血液の鉄人 さん プロフィール

  •  
血液の鉄人さん: 血液の鉄人のささやき
ハンドル名血液の鉄人 さん
ブログタイトル血液の鉄人のささやき
ブログURLhttp://tetsujinsan.blog8.fc2.com/
サイト紹介文エイズ研究に長年携わってきた経験から、正しいHIV感染の予防と知識の普及。
自由文エイズ検査の受ける時期、エイズ検査の解釈、その他性行為感染症の検査など幅広い情報を提供しています。

同時に世界各国で発行されたエイズ撲滅キャンペーン切手を紹介しますので、各国がどのようにエイズ撲滅に取り組んでいるかを、切手から読み取って下されば幸いです
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供26回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2009/03/09 00:49

血液の鉄人 さんのブログ記事

  • HIV検査の種類について−2.第三世代抗体検査−
  • エライサ法【HIV抗体検査のエライサ法とは】エライサ法とは免疫学的測定法のひとつで、抗体を使った免疫学的測定法のひとつでもあり、正式名称は,Enzyme-linked immuno-sorbent assay と言います。エライサとは、このEnzyme-linked immuno-sorbent assayの頭文字のELISAの略称です。別名酵素免疫測定法とも言われますがエライサ法の方がよく知られています。また、EIA法とも呼ばれます。EIA法は、Enzyme Immunoassayの略称です。 [続きを読む]
  • HIV検査の種類について−1.イムノクロマト法−
  • 【はじめに】現在のHIV検査には、1.リアルタイムPCR検査2.第三世代の抗体検査・エライサ法・PA法3.第四世代の抗原抗体検査・酵素免疫測定法・エライサ法4.イムノクロマト法による迅速抗原抗体検査及び迅速抗体検査などがあります。多くの方からHIV検査とその検査手技についての質問を受けますので、数回に分けてHIV検査の手技について解説していきたいと思います。今回は第一回目として、イムノクロマト法について解説いたします。 [続きを読む]
  • 2018年3月26日〜6月24日までの新規HIV感染者数とAIDS患者数
  • 1.新規HIV感染者数1)男女別感染者数男性 205人女性  14人計  219人2)感染経路・異性間の性的接触 男性33人、女性11人 合計44人・同性間の性的接触 男性141人、女性0人 合計141人・母子感染 男性0人、女性0人 合計0人・静注薬物使用静注薬物使用 男性0人、女性0人 合計0人・感染経路が複数ある 男性6人、女性0人 合計6人・感染経路不明 男性25人、女性3人 合計28人2)年齢別感染者数10歳未満   男性 [続きを読む]
  • 2018年1月〜3月25日までの新規HIV感染者数とAIDS患者数
  • 2018年1月〜3月25日までの新規HIV感染者数とAIDS患者数についてお知らせ致します。1.新規HIV感染者数1)男女別感染者数男性 192人女性  15人計  207人2)感染経路・異性間の性的接触 男性29人、女性10人 合計39人・同性間の性的接触 男性148人、女性0人 合計148人・母子感染 男性0人、女性0人 合計0人・静注薬物使用静注薬物使用 男性0人、女性0人 合計0人・感染経路が複数ある 男性2人、女性0人 合計2人 [続きを読む]
  • 咽頭淋菌検査の注意点!!
