sweetpea さん プロフィール

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sweetpeaさん: 好きなことだけしていたい・・・
ハンドル名sweetpea さん
ブログタイトル好きなことだけしていたい・・・
ブログURLhttp://bitter-sweet-pea.seesaa.net/
サイト紹介文読んだ本やマンガの感想と、歌舞伎観劇記録。
自由文読んだ本やコミックの記録が中心ですが、最近は歌舞伎ネタが増えてきました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供49回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2008/09/21 19:30

sweetpea さんのブログ記事

  • POLYPHONIC ILLUSION 飛浩隆 初期作品+批評集成
  • 『ポリフォニック・イリュージョン』 飛浩隆 「まえがき」につづいて収録された短篇「ポリフォニック・イリュージョン」の2ページ目中程まで読んだところで、いきなり中学三年生の頃の教室の風景の中に吹っ飛ばされた。 当時、仲間数人でマンガやイラスト、小説を持ち寄って質素なコピー誌なぞ作っていたのです。イベントで頒布するなんてレベルのものではなく、ただ仲間内で回し読みする程度のものでしたが。そんなコピー誌に [続きを読む]
  • これだもの・・・
  •  昨年のクリスマス・イブから3日ほどは胃腸炎で熱出して寝込み、年が明けると5日からインフルエンザで倒れてました。やっと昨日あたりから熱が下がってきたのだけど・・・ 今年の目標に「体力強化」を掲げた途端にこれだもの・・・ 散々な年末年始だったけれども、「いだてん」のプロモーションでテレビにたくさんでてた勘九郎さんが癒しでした?  [続きを読む]
  • 歌舞伎の見方 : 渡辺保
  • 『歌舞伎の見方』 渡辺保 渡辺保氏の書く歌舞伎の本を読むのが好きだ。 歌舞伎としっぽり深い仲である渡辺氏の言葉が、様々な気づきを与えてくれたり、私が歌舞伎を観て感じている言葉にならないモノに形を与えてくれたり、歌舞伎が滴らせる情感を伝えてくれて刺激的だから、というのも理由の一つだが、一番の理由は多分、書き手である渡辺氏の「内なる歌舞伎」が魅力的だからってことだと思う。 渡辺氏が書くもの中心には「歌 [続きを読む]
  • 忍法忠臣蔵 : 山田風太郎
  • 『忍法忠臣蔵』 山田風太郎 先日読んだ加藤廣『謎手本忠臣蔵』が何だか煮え切らない読後感でもやもやを残してしまったので、「あ〜 完全に振り切ったヤツ読みたい!」と選んだ山田風太郎『忍法忠臣蔵』。 『忍法忠臣蔵』・・・タイトルからして奇抜だ。赤穂浪士の吉良邸討ち入りを阻止すべく放たれる上杉家の忍者たち。吃驚仰天の忍術が炸裂する奇想天外なエンターテインメントかと思って読み始めたのだけど、「忠臣蔵」のネガ [続きを読む]
  • 謎手本忠臣蔵 : 加藤廣
  • 『謎手本忠臣蔵』 加藤廣 赤穂浪士の吉良邸討入りの裏には「ある筋」の思惑が動いていた。 討入り計画の最初から最後まで、その裏に潜み動いていたにもかかわらず、大石初め赤穂の浪人たちにも、また世間にも覚られることのなかったその秘められた思惑を「謎手本」と洒落て、『忠臣蔵』の物語の様相を書き換えようとした作品なのだろうが・・・。そんな作者の作意&作為が見えてしまって物語としては弱い。 「謎」のネタとして [続きを読む]
  • 隼人くんっ?!
