kazu さん プロフィール

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kazuさん: ヘタな読書も数撃ちゃ当る
ハンドル名kazu さん
ブログタイトルヘタな読書も数撃ちゃ当る
ブログURLhttps://ameblo.jp/kimamasyohyou/
サイト紹介文純文学〜ミステリ、ノンフィクションまで独断で7段階評価している乱読書評 たまにミスチルの詩も
自由文浅田次郎、伊坂幸太郎、東野圭吾、町田康、村上春樹、東海林さだお、カズオ・イシグロ、G=ガルシア・マルケス、イアン・マキューアン、ポール・オースターetc
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供143回 / 365日(平均2.7回/週) - 参加 2009/04/20 10:09

kazu さんのブログ記事

  • 726冊目 フィフティ・シェイズ・ダーカー/EL・ジェイムズ
  • 「フィフティ・シェイズ・オブ・ダーカー」EL・ジェイムズ著・・・★★★☆グレイの暗い秘密にたじろいだアナは、彼を心から愛しながらも別れを告げることに。念願の出版社に就職し、グレイのいない人生を築こうとはするものの、毎晩涙にくれ、考えられるのは彼のことだけ。そんなときグレイに「ルール」抜きの新たな関係を築こうと提案されるのだが…。 全世界の奥様方を虜にし、ハリポタを抜き1億冊以上売ったという、知る人 [続きを読む]
  • 725冊目 家族を駆け抜けて/マイケル・オンダーチェ
  • 「家族を駆け抜けて」マイケル・オンダーチェ著・・・★★★☆本書は証言や帰郷の旅で作家が目にするものと、自分自身の記憶の間を自在に往来しながら紡ぎだされた不思議な物語だ。話はまず、破談になった婚約、日曜ごとの競馬、放蕩息子の父親が泥酔の果てにくり返す奇行、イサドラ・ダンカン風のダンスを踊る母親、熱帯で繰り広げられるダンスパーティーといった、両親世代の、とにかく破天荒な青春群像の描写から始まる。熱気と [続きを読む]
  • 724冊目 蜜と毒/瀬戸内晴美
  • 「蜜と毒」瀬戸内晴美著・・・★★★☆愛さえあれば、結婚の形式などいらない。愛の冷めた夫婦より、情熱のある恋人でいる方が幸福ではないか……?束縛や契約を嫌い、貪欲に愉しみのみを求める現代人の恋愛を多彩に描き、蜜でもあり毒でもある性愛を、繰り返して倦まない男女の面白さと、大胆な情事の果ての傷心を華麗につづる、恋の長編小説。 瀬戸内晴美は瀬戸内寂聴(法名)である。 最近この方をTVでちょくちょく拝見する。 [続きを読む]
  • 723冊目 蠅の王/ウィリアム・ゴールディング
  • 「蠅の王」ウィリアム・ゴールディング著・・・★★★☆疎開する少年たちを乗せた飛行機が、南太平洋の無人島に不時着した。生き残った少年たちは、リーダーを選び、助けを待つことに決める。大人のいない島での暮らしは、当初は気ままで楽しく感じられた。しかし、なかなか来ない救援やのろしの管理をめぐり、次第に苛立ちが広がっていく。そして暗闇に潜むという“獣”に対する恐怖がつのるなか、ついに彼らは互いに牙をむいた― [続きを読む]
  • 722冊目 魔弾/スティーヴン・ハンター(再読)
  • 「魔弾」スティーヴン・ハンター著・・・★★★☆(再読)ユダヤ人シュムエルが移送された先は、ドイツ南西部にある収容所だった。ある夜のこと、作業中の囚人たちが漆黒の闇のなかで次々と倒れていった。ただ一人逃げ延びた彼は、仲間が絶対不可能なはずの狙撃の標的にされたことを知る。一方、米国陸軍大尉リーツは、銃器の発注書からドイツ軍が要人暗殺を極秘裏に計画中だと気づくが…。『極大射程』の原点となった名編、ついに [続きを読む]
  • 721冊目 モダンタイムス/伊坂幸太郎
  • 「モダンタイムス」伊坂幸太郎著・・・★★恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。 続いて、エンタメ系小説で東野圭吾と人気を二分する伊坂幸太郎です。東野の作風 [続きを読む]
  • 720冊目 ナミヤ雑貨店の奇跡/東野圭吾
  • 「ナミヤ雑貨店の奇跡」東野圭吾著・・・★★★☆悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店 [続きを読む]
  • 718冊目 パディ・クラーク ハハハ/ロディ・ドイル
