感じること、放っておけないと思うこと・・・そこからスタートすることに大きな意味があります。最近国内に多発している自然災害に面するとき、困っている人を助けなければと会社から促され、指示命令されて送り出される場合は、ボランティアにならないのですね。...ボランティアを通じての人間成長

  • 病と闘わない

    10数年前に発症した憩室炎、3年前に発症した痛風。これらの病に巡り合って、色々と気づかされました。私の生活習慣の間違いの気づきです。その意味では、病は天から与えられた貴重な信号です。我々は、事故は別にして、一気に命を失うことはありません。病によって、先ずは生活の間違いに気づかされます。したがって、私の場合、薬に頼ることはしないで、生活習慣の変更を試みます。憩室炎を患った時は、植物や動物などの命を、食事として戴いているという食事の意味に気付かされました。何しろ、10日以上の絶食を経て御粥を食べましたから、涙を流しながら正座して食べたのを覚えています。それ以来、暴飲暴食は収まりました。そして、痛風を患ってからは、飲酒回数を減らし、野菜食を増やして、ウォーキングも日課になりました。このように病と仲良く付き合ってますか...病と闘わない

  • 感情労働

    新しい事業形態が登場する中で、昔に比べると働き方もずいぶん変わってきました。例えば、肉体労働や頭脳労働ではなく、感情労働という新しいタイプが増えてきたのです。肉体や頭脳を用いる働き方ではなく、感情という精神面が疲れる仕事ですが、特に医療や看護関係のスタッフに要求されるタイプです。悩ましいことや嫌なことがあっても、顔色に出すことが出来ず、内に秘めていなければならないことから、ストレスがたまりやすいのです。しかし一方で、喜びもあり、その度合いも並大抵のものではないといった特色があります。先日、ある訪問看護のスタッフから聞いた話です。「私のお世話している人の中に、何をさせてもらってもお礼を言ってもらえず、いつもぶすっとした顔をしている人がいます。でも、3年間色々とお世話させてもらってきましたが、初めて嬉しそうな感触を...感情労働

  • 第三者の視点

    NPO法人の理事長をしている私は、会議の時はいつも議長として議事運営を任されています。しかし、ある時、参加時間が遅れる関係で別の方に議長を委ねました。おかげで大切な気づきを得ることが出来ました。それは、第三者の視点で会議の流れを見ていると、色々な気づき気が得られるということです。いつもは、議長役ですから、「予定時間内に終わらす」「最良の結論を導き出す」「多くの人の意見を引き出す」この三つの課題をこなすことに必死でした。しかし、今回は、第三者として議長の任務にとらわれず、全体の発言を聞いていました。そのことによって、参加者の個性的な意見を一つひとつをゆっくりと味わうことが出来ました。しかも、結論としての意見を求められたとき、全員の意見をまとめた最適な結論を出せられたと思います。今回の会議運営、非常に勉強になりまし...第三者の視点

  • 気づきとは

    「感じる」とは「刺激や出来事によって、自然に心に生じること」です。一方、「考える」は、「判断や評価の答えを出したいために、答えを意図的に筋道立てて導き出そうとすること」です。「感じる」は、受身的で自然に生じる『状態』であり、「考える」は目的を持った意図的な『行為』です。例えば、上司から叱責を受けた時、不満という感情を自然に感じます。次に、なぜ叱責を受けたのか「答え」を考えます。両者の関係性は、上記の例のように「感じる」ことから「考える」ことに繋がります。また、上記例で、上司が自分の成長を思って助言してくれたのだという答えを導き出した結果、前向きな自分の気持ちを感じます。このように、「考える」ことから「感じる」ことに繋がることもあります。重要なのは、「何を感じるか」の感じ方です。この時、その人の人間性が、「考える...気づきとは

  • 中を制すべし

    経営の大原則は「「出るを制すべし」です。したがって、会社経営においては、売上高に適合させて経費を圧縮する必要があります。売り上げの改善は、到達するのに時間を要しますから、先ずは経費削減を最重点課題とすべきです。では、柔らかい話に転換して、飲酒についてみてみましょう。酒の場合は、「入りを制すべし」に代わります。排尿をいくら頑張っても限界がありますので、飲む量を加減しなければなりません。飲みすぎに注意しましょうということですね。再度場面を変えて組織の活性化を見た場合、入りでもなく出でもなく「中を制すべし」に代わります。新人の質をチェックしたり、退職者や退会者をおさえることよりも、現在のメンバーの活性化に向けての働きかけが重要です。その意味で、「中を制すべし」という表現に代わるわけです。中を制すべし