  •  昨日のNHK『にっぽんの芸能』で流れたスーパー歌舞伎「八犬伝」の映像を見て、「隼人君がいるっっっ?!?」ってなったんだけど、あれは信二郎時代のお父様ですね。 男前DNAがきっちり受け継がれているとは思ってたけど、これほど似ていらしたとは・・・。 この「八犬伝」も初演を観に行っているはずなんだけど、残念ながら記憶がもう定かでない。パンフレットもすでに手元になく読み返すこともできない。うっすら思い出すのは [続きを読む]
  • 歌舞伎の愉しみ方 : 山川静夫
  • 『歌舞伎の愉しみ方』 : 山川静夫 ド派手な衣装に大仰なキメ台詞、キメポーズ。並み居る美形に、敵も味方も個性豊かで多彩なキャラクターたち。緩急自在のリズムにのって繰り広げらるアツいバトルに人間ドラマ。気分を高揚させ感情を揺さぶるかっこいい音楽。『ジャンプ』を読んで育った私にとって、鼻息の荒くなるものがいっぱいつまっていた歌舞伎の舞台。 初めて観た歌舞伎が先代猿之助さんのスーパー歌舞伎『ヤマトタケル [続きを読む]
  • 博多座十一月花形歌舞伎「あらしのよるに」
  •  風が吹きすさび、薄く月光の射す夜の岩山。重く響く太鼓の音にあわせて、こちらの崖から一頭、あちらの岩陰にまた一頭と現れる狼たちの姿。客席ごと一気に物語の世界に引き込んでしまう見事な幕開き。階段状のセットを置いて高低差をつけた舞台のつくりも効果的。 何も見えない、鼻も利かない真っ暗闇のあらしのよるにであった出会った狼のがぶと山羊のめい。すっかり打ち解け仲良くなった二頭は「あらしのよるに」を合言葉にま [続きを読む]
  • UNDER THE SILVER LAKE
  • 『UNDER THE SILVER LAKE』  監督:David Robert Mitchell恋に落ちた美女の突然の失踪。オタク青年サムは光溢れる街、LA<シルバーレイク>の闇に近づいていく――――ようこそ、謎と陰謀に満ちた街へ。  街に溢れるメッセージ、映像、音楽に隠された意味。暗号解読、都市伝説、サブリミナル・・・  何してるンだよ、アンタ・・・、だから・・・また、もぉ、なにを・・・ 何もそんなとこに迷い込まなくても、ちゃんとしよう [続きを読む]
  • 柳生黙示録 : 荒山徹
  • 『柳生黙示録』 荒山徹 『なぜ十兵衛は死なぬのだ』   『まあ、柳生十兵衛だからとしか云いようがありませんね』・・・・・・言っちゃった〜!!!!! 柳生十兵衛 vs.  キリシタン 実は先日、上川隆也主演の舞台『魔界転生』を観てきたところで、「これってもしかして『魔界転生』へのオマージュ的な?」なんて思って読み始めたわけだけど、そんなの一気にぶっとびました。 荒山作品にはつきものの顎骨粉砕必至の破壊的 [続きを読む]
  • ヘンな日本美術史 : 山口晃
  • 『ヘンな日本美術史』 山口晃 三浦しをん『風が強く吹いている』単行本の装画のいい感じ具合がとても好きで、以来、画家・山口晃氏の名前にはちょっと反応してしまう。TVのドキュメンタリーなどを見ての印象は、むずかしいことも、ややこしいものも軽々と描いているように見える「ものすごく上手い人」。 タイトルに『ヘンな』とあるからには、『すゞしろ日記』のようなユルさと可笑しみ漂う内容かと思ったのだけど、語り口はや [続きを読む]
  • 忘れ得ぬ演舞場から一年
  •  あの忘れられない『ワンピース歌舞伎』演舞場公演からはや一年。あ〜、もう一年か〜。ホント早いな〜。 『ワンピース歌舞伎』・・・あんなに気持ちが高揚して、幸福感に満たされる舞台ってなかなかない。あの舞台を観ることができた私はほんと〜に幸せ者だわ〜〜〜。 いつか再演があると信じて待ってるんだけど(お願い、私が生きてるうちにやって!)、どうせ再演するならまた違うエピソードで・・・とか思っちゃった。 別エ [続きを読む]
  • スティグマータ : 近藤史恵
  • 『スティグマータ』 近藤史恵 サイクルロードレースの世界を舞台にした『サクリファイス』シリーズ4作目。 僕〜白石誓(チカ)がヨーロッパに渡って5年。ロードレーサーとして成熟度を増し、強さのようなものを感じさせるようになったチカの姿が見られる。と同時に、『エデン』で初めてツール・ド・フランスを走っていた頃には、苛酷な苦しみの中でも憧れや喜び、高揚感でキラキラと眩く輝いていたチカの景色に、うっすらと夕 [続きを読む]
  • ぽっかり穴が・・・
