迷子猫 さん プロフィール

  •  
迷子猫さん: 魔界篇
ハンドル名迷子猫 さん
ブログタイトル魔界篇
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/w_wandering_cat/
サイト紹介文「[大変災後世界]本編」に付随した物語で、[魔界]を舞台とした物語です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供2回 / 365日(平均0.0回/週) - 参加 2008/11/09 13:19

迷子猫 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 盲目の王子 Ⅸ-4
  • (Ⅸ)ー4 無動無音の空間に、時までもが凍り付き、氷結した心が、足下に鋭く切り裂かれた暗黒の裂け目――千尋の谷へと落ちて行く。 那由多の落下の目指す谷底には、果たして何が在ると言うのか……。  如何程の時の経過――数刻の後であったのか。将又、刹那の後であったのか。 唐突に発生した衝撃波が、氷結した空気を引き裂く。【っ!? ハルシゲニア!!】 瞬時に意識が覚醒し、反射的に立ち上がる。 突き動かされるように [続きを読む]
  • 盲目の王子――Ⅸ-(3)
  • (Ⅸ)ー3 横の椅子に座り、書籍を手にし、暫し目を瞑っているミレーナに、「で、ミレーナ。書籍の内容、憶える事、出来たか?」と、そっと声を掛ける。 昨日は、侍従長と侍従長輔が借りて来た山積みの書籍を一通り流し読むのに、日が落ちるまで、午後一杯の時間を費やした。そして、思った事は、行政組織や軍の部隊等の構造形態も、貴族家や政治派閥の抗争も基本、人界(アノーマ)の国家の物と大差ないと言う事と、この細々とし [続きを読む]
  • 盲目の王子――Ⅸ-(3)
  • (Ⅸ)ー3 横の椅子に座り、書籍を手にし、暫し目を瞑っているミレーナに、「で、ミレーナ。書籍の内容、憶える事、出来たか?」と、そっと声を掛ける。 昨日は、侍従長と侍従長輔が借りて来た山積みの書籍を一通り流し読むのに、日が落ちるまで、午後一杯の時間を費やした。そして、思った事は、行政組織や軍の部隊等の構造形態も、貴族家や政治派閥の抗争も基本、人界(アノーマ)の国家の物と大差ないと言う事と、この細々とし [続きを読む]
  • 盲目の王子 Ⅸー2 
  • (Ⅸ)ー2 翌朝は、「太子様。朝にございます」と、言う侍従の声に目覚めた。「相分かった」と、起き上がる。声を掛けた侍従は、室外へ居るようだった。隣の控間に、ポンサン典侍を筆頭として、侍女が十名ばかりずらりと並んでいる気配がする。「ポンサン典侍、何事だ? 然様に大人数で……。」 ポンサン典侍が、頭を下げて入室して来た。「太子様。朝のお召し替えを……」と、言い、「あの、申し訳ございません、太子様。大人 [続きを読む]
  • 過去の記事 …