葉月 さん プロフィール

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葉月さん: ゆううつ気まぐれふさぎ猫
ハンドル名葉月 さん
ブログタイトルゆううつ気まぐれふさぎ猫
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/hadukimiduha
サイト紹介文物書き志望葉月の悪戦苦闘の日々です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供15回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2009/03/23 11:39

葉月 さんのブログ記事

  • 金井美恵子短編集
  • どんな内容なのか言葉で表現することは私にはできない。なぜなら、すくった途端に零れてしまう、もしくは蒸発してしまう物語群だから。最初の一文をまずはしっかりと握っておいてページをめくっていくのだが、いつのまにかそれは掌から消えている、感触もなく。... [続きを読む]
  • 図書館にて
  • あらかじめ切り取っておいたその人の指を私は自分の、花びらが朽ちた蓮の臺にも似た拳に移し替えようとしてその前に咥えてみていいかしらと目で伝え、その人のかすかな笑みに促され差し出された人差指を舌で味わう。煙草の匂いがするのだろうという予想は簡単に裏切... [続きを読む]
  • 人生は素晴らしい
  • そう思える瞬間に出会った日。誰かのことを思い浮かべていて、そろそろお便りしようかなあ、でも迷惑じゃないかな、細く長くつながっていたいのだよ、だってとても大切な人だから、なんてことつらつら思いながら文案をぼんやり考えていたら……その人からのメッセ... [続きを読む]
  • こんな夢を見た、はずだ、きっと
  • 夕暮れ時、人々が列を作って荒れた大地を重い足取りで歩いている。淀んだ眼、灼けて煤けた肌、粗末な衣類からは異臭が漂いそうだ。彼らが向かうのは丘の上、「夢工房」と呼ばれる建物。そこで彼らは眠る。一日の作業を終えてひと時の休息を得る。それぞれのヘッ... [続きを読む]
  • 記憶の断片
  • 過去の瞬間がページをめくるように突如、現われる。一体何がきっかけなのか、それは眼前をよぎっていった風景だったり、ふと耳にした音楽だったり。なんてことはない風景が過去のある場面へといざなっていく。まっすぐな道、夏の白い日差しの下を歩いていたのはい... [続きを読む]
  • 尋ね人
  • 捜しています。この方です。お元気でいらっしゃるのでしょうか。 [続きを読む]
  • 真朱 まそほ
  • 真朱(まそほ)という言葉を初めて知った、迂闊者。日本古代史を専攻した学生だったのに。「深く暗い地中に眠る土の赤から生まれた」という真朱。夜の木について語ろうと思う。ライトアップされて殊の外おめかしした街中の木々にくらべて彼らは寡黙だ。闇... [続きを読む]
  • 音塩もしくは小鹿のバンビ
  • ちょくちょくお邪魔して目を楽しませてもらっている某ブログの記事から、タイトルを拝借させていただきました。「よい音塩」管理人の方同様、お茶目で魅力的な言葉です。小鹿のバンビの歌を合唱コンクールで歌いました。練習がむやみと楽しく、結果は参加賞ど... [続きを読む]
  • ははごころ
  • 漫才コンビ。ラジオで。動く映像で見てみたいぞ。いやあ、笑った。緑内障ボーダーライン。かなり重度のドライアイ。光を失うかもの怯えに震えつつの日々でした。今は症状も安定してますが。紅葉を愛で、月の光に目を奪われ。皆さまもご自身の目を大... [続きを読む]
  • 十日夜
