kazu さん プロフィール

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kazuさん: ヘタな読書も数撃ちゃ当る
ハンドル名kazu さん
ブログタイトルヘタな読書も数撃ちゃ当る
ブログURLhttps://ameblo.jp/kimamasyohyou/
サイト紹介文純文学〜ミステリ、ノンフィクションまで独断で7段階評価している乱読書評 たまにミスチルの詩も
自由文浅田次郎、伊坂幸太郎、東野圭吾、町田康、村上春樹、東海林さだお、カズオ・イシグロ、G=ガルシア・マルケス、イアン・マキューアン、ポール・オースターetc
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供120回 / 365日(平均2.3回/週) - 参加 2009/04/20 10:09

kazu さんのブログ記事

  • 739冊目 かがみの孤城/辻村深見
  • 「かがみの孤城」辻村深見著・・・★★★☆学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこにはちょうど“こころ”と似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。 すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。 [続きを読む]
  • 738冊目 破滅の王/上田早夕里
  • 「破滅の王」上田早夕里著・・・★★★☆一九四三年、上海。かつては自治を認められた租界に、各国の領事館や銀行、さらには娼館やアヘン窟が立ち並び、「魔都」と呼ばれるほど繁栄を誇ったこの地も、太平洋戦争を境に日本軍に占領され、かつての輝きを失っていた。上海自然科学研究所で細菌学科の研究員として働く宮本は、日本総領事館から呼びだされ、総領事代理の菱科と、南京で大使館附武官補佐官を務める灰塚少佐から重要機密 [続きを読む]
  • 737冊目 おらおらでひとりいぐも/若竹千佐子
  • 「おらおらでひとりいぐも」若竹千佐子著・・・★★★★桃子さんの人生は戦後の日本女性の典型かもしれないが、他人が思うほど悪いものではない。最愛の夫を喪ったときに根底から生き方を変え、世間の規範など気にせず、〈おらはおらに従う〉ようになったのだ。話し相手は生者とは限らない。そんな〈幸せな狂気〉を抱えて桃子さんは孤独と生き、未知の世界へひとりで行こうとしている。 昨年の第158回芥川賞受賞作。 久しぶりに [続きを読む]
  • 736冊目 ドルジェル伯の舞踏会/レイモン・ラディゲ
  • 「ドルジェル伯の舞踏会」レイモン・ラディゲ著(堀口大學訳)・・・★★★ 「肉体の悪魔」と本書を遺し、二十歳で夭折した早熟の天才ラディゲに日本の早熟の天才三島由紀夫が傾倒し、「私の聖書」とまで言わしめた作品。 確かに「肉体の悪魔」と同じく、二十歳の若者が、不倫に纏わるそれぞれの人物の揺れ動く心理描写を緻密に描いた事には驚嘆する。が、非常に読みづらく、たった200P少々に数日も掛かってしまった。 隙が無く密 [続きを読む]
  • 734冊目 まっぷたつの子爵/イタロ・カルヴィーノ
  • 「まっぷたつの子爵」イタロ・カルヴィーノ著・・・★★★☆メダルド子爵は、戦争で敵の砲弾をあび、まっぷたつにふっとんだ。左右べつべつに故郷の村にもどった子爵がまきおこす奇想天外な事件のかずかず…。イタリア文学が生んだもっとも面白い物語として読みつがれる、スリリングな傑作メルヘン。 カルヴィーノの1952年の作品。 村の政治を司るメダルド子爵が戦争に行き、砲撃を受けて体が真っ二つとなり、右半身だけが帰郷する [続きを読む]
  • 733冊目 城の中のイギリス人/アンドレ・ピエール・ド マンディアルグ
  • 「城の中のイギリス人」アンドレ・ピエール・ド マンディアルグ著・・・★★ 主人公の男が知り合った男に招待され、男の住む城に行って数々のエロ&グロの所業を体験する話。これは度が過ぎて、もうエロの範疇を超え、下劣な性暴力の世界。マンディアルグ作品の文学性も感じられない。品行方正な方々にはおすすめしません。 そして何故、本書がヤングコーナーに置かれているのか?理解不能。どういう基準で選択されているのか分か [続きを読む]
