草子 さん プロフィール

  •  
草子さん: 旅するように暮らしたい
ハンドル名草子 さん
ブログタイトル旅するように暮らしたい
ブログURLhttp://vegebatake.exblog.jp/
サイト紹介文ぽかんと空を眺め、早く老人になりたいと願うようなこどもだった。しくじり草子の、居場所さがしの備忘録。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供39回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2009/03/12 14:54

草子 さんのブログ記事

  • のりたま弁
  • いつだったか、民俗の資料を読んでいたら、ちゃぶ台の時代の食事事情が載っていた。戦前は、みんな、お米をたくさん食べていた。野菜や乾物や豆腐も、たくさん食べていた。質素ではあるが、からだによさそうな日々のお惣菜に惹かれた。資料に載っていた中の海苔と上の炒り玉子が二重になっている、女子用のお弁当を真似っこ。白飯×海苔×玉子=最強。うまうま♪にほんブログ村 [続きを読む]
  • 昨日のコロッケ弁
  • 凝ったお弁当をつくれたらいいなあ、と思うのだけれど、思いとは裏腹に地味さがどんどん加速する今日この頃である。通っていた中学校の近くにお肉屋さんがあった。そのお肉屋さんは今、小さいながらもスーパーになっていて、一日に何度も揚げるいわゆる「お肉屋さんのコロッケ」が地元で人気なのだ。じゃが芋がほくほくで、ラードが香ばしくて、昔から一個40円なのも嬉しい。コロッケを3個買う。お夕飯に2個食べて、1個を次の日の [続きを読む]
  • 弁当箱復活
  • もう随分前に、大内宿で求めたお弁当箱。木のやわらかな感触と、大きさもちょうどよく、手入れが下手でカビさせてしまってもどうにも捨てられずにいた。漂白しても落ちないカビではあるが、それなら、なにかを塗布して閉じ込めようかとあるとき思いつき、内側に漆を塗ってみたのだった。上等のものなら本職に塗り直しを頼みたいところだが、持ち込むのも恥ずかしい品なので(しかし愛着はたっぷりある!)これはもう自分で塗るしか [続きを読む]
  • 11月22日の朝
  • 庭のくぼみに初氷。シロツメクサとヒメジョンに初霜。いつの間にかピンクに変わってしまったけれど、ほんとうは紫の薔薇にも霜。寄り添わないことも大事。適当に逃げられるようにしておくといい。そう教えてくれたひとにちゃんと逢えたらいいのに、と思っていた日だった。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 雲月
  • 時間の流れは緩まない。置き去られるな、とそのひとはわたしに言う。でも、もう、いいのかもしれない。性急に追いかけたい価値など、此処には、なくなってしまった。とっくに。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 初雪
  • 車を走らせていたら、フロントガラスにあたる雨が雪に変わった。ある程度の標高から上は雪。臨む山並みが横半分に、白くなっていく。例年より5日早い初雪。雪国の冬がはじまる。間違いなく憂鬱な雪なのに、気持ちのどこかでほっとするのは何故なのだろうか。雪は仕方のないもの。好きとか嫌いとかではないけれど、嫌いだけど好きなもの、なのかもしれない。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 暗がりの中の陽だまり
  • こちらに居れば、あちらが気になり。あちらへ行ってみれば、むこうから呼ばれる。いろいろ、いろいろあって、いよいよ定まらずに何年か経ってしまった。なにがよいのか、ますます掴めないが、今までなんの保証もなくやってきたのだから、今さら臆することでもなかろう、と結論。もがれた柿が、物置で追熟を待たれていた。柿とは、こんなに、あざやかな色だったろうかと、生まれて初めて柿を見たような気持ちになった。陽だまりは、 [続きを読む]
  • ようやく睡魔が