  • とおかんや。ほんのり柔らかな頬の横顔、十日の月。空に浮かぶ。ああ、もうそんな季節。データの読み違え。トランプショック。出口調査とかアンケートとかで正直に答えていると思っているなんてお人よし過ぎる。人間は嘘をつく。それはあなただけの権... [続きを読む]
  • パーティー
  • 今ごろは、わさわさと大勢の方たちがあの狭い部屋に集まって。シャンデリアのまばゆい光、銀色に光る皿に盛られた料理。その合い間に花々。グラスは揺れて、おしゃべりはそこここで波立つ。笑い声。今夜はパーティー。某賞の。だけど私はアマギの煮つけに舌... [続きを読む]
  • 訂正〜〜
  • 昨日の記事に関して。「すだち」じゃなくて、「かぼす」でしたああああ。改めて数え直すと、九十個オーバー。なんてこった。産地の方々、申し訳ありませんでした。 [続きを読む]
  • すだち
  • 九州に住む伯母から「すだち」が送られてきた。およそ五十個ばかり、段ボール箱いっぱい。果汁を絞ってペットボトルに入れる作業に一日忙殺された。ああ、これで、今年の冬の鍋は「すだち醤油」で楽しめるわ。大根の収穫が待ち遠しい。 [続きを読む]
  • 結果
  • 雨は降らない、一滴も。ヤツの不穏な動き、あれはいったい何だったのか。それにしても、台風。いつものルートを通ってほしい、と願うのは罰当たりでしょうか。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。というくらいの礼節は備えておりますよ。ト... [続きを読む]
  • 備忘として
  • 夕食後の洗いもの。向かいの窓に貼りつくヤモリ。夏のはじめは黒ずんでいた腹もこの頃はうっすら青みを帯びて、体全体も透き通ってきたように見える。そんな彼の、餌を捉える今日の動きはすばしこい。ガラス窓いっぱい、縦横無尽。これは……明日は雨かも... [続きを読む]
  • 月の裏側
  • The dark side of the moon夏は果てる。秋は朽ちる。冬は、眠りにつく、かな。とすれば、春は何だろう。ムカデに内腿を噛まれる。まさに、火のような痛み。赤く腫れたその部分に目をやる。花弁が開いたようで、ちょっとうっとりして見てた。自分の体... [続きを読む]
  • 覚書 その肆
  • 暗黒少女、続き。「朝が両腕で、夜を持ち上げはじめたね」 休憩をはさんで二回、最初から最後まで通して演じているうちに夜が明けていた。手すりにもたれて空を見上げていた美樹の言葉に、「両腕ってところが、いいね」と、彼女の足下で両膝を抱えしゃがみ込んで... [続きを読む]
  • 旅の途中
  • いったい今までどこをほっつき歩いてたんだ。ちょっとばかし遠出の旅に。砂漠の果てか。まあそんなとこだな。魑魅魍魎も跋扈してたぞ。暗く昏く喰らい闇。少女の褥に寄り添う魔のもの。ずいぶんと勿体ぶった物言いだな。おおそれ見よ。ミス・マープルに... [続きを読む]
  • 気がつけば……
  • 気がつけば、ひと月もブログ更新を怠っていました。ああ、辱めの広告が皆さまの目に触れてしまう。それだけは避けたいと、慌ただしくキーを打つ。このひと月何をしていた。ジャガイモ掘り。読書は、群ようこに夢中。念願だった「働かないの」も読了。小説の執筆……う〜ん、地べたを這って亀の歩み。前だけは向いてるぞ、という感じで。こんな体たらくな人間ですが、生ぬるく見守ってやって下さいませ。「華奢の夏」の感想、現在も [続きを読む]
  • 失敗だ、たぶん。
  • とにかく、母の怒りは手のつけようがない。ことあるごとに怒っている。悪態の限りを尽くす。彼女に怒りの矛先は、政権与党。怒りの根源は、三万円の手当。何故に自分はもらえないのか、あの人は貰っているのに、税金を払わない人間にどうして恵んでやるのか、本末転倒だろ。これが彼女の言い分。高齢者の怒りに火をつけた、政権与党も風前の灯と見た。なぜなら彼女は、罰当て体質なのだから。失敗だったね、アベちゃん。ご愁傷さま [続きを読む]