  • 「パディ・クラーク ハハハ」ロディ・ドイル著・・・★★★1968年アイルランド。サッカーが大好きな10歳の少年パディ君の目に映る大人の世界は奇妙キテレツ。大きくなるにつれて世の中わからないことが出て来た。ダブリンの移りゆく町並を背景に限りなく広がるドイルの世界。 1993年ブッカー賞受賞作品。ユニークな表題で前から気になっていた作品で、パディ・クラークは小学生の少年(ぼく)でこの物語の主人公である。「ハ [続きを読む]
  • 717冊目 超図解ブロックチェーン入門/桜井 駿
  • 「超図解ブロックチェーン入門」桜井 駿著ビットコイン、フィンテック、仮想通貨、分散型台帳、マイニング、パブリックブロックチェーン、プライベートブロックチェーン、P2Pネットワーク、電子署名、ハッシュ、コンセンサスアルゴリズム、スマートコントラクト、これまでの常識を根底から覆す技術。暮らしやビジネスはどう変わる? 今年1月、仮想通貨の1つであるNEMが大量流出(約580億円)した事件がまだ記憶に新しいが、そ [続きを読む]
  • 716冊目 三島由紀夫全集15/三島由紀夫
  • 「三島由紀夫全集15」三島由紀夫著・・・★★★★ 三島由紀夫の全作品を読破しようと、これまでデビュー作の「盗賊」から「禁色」までの長編小説を読んできたが、この辺で短編作品を読んでみようと思い、辞書並みに厚い本書を手にとりようやく読み終えた。 本書には十代前半に書かれた「大空のお婆さん」から18歳までに書かれた、未発表作・未完成作を含む26篇の短編小説が収録されている。 世の中には若くして才能を開花さ [続きを読む]
  • Mr.Children 〜詩の世界〜 15 『かぞえうた』
  • Mr.Children 〜詩の世界〜 15 『かぞえうた』 今日で東日本大震災から7年が経ちました。 地震の発生時、私は仕事中で車の中に居ました。浜松ですから震源地からかなり離れていた訳ですが、大きくゆっくりとした揺れを感じ(震度3)、ラジオからアナウンサーが「地震のようです、今震度3です。まだ揺れています、どんどん大きくなってます」と実況していたのを鮮明に記憶しています。震源地が東北沖と聞き、この揺れの大きさは [続きを読む]
  • 715冊目 笑う月/安部公房
  • 「笑う月」安部公房著笑う月が追いかけてくる。直径1メートル半ほどの、オレンジ色の満月が、ただふわふわと追いかけてくる。夢のなかで周期的に訪れるこの笑う月は、ぼくにとって恐怖の極限のイメージなのだ―。交錯するユーモアとイロニー、鋭い洞察。夢という“意識下でつづっている創作ノート”は、安部文学生成の秘密を明かしてくれる。 安部公房という人は思考回路が常人とはかなり違っていて、物事をエキセントリックな視点 [続きを読む]
  • 714冊目 レクイエム/アントニオ・タブッキ
  • 「レクイエム」アントニオ・タブッキ著・・・★★★☆七月は灼熱の昼下がり、幻覚にも似た静寂な光のなか、ひとりの男がリスボンの街をさまよい歩く。この日彼は死んでしまった友人、恋人、そして若き日の父親と出会い、過ぎ去った日々にまいもどる。 続けて薄い本シリーズ(と言っても170Pを超える)3冊目。 イタリア現代文学を代表する作家・タブッキ(1943-2012)の1992年の作品。 7月の暑い日、イタリア人の男は桟橋 [続きを読む]
  • 713冊目 種をまく人/ポール・フライシュマン
  • 「種をまく人」ポール・フライシュマン著・・・★★★★はじまりは、小さな種だった。さまざまな人種がうずまく貧民街の一角、だれも気にとめなかったゴミ溜めが、すこしずつ変わりはじめる。 続けてティーンエイジャー向けの薄い本です。ドフトエフスキー「おかしな人間の夢」は非常に難解な本でほっこり出来なかったが、この本ならどう見ても間違いないだろうと思い読んでみた。 この話は人種も性別も年齢も違う13人の視点から [続きを読む]
  • 711冊目 幸福な遊戯/角田光代
  • 「幸福な遊戯」角田光代著・・・★★★ハルオと立人と私。恋人でもなく家族でもない三人が始めた共同生活。この生活の唯一の禁止事項は「同居人同士の不純異性行為」――本当の家族が壊れてしまった私にとって、ここでの生活は奇妙に温かくて幸せなものだった。いつまでも、この居心地いい空間に浸っていたかったのに……。 本書は著者のデビュー作(1991年)で、3篇からなる短編集である。 3篇とも女性の視点から描かれた作品で [続きを読む]
  • 710冊目 これからのSEO Webライティング本格講座/瀧内 賢