  • どうやっても、自己否定から抜け出せないでいた。諦めと絶望の数日間があった。たいしたことのない、けれど、へこむには充分なダークにやられてしまっていた。二度めのオファーで、迷いが切望に変わる。だれがなにをしてこようと、わたしがわたしを、これでいいと思えるまでは。そう決めたら途端に睡魔が、うねるように降りてきた。とりあえず、おやすみなさい。にほんブログ村 [続きを読む]
  • へっぽこ草刈りだったか…
  • 9月に初めて草刈り機をおそるおそる扱ってみて、これはイケる!素質あるかも?などと内心ちょっぴりだけ自画自賛していたわたしは、慢心を思い知る。先日、畑に居たら、近所のおじさんがニコニコやってきた。「あのなー」「黙ってやってしょもで、わーりかったんだども」はい?「草子ちゃんのあっちのうちな」はい?「あんまひんでんで」「おら草刈ってやったよー」!!!要約すると、わがやの古い空き家の庭があまりにも荒れてい [続きを読む]
  • 芋まつり
  • 今年のさつま芋は「紅はるか」だけ。一昨年まで紫芋にはまっていた師匠の気分が変わったらしい。芋や豆や南瓜といった(師匠の好きな)野菜の品種は、当然ながら師匠(の独裁力)によってセレクトされるのである。10月1日、丁稚も呼ばれて芋を掘った。つるをたぐり、引き抜き、芋を探り当てる。汗だらだら。気温の下がらない秋。師匠の好きな「芋ふかし」、シンプル。どちらかというと芋が苦手な丁稚は、素揚げして、蜜をからめて [続きを読む]
  • このごろの野菜食
  • 畑仕事の帰りは、かならず野菜がついてくる。間引きながら食べている季節は、いいもわるいもない。ホウレンソウを測ったら、根っこを入れないでも50センチ以上。2株をサッと茹でるだけで、ドンブリ一杯のおひたしができてしまった。(ちょっと苦しい…)朝ごはんは、新米コシヒカリ、山のきのこときぬごしのお味噌汁。玉子焼き、ホウレンソウのおひたし、わかめのおろし和え。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 畑報告
  • この秋は、3日おきくらいに雨が降ってくれたので、かつてないほど発芽がよかった。わたしは暇さえあれば、なっぱの間引きをやっていた。机に向かっていても、間引きが気になり、本業あとまわしで畑に行くほど、どれも、これも、ぐんぐん育つものだから、友人知人にもらってもらい、「ありがとう、助かる」なんて言ってた。これは9月20日の畑。これは10月22日の畑。品種で数えると、軽く50種類以上はあるかな。もっとかな。今ちょっ [続きを読む]
  • 金平糖花
  • うちの畑の湿った辺りに、毎年、ミゾソバが花を咲かせる。今年は草刈機で刈られたにもかかわらず、やっぱり、一角がお花畑みたいになった。ミゾソバを金平糖花という可愛らしい名前で教えてもらってからは、倣ってコンペイトウバナと呼んでいる。金平糖花にふれるとぽろぽろこぼれるようになって、秋もいよいよ終わりかな。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 海月(くらげ)
  • 小海老系プランクトンや小魚を海月は捕食するのだけれど、なかには海月を食べる海月も居るのだと水族館で聞いた。食べるほうの海月は自分から獲物に襲いかかることはなく、たまたま近づいてきた他の海月を触手でとらえ、口まで手繰り寄せて養分にする。食べられるほうの海月はたまたま近づいてきた触手に捕えられ、なにが起こったかを理解できないまま命を終える。のだが、食べるほうの海月も食べられるほうの海月も脳味噌を持って [続きを読む]
  • 秋陽
  • 明治からを遺す水場に、やわらかくなった秋の陽射しがこぼれていた。でも、庭にはまだ、青もみじがさやさやと。ひずんだ板硝子なんかの不完全なゆるさは、わたしの好きを超えている。夏を騒いでいた人たちは、何処へ消えてしまったのだろう。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 朝方の虫の音
