たかこ さん プロフィール

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たかこさん: パリのふつうの生活
ハンドル名たかこ さん
ブログタイトルパリのふつうの生活
ブログURLhttp://frenchcodeblog01.blog107.fc2.com/
サイト紹介文夫1人、子供2人、猫2匹と暮らし、映画と料理とモードが趣味。長谷川たかこのパリの日常。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供151回 / 365日(平均2.9回/週) - 参加 2009/01/14 00:00

たかこ さんのブログ記事

  • 「アッパレな完全犯罪!」
  • と捜査官が感心する。シャルル・ドゴール空港のゴミ箱で食料を探していたSDF(住居不定者)、たまたまターミナル2Fにあるドアに寄り掛かったところ、なぜかドアが開き、そこは現金輸送会社Loomisで、たまたま「ご自由にお取りください」という状態だった。17時20分、2つのカバンを下げてドアを出てくるのを防犯カメラが捉えたのを最後に、男は行方をくらます。2つのカバンには計30万ユーロ(約4千万円)が入っていた。警察は最 [続きを読む]
  • 親子離れ日記:タッパーウェアの絆
  • 娘がアングレームから帰ってくると途端に洗面所がぐちゃぐちゃになる。アイシャドウやチークや保湿パック、細くて長い髪の毛が散乱して「洗面所、片付けなさい!」を連発することに。いつかこの散乱状態を懐かしむ日が来ると思っているけど、まだほど遠い。そして、身体の半分くらいある大きなバックパックを背負ってに発っていく。「“いつでも止めていい”と思いなさい」と言われてから安心したのか、やや前向きになった。私だっ [続きを読む]
  • “超インテリ”と国民的スターの死
  • バス停で若い男子たちがアカデミーフランセーズの話をしていた。「インテリのクラブみたいなもんさ、すごーくレベルが高い」と手を高く上げる。5日に作家・哲学者、アカデミーフランセーズ会員のジャン・ドルメソンが亡くなり、テレビラジオネットで何度も報道されたせいだ。最古のフランス学術団体アカデミーフランセーズが超インテリクラブねぇ・・・ジャン・ドルメソンは“名前と顔は知ってるけど、本は読んだことがない”人が多 [続きを読む]
  • 新幹線の定時運行が信じられないフランス国鉄
  • 日曜の昼過ぎ、モンパルナス駅の転轍機システムが故障して、電車は出発することも到着することもできなくなって完全にマヒした。モンパルナス駅は、ボルドー、トゥールーズ、ブルターニュ、ロワール地方へのTGV、ノルマンディへの特急列車が発着していて、週末地方の実家に帰っていた人、逆にパリに来ていた人、観光客などみんな立ち往生。平均3時間遅れで、TGVが到着し始めたのは夜の9時過ぎだった。払い戻しは2〜3時間の遅延 [続きを読む]
  • 『永い言い訳』 フランスで上映館が少ない訳
  • 冒頭の会話、妻に髪を切ってもらいながら、ネチネチと文句を言う夫。エゴで意地悪でサイテーのヤツ!私だったら−しかもハサミを持ってるんだから−脳天の髪を一束バッサリ切っていただろう。なのに、妻は同じレベルで言い返すことなく、寛容にかわす。彼女に代わって、私は暗闇で腹を立てていた。でもこの冒頭シーンは上手い。ほんの数分の会話がこの2人のキャラを見事に浮かび上がらせる。夫が売れっ子の作家、衣笠幸夫であるこ [続きを読む]
  • 笑って怒ったニュースザッピング
  • ボルドーで“Serial creveur/連続切り裂き魔”と呼ばれていた男(45歳)が捕まった。切り裂いていたのはタイヤで、6年半で6000台12.000個のタイヤをパンクさせた疑い。一カ月に77台、一日2.6台。こうなるとお仕事だわね。損害額200万ユーロ(2億7000万円)。防犯カメラで顔が割れ、数日前から警察に監視され、29日午前2時、スーツにネクタイ姿でウロウロしていたところを捕まった。男の手口は、駐車している車の歩道側(見つかり [続きを読む]
  • 親子離れ日記:ホームシック
  • 「毎晩泣いてる ?! どうして電話しないのよ!」「だって夜中の3時とかだもん」「あ、そう・・・」娘は小さい時から泣かないので有名な子で、「怒られても平然としている」と幼稚園の先生がぼやいていたくらいだ。「変化が過激すぎた」と娘。「うちから離れ、パリから離れ、家族や友達やボーイフレンドや猫とも離れ、夜8時になったら誰も歩いてないみたいな田舎に来ちゃって・・・」順位から言えばボーイフレンドと猫のタマが筆頭だけ [続きを読む]
  • 女ばかりの世界にひとりの男
  • 1852年、ルイ・ナポレオン(ナポレオンⅢ)のクーデターで、村の男たちは一斉逮捕され強制収容所に送られててしまった。残った女たちは、いつか夫や兄弟が戻ってくるのを夢見ながら、きつい畑作業を分担して生活していた。こうして2年が経つ。女たちの顔には疲れと欲求不満が隠せない。適齢期の女子たちは「もし見知らぬ男が村にやってきたらどうしよう?」と相談し始める。その結果、「みんなで共有する。その男が一人と寝たかっ [続きを読む]
  • 殆どタダの朝市
  • 夫が不在で、娘は友達のうちに泊まりに行ってまだ帰ってこない。ロベールをお伴に朝市に行こうと思ったら、「今、ご飯食べてる」「じゃ食べ終わったら市場まで来て」と私はひとりで魚屋に向かった。鮭やカジキマグロを買って、お財布を出すと ・・・クレジットカードがない !! うちを出るときちゃんと確認して、お財布はキャディの底に入れたのに・・・どうやって盗めたの ?? 仕方なく現金で払い、さてどうしよう?朝市はチェックを断る [続きを読む]
  • 処方箋ナシで買える薬が危険:咳&のど編
  • お医者さんもよく処方する咳止めシロップ&顆粒。ブラックリストの筆頭は:Bronchokod sans sucre toux grasse adultes(痰の絡む咳止めシロップ、ノーシュガー大人用)成分のカルボシステインは去痰剤で、咳止めとしての有効性は実証されていない。2006年にHaute Autorité de Santé(健康権力機関)の意見により、健康保険が払い戻しを停止した。その上アルコールとパラベン(防腐剤)入り+副作用(下痢、胃痛、吐き気・・・)。 [続きを読む]
  • 処方箋ナシで買える薬が危険だった
  • 風邪をひいた時、お医者に行かず風邪薬を買って直しちゃおうという人は多い。私も先週お医者に行かず(第一、かかりつけのお医者は休暇を取っていた)悪寒がひどいとパラセタモールを飲んでいた。1週間以上経っても良くならないので、ついにお医者に行くと、「ウィルス性の咽頭炎、抗生物質を飲まないと治らないですよ」と言われ、処方された抗生物質を飲みだしたら急速に良くなった。もっと早く行けばよかった、アホ・・・と思って [続きを読む]
  • 親子離れ日記
  • 娘はスーツケースを引きずって帰ってくる。中身は洗濯物と空のタッパーと絵の道具。日曜に発つはずが、「月曜の朝の美術史はもうやったことばかり、先生もつまんないからさぼる」「・・・」「午後は“瞑想の会”があるんだって」「何それ?」「さっきメールでお知らせが来たの。1時間、瞑想すると自分の姿が見えてくるんだって」「あなた、学校じゃなくて宗教団体に入ったの!?」「そうだね、行かない。じゃ月曜の夜のTGVね」彼女は [続きを読む]
  • 声の出ない週末も悪くない
  • 週末、私はテレビの前に寝そべってCanal+ à la demande(オンデマンド)で映画を観続けた。Canal+ à la demandeはCanal+でかかった映画だけでなく、古い映画、Arteでかかった映画もリストに加わり、選択肢が多い。ジャン=ピエール・メルヴィルの『Un Flic/リスボン特急』(1972)はこれで3回目?メルヴィル(『Le Cercle Rouge/仁義』(1970)『Le Samourai/サムライ』(1967)・・・)は何回観てもいい。シモン(リチャード・クレ [続きを読む]
  • 風邪薬は映画!
  • 朝起きると声が出なくなっていた。出そうと思えば出るんだけど、娘が、「ギャーッ!すごいヘビースモーカーのオバアサンみたいな声」とケラケラ笑う。笑ってる場合だろうが。前の晩、寒気がして気分が悪かったけど、いきなり声が出なくなるとは。週末に病気になるなんてまことにツイていない。夫は出張でマラケシュに行っていて、「週末来たら?」と言われていたけど、帰りの飛行機が目から火が出るほど高くて諦めた。友達と会う約 [続きを読む]
  • 日本VSフランス:ニュースの扱い方
  • 日曜の夕刻から仏メディアは「パラダイス文書」で持ち切り。国営のニュース専門ラジオ局、フランス・アンフォは特別番組にしていた。「パラダイス文書」は、2016年末、南ドイツ新聞Süddeutsche Zeitungに匿名で漏らされた(これ、パナマ文書と同じ)電子文書を皮切りに、国際調査報道ジャーナリスト連合(世界の96メディア、400人のジャーナリストのネットワーク)が1350万に上る文書を分析すること11カ月。フランスではル・モン [続きを読む]
  • ぜったい!『天国でまた会おう』
  • 伝達を咥えた犬が塹壕の中を走っていく。第一次大戦は休戦を迎えようとしていた。最後の攻勢命令を犬から受け取ったプラデル中尉は、経験のない兵士を先行させ、死者を増やす。生き埋めになりかけたアルベールは危機一髪でエデユアールに掘り出され、しかしその瞬間、エデュアールは爆弾でぶっ飛んだ。アルベールは重度の火傷を負った“命の恩人”を助けようとする。顔の下半分が無残に損傷し、軍用病院で痛みに呻くエデュアールに [続きを読む]
  • 拡大するセクハラ抗議
  • 11月1日公開になる最新作『D’après une histoire vraie/実話にもとづいて』と連動して、パリのシネマテークで始まるロマン・ポランスキーの回顧映画祭。ポランスキーと言えば1977年、アメリカで13歳の子役に性的行為をした嫌疑で有罪判決になり、一時釈放のとき国外脱出してフランスに移住している。40年前のスキャンダルがハーヴェイ・ワインスタイン事件で蘇り、シネマテークには「回顧映画祭を止めろ」と叫ぶフェミニズム運 [続きを読む]
  • 大人の恋の難しさ
  • 雪の降る森は無彩色の美しい光景。そこを牡鹿と女鹿が近づいたり離れたりしながら歩いていく・・・屠殺場の支配人エンドルが毎晩のように見る夢だ。屠殺場に新しく入ってきた品質監督者マリアは、潔癖で融通がきかない性格。社員たちと馴染めず孤立していて、エンドルの目に留まった。そしてある日、労働カウンセラーとの面接で、マリアが全く同じ夢を見ていることがわかった。驚いて戸惑う2人。50代半ば(少なくとも)のエンドルは [続きを読む]
  • オーガニック・エクスポへの道のり
  • Natexpo/ナテクスポはビオ(オーガニック)のエクスポ。nature +expoでこの名前に。食品、ワイン、サプリメント、コスメの850社が出展し、前回(2015)より会場面積も倍近くなった。フランスはヨーロッパではドイツに続いて2位のオーガニック消費国。消費のトップはやはり野菜&果物、次いで乳製品&タマゴ・・・私が興味あるオーガニック・コスメの消費も毎年前年比+10%と伸びていて、種類、質、パッケージ(以前はダサかった) [続きを読む]
  • やめられなくなるアプリ、YUKA
  • 携帯にダウンロードして、バーコードのアイコンを押すと四角い窓が現れる。その前に調べたい食品のバーコードを持ってくると直ちに読み取って《excellent/優秀》《 bon/良い》《 médiocre/まぁまぁ》《 mauvais/悪い》の総合評価、100点満点中何点、その理由を 分析してくれる。評価の理由はこちら例えばMailleのマヨネーズは《mauvais/悪い》分析は(100g中)、《欠点》有害な添加物:7( !?)カロリー:675、高すぎる飽和脂肪 [続きを読む]
  • セクハラ、訴える勇気
  • チュニジアのある町。学生パーティに出かけるマリアムは興奮している。念入りにメイクし、友達から借りたちょっと大胆なドレスを着ていざパーティへ。オリエンタルな音楽で踊り、見染めたユーセフと外に出たマリアムは、車に乗った2人組に強姦される。悪夢の始まり。マリアムは回教徒。結婚するまで処女であることが肝心だ。強姦された証明をもらおうと病院に行くと、身分証明書がないと診てあげられない、警察に行けと言われる。 [続きを読む]
  • ロベールの初仕事
  • アルバイトの“営業”に来て以来、果たしてロベールは毎日電話してくる。誰も仕事を頼んでくれないと嘆く。「今日は(今日も!)頼むことないわ、ごめんね」どうして私が謝るの?と思いつつ、何か手伝ってもらうことなかったかなぁと考える。ミニチュアカーを買いたい、と言っていた。貢献したいもんだ。ついにある晩、ロベールに電話。「モシモシ、アルバイトのこと、お母さんは知ってるの?」「うん」「宿題は?」「やった」「じ [続きを読む]
  • 今すぐ着たい、盗みたい!ディオール
  • 半世紀以上前に作られた服なのに、少しも古びず、時代を超えたエレガンス、シルエットに見とれたクリスチャン・ディオール展《夢のクチュリエ》。モードのエキスポはたくさん行ったけど、これほど「盗みたい」と思ったのは初めてだ。7月あたまにプレスオープニングの招待状をもらっていたのを忘れて、ストックホルムに行っていて、後で気づいて「アホか」と深くガッカリ。その後2回行って、来年初めの最終日まで「もう一度行くか [続きを読む]
  • ミヒャエル・ハネケのファンはみんなマゾ?
  • 『白いリボン』(2009)『愛、アムール』(2012)でカンヌ映画祭パルムドールを2回取ったミヒャエル・ハネケ。今年のカンヌ・コンペティション作品『Happy end』は何も取らなかったけど、相変わらず辛辣で、重くて、暗い。ハネケのファンはみんなマゾかと言われる所以。そういう私も、決して楽しい映画ではないと知りつつ観に行った。中心人物のアンヌ(イザベル・ユペール)は会社社長で家族も仕切り、常に前進しようとするキャ [続きを読む]
  • ロベールの“アルバイト”
  • ある晩、うちに向かっているとロベールが追いついてきた。「学校うまく行ってる?」彼はうちの子供たちが行っていた中学に9月に入学した。「ううん・・・ルイが20ユーロくれるっていうのにママンがダメって言うんだ」「ルイってクラスの友達?なぜ20ユーロもくれるの?」「彼が言った“悪い言葉”をほかの人に言わないように」つまりアンタが脅迫したってこと?と出かかったセリフを呑み込んで、「そりゃマズイよ。お母さんの言う通 [続きを読む]