日曜日 雪今日は大晦日。今年は年末に長く懸案だった書斎の整理をやって、かなり働きやすい環境に変えた。年内にやらねばならない仕事も大体仕上げたし、年またがりの仕事は数点残しつつもまあ年を越せそう。今年一年を振り返ると、どうしても黒田杏子先生の急逝があ
俳句と文芸評論などの五十嵐秀彦的俳人日記
札幌市在住の俳人・五十嵐秀彦(藍生、雪華、現代俳句協会所属)の俳人日記。 読書記録や、句会のこと、評論執筆経過の報告などなど。
日曜日 雪今日は大晦日。今年は年末に長く懸案だった書斎の整理をやって、かなり働きやすい環境に変えた。年内にやらねばならない仕事も大体仕上げたし、年またがりの仕事は数点残しつつもまあ年を越せそう。今年一年を振り返ると、どうしても黒田杏子先生の急逝があ
土曜日 雨6月1日付けで第2句集『暗渠の雪』(書肆アルス)を刊行した。第1句集『無量』からちょうど10年目だ。この歳月はぼくの俳句人生の濃厚な時間だったと思う。その濃厚さを思えば、この程度の作品にしかならなかったのかという残念さも実はある。それでも
火曜日 晴れ前回のブログでは道立文学館での特別展「細谷源二と齋藤玄 北方詩としての俳句」の情報をアップしていた。お陰様で無事開催期間を走り終えて、そのことの報告もしたいところなのだが、それはまた後日のこととしよう。実は、ぼくの人生にとってとても重大な
金曜日 曇り昨日ご紹介した道立文学館での「細谷源二と齊藤玄」展について、少し情報を追加します。1)マスコミ報道マスコミではこれまで北海道新聞や朝日新聞等で記事を書いていただきました。道新では2月4日夕刊に下のように大きく出ました。2)現代俳句協
木曜日 雪寒い。今日はすこし吹雪きました。これでは道立文学館の来館者も伸びそうもないなぁ。と思ったので、以下宣伝です。1月21日から3月19日まで、札幌市中島公園の北海道立文学館にて特別展「細谷源二と齋藤玄 北方詩としての俳句」が開催されています
日曜日 弱雪元日。新年おめでとうございます。2023年ですね。令和5年。さすがにまだ今日のところはしっくりこない。所属結社誌の1月号について。まず「藍生」1月号。 主宰詠 北風や龍太先生竹箒 黒田杏子 一月の川一月の三代目
土曜日大晦日。ブログから離れていますが、年末ぐらいは1年のまとめ記事をアップしておくことにします。◆2022年の主な活動記録は以下のとおり(きわめてザックリ)1月9日、松山市での「あしらの俳句甲子園」に審査員として参加。「俳句四季」2月号、「句会
土曜日 元旦。皆さま、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。◇年末に所属結社誌の新年号がそれぞれ届いた。「藍生」の1月号は、先に亡くなった瀬戸内寂聴特集。黒田杏子主宰と寂聴師との特別な関係があっての特集である。い
金曜日 晴れ大晦日。一年はあっという間だ。ブログをさぼっているけれど、今年一年のことを一応書いて記録にしておこうかな。今年は思えば節目のときだったのかもしれない。長年勤めた職場を退職した。ようやく細々とだが文筆一本でいくことになる。幸いやらせていた
金曜日 曇り今月の3日に「文学フリマ札幌」が開催された。俳句集団【itak】も出店。フリマで売りやすい小冊子を作ろうということを前から考えていて、どうせやるなら次に繋がっていくような冊子にしたくなり新たに俳句同人誌を発行することにした。なんやかや準備
金曜日 快晴昨日、版元コールサック社から出来立てホヤホヤの『証言・昭和の俳句 増補新装版』が送られてきた。(増補新装版)この本は、平成14年に角川書店から『証言・昭和の俳句』(上下巻2冊)で刊行されたもの。(平成14年角川版)当時、現役だった
木曜日 曇り今日、久しぶりに曇りがちの一日で、ときどきミストのような雨が降った。まだまだ暑いが、これも8月になると一転して秋風が吹き始めるのが北海道。夏は短い。ぼくは暑い夏が好きなので、今年はいい夏だと思っている。今日、「藍生」8月号が届く。「小
日曜日 曇り、ときどき雨 寒いコロナ禍とやらで不自由な日々が一年以上続き、そしてまだ出口が見えていない。大人数のイベントが実にやりにくく、俳句集団【itak】にとっては大いに打撃となっているが、それでも工夫を重ねてなんとか忘れられない程度には継続し
