ウラカミ さん プロフィール

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ウラカミさん: アジアと日本のビジネス連携を考える
ハンドル名ウラカミ さん
ブログタイトルアジアと日本のビジネス連携を考える
ブログURLhttp://asiaitbiz.blog20.fc2.com
サイト紹介文NPO法人アジアITビジネス研究会の活動を続けるなかで、日頃考えていることなどを書き綴っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供129回 / 365日(平均2.5回/週) - 参加 2009/04/25 15:47

ウラカミ さんのブログ記事

  • 【データ】 中国経済状況と課題
  •  中国経済関連の今年7月までのデータがかなり発表され、2018年通年ベースでの中国の経済見通しについて少しずつコメントや解説が登場してきている。 ご承知のように、中国のGDP(国内総生産)は、2018年上半期、実質で6.8%の成長を示し、その後の経済指標の現れ方などをみると、2018年通年で対前年比実質6.5%成長の実現はできる見通しになっている。もちろん、ちまたで取り沙汰される米中貿易摩擦を踏まえ、中国政府は、景気刺激 [続きを読む]
  • 【覚書】 米中貿易摩擦と企業を考える
  • はじめに 世界の多極化が進み、アジア地域、とりわけ中国の果たす役割が増大している。アジア地域や中国の存在感の高まりのなかで、世界の有数企業は、アジア向け直接投資や中国投資を増やし、アジア発、中国発の新しい事業の開発・推進に傾注している。 企業世界では今、顧客やステークホルダーとの連携による価値の共創が熱い視線を浴び、共存共栄(win-win)を目指す経営行動が多極間で展開されている。企業は、言うまでもな [続きを読む]
  • 【データ】 中国の貿易拡大と対米貿易の動向(2018年1-7月)
  •  中国海関総署が8月8日、2018年1-7月の貿易実績を公表した。以下、海関統計に基づき実績を記す。 中国の今年1-7月貿易総額は16兆7,209億元、対前年同期比8.6%増。輸出8兆8,944億元、同5.0%増、輸入7兆8,264億元、同12.9%増、貿易取引を輸入が牽引した(米ドルベースの同伸び率は、元安のため、それぞれ16.4%、12.6%、21.0%)。 中国の今年1-7月対米貿易総額は2兆2,859億元、対前年同期比5.2%増、輸出1兆6,609億元。同5.6%増、輸 [続きを読む]
  • 暑中お見舞い申しあげます
  • 暑中お見舞い申しあげます。 今年の夏は格別暑い日が続き、酷暑といった感じですが、お元気でお過ごしのことと存じます。 このビジネスブログ、「アジアと日本の連携を考える」を始めて9年になります。この間、アジアは、もがきながらも、大きく成長してきました。アジアは日本企業を含むすべての国や地域の企業に夢を与えチャンスを与える力強い存在になったと改めて感じています。 これからもアジアの経済社会やビジネス、企 [続きを読む]
  • 【景気】 半導体ファウンドリ市場の動向
  •  半導体製品は情報通信機器やさまざまの電子応用製品、自動車など幅広い分野で使用される。それぞれの機器の設計開発の段階からベンダーと使用者で細かな仕様の打ち合わせや共同開発の取り組みがなされることが多く、最終製品の製造・販売に先立ち、多くのプロセスが先行することから景気の先行指標として捉えられてきた経緯があるように思う。 ここで取りあげる半導体ファウンドリ企業は、半導体の前工程と言われる半導体ウェハ [続きを読む]
  • 【インド】 海外直接投資受入の最近の状況(2017-18年度実績)
  •  インド政府商工省産業政策促進局(Department of Industrial Policy & Promotion、DIPP)海外直接投資統計によるとインドの直接投資受入額は2017-18年度(2017年4月-2018年3月)、449億米ドル(2,889億インドルピー)、対前年度比3%増(インドルピー1%減)となった。 インドの海外直接投資受入額(含む金融業)は中国の外資利用(金融業を除く)の約三分の一の規模である(ちなみにインドの金融業は海外直接投資受入額の約15% [続きを読む]
  • 【中国】 経済成長と個人消費支出