  • ちいさな鈴を振るように、草むらで虫が鳴いている。夜通し震わせてくれる羽根を聴きながら、このごろは、眠りについている。空が白んでくる。雪国の秋は駆け足。窓を開けたまま眠れるのも、あとわずか。にほんブログ村 [続きを読む]
  • さつま芋のレモン煮
  • もったりした食感の南瓜とか、煮豆とか、さつま芋とかさつま芋とかさつま芋とかみたいなものが実は苦手なのだけれど、畑で採れるからには食べるのだ。消極的に。今年のさつま芋は「紅はるか」という品種。おいしいと師匠は言うが、丁稚には、おいしさが今ひとつ解らない。「さつま芋のレモン煮」は、レモンの輪切りといっしょに砂糖、かくし味の塩、ひたひたの水で煮る。(酒をとぷとぷ入れると料亭っぽくなる)それにしても、秋に [続きを読む]
  • 草刈りの日
  • 雑草退治には、つねに、膨大な時間と労力を費やしてきた。除草剤を撒かないと決めているので納得のうえではあるが、トータルで一反オーバーの面積の表土を明けても暮れても小鎌で撫で尽くさなければならないことが、いいかげんイヤになった。師匠は体力気力が落ちるお年頃。丁稚は本業で時間不足だし、この夏は二度も熱中症に倒れた。イヤというよりも、これはもう限界。あきらめて除草剤を撒きましょう、と師匠はついに言った。だ [続きを読む]
  • 残暑お見舞い申し上げます。
  • 長いこと留守にしていました。黙って居なくなるつもりもなかったのですが、ふと気がついたら、不在にした時間だけが過ぎていました。シンと静まり返った空き家みたいな拙宅へ、心配して覗きにきてくださった方。コメントをくださった方。ありがとうございました。それでは、何処で何をしていたかといえば、ご報告できるほど変わったこともなく。まあまあ怠惰に、たまに忙しく、そんな数か月でした。あいかわらずの現場弁当。まだ片 [続きを読む]
  • 天気雨
  • 杉木立の参道を歩いていたら、小雨が降りだした。飽和した空気中の水が森のなかを漂っていたり、辺りをしっとりとつつんだりしていて、それが、こまかな水滴になって落ちてくる。越後一ノ宮。ふうらりと来てしまった。手と口を清め、ゆるやかな石の道をのぼり、二礼四拍手一礼。儀礼的なつもりで、なんの気なしに打った自分の柏手が、あまりにも響いたので驚いた。たいして力を入れないのに、空気がビンビン震えるなんて。いったい [続きを読む]
  • 筍の煮もの
  • 筍だけの煮ものが好き。ほかになにも入らない、いさぎよさみたいなところが好きなのかもしれない。母の筍の煮ものは、「だけ」ではなく、さまざま入る。筍、あぶらあげ、ほしかぶ(輪切りの切り干し大根)、じゃが芋、ときにはワラビやニンジンも。畑や山にあるもの、保存食材、なんでも併せてしまうのがド田舎流。若いころにはなんだかいやだった、無神経な雑多感も、今では好ましく思える。祖父母が逝き、両親が老い、静かな家族 [続きを読む]
  • 6月のことなのに
  • 裏方だけでは済まない。だけど、単純に表に出ればよいものでもない。また、ハードルがあがった。立場と立ち位置を、間違えないように。そればかりを考えている。6月問題のプレ仕事。あさってから3日間。にほんブログ村 [続きを読む]
  • ヨモギ仕事
  • 今年は特別、たくさんのヨモギを摘んだ。ちょっとした秘密の場所があって、そこには、やわらかいヨモギがわさわさ生えているので、つい欲ばりな気持になってしまった。やわらかい芯の部分だけを摘み取ったヨモギは、持ち帰ったら、さらにやわらかい部分だけをちぎり、重層を加えた熱湯で茹でる。水気をギュッと絞り、小さくまとめて天日に干す。干しあがると、紅花餅みたいになるので、湿気ないようにして保存。これをどうするかと [続きを読む]
  • 道端のタケノコ
  • 今年は例年になくタケノコが不作だとかで、スーパーに出ていないし、出ていても驚く値段なので諦めていたのだけれど、たまたま通った道端でタケノコを発見。ころんと太ったタケノコがビニール袋に入れられて簡易な棚にぶらさがっている。灯台下暗しとはよく言ったもので、まさか、地元の無人野菜売り場に豊富に並んでいようとは。数人の先客がいて、ああだこうだとタケノコを品定めしながら、どのひとも嬉しそうに笑っている。母親 [続きを読む]