土曜日 快晴すこし肌寒いが、春の青空がきれいな一日だった。前にも古い「ユリイカ」のことを書いたけれど、ぼくは60年代70年代の「ユリイカ」や「現代詩手帖」が好きで、若い頃に買ったものを後生大事に持っているだけでは飽きたらず、古本で買い集めたりもしている。
木曜日 曇り、ときどき雪妙に温かい日が続いた後に、こんどは寒の戻り。ときどき小雪が舞う寒い一日となった。NHK文化センター札幌教室で俳句講座を持っていて、そこでは句会のほかに俳人・名句紹介も毎回続けている。先日は杉田久女を取り上げた。毎回思うことだが
水曜日 晴れ3月もバタバタと終わる。所属結社の「藍生」と「雪華」の4月号が出揃った。「藍生」4月号では、いつも20句の主宰詠が40句となっていた。「花を待つ」20句+「春の闇また花篝」20句。 夜半に覚め花待つと書きまた睡り 黒田杏子
月曜日 曇り先日ネットで見つけて、面白そうだったから注文した「ユリイカ」1972年3月号が今日届いた。読みたかったのは、金子兜太、馬場あき子、大岡信の「共同討議 詩の成立を考える~日本語の可能性をめぐって」だった。この時、金子兜太 53歳、馬場あき子 4
日曜日 曇り先月末、40年以上勤めた職場を退職しました。ホッとしている。不思議なほど淋しさなどはない。この2年ぐらいは、俳句の仕事と両立させるのが限界と思うほどに忙しかったからなぁ。角川さんの仕事もあったけど、NHK文化センターでの俳句講座を3講座持
土曜日 晴れみなさま、いかがお過ごしですか。なんて書き出しでいいのかな。前回ブログに書き込みをしたのが昨年の3月。その書き込みも一年ぶりのものだったので、なんだか一年に一回書き込むペース。ほとんど意味がない。ま、それはしかたがないとして、この一年ど
ブログを1年休んでいる間にいろいろなことが起きた。角川の「令和俳壇」選者もそのひとつ。昨年の角川「俳句」6月号から、「平成俳壇」が「令和俳壇」に模様替えした際にぼくが新選者として加わった。どうしてそうなったのか、理由はよくわからない。なにかのはずみのよ
おそろしいほど長期間ブログを放置してしまいました。1年以上もだんまりをしてしまいごめんなさい。さて、前回から今日まで、山ほどいろいろなことがありましたが、それはおいおい書くことにして、当面の新しい情報をupしておこうと思います。昨年10月から、
月曜日 曇り2月2日から北海道立文学館で特別展「北海道の俳句~どこから来て、どこへ行くのか~」が開催されています。この特別展の企画に参加して、展示名を「どこから来て、どこへ行くのか」というゴーギャン風のものにしたのにはそれなりの意味がありました。
木曜日 雪 真冬日が続いている…さて、また1ヶ月以上ブログ更新を怠けていました。この間、たくさんのことがありました。1月11日、北海道文学館俳句賞選考会。13日、愛媛の松山市で開催されたまる裏俳句甲子園に今年も審査員として、北海道チームの仲間たちと
日曜日 雪今月は俳句集団【itak】第41回イベントがあります。9月のイベントが地震で中止になり実施できなかった講演「アート・クラフトから見た俳句」をやりますよ!講師は中津箒作家の吉田慎司さん。34才の若き芸術家です。例によって参加費は500円ぽっきり。講
金曜日 曇り早四日となりました。新年おめでとうございます。今年もぼちぼちとブログ更新していくつもりです。facebook twitter もよろしくお願いいたします。 ふりむくなふりむくな うしろには夢がない 寺山修司また一年のはじめにこの言葉を噛みし
土曜日 雨、のち晴れ午前中、バケツをひっくり返したような豪雨(古臭い表現だなぁw)。スマホがしきりに警報を鳴らすのには驚かされた。「避難準備」の警報。最初はまた地震?と思い、次に洪水?と思ったら、「土砂崩れ」という。どうもちかごろ極端なことが多いよう
月曜日 晴れぼくの所属する雪華俳句会の俳誌「雪華」で昨年1月号から毎月「現代俳句時評」を書かせてもらっている。欠かさず連載し、もう22回になった。そのバックナンバーをちょっとまとめてみる。「雪華」誌 「現代俳句時評」2017年 1月号 現代俳句時