  • 最近オーラルセックスで咽頭に淋菌に感染する人が増加しています。今回は咽頭淋菌検査の注意点について解説していくます。口腔内には非病原性菌の常在菌であるナイセリア属がわかっているだけで11種も存在しています。病原性のある淋菌も実はこのナイセリア属なのです。淋菌咽頭感染検査には、PCR法は使用することは出来ません!!何故なら遺伝子増幅法であるPCR法はナイセリア属と交差反応を示すため、このナイセリア属の細菌を淋菌 [続きを読む]
  • HIV検査における偽陰性反応(False-Negative Reaction)とは
  • 偽陰性とは、実際はHIV感染しているのに、HIV検査で陰性となることを言います。実際はHIVに感染しているのにもかかわらず、HIV検査が陰性となり、感染していないという結果がでることです。主たる原因としては検査受けるタイミングによるものです。HIVに感染して早い時期には血液中にはHIV抗体が無いことや、HIV抗体が存在していたとしても、HIV検査の感度以下の量であることから陰性となってしまいます。従って偽陰性反応を防ぐた [続きを読む]
  • 日本におけるHIV-2感染者の現状
  • HIV-2はHIV-1の発見より数年後に発見されたウイルスで、AIDSをごく少人数にしか発症しないウイルスです。なぜHIV-2が多くの感染者に対して症状を発症しないのか、これについては現在でも完全には解明はされていません。しかし、最近の研究ではHIV-2に感染すると宿主の免疫反応が強くなるから、あるいはHIVそのものの複製能力がもともと弱いからAIDSが発症しないのではないかということが提唱されています。1992年と2002年に合わせ [続きを読む]
  • お見舞い申し上げます
  • 2018年6月18日に大阪府北部を震源とした地震により、被害に遭われました皆様とそのご家族様及びご関係の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。皆様が一日も早く日常生活を取り戻すことが出来ますように心よりお祈り申し上げます。 [続きを読む]
  • 保健所が実施している無料梅毒検査の落とし穴!!!
  • 梅毒の流行が依然として衰えることがありません。これを危惧して多くの保健所が無料で梅毒検査を実施し始めていますが、この点について危惧されることを解説していきたいと思います。梅毒検査には、脂質抗原を使用したSTS検査とTPを抗原としたTP検査があることは、周知の事実ですが、これらの検査は当然受ける最適な時期が異なっています。1.STS検査は、不安な行為から4週で受ければ信頼できる結果が得られます。2.TP検査は、不安 [続きを読む]
  • HIV検査における偽陽性反応
  • HIV検査における偽陽性反応とは、実際はHIVに感染していないのに、HIV検査で陽性となる事を言います。これは非特異的反応(ニセの反応)で、HIV検査で 0.3%〜1%程度の割合で出現します。要するにHIV感染とは関係ない血液内の他の抗体・物質等がHIV検査試薬試薬と反応してしまう訳です。そのためにHIVスクリーニング検査で陽性となった場合には、その時点では真にHIVに感染しているとは言えません。再度採血し確認検査(ウェスタン [続きを読む]
  • 梅毒検査における生物学的偽陽性反応とは
  • 梅毒血清学検査のSTS検査(Serologic Test for Syphilis)では、抗カルジオリピン抗体を用いて検査をしますが、梅毒トレポネーマに感染していないにもかかわらず陽性反応がみられます、このような現象を生物学的偽陽性反応(BFP:Biological False Positive)と呼びます。STS検査はカルジオリピンと言うリン脂質に対する抗体を検出しますが、リン脂質は細胞質などの成分として生物界に広く分布していることから、梅毒以外の疾患でもリ [続きを読む]
  • 相変わらず"いきなりエイズ"は多い!!
  • 2017年に新たにHIVに感染した人は、1407人(速報値)で、2016年に比べると僅かに減少傾向にありますが、感染者数は横ばいでこの10年続いています。HIVに感染しても早期に発見し早期に治療を開始すれば、AIDSの発症を抑え込む事ができ、過去のように死の病ではなくなりました。2017年のHIV感染者1407人の内、415人(29%)が検査を受けた時点でAIDSを発症している"いきなりエイズ"エイズというショッキングな結果が得られています。 [続きを読む]
  • 日本での梅毒の流行している理由とは
  • 現在日本国内では梅毒が大流行しています。2017年の梅毒の患者報告数は、5770人と、現行の集計になった2011年以降初めて5000人を突破しています。特に近年は、特に20代を中心とした女性の間で梅毒患者増加していることから、この年齢層が妊娠・出産の時期と重なることから、危惧されているのが「先天梅毒」です。妊娠中の女性が感染すると、流産や早産などの原因になるだけでなく、赤ちゃんに先天性の障害を引き起こすことがあるの [続きを読む]
  • 無症候性梅毒にご注意!!
