たかこ さん プロフィール

  •  
たかこさん: パリのふつうの生活
ハンドル名たかこ さん
ブログタイトルパリのふつうの生活
ブログURLhttp://frenchcodeblog01.blog107.fc2.com/
サイト紹介文夫1人、子供2人、猫2匹と暮らし、映画と料理とモードが趣味。長谷川たかこのパリの日常。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供135回 / 365日(平均2.6回/週) - 参加 2009/01/14 00:00

たかこ さんのブログ記事

  • 歩み寄るマクロン、分かれるジレ・ジョーヌ
  • ずっと沈黙を守っていたエマニュエル・マクロンが20時のニュースでついに口を開く。既に来年1月1日に決まっていた燃料税引き上げは取りやめ(約40憶ユーロの“儲けそこない”)、それでも鎮まらないジレ・ジョーヌにどんな条件を出してくるか?と週末から待ちに待たれていた。13分間の演説で:〇SMIC(最低賃金)受給者に月額+100ユーロ〇残業手当を無課税に。〇2000ユーロ以下の年金受給者にCSG(国民保険と失業保険に融資する [続きを読む]
  • 養子縁組が決まるまで
  • 陣痛にあえぎながら病院にたどり着いた女性は男の子を出産した。何か月も妊娠にすら気づかなかったという母親は学生で、赤ん坊を抱くこともせず退院していく。赤ちゃんは一時的にテオと名付けられ、養子縁組担当の民生委員の手に託される。彼らのうち2人は、赤ちゃんの世話をし(ひとりは自分のうちで育てる)残りは適切な養母を探し始める。養母候補者の中にアリス(エロディ・ブシェーズ)がいた。彼女は10年前、夫と養子を探し [続きを読む]
  • マクロン、初めて折れる:燃料税引き上げ取り消し
  • ジレ・ジョーヌの抗議の強さに、政府は5日、燃料税引き上げの“モラトリアム”を発表した:1月1日に予定されていた引き上げを6カ月延ばす。これを聞いて、ジレ・ジョーヌの多くはせせら笑った。6か月の執行猶予があるだけで結果は同じじゃないか。彼らの怒りが鎮まらないのは、マクロン大統領が出てこないせいもある。12月1日、マクロンはブエノスアイレスのG20に出席していて、催涙弾で霞んだシャンゼリゼの光景をテレビで [続きを読む]
  • それでも国民の72%が賛同するジレ・ジョーヌ
  • ブランドショップのウィンドウを壊してなだれ込む壊し屋たち、凱旋門には落書き、中の博物館滅茶苦茶に・・・12月1日のジレ・ジョーヌの暴れ方はどこかの国の内戦の光景を見るようだ。11月17日の一回目デモから激しさを増すばかりの抗議集団に、驚愕、怒り、恥を感じた人は多いはず。主張は何であれ、あの暴力は許せない。落書きは洗えば落ちるけど、洗う人だって大変だ。博物館のマリアンヌ像は無残な顔に。ところが週明けに出たア [続きを読む]
  • 「おまえ」と言われて
  • いつものように時間きっかりにやってきた日本語の生徒さんナタンに、「こんにちは、元気ですか?」「はい」彼はちょっと考えて、「おまえは?」私は文字通り飛び上がった。「それはダメよ、“おまえ”はすごく仲のいい友達にしか言っちゃダメ」これまで「です・ます」の文章ばかりだったのが「普通形」を習って、「マンガとアニメの日本語!」と喜んだナタン。マンガに「おまえ」がよく出てくるので使いたかったみたいだ。気持ちは [続きを読む]
  • 再び映画館で泣いた
  • 2つのバイトを掛け持ち、ときどき姉の娘(つまり姪っ子)アマンダを学校に迎えに行くダヴィッド。社会人になるのを先延ばしにして気楽に暮らしている。シングルマザーで英語教師の姉貴サンドリーヌ(右)とアマンダ母子はダヴィッド(左)にとって一番近い家族だ。夏の始まり。パリの街には美しい季節の陽気さが漂っていた。サンドリーヌは友達とヴァンセンヌの森にピクニックに出かける。自転車を飛ばして遅れて着いたダヴィッド [続きを読む]
  • 収まらない黄色いヴェストたちの怒り
  • 先週の土曜からフランス全土で道を封鎖して抗議しているGilet Jaune/黄色いヴェスト。エンジン用燃料の値上げ−ディーゼル燃料22%、ガソリン14%値上げ−に抗議して、男性2人がfacebookで呼びかけたのが始まり。道路工事や故障修理中の人の安全のための蛍光イエローのヴェストをシンボルにして、17日の土曜日、あちこちの道路を封鎖した。参加者は28万人と言われる。発煙筒も黄色でコーディネート!燃料費値上げは、Co2排出量が [続きを読む]
  • 久しぶりに映画館で泣いた
  • ブロンド、青い眼のオデットはバレエとお絵かきが好きな8歳の少女。ある日絵を描いていると、両親の友人ジルベールが部屋に入ってくる。「お人形さんごっごしない?」「いいよ、どのお人形で遊ぶ?」「ううん、オデットがお人形になるんだ、どう思う?」「・・・・」それから機会があるごとにジルベールの“くすぐりごっこ”は続く。家族ぐるみのつきあいをしている両親の親友を告発することはできない。オデットは怒りと羞恥を抑え込 [続きを読む]
  • 大人が興奮する遊園地
  • 日本から旅行で来た友達にパリの穴場スポットを教わると、「なんでそんなこと知ってるの?」と感嘆すると同時に「アタシ、なんで知らなかったの?」と面目ない気持ちになる。今回も然り。友人カップル(20年前に一度パリに来た夫&一度も来たことがない妻)のお陰で再発見したのはMusée des Arts Forains/移動遊園地博物館。彼らのたった3日間のパリ滞在の“行きたい場所リスト”の筆頭に、この博物館が入っていた。村から村へ、 [続きを読む]
  • 夜更けに何が行われていたか?