  • 「これからのSEO Webライティング本格講座」瀧内 賢著本書が推奨するのは、『ユーザー&ロボット両取りのライティング』です。ユーザー寄り一辺倒ではなく、もちろん「以前の、ロボット向け手法に戻る」ということでもない、いわばユーザーとロボットの両方へ同時に思いっきりすり寄る、次世代の手法です。対象をユーザーとしながらも、現況のアルゴリズムレベルに鑑みたロボット向けの施策こそが、これから先、必要不可欠とな [続きを読む]
  • 709冊目 終わりの感覚/ジュリアン・バーンズ
  • 「終わりの感覚」ジュリアン・バーンズ著・・・★★★★穏やかな引退生活を送る男のもとに、見知らぬ弁護士から手紙が届く。日記と500ポンドをあなたに遺した女性がいると。記憶をたどるうち、その人が学生時代の恋人ベロニカの母親だったことを思い出す。託されたのは、高校時代の親友でケンブリッジ在学中に自殺したエイドリアンの日記。別れたあとベロニカは、彼の恋人となっていた。だがなぜ、その日記が母親のところに? 20 [続きを読む]
  • 708冊目 洪水はわが魂に及び/大江健三郎
  • 「洪水はわが魂に及び」大江健三郎著・・・★★★鯨と樹木の代理人大木勇魚(いさな)と、現代のノアの洪水に船出する自由航海団。明日なき人類の怒りと畏れをまるごと描いた感動の巨編! 久しぶりの小説です。先日どこかのサイトで本書が「大江の最高傑作」だと書かれているのを見て「万延元年のフットボール」以来9年ぶりに大江作品を読んでみた。 本作は1973年の作品で、武蔵野台地に銅鐸形の3階建て核シェルターに障がいを [続きを読む]
  • 707冊目 メンズファッションの解剖図鑑/MB
  • 「メンズファッションの解剖図鑑」MB著なぜ人は「おしゃれ」と感じるのか?話題沸騰の超人気バイヤーが読み解く、おしゃれの「ルール」と「方程式」。日本人に適したおしゃれの理論がやさしく楽しく深くわかる、まったく新しい「ファッション版・解体新書」 このところ毛色の変わった本が連発します。。。(・・;) 去年の10月、日テレの番組「得する人損する人」を見ていたら、どんなオヤジでも一瞬でオシャレになるという裏ワ [続きを読む]
  • 706冊目 セックス放浪記/中村うさぎ
  • 「セックス放浪記」中村うさぎ著この世界が用意するのは、思考停止のハッピーエンドだ。静かな諦観とともに人生を受け入れ、無為な戦いを放棄する――そんなハッピーエンド、私はいらない。安住を拒み続ける女王が新たに狙いを定めた先は、新宿二丁目ウリセンバーでセックスを売る男の子たち。お金で買った彼らとの関係に、本物の恋愛は生まれるのか? 欲情地獄のさらなる深みに到達した、飽くなき絶望の放浪記。 本書は前著「私 [続きを読む]
  • 705冊目 私という病/中村うさぎ
  • 「私という病」中村うさぎ著「どうして私は、女であることを、おおらかに正々堂々と楽しめないのか」――男に負けないよう必死で手に入れた「勝ち組」の称号が、恋愛マーケットでは惨めな「負け組」と見なされる。愛されたい、だけど見返してやりたい……相反した女の欲情を抱いた作家が叩いた扉は、新宿歌舞伎町・熟女ヘルス。過激な〈実体験主義〉に潜む、普遍的な「女」の苦しみに肉体ごと挑んだ、戦いと絶望の全記録! 先日、図 [続きを読む]
  • 704冊目 影裏/沼田真佑
  • 「影裏」沼田真佑著・・・★★★北緯39度。会社の出向で移り住んだ岩手の地で、ただひとり心を許したのが、同僚の日浅だった。ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。いつしか疎遠になった男のもう一つの顔に、「あの日」以後、触れることになるのだが……。 第157回(2017年)芥川賞受賞作。 仕事で岩手に移り住んだ「私」と、渓流釣り仲間で仲の良い同僚・日浅と過ごした日々を、抑揚を抑えた簡潔な文体で綴っている。 「 [続きを読む]
  • 703冊目 しんせかい/山下澄人
  • 「しんせかい」山下澄人著・・・★★十代の終わり、遠く見知らぬ土地での、痛切でかけがえのない経験――。19歳の山下スミトは演劇塾で学ぶため、船に乗って北を目指す。辿り着いたその先は【谷】と呼ばれ、俳優や脚本家を目指す若者たちが自給自足の共同生活を営んでいた。苛酷な肉体労働、【先生】との軋轢、そして地元の女性と同期との間で揺れ動く思い。気鋭作家が自らの原点と初めて向き合い、記憶の痛みに貫かれながら綴った [続きを読む]