kazu さん プロフィール

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kazuさん: ヘタな読書も数撃ちゃ当る
ハンドル名kazu さん
ブログタイトルヘタな読書も数撃ちゃ当る
ブログURLhttps://ameblo.jp/kimamasyohyou/
サイト紹介文純文学〜ミステリ、ノンフィクションまで独断で7段階評価している乱読書評 たまにミスチルの詩も
自由文浅田次郎、伊坂幸太郎、東野圭吾、町田康、村上春樹、東海林さだお、カズオ・イシグロ、G=ガルシア・マルケス、イアン・マキューアン、ポール・オースターetc
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供119回 / 244日(平均3.4回/週) - 参加 2009/04/20 10:09

kazu さんのブログ記事

  • 684冊目 海に帰る日/ジョン・バンヴィル
  • 「海に帰る日」ジョン・バンヴィル著・・・★★★☆最愛の妻を失った老美術史家マックス・モーデンは、記憶に引き寄せられるように、小さな海辺の町へと向かう。遠い夏の日、双子の弟とともに海に消えた少女。謎めいた死の記憶は、亡き妻の思い出と重なり合い、彼を翻弄する。荒々しく美しい、あの海のように―。各国の作家に激賞されるアイルランド随一の文章家が綴った、繊細で幻惑的なレクイエム。 現代アイルランド作家による [続きを読む]
  • 683冊目 バイ貝/町田 康
  • 「バイ貝」町田 康著・・・★★★☆物を買い、使う。買い、使う。今を生きるには、飽くなき消費を続けるしかないのだろうか。溜まりゆく鬱を散ずるため私はホームセンターに向かった。超言語激烈文芸作品。 久々に文豪・町田先生を読んだ。「宿屋めぐり」以降、くだらん本ばかりで見限ろうかと思ったが、私は鬼じゃないし、薄い本だったんで僅かな期待を持って読んでみた。 むむむ、面白いやないけ。 エッセイ風な私小説で、日々 [続きを読む]
  • 682冊目 恋/小池真理子
  • 「恋」小池真理子著・・・★★★★1972年冬。全国を震撼させた浅間山荘事件の蔭で、一人の女が引き起こした発砲事件。当時学生だった布美子は、大学助教授・片瀬と妻の雛子との奔放な結びつきに惹かれ、倒錯した関係に陥っていく。が、一人の青年の出現によって生じた軋みが三人の微妙な均衡に悲劇をもたらした……。 第114回(1995年)直木賞受賞作品。 以前、三島由紀夫の作品について調べていたところ、本作家が批評していて [続きを読む]
  • 681冊目 愛の渇き/三島由紀夫
  • 「愛の渇き」三島由紀夫著・・・★★★☆杉本悦子は、女性問題で彼女を悩ませつづけた夫が急逝すると、舅弥吉の別荘兼農園に身を寄せ、間もなく彼と肉体関係に陥った。彼女は夜ごと弥吉の骸骨のような手の愛撫を受けながら、一方では、園丁三郎の若若しい肉体と素朴な心に惹かれていく。だが、三郎には女中の美代という恋人がいることを知った時、悦子は……。 前作「純白の夜」に続き、女性を主人公にした長編4作目。 粗筋は紹介 [続きを読む]
  • 680冊目 リズム/森 絵都
  • 「リズム」森 絵都著・・・★★★さゆきは中学1年生。近所に住むいとこの真ちゃんが、小さい頃から大好きだった。真ちゃんは高校には行かず、バイトをしながらロックバンドの活動に打ち込んでいる。金髪頭に眉をひそめる人もいるけれど、さゆきにとっては昔も今も変わらぬ存在だ。ある日さゆきは、真ちゃんの両親が離婚するかもしれないという話を耳にしてしまい…。 今やベテラン作家と言ってもいい、森絵都の初々しいデビュー作 [続きを読む]
  • 679冊目 白の闇/ジョゼ・サラマーゴ
  • 「白の闇」ジョゼ・サラマーゴ著・・・★★★☆ある男が、突然失明した。それは原因不明のまま次々と周囲に伝染していった。事態を重く見た政府は、感染患者を隔離しはじめる。介助者のいない収容所のなかで人々は秩序を失い、やがて汚辱の世界にまみれていく。しかし、そこにはたったひとりだけ目が見える女性が紛れ込んでいた……。 著者はポルトガルの作家で1988年にノーベル文学賞を受賞し、本書は「世界最高の小説ベスト1 [続きを読む]