  • 732冊目 三島由紀夫の家/篠山紀信
  • 「三島由紀夫の家」篠山紀信著衝撃的に姿を消した日のほぼそのままにすべてが遺された屋敷の様子は、不世出の作家への決して尽きることのない私たちの問いかけを、なおさら切実なものにさせる。 図書館の作家に関するコーナーには、三島由紀夫について書かれた本も多数あるが、1人の作家それも自宅の写真集は珍しいのではないか? 三島由紀夫の家は東京都大田区にある(現存しているらしい)豪邸で、この写真集には外観や庭園、室 [続きを読む]
  • 731冊目 Passione Alfa Romeo/カーグラフィック
  • 「Passione Alfa Romeo」カーグラフィック刊大きな転換期にあるアルファ ロメオの真の姿 長く商業的成功に恵まれなかったにもかかわらず、今なお熱狂的な信奉者に支持される魅力の源泉は何なのか。アルファロメオ固有のストーリー、ヘリテージの深部にメスを入れ、新型ジュリアをはじめとする現代のプロダクトに照らすことで、真のアルファ ロメオ像を描き出す一冊です。 このブログで雑誌を紹介するのは初めてです。 アルファロメ [続きを読む]
  • 730冊目 アズブカ/レフ・トルストイ
  • 「アズブカ」レフ・トルストイ著・・・★★★☆ロシア語のアズブカは、日本語のいろは(文字そのものから、ものごとの初めの意)。トルストイが44歳の時独自に完成させ、その後認定図書とされた子どものための教科書『アズブカ』。収録項目「読書の環」から厳選して実話、物語、寓話など31話を新訳。トルストイの玄孫ナターリヤ・トルスタヤによる新作挿絵とともに。 続けてロシアの文豪、トルストイの作品。本書は教科書として用い [続きを読む]
  • 728冊目 ハイドラ/金原ひとみ
  • 「ハイドラ」金原ひとみ著・・・★★★出会った瞬間から少しずつ、日々確実に、発狂してきた――。有名カメラマン新崎の専属モデルを務める早希は、私生活でも密かに彼と同棲している。付き合って三年を過ぎ、セックスの時以外は体に触れてこない新崎。不均衡な関係に深い倦怠感を覚えるなか、ずっと早希のファンだったというバンドマンの松木と出会う。ひずみのない愛を求めては傷つく女性の心理に迫る、傑作恋愛小説。 芥川賞受 [続きを読む]
  • 727冊目 その女アレックス/ピエール・ルメトール
  • 「その女アレックス」ピエール・ルメトール著・・・★★★★おまえが死ぬのを見たい――男はそう言って女を監禁した。檻に幽閉され、衰弱した女は死を目前に脱出を図るが……。ここまでは序章にすぎない。孤独な女の壮絶な秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、慟哭と驚愕へと突進する。 久しぶりに「このミス」ランキング本から、2015年度版海外部門1位の作品。著者は1951年生まれのフランス人作家で、55歳でデビ [続きを読む]
  • 726冊目 フィフティ・シェイズ・ダーカー/EL・ジェイムズ
  • 「フィフティ・シェイズ・ダーカー」EL・ジェイムズ著・・・★★★☆グレイの暗い秘密にたじろいだアナは、彼を心から愛しながらも別れを告げることに。念願の出版社に就職し、グレイのいない人生を築こうとはするものの、毎晩涙にくれ、考えられるのは彼のことだけ。そんなときグレイに「ルール」抜きの新たな関係を築こうと提案されるのだが…。 全世界の奥様方を虜にし、ハリポタを抜き1億冊以上売ったという、知る人ぞ知る [続きを読む]
  • 725冊目 家族を駆け抜けて/マイケル・オンダーチェ
  • 「家族を駆け抜けて」マイケル・オンダーチェ著・・・★★★☆本書は証言や帰郷の旅で作家が目にするものと、自分自身の記憶の間を自在に往来しながら紡ぎだされた不思議な物語だ。話はまず、破談になった婚約、日曜ごとの競馬、放蕩息子の父親が泥酔の果てにくり返す奇行、イサドラ・ダンカン風のダンスを踊る母親、熱帯で繰り広げられるダンスパーティーといった、両親世代の、とにかく破天荒な青春群像の描写から始まる。熱気と [続きを読む]
  • 724冊目 蜜と毒/瀬戸内晴美