  • 押す力と引く力

    日本人は欧米人と異なる面がいくつもありますが、その一つが力の使い方。のこぎりを使う時、欧米人は押すときに力を入れますが、日本人は引くときに力をいれます。刀の使い方も一緒です。日本人は引いて切ります。押す力と引く力の違いは筋肉の違いにも表れるそうです。そのことから連想するのが、押す力の要求される攻撃は欧米人の方が強くて、引く力が求められる「逃げる動作」は日本人の方が素早いのでしょうか。ヘンテコかもしれませんが、説得力のある論法でしょう。・・・と、自己満足です。押す力と引く力

  • 人相を変える

    以前は、美形を見分ける手立てとして顔を見てました。美人かそうでないかといった具合です。でも歳を重ねた最近は、人相を見て、その方の人格を想像しています。私自身も、人格を高めてよい人相を創ろうと努力しています。例えば、目にしても、「いつも笑っていると上まぶたの部分が丸くなり良い笑顔の印象を与える『月目』と呼ばれる目になります。一方、普段から人を見下したり、値踏みをするような視線をしていると、上まぶたの部分がまっすぐになり、下まぶたの部分が丸くなります」まだ人格的に劣っている私は、油断していると人相が悪くなります。気を付けないと・・・。人相を変える

  • 4倍の格差

    昨年から介護業界の仕事が増えている関係で、同業界に関する気づきをたくさん得ています。例えば、先日のある施設でのヒアリングで、こんな指摘を聞きました。「仕事のできる人とできない人の格差は、4倍の差があります。しかも、仕事のできる人ほど退職する傾向があります」と。要するに、介護の仕事を求めてこられる人は、困っている人のために働きたいという熱い使命感をもった人がいる一方で、どこにも採用されないから介護施設にでも勤めようかというレベルの人もいるということです。その結果が、4倍の生産性の差になって現れるのでしょう。4倍の格差

  • 人間の価値

    私の尊敬する人は、次の様な方です。①したくないけどしなければならないことを、努力して実行している。②したいけどやってはならないことを、努力して思いとどまっている。どちらが難しいかと言えば、もちろん後者です。しかし、多くの県民の方が被災された今、前者に取り組む必要があります。ボランティア活動です。公言する必要はありません。黙って何かに取り組みましょう。人間の価値

  • 保身と忖度

    自分流の仕事をしたいために独立した私ですが、昨年、ある地方自治体から頼まれて特別職に就任しました。面白そうなテーマだったので、何の問題もないと思って、月に8回そちらで公務を始めました。大失敗です。官僚の方は、民間人とは体質がずいぶん違います。上司を含めてあらゆる周囲から非難をされないように、鎧を着ての仕事なのです。ご当人たちは毎日のことなので気づいてないのでしょうが、民間人からすれば、重たい気分になります。あまりにも気遣い度が大きいのです。私は、成果そのものを求めて仕事をするわけでして、私の評価はどうなろうと全く関係ないのですが、周囲の人たちは私の業務成果が自分に及ぶものですから、私の仕事の仕方まで気遣いするわけです。この保身と忖度、いま国会でも騒がれていますが、官僚の体質かもしれません。その世界に入ってみて実...保身と忖度

  • 難しきは忍耐

    現代人は耐えることが弱くなりました。即ち、忍耐の実行ですが、忍耐には、実行するという一面と実行しないという両面の意味を持ち合わせています。前者は、何か目的を立てて何が何でも実行するという意味合いのものであり、後者は、怒りなどを態度に表さないといった、実行しないで耐える意味合いのものです。どちらも難しいのですが、私が難しさを感じるのは、特に後者の方です。怒りを抑えたりしてはいけないことを抑制するこの忍耐が、難しいのです。難しきは忍耐

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、kenさんをフォローしませんか?

ハンドル名
kenさん
ブログタイトル
気づきの経営(東矢憲二)
フォロー
気づきの経営(東矢憲二)

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用