  • 「午前4時ごろ、怒鳴り声聞かなかった?」「全然、何て怒鳴ってたの?」「『3階に売女(複数)がいる!』って何度も」「!!!」怒鳴り声で起こされたクロエは娘の友達。アパルトマンがなかなか見つからず、父親はパリから1時間以上の町に住んでいるので、一時的にうちで暮らしている。彼女の使っている部屋は中庭に面していて、どうやら怒鳴り声は隣棟の窓から聞こえてきた。「うるせーっ!て怒鳴り返せばよかったのに」「それ [続きを読む]
  • エマニュエル・マクロン48時間マラソン
  • 1918年11月11日に結ばれたドイツと連合軍の休戦協定から100年。マクロン大統領は世界72か国の首脳を招待して100年記念式典を行い、分刻みのスケジュールの週末になった。11月10日午前中トランプ大統領到着。その直前にマクロンがしたツイート“ヨーロッパの軍隊を持ったらどうか”に“けしからん”と腹を立て、さらに「オルリー空港の滑走路は専用ジェットが降りるのに短すぎる」と滑走路の長さを測らせたとか(もちろん十分の長さ [続きを読む]
  • 大人たちの危ういゲーム
  • シックな中年カップルが、親友たち−カップル2組とシングル男−をディナーによんでいる。全員が揃うのを待ちながらキッチンでワインを飲み(かなりガブガブ飲む)、「ベン(シングル男)の新しい彼女はどんな女?」ところが彼はひとりでやってきた。彼女が「お腹を壊した」という説得力のない言い訳で。食事半ばで誰か(女性)が言い出す。「ねぇゲームをしない?」「?」「携帯を全部テーブルの真ん中に置いて、メッセージ、メー [続きを読む]
  • 禁じられた名前
  • ディジョンに住む女性が生まれた子供にジハードという名前をつけた。「こんな名前をつけていいものか??」とディジョン市長から判断を求められた検事は名前の取り消しを命じた。「Jihad またはDjihadという名前は、アラブ世界では『聖なる戦い』『努力』という肯定的な意味であるが、今日のテロ状況、世論においては必然的にイスラム原理主義と結びつけられる。」その結果、「この名前を持った子供は、いじめ、からかい、非難の対 [続きを読む]
  • “ボロボロ”からの生還
  • 2015年1月7日、シャルリー・ヘブドを襲ったテロリストたちは11人を殺し、4人に重傷を負わせる。もっとも重傷だったのがジャーナリスト&作家のフィリップ・ロンソン。銃弾が顎を貫き、顔の下半分がぶっ飛んだ。10カ月の入院、17回の手術。顔と魂の“修復”を綴った『Le Lambeau』が5日、フェミナ賞を取った。ズタズタ、ボロボロ、という意味。photo:franceculture“すっかりは死んでいないので生き延びなければならない”“事件 [続きを読む]
  • マクロン・グッズが売れる店
  • エリゼ宮はあちこち痛んでいて修復が必要、その工事費に当てるため、エリゼ宮グッズ(マクロン・グッズ?)が販売され始めた。エマニュエル・マクロンのポスターや写真入りのマグカップが、文化遺産の日のエリゼ宮一般公開でも売られていた。ネットショップはBoutique.elysee.frマグカップ24.9ユーロ。これで朝コーヒーを飲んだら、マクロンな気分?サッカーワールドカップ、フランスが得点したときのポーズがTシャツに。55ユーロ [続きを読む]
  • 笑いたかったら迷わずこの一本!