  • 678冊目 励み場/青山文平
  • 「励み場」青山文平著・・・★★★☆信郎は江戸へ出て勘定所の下役になり、実績を積み上げて、真の武家を目指すのだが……。「仕事とは何か」・「人生とは何か」・「家族とは何か」を深く問う書き下ろし時代長篇。 「励み場」とは、己の持てる力のすべてを注ぎこむのに足りる場処の事で、物語は宝暦八年(徳川9・10代)、宝暦飢饉が起きた3年後の話である。 石澤郡(現秋田?)で若くして元締め手代(農政を司る使用人)として [続きを読む]
  • 677冊目 帰郷/浅田次郎
  • 「帰郷」浅田次郎著・・・★★★★学生、商人、エンジニア、それぞれの人生を抱えた男たちの運命は「戦争」によって引き裂かれた――。戦争小説をライフワークとして書く著者が、「いまこそ読んでほしい」との覚悟を持って書いた反戦小説集。戦後の闇市で、家を失くした帰還兵と娼婦が出会う「帰郷」、ニューギニアで高射砲の修理にあたる職工を主人公にした「鉄の沈黙」、開業直後の後楽園ゆうえんちを舞台に、戦争の後ろ姿を描く [続きを読む]
  • 676冊目 無関係な死・時の崖/安部公房
  • 「無関係な死・時の崖」安部公房著・・・★★★☆自分の部屋に見ず知らずの死体を発見した男が、死体を消そうとして逆に死体に追いつめられてゆく『無関係な死』、試合中のボクサーの意識の流れを、映画的手法で作品化した『時の崖』、ほかに『誘惑者』『使者』『透視図法』『なわ』『人魚伝』など。常に前衛的主題と取り組み、未知の小説世界を構築せんとする著者が、長編「砂の女」「他人の顔」と並行して書き上げた野心作10編を [続きを読む]
  • 675冊目 ラブコメの法則/東山彰良
  • 「ラブコメの法則」東山彰良著・・・★★★博多で映画評論家をしている松田杜夫、独身。見た目は悪くないくせに、彼女なし。一体なにが災いしているのか? そんな彼がシングルマザーの岩佐まち子に恋をした! 甥の裕樹をダシに使い、積極的にアプローチ。そんな中、映画の試写作品盗難事件が発覚する。その取引現場を見たかもしれない彼は、真相を探ることに――。美人でキョーレツなおばたちに振り回されながら疾走する青春恋愛 [続きを読む]
  • 673冊目 穴/ルイス・サッカー
  • 「穴」ルイス・サッカー著・・・★★★★無実の罪で少年たちの矯正キャンプに放りこまれたスタンリー。かちんこちんの焼ける大地に一日一つ、でっかい穴を掘らされる。人格形成のためとはいうが、本当はそうではないらしい。ある日とうとう決死の脱出。友情とプライドをかけ、どことも知れない「約束の地」をめざして、穴の向こうへ踏み出した。 本の雑誌社が運営している「WEB本の雑誌」サイトに「作家の読者道」というコーナ [続きを読む]
  • 戦いすんで日が暮れて
  • 歴史的暴騰を演じた日経平均株価11月限が今日SQ(清算日)を迎えた。清算値は22,531円。1円→900円にまで暴騰した日経225オプション11月限22500コールは結局31円で清算。(゜д゜;)今までの暴騰は何だったんだ?(私も12月限24750コールを宝くじのつもりで3円×20枚買ったら昨日100円まで上昇し含み益が200万近くまで膨れあがった) しか〜し、安い清算値で私は助かった。実は22500、22875、23000のコールを [続きを読む]
  • 671冊目 野火/大岡昇平
  • 「野火」大岡昇平著・・・★★★★敗北が決定的となったフィリッピン戦線で結核に冒され、わずか数本の芋を渡されて本隊を追放された田村一等兵。野火の燃えひろがる原野を彷徨う田村は、極度の飢えに襲われ、自分の血を吸った蛭まで食べたあげく、友軍の屍体に目を向ける……。 先日読んだ安部公房「砂の女」の記事で、大江健三郎がノーベル賞を受賞した際のコメントで、もう少し長生きをしていたら安部公房か井伏鱒二かこの大岡 [続きを読む]
  • 続・相場がどえりゃ〜事に\(゜□゜)/
