男女3人による文芸集団。 詩とコラムで綴った日常のドラマを 蜂の巣(Beehive)のように集めました。
散文のような歌詞のような独り言のような「詩・詞・ことば」を書きためていこうと思います。 メンバーは三人ですが、ある時は素のままの自分で、 ある時は別の人格の、でも確かに自分に内在する誰かになりきって 日常という宇宙に点在する無数のドラマを紡いでいけたらな、と思います。 そんな同時多発的な一瞬が、ハチの巣のように集まってパラレルに存在する小宇宙…。 Beehiveワールドをお楽しみください。
あじさいの葉に滴 まるで ここで夜を明かしたよう たたずむ半袖には 朝の公園の冷気 ビニール傘でつつく水たまりは 寝不足の思考の波紋 どこから昨夜で どこから今日なのか おかまいなしに輪を広げる こうしている今も 同時に存在する すべての時間 物理学者の口車によれば 昨日の私は 誰も傷つけぬまま永遠で 未来に負うべき傷は もうすでにここにある ああ それは俯瞰して…
息の白も 溶けて 散じて 一瞬 みぞれの結…
風がしみるなら 目を閉じればいいのだろう でもそれじゃ まるで負けたみたいで …
「素直になれ」なんて 軽々しく言うな ずしりと重い 砂の心 その深みに おり…
前記事の「ブログ休止のお知らせ」では、多くの方から励ましのコメント・ブログ玉・メッセージをいただきました。 心よりお礼申し上げます。 あの後、多くの方のご協力により迷惑コメントのIPアドレスが絞り込まれ(複数ありました)、アドレスの解析を依頼した第三者によって、本人への警告通達が行われました。 そのため詳しい経緯や個人情報を我々は把握していませんが、私たちは犯人探し…
いつもBeehiveにご訪問いただき、ありがとうございます。 皆さんからたくさんのコメントをいただき、ここは私たちメンバー三人の大好きな交流サロンとなっていました。 ときどきメンバー同士でケンカしたり、からかいあうという場面もありましたが、それもなかなか面白かったです。 ですが、このほど、Beehiveのメンバーの名前を騙って、ここを訪問してくださる方のブログに心ないコメントを書き込むという事例が多…
許しを乞うわけではありません あなたを裏切ってまで そいとげた 罪におわりはありません ただ 残される者の慟哭が かつてのあなたの痛みなら わたしはあまりにも ものを知らずにいたのです お体に気をつけて わたしはこれからも生きていきます したたかに 淡々と 〈K〉
紅ひく唇は柘榴の実 柔な頬は飴色の照り 幼い官能に秋の陽射しは凍て落ちる …
次の文章を読んで、以下の問いにこたえなさい 無関心も 理解したふりも 受けつけ…
「ここのクロワッサンが おいしいの サクサクしてるんだけど あんまり脂っぽくない…
「場末」という言葉に胸踊るタイプ たいして悩みはなくても 酔いのやるせなさにはちゃっかり溺れて 自作自演の夜は お手軽な頽廃 ありがちな無頼 孤独を売りにするほど無邪気ではないけど 人知れず虚無を抱いてるつもりで よくよく聞けば業界の部課長クラス ここで朝を迎えても どうせ帰るは郊外の新築マンション 矢野さんはちがうと思ってた 彼だけは特別 深入りもほどほどに ママはそう言ってたけれど 江ノ島に行こうって言ってくれたから 友だちか..
僕らは二人で会った。 彼の不在の秋に。 備前に活けられたリンドウの青は 彼…
シースルーのエレベーターが もぎとるように 僕らを持ち…
風が つめたかろう かわってあげられないし かわりたくもない こんな断崖…
逝く夏に 橋の袂の 曼珠紗華 欄干に置く 爪さきに 朱い残像 にじみゆき …
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