金曜日 晴れ、寒い上原ひろみ "ALIVE" youtubeでジャズピアニストの上原ひろみの演奏を聴く。聴きながら、なにやら考えた。彼女の音は、ぼくが高校から大学時代にかけて夢中になったジャズの音だと感じた。あの時代から彼女のデビューまで、およそ30年
木曜日 晴れたり曇ったり雨ふったり峠は雪、でしょうか?土曜深夜(実際は日曜未明)26時30分からのHBCラジオの「サブカルキック」という番組に先日出演させてもらいました。先週の13日のこと。「第2回サブカル句会」。第2回ということから分かるように前にもやっち
火曜日 曇り寒くなってきました。今朝、家を出るときの気温は10度。コートの季節がやってきたなぁ…(まだ着てないけど)さあ来月は俳句集団【itak】第40回イベントですよ~!日時 平成30年11月10日 (土) 午後1時~4時50分場所 北海道立文学館 地下講堂参
月曜日 曇り「雪華」の公式ホームページができました!作ってくれたのは鈴木牛後さん。北海道の結社でホームページを持っているのはいくつあるだろう?たぶんこれが初なのではないかしらん。結社「雪華」と俳句集団【itak】との異色の連携を通して北海道の俳句界
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日曜日 雪今日は大晦日。今年は年末に長く懸案だった書斎の整理をやって、かなり働きやすい環境に変えた。年内にやらねばならない仕事も大体仕上げたし、年またがりの仕事は数点残しつつもまあ年を越せそう。今年一年を振り返ると、どうしても黒田杏子先生の急逝があ
土曜日 雨6月1日付けで第2句集『暗渠の雪』(書肆アルス)を刊行した。第1句集『無量』からちょうど10年目だ。この歳月はぼくの俳句人生の濃厚な時間だったと思う。その濃厚さを思えば、この程度の作品にしかならなかったのかという残念さも実はある。それでも
火曜日 晴れ前回のブログでは道立文学館での特別展「細谷源二と齋藤玄 北方詩としての俳句」の情報をアップしていた。お陰様で無事開催期間を走り終えて、そのことの報告もしたいところなのだが、それはまた後日のこととしよう。実は、ぼくの人生にとってとても重大な
金曜日 曇り昨日ご紹介した道立文学館での「細谷源二と齊藤玄」展について、少し情報を追加します。1)マスコミ報道マスコミではこれまで北海道新聞や朝日新聞等で記事を書いていただきました。道新では2月4日夕刊に下のように大きく出ました。2)現代俳句協
木曜日 雪寒い。今日はすこし吹雪きました。これでは道立文学館の来館者も伸びそうもないなぁ。と思ったので、以下宣伝です。1月21日から3月19日まで、札幌市中島公園の北海道立文学館にて特別展「細谷源二と齋藤玄 北方詩としての俳句」が開催されています
日曜日 弱雪元日。新年おめでとうございます。2023年ですね。令和5年。さすがにまだ今日のところはしっくりこない。所属結社誌の1月号について。まず「藍生」1月号。 主宰詠 北風や龍太先生竹箒 黒田杏子 一月の川一月の三代目
土曜日大晦日。ブログから離れていますが、年末ぐらいは1年のまとめ記事をアップしておくことにします。◆2022年の主な活動記録は以下のとおり(きわめてザックリ)1月9日、松山市での「あしらの俳句甲子園」に審査員として参加。「俳句四季」2月号、「句会
土曜日 元旦。皆さま、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。◇年末に所属結社誌の新年号がそれぞれ届いた。「藍生」の1月号は、先に亡くなった瀬戸内寂聴特集。黒田杏子主宰と寂聴師との特別な関係があっての特集である。い
金曜日 晴れ大晦日。一年はあっという間だ。ブログをさぼっているけれど、今年一年のことを一応書いて記録にしておこうかな。今年は思えば節目のときだったのかもしれない。長年勤めた職場を退職した。ようやく細々とだが文筆一本でいくことになる。幸いやらせていた
金曜日 曇り今月の3日に「文学フリマ札幌」が開催された。俳句集団【itak】も出店。フリマで売りやすい小冊子を作ろうということを前から考えていて、どうせやるなら次に繋がっていくような冊子にしたくなり新たに俳句同人誌を発行することにした。なんやかや準備