  • 症状は認めないが、梅毒血清反応が陽性のものを言います。当然偽陽性を除外するためにTP検査(TPHAやFTA-abs)も行って梅毒トレポネーマ感染の確定が必要となります。要するに生物学的偽陽性反応(BFP)を除外する必要があります。無症候性梅毒は、臨床的には以下の3つの時期がそれにあたります。1.初感染後、全く症状が出ない時期2.第1期から2期への移行期3.第2期の発疹消失後この時期、はっきりいって感染者に自覚が全くありません [続きを読む]
  • 口内炎について−2.カタル性口内炎−
  • カタル性口内炎とは、赤い斑点状のものが口の中の粘膜にできる口内炎。別名「紅斑性口内炎」とも言われています。歯の被せものが合っていない場合や、歯科矯正の器具が口腔粘膜に擦れている場合、熱いものを食べたときの火傷、などが原因で起こります。特徴として、粘膜が部分的に赤く腫れ、触れると痛みますが、比較的軽い症状であることの多い口内炎です。カタル性口内炎の原因1.矯正器具が歯ぐきや粘膜にぶつかることによる刺激 [続きを読む]
  • 口内炎について−1.アフタ性口内炎−
  • 口の中に口内炎が出来ると痛みや違和感で食事も進まず、仕事に集中出来なくなります。また、HIVに感染すると口内炎が出来やすいとも言われているようですので、口内炎について解説してみます。口の中で、歯以外の部分は口腔粘膜という組織で覆われていますが、この粘膜の部分にできものや傷が出来ると痛みを伴い会話や食事をする際に支障がでてきます。口腔粘膜は食べ物などで汚れやすく、食事・歯などによる刺激も受けやすい部で [続きを読む]
  • HIV感染による免疫不全−2.体液性免疫低下−
  • HIV感染により引き起こされる免疫不全についての続きです。2.体液性免疫低下体液性免疫はB細胞が生産する抗体による体内に侵入した異物処理のことを言います。体液性免疫とは抗体や補体を中心とした免疫系で、抗体が血清中に溶解して存在するためこのように呼ばれます。HIV感染患者ではB細胞の異常調節が起こり,細菌感染症に罹患しやすくなります。これはHIVが直接B細胞に働き掛けてB細胞の機能異常を引き起こしている訳です。 [続きを読む]
  • HIV感染による免疫不全−1.好中球減少−
  • HIV感染により引き起こされるふたつの免疫不全について解説いたします。今回は好中球減少について解説いたします。好中球は5種類ある白血球(好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球)のひとつで3種ある顆粒球(好中球,好酸球,好塩基球)のひとつで、中性色素に染まる殺菌性特殊顆粒を持っています。盛んな遊走運動を行い、主に生体内に侵入してきた細菌や真菌類を貪食(飲み込む事)殺菌を行うことで、感染を防ぐ役割を果たし [続きを読む]
  • HIVの感染率が低いと侮るのは危険
  • HIVの感染経路としては、コンドームなしの膣性交と肛門性交ががもっとも多い。HIVに関してよく耳にするのは感染率が非常に弱いということです。一般的によく言われているのは、1回の性交渉における感染確率は0.1〜1%程度と非常に感染確率が低いということです。これを単純に計算すると、HIV感染者と100〜1000回性交渉をして感染する確率といえますが、これは100〜1000回性行為をして感染するのではありません。たった一回の性行為 [続きを読む]
  • HIVといきなりエイズ
  • HIVに感染してからAIDSを発症までには10数年経過が必要とすることは常識であったが、近年では4〜6年前後の短い期間で発症するようになってきています。HIVに感染してもすぐにAIDSを発症することはなく、数年間の無症候期があることからして、日本国内においては実際のHIV感染者数は総診断数を上回ることが予測されています。HIVに感染するリスクの高い不安な行為を行っても、HIV検査を受けずに放置し、数年後に体調が悪くなり受 [続きを読む]
  • HIV郵送検査利用に当たっての注意
  • 民間会社が実施するHIVの郵送検査を2015年と2016年の2年間に利用して陽性と判定された248人のうち、検査会社が確定診断のため医療機関を紹介できたのは78件、医療機関の受診を確認できたのは6人(2%)しかいないことが厚生労働省研究班の調査で明らかになっています。HIV郵送検査は、専用の器具で採血して会社や検査センターに郵便で送り、検査終了後検査結果がウェブなどで確認できる便利さが受けて毎年利用者はうなぎのぼりに [続きを読む]