  • 2年前からうつ病で仕事をしていないベルトラン(マチュー・アマルリック)。癇癪持ちで妻に去られたロラン(ギヨーム・カネ)。つぶれかかっている小さな会社の社長マルキュス(ブノア・ポールヴールド)。永遠に売れないロック歌手シモン(ジャン=ユーグ・アングラード)。全くモテないのを悩むプール職員ティエリー(フィリップ・カトリーヌ)・・・人生に疲れた中年男たちが、市営プールの“男子シンクロ・スイミング教室”で出 [続きを読む]
  • フランスで一番伝染しやすい病気?
  • アングレームのボザールに行っている娘から毎日のようにメッセージが来る。レシピを聞いてきたり、出会った野良猫の写真や、家賃の支払い催促などなど。でも昨日のは、「すごく病気みたい。昨日眠れなかった」“すごく病気”とはどういう状態なのか?電話したほうが早い。「喉が痛くて、顎まで痛くて眠らなかった」「喉が痛いなら流感か風邪じゃない?熱は?」「わからない」「まだ体温計買ってないの ?!」それには答えず、「Monon [続きを読む]
  • ニュースの裏側
  • パリの西郊外のレ・リラで、不良グループの喧嘩があり死者1名、とニュース。鉄パイプで殴打され、病院に運ばれたけど間もなく死亡した少年は13歳。14歳から17歳の男子が容疑者として警察に拘束されている・・・レ・リラは私の日本語生徒さん、ナタンが住んでいる。「安全な町って言われてない?」と会ったとき聞いてみた。ナタンは皮肉っぽく笑う。「喧嘩があったのはあなたのうちから近いの?」「はい、近い。10分くらい」「あぶな [続きを読む]
  • 新しい別れ方?
  • 一緒に暮らして10年、子供が2人いるロマーヌとフィリップ。一見、幸せな家族、でも蓋を開ければ、かって熱烈に愛し合った2人の間は冷め−キスすらせず−口を開けば喧嘩になり、子供のために一緒に暮らしている状態だった。「もうやっていけない」「このままでは子供も可哀そう」(とこの点では意見が一致)でも2つアパルトマンを借りるのは経済的に重すぎる・・・そこへ建築中のアパルトマンが見つかった。それを仕切り2つの独立 [続きを読む]
  • 怖い偶然
  • 深夜、Youtubeで『Calls』を観ていた。観ていた、というより聞いていた。『Calls』はカナル+のシリーズで、飛行機のブラックボックス、カセットの録音、警察ヘの通報電話・・・などの媒体で、映像はなく音声だけで惨事を描いている。「はい、警察です」「あの・・・ヘンな人がいるんで通報しようと思って」「あなたの名前と住所をいってください」「リザ・ラルシェ、〇×通り何番地、ナンシー」「どんな風にヘンなんですか?」「うちの [続きを読む]
  • お薦めしない”ラーメンの味”
  • 友達が観たいというので一緒に行ったら、映画が始まってすぐ、「居眠りしたら起こしてくれ」間もなくイビキが聞こえてきた。私もちょっとウトウトしたので起こさなかった。エリック・クー/Eric Khooの『la Saveur des ramen/ラーメンの味』。日&仏&シンガポール合作で、原題は『Ramen Teh』ポスターが「どこかで見たことがある」と思ったら、『餡/les Délices de Tokyo』(河?直美監督)のに似てません?ああ、樹木希林さん・・・ [続きを読む]
  • メトロで“撒く”
  • 夜10時すぎ、メトロ4番線に乗って本を読んでいたら、前に座っている男性が「S’il vous plaît」。顔を上げると、ツィードのジャケットを着た一見紳士的なオジサンがほほ笑んでいる。「は?」「日本人ですね」「はぁ」「あなたはとてもチャーミングだ」「?!」歳とともに声をかけられることは減ったが、タタミゼが残っていた(注:“タタミゼ”とは日本女性にファンタズムを持つ仏男の俗称)私はプイと席を立って引っ越した。ふ [続きを読む]
  • ”Girl”への道のり
  • 天使のような美しい顔、もうすぐ16歳になるララは、エトワールダンサーを夢見て過酷な練習に励んでいる。でも人一倍練習してもララの身体は柔軟さが足りず、思うように撓ってくれない。彼女は男の子として生まれたトランスジェンダーなのだ。ホルモン療法はしているけど「手術はまだ先のこと、あなたは若すぎる」と医師。一日も早く中身と外見を一致させたいララは待ちきれない。レオタードを着るのに毎日ひと苦労だ。父親(シング [続きを読む]
  • メトロで聞いた夢の話
  • 日曜の夜。メトロを降りたところにスーツケースを両脇に置いた中年過ぎの女性、長い階段を前にして躊躇うように立っていた。周りに頑強な男性はいない。「持ちましょう」とそのひとつに手をかけると、「あ、それ重いです」持ち上げるとなるほど重い。それは夫に任せ、小さいスーツケースを持って一緒に階段を降り始めた。「叔母が亡くなって彼女の家の後片付けをしてたんです、一日中」控えめな印象の女性がいきなりそんな話を始め [続きを読む]