金曜日 快晴昨日、版元コールサック社から出来立てホヤホヤの『証言・昭和の俳句 増補新装版』が送られてきた。(増補新装版)この本は、平成14年に角川書店から『証言・昭和の俳句』(上下巻2冊)で刊行されたもの。(平成14年角川版)当時、現役だった
木曜日 曇り今日、久しぶりに曇りがちの一日で、ときどきミストのような雨が降った。まだまだ暑いが、これも8月になると一転して秋風が吹き始めるのが北海道。夏は短い。ぼくは暑い夏が好きなので、今年はいい夏だと思っている。今日、「藍生」8月号が届く。「小
日曜日 曇り、ときどき雨 寒いコロナ禍とやらで不自由な日々が一年以上続き、そしてまだ出口が見えていない。大人数のイベントが実にやりにくく、俳句集団【itak】にとっては大いに打撃となっているが、それでも工夫を重ねてなんとか忘れられない程度には継続し
土曜日 快晴すこし肌寒いが、春の青空がきれいな一日だった。前にも古い「ユリイカ」のことを書いたけれど、ぼくは60年代70年代の「ユリイカ」や「現代詩手帖」が好きで、若い頃に買ったものを後生大事に持っているだけでは飽きたらず、古本で買い集めたりもしている。
木曜日 曇り、ときどき雪妙に温かい日が続いた後に、こんどは寒の戻り。ときどき小雪が舞う寒い一日となった。NHK文化センター札幌教室で俳句講座を持っていて、そこでは句会のほかに俳人・名句紹介も毎回続けている。先日は杉田久女を取り上げた。毎回思うことだが
水曜日 晴れ3月もバタバタと終わる。所属結社の「藍生」と「雪華」の4月号が出揃った。「藍生」4月号では、いつも20句の主宰詠が40句となっていた。「花を待つ」20句+「春の闇また花篝」20句。 夜半に覚め花待つと書きまた睡り 黒田杏子
月曜日 曇り先日ネットで見つけて、面白そうだったから注文した「ユリイカ」1972年3月号が今日届いた。読みたかったのは、金子兜太、馬場あき子、大岡信の「共同討議 詩の成立を考える~日本語の可能性をめぐって」だった。この時、金子兜太 53歳、馬場あき子 4
日曜日 曇り先月末、40年以上勤めた職場を退職しました。ホッとしている。不思議なほど淋しさなどはない。この2年ぐらいは、俳句の仕事と両立させるのが限界と思うほどに忙しかったからなぁ。角川さんの仕事もあったけど、NHK文化センターでの俳句講座を3講座持
土曜日 晴れみなさま、いかがお過ごしですか。なんて書き出しでいいのかな。前回ブログに書き込みをしたのが昨年の3月。その書き込みも一年ぶりのものだったので、なんだか一年に一回書き込むペース。ほとんど意味がない。ま、それはしかたがないとして、この一年ど
ブログを1年休んでいる間にいろいろなことが起きた。角川の「令和俳壇」選者もそのひとつ。昨年の角川「俳句」6月号から、「平成俳壇」が「令和俳壇」に模様替えした際にぼくが新選者として加わった。どうしてそうなったのか、理由はよくわからない。なにかのはずみのよ
金曜日 曇り昨日ご紹介した道立文学館での「細谷源二と齊藤玄」展について、少し情報を追加します。1)マスコミ報道マスコミではこれまで北海道新聞や朝日新聞等で記事を書いていただきました。道新では2月4日夕刊に下のように大きく出ました。2)現代俳句協
木曜日 雪寒い。今日はすこし吹雪きました。これでは道立文学館の来館者も伸びそうもないなぁ。と思ったので、以下宣伝です。1月21日から3月19日まで、札幌市中島公園の北海道立文学館にて特別展「細谷源二と齋藤玄 北方詩としての俳句」が開催されています
日曜日 弱雪元日。新年おめでとうございます。2023年ですね。令和5年。さすがにまだ今日のところはしっくりこない。所属結社誌の1月号について。まず「藍生」1月号。 主宰詠 北風や龍太先生竹箒 黒田杏子 一月の川一月の三代目
土曜日大晦日。ブログから離れていますが、年末ぐらいは1年のまとめ記事をアップしておくことにします。◆2022年の主な活動記録は以下のとおり(きわめてザックリ)1月9日、松山市での「あしらの俳句甲子園」に審査員として参加。「俳句四季」2月号、「句会