  • 昨日、日経平均株価がとうとうバブル後の最高値(終値22937円)を記録した。25年10か月ぶりだそうだ。 そして、先日お伝えした日経225オプションの22500コールがなんと、500倍(1円→500円)になった!1,000円が500,000円、10,000円が5,000,000円、100,000円が50,000,000円である。。。\(゜□゜)/もちろんこれはタラレバで、まあ普通ならとっくに売っちゃうけどね。(それで地団駄を踏む) たぶん日本にオプション [続きを読む]
  • 超〜分かりやすいオプション取引解説
  • 先日、オプション取引について書いたところ、意味が分からないというご意見を頂いたので、超〜分かりやすく解説したいと思います。 分からないというのはたぶん、オプション取引の仕組みと、何故今回275倍(高値)も価格が暴騰したのか?という点だと思いますが。 まずは仕組みから。先日記事にしたのは「日経225オプション取引」ですが、これは日経平均株価を売買できる権利を売買するという取引です。この「権利の売買」が [続きを読む]
  • 670冊目 純白の夜/三島由紀夫
  • 「純白の夜」三島由紀夫著・・・★★★☆昭和23年。村松恒彦は、勤務先の岸田銀行の創立者の娘である13歳年下の妻・郁子と不自由なく暮らしている。最近、恒彦は学習院時代の同級生、楠と取引が生じ、郁子もまじえての付き合いが始まった。楠は一目見たときから、郁子の美しさに心を奪われる。郁子もまた、楠に惹かれていき、接吻を許す。が、エゴチスト同士の恋は、思いも寄らぬ結末を迎えることに…。 三島由紀夫の長編小説三作 [続きを読む]
  • 相場がどえりゃ〜事に\(゜□゜)/
  • ここ2か月あまりで日経平均株価が3000円以上の爆上げ!!22000円は21年ぶりだそうだ。このブログで相場の話題をするつもりは無かったが、私の20年以上の株式投資経験の中で、これ程短期間に株価が大幅上昇した記憶が無いので、記録として残しておく事も考え急遽記事にしておきます。 日経平均先物(mini)が安値の19090円(9/11)から22535円(本日イブニングセッション)だから、値幅が3445円、上昇率は18%である。 全 [続きを読む]
  • Mr.Children 〜詩の世界〜 14 『CANDY』
  • Mr.Children 〜詩の世界〜 14 『CANDY』 前回、『Over』を紹介し「何故この失恋ソングが女子に人気なのか分からない」と書きましたが、それに対し凄〜く良く分かり、キューンとしてしまう失恋ソングがこの曲です。 曲調は、軽いテンポでファンファーレまで入った明るめの『Over』とは真逆なシリアスで切ない曲です。 「あきらめよ」と諭す回路に 君がそっと侵入してきて何食わぬ顔で 夢をチラつかす上手に包んで仕舞ったものが [続きを読む]
  • 668冊目 砂の女/安部公房
  • 「砂の女」安部公房著・・・★★★★砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める村の人々。ドキュメンタルな手法、サスペンスあふれる展開のうちに、人間存在の極限の姿を追求した長編。 日本の文学史上、名著と言われる本書は当然読んで [続きを読む]
  • 667冊目 魂の錬金術 全アフォリズム集/エリック・ホッファー
  • 「魂の錬金術 全アフォリズム集」エリック・ホッファー著「人間とは、まったく魅惑的な被造物である。そして、恥辱や弱さをプライドや信仰に転化する、打ちひしがれた魂の錬金術ほど魅惑的なものはない。」 「沖仲仕の哲学者」ホッファーの波瀾の生涯から紡ぎ出された魂の言葉。 今年一年、私はある団体のOBで組織している会(会員144名)の会長を務めている。毎月、役員会(34名)と例会が有り、その度に会長挨拶をしている。 [続きを読む]
  • 665冊目 山の音/川端康成
  • 「山の音」川端康成著・・・★★★☆深夜ふと響いてくる山の音を死の予告と恐れながら、信吾の胸には昔あこがれた人の美しいイメージが消えない。息子の嫁の可憐な姿に若々しい恋心をゆさぶられるという老人のくすんだ心境を地模様として、老妻、息子、嫁、出戻りの娘たちの心理的葛藤を影に、日本の家の名状しがたい悲しさが、感情の微細なひだに至るまで巧みに描き出されている。 いやー、久々の台風直撃。うちの南東すれすれを [続きを読む]