  • 「蜜と毒」瀬戸内晴美著・・・★★★☆愛さえあれば、結婚の形式などいらない。愛の冷めた夫婦より、情熱のある恋人でいる方が幸福ではないか……?束縛や契約を嫌い、貪欲に愉しみのみを求める現代人の恋愛を多彩に描き、蜜でもあり毒でもある性愛を、繰り返して倦まない男女の面白さと、大胆な情事の果ての傷心を華麗につづる、恋の長編小説。 瀬戸内晴美は瀬戸内寂聴(法名)である。 最近この方をTVでちょくちょく拝見する。 [続きを読む]
  • 723冊目 蠅の王/ウィリアム・ゴールディング
  • 「蠅の王」ウィリアム・ゴールディング著・・・★★★☆疎開する少年たちを乗せた飛行機が、南太平洋の無人島に不時着した。生き残った少年たちは、リーダーを選び、助けを待つことに決める。大人のいない島での暮らしは、当初は気ままで楽しく感じられた。しかし、なかなか来ない救援やのろしの管理をめぐり、次第に苛立ちが広がっていく。そして暗闇に潜むという“獣”に対する恐怖がつのるなか、ついに彼らは互いに牙をむいた― [続きを読む]
  • 722冊目 魔弾/スティーヴン・ハンター(再読)
  • 「魔弾」スティーヴン・ハンター著・・・★★★☆(再読)ユダヤ人シュムエルが移送された先は、ドイツ南西部にある収容所だった。ある夜のこと、作業中の囚人たちが漆黒の闇のなかで次々と倒れていった。ただ一人逃げ延びた彼は、仲間が絶対不可能なはずの狙撃の標的にされたことを知る。一方、米国陸軍大尉リーツは、銃器の発注書からドイツ軍が要人暗殺を極秘裏に計画中だと気づくが…。『極大射程』の原点となった名編、ついに [続きを読む]
  • 721冊目 モダンタイムス/伊坂幸太郎
  • 「モダンタイムス」伊坂幸太郎著・・・★★恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。 続いて、エンタメ系小説で東野圭吾と人気を二分する伊坂幸太郎です。東野の作風 [続きを読む]
  • 720冊目 ナミヤ雑貨店の奇跡/東野圭吾
  • 「ナミヤ雑貨店の奇跡」東野圭吾著・・・★★★☆悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店 [続きを読む]
  • 718冊目 パディ・クラーク ハハハ/ロディ・ドイル
  • 「パディ・クラーク ハハハ」ロディ・ドイル著・・・★★★1968年アイルランド。サッカーが大好きな10歳の少年パディ君の目に映る大人の世界は奇妙キテレツ。大きくなるにつれて世の中わからないことが出て来た。ダブリンの移りゆく町並を背景に限りなく広がるドイルの世界。 1993年ブッカー賞受賞作品。ユニークな表題で前から気になっていた作品で、パディ・クラークは小学生の少年(ぼく)でこの物語の主人公である。「ハ [続きを読む]
  • 717冊目 超図解ブロックチェーン入門/桜井 駿
  • 「超図解ブロックチェーン入門」桜井 駿著ビットコイン、フィンテック、仮想通貨、分散型台帳、マイニング、パブリックブロックチェーン、プライベートブロックチェーン、P2Pネットワーク、電子署名、ハッシュ、コンセンサスアルゴリズム、スマートコントラクト、これまでの常識を根底から覆す技術。暮らしやビジネスはどう変わる? 今年1月、仮想通貨の1つであるNEMが大量流出(約580億円)した事件がまだ記憶に新しいが、そ [続きを読む]
  • 716冊目 三島由紀夫全集15/三島由紀夫
  • 「三島由紀夫全集15」三島由紀夫著・・・★★★★ 三島由紀夫の全作品を読破しようと、これまでデビュー作の「盗賊」から「禁色」までの長編小説を読んできたが、この辺で短編作品を読んでみようと思い、辞書並みに厚い本書を手にとりようやく読み終えた。 本書には十代前半に書かれた「大空のお婆さん」から18歳までに書かれた、未発表作・未完成作を含む26篇の短編小説が収録されている。 世の中には若くして才能を開花さ [続きを読む]
  • Mr.Children 〜詩の世界〜 15 『かぞえうた』
  • Mr.Children 〜詩の世界〜 15 『かぞえうた』 今日で東日本大震災から7年が経ちました。 地震の発生時、私は仕事中で車の中に居ました。浜松ですから震源地からかなり離れていた訳ですが、大きくゆっくりとした揺れを感じ(震度3)、ラジオからアナウンサーが「地震のようです、今震度3です。まだ揺れています、どんどん大きくなってます」と実況していたのを鮮明に記憶しています。震源地が東北沖と聞き、この揺れの大きさは [続きを読む]