  •  私の散歩コースに、趣のある離れつきの立派な日本家屋があったのです。マンションが立ち並ぶ中にぽつんと取り残されて立つその家を眺めながら、中の間取りや室内の様子を色々と思い浮かべるのが散歩中の癒し&少しばかり気持ちが高揚するひとときになっていたのですが・・・。 いつも雨戸がたてきってあったので、住む人がいないのはわかっていたのです。周囲の古い雑居ビルやアパートが取り壊されて高層マンションに建て替えら [続きを読む]
  • 『銀魂2』観てきた。
  •  サブタイトルが「牛の肝臓を食べたい」だった気がしてならん。 気楽に楽しむつもりで観にいったのに、何だかいまジワジワきてる。愛され局長・近藤勲と彼を守る二本の刀〜沖田総悟、土方十四郎。胸がアツいね! 近藤局長・勘九郎兄の涙きれいだったよ。(ヨダレにハナミズもきれいだったさぁ!) 私が勝手に「平成一きれいな顔」認定している三浦春馬、やっぱり綺麗な顔。特に最期の笑顔。 もうすっかりDVD買う気になってる [続きを読む]
  • 科学するブッダ 犀の角たち : 佐々木閑
  • 『科学するブッダ 犀の角たち』 佐々木閑 科学と仏教学両方を修めた著者が、科学と仏教それぞれが究めようとする世界と、その関連性、親和性を説く。 第一章〜三章で物理学、進化論、数学が進んできた道とこの先の展望に触れ、第四章で絶対的な超越者の存在を想定せず、自己の努力のみで真理に到ることを目標とする仏教〜その成立と特徴、科学との親近性を語る。第五章では時代が進むにつれ多様化し広まっていった大乗仏教につ [続きを読む]
  • VOICARION Ⅲ『信長の犬』
  •  前日の大失敗のダメージを引きずりつつも、初めて体験する朗読劇 〜 多彩な声の魅力と綾なすイメージの世界に出会えることを期待して、行ってきました「VOICARION Ⅲ『信長の犬』」。開場したロビーに漂う静かな高揚感、心地良いです。 一座にとんでもない雨男がいるそうで、その日の博多は雨模様。その雨が会場の中にまでついてきたかのように、スピーカーからしとしとと流れる雨音に濡れる開演前の劇場。 開幕 天下人・秀 [続きを読む]
  • そんな夏の終わり
  •  猿之助さんと勘十郎さんの舞踊『種蒔三番叟』や『吉野山』にあの新作能『紅天女』、そして観たい観たいとは思いながらもなかなか機会がない狂言を一度に観られるとあって、とても楽しみにしていた博多座の公演「古典芸能の世界〜『極』」 昼夜通して観るつもりではりきって博多座に向かったんだけど、はて? ロビー前に誰もいない・・・。 劇場の中に作業中らしき人の姿は見えるが・・・。途惑いながら入口付近に貼ってあるポ [続きを読む]
  • 読む納涼歌舞伎! 髑髏検校 : 横溝正史
  • 『髑髏検校』 横溝正史 八月・・・演舞場では『NARUTO』が開幕し、歌舞伎座では恒例となった納涼歌舞伎が始まりますね。どちらにも行けません。くやし〜っ! そのかわりと言っちゃ何ですが、夏だし暑いし、涼をとれる読物を・・・ということで選んだ横溝正史の和製ドラキュラ小説『髑髏検校』、これがもうまるで読む納涼歌舞伎! 歌舞伎座で花形役者の競演を観ているような気分でとってもワクワク、夢のひと時を過ごしました。 [続きを読む]
  • きみに贈る本
  • 『きみに贈る本』 ここ数年でとみに感じるようになったんだけど、面白い本を探して読むための気力、体力の衰えがひどい。何より、当たりを引き当てる勘がすっかり鈍っている。と、いうわけで一旦、人のオススメに頼ってみようと思って。 中村文則、佐川光晴、山崎ナオコーラ、窪三澄、朝井リョウ、円城塔。6人の作家がそれぞれ10冊の本を紹介。1作品あたり38文字×30行ほどの短い紹介文に、ご自身の人生の中に何らかの跡を [続きを読む]
  • 『パンク侍、斬られて候』観てきた
  •  感想は? と言われれば、「浅野忠信が、何か・・・・・・・凄かった・・」っていうのがいちばんで・・・。それ以上の感想・・・というと、軽い気持ちで読み始めたのに、ラストに向けてお話の圧力はぐんぐん高まり・・・今、ちょっと思考停止状態とかおふざけ的悪巧みから始まったナンセンスな大騒ぎは、ある時、そのバカ騒ぎを計画した困ったチャンたちの目の前で、本当の混乱、本物の恐怖へと、“ぐるっ”と変質する。 なんて [続きを読む]
  • 本読みの獣道 : 田中真澄
  • 『本読みの獣道』 田中眞澄 寺田寅彦の随筆集『懐手して宇宙見物』や『太宰治 滑稽小説集』がとても良かった「大人の本棚」シリーズ。 広大な書物の森の道なき道に分け入って、時には生い茂る木々の枝葉に身体を傷つけ、ぬかるむ道に足を滑らしながらもワイルドに突き進むワクワクな読書エッセイが楽しめるかと思ったのだが・・・。 家に買い揃えられた子供向けの文学全集に始まり、年齢に応じて読むべき書物に恵まれて、また [続きを読む]