  •  国家統計局貿易外經司司長 孟慶欣氏によると、「中国の消費市場は常に拡大し、消費構造は持続的に最適化されている(消?市?不断?大 消??构持??化)」(中国経済網2018年7月18日付記事)。 中国の2018年上半期の社会消費品小売総額は対前年同期比9.4%増と高い伸びを示し、同総額は18兆元に到達した。 ご承知の通り、中国の経済成長率(GDP実質)は2018年上半期、対前年同期比6.8%と安定的かつ良好に伸びた。中国の経済成 [続きを読む]
  • 【休憩】 人民元安への流れ
  •    上海外国為替市場における足元1週間の人民元の動きをみると、人民元は対米ドルで続落。中期的な流れは「人民元安」である。 中国人民銀行(中央銀行)は昨23日朝、人民元売買の基準値を前週末から元高方向に設定したが、米中貿易摩擦への根強い警戒もあり、市場は元売り、ドル買い気配で夕方には1米ドル=6.7834元となった。 国有銀行の元買い、ドル売りが登場しても、人民元安への流れは止められず、ここ1週間、新聞は「1 [続きを読む]
  • 【貿易摩擦】 国際貿易環境と米国企業: カミンズ社のケース
  •  米トランプ大統領が始めた貿易パートナー叩き、いわゆる貿易戦争の影響を米国本土のさまざまな企業が感じ始めた。 貿易環境は供給連鎖と価値連鎖を基底に持ち、今日のグローバルな事業環境の下では米国発の人為的操作が本国の企業を襲うことは、ある意味、自然の流れである。 ワシントン・ポスト紙が7月21日付記事、"Dependent on trade, Mike Pence’s hometown takes a hit due to Trump’s tariffs"は、「エンジン、発電機 [続きを読む]
  • 【中国】 健全な成長を確信
  •  国家統計局が7月16日、2018年上半期の国民経済の実績発表を行い、これを踏まえ、国家発展改革委員会(以下、発改委)が7月17日、2018年全体の経済見通しについてコメントを出した。ここでは、China Daily紙電子版記事、"Faith voiced for healthy growth rate"(2018年7月18日付)に基づき発改委の発言を中心に記事のポイントを紹介する。 すでにご承知の通り、中国の2018年上半期(1−6月期)国内総生産(以下、GDP)は対前年 [続きを読む]
  • 【速報】中国国民経済2018年上半期「安定的かつ良好」
  •  中国国家統計局は昨16日、中国の今年第2四半期と上半期の国内総生産(以下、GDP)の実績値(初期計算)の発表を行った。 中国GDPは2018年上半期(1−6月期)名目で41兆8, 961億元、対前年同期比で実質6.8%成長した。ちなみに、2018年第1四半期および同第2四半期の中国GDPの実質成長率はそれぞれ6.8%、6.7%であった。 発表によれば、中国の国民経済は「安定的かつ良好」に推移しており、経済は第2次産業から第2次産業への構造転 [続きを読む]
  • 中国の外資利用と貿易の動向(2018年上半期)
  • 直接投資の動向 中国商務部は7月12日、定例プレスカンファレンスを開き、2018年上半期(1-6月期)の中国の外資利用実績を発表した。1.世界の対中国直接投資契約件数は2018年前半29,591件、対前年同期比96.6%増、直接投資実行額は同683.2億米ドル(4,462.9億元)、対前年同期比4.1%増(元ベース1.1%増)であった。2.2018年1-6月期の国別の直接投資で良好な伸びをみせたのは米国、シンガポール、韓国、英国などであり、「一帯一 [続きを読む]
  • 【覚書】 米中貿易摩擦を考える視点
  •  米トランプ政権が2018年7月6日、米通商関連法規を持ち出し「米国第一」(国家安全)を謳い、中国叩きを始めた。具体的に言えば、米国は、中国からの輸入340億ドル相当に追加関税25%の措置を講じ、中国は国家の主権と安全確保のため、米国からの輸入340億ドル相当に追加関税25%の対応に出たことでいわゆる米中貿易戦争の勃発となった。このことについては「暮らしのブログ」に記事(7月6日付)を掲載しており、ご覧いただければ幸 [続きを読む]
  • 【中国企業】 華為技術の東南アジア投資戦略に学ぶこと
  •  中国情報通信の雄、華為技術(華為技術有限公司、Huawei Technologies Co., Ltd. 、本社:広東省深圳市、以下、華為技術Huaweiと記す)のグローバルな拠点展開は、進出先の国や国を超えた新しいデジタル経済の生態系構築を明確に見据えたものであり、重要な示唆を与えてくれる。 華為技術Huