tempus fugit さん プロフィール

  •  
tempus fugitさん: 上級英語への道
ハンドル名tempus fugit さん
ブログタイトル上級英語への道
ブログURLhttp://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文上級者をめざす中で出会った表現、辞書に載っていない単語、文化的背景などをメモしていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供52回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2009/02/14 19:28

tempus fugit さんのブログ記事

  • succeed 必ずしも「成功」ならず (オウム麻原代表の死刑執行)
  • 日本で生まれ日本語で育った以上、英語を多少がんばって学んだからといって、そうやすやすと母語を排除して”英語で考える”ことができるようになるわけではあるまい。先日、オウム真理教の麻原彰晃ら幹部の死刑が執行されたことを伝えるCNNの記事を読んでいて、あらためてそう思った。この記事の中に、オウムは地下鉄サリン事件でもっと大きな被害を出そうと目論んでいたが、手違いがあって果たせなかった、という記述がある。- F [続きを読む]
  • 「文字通り」でなくても使われる literally
  • このところ時間的な余裕がなく更新が滞ったままだが、そろそろ短くても何か書かねばと考えたので、literally を取り上げてみることにしよう。きっかけは、以前書いた「『技術的に』ではない technically」というエントリに先日コメントをいただいたことだ。同じように字義通りの意味から外れた使い方をする副詞の例として頭に浮かんだのである。 literally はまさに「文字通り」ということだが、元となる”文字”がなくても、単な [続きを読む]
  • 英語の語順に従って読んでこそ味わえる面白さ
  • 前回取り上げた Parthian shot 「捨てゼリフ」で引用したシャーロック・ホームズの原作の一節を読んで、ちょっと考えたことがあるのでメモしておきたい。ホームズ作品の第1作「緋色の研究」のはじめの方に出てくる場面だが、再度引用しよう。殺人事件の現場を調べたロンドン警視庁の刑事が示した推理を、その場にいたホームズが一笑に付して去っていく(より詳しくは、前回を参照いただきたい)。- 'One other thing, Lestrade,' [続きを読む]
  • Parthian shot 〜捨てゼリフ#2 (「緋色の研究」)
  • 少し前に parting shot 「捨てゼリフ」を取り上げた際、古代の国パルティアに関係ある Partian shot に由来するという説を紹介したが、こちらを使った実例を見つけたので書き留めておきたい。見つけたと言っても、私の好きなシャーロック・ホームズの作品にあったので、これまで気づかなった自分の目が節穴だったというべきだろう。シリーズの記念すべき第一作「緋色の研究」に出てくるものだ。- 'One other thing, Lestrade,' he [続きを読む]
  • 「壁にとまったハエ」は適切な訳か? 〜 fly on the wall #2
  • 面白そうな本が次々に出版されているが、時間も金も限りがある私としては、各種の書評をウェブで見てあれこれ想像をめぐらせるのが精一杯だ。そんな調子である最新の書評を眺めていたら、「あれ?」と思ったことがあった。対象となっていたのはトランプ政権の内幕を描いた「炎と怒り」で、私は未読だが、今年はじめ、出版直後の騒ぎにちなんで英語の表現を取り上げたことがある(→ tell-all, exposé 「すっぱ抜き」「暴露もの」 [続きを読む]
  • 昔の「基礎英語」は今より音声面に力を入れていた
  • 5年前の今ごろ、ラジオ講座の「基礎英語」について「初学者に不親切な内容では」と書いたが、その記事を先日お読みいただいた方から「今年の講座にも同じような感想を持った」というコメントが寄せられた(→こちら)。そこで、今年の4月号テキストを書店で読み、公式サイトでストリーミングも聞いてみたが、確かに5年前と方針に変わりはないように見受けられた。若いころ、オジサン連中から「昔はよかった」的な話をされると「 [続きを読む]
  • 「メルカリ」から market という単語が生まれた
  • 先日スマホを新調した。何か役に立つアプリはないかと電脳空間をうろうろしていたら、最近よく耳にする「メルカリ」が目にとまった。といっても、このフリマアプリを利用しようと思ったのではない。おもしろい響きの名前だが、何か意味があるのだろうか。そんな疑問が浮かんだのである。答えはすぐに見つかった。「ウィキペディア」に、次のような記述があった。- 「メルカリ」の名称は、ラテン語で「商いする」との意味の「mercar [続きを読む]
  • ace in the hole 「最後の切り札」「奥の手」
  • このところ wall の出てくる表現を続けて取り上げていて、前回は hole in the wall について書いたが、尻取りの逆のような形で ace in the hole を連想したので触れてみたい。「ここぞという時まで取っておく切り札、決め手」という意味である。日本語の「奥の手」に似ているが、英語では”切り札”を「奥」ならぬ「穴」に置いておくのかと思うとおもしろい。そう考えたが、由来を見ると、ace はもちろんのこと hole もトランプ( [続きを読む]
  • hole in the wall 「場末のパッとしない店」
  • このところ wall を使った表現について書いている流れでもうひとつ。hole in the wall は、「へんぴな所にある狭苦しい家・薄汚い店」を指す言葉である。何かの英文を読んでいて出てきたので覚えたのではない。きっかけとなったのは、この英語を直訳したような名前のスパゲッティのチェーン店である。ある時ふと、「おもしろい店名だが何か意味があるだろうか、もしかしたら英語の表現だろうか」と疑問を持ち、調べてみて探り当て [続きを読む]
  • a fly on the wall 「誰にも気づかれずにこっそり見聞きしている」
  • 先日取り上げた fly 「計画がうまくいく」からの連想で、同じ単語が使われた (to be a) fly on the wall という表現を紹介したい。「壁のハエ」とは何のことかと思うが、「他人に気づかれない形で観察している・聞き耳を立てている人」という意味である。英語圏の辞書から引用しよう。- a person who watches others without being noticedI'd love to be a fly on the wall when he tells her the news.(OALD)- to be able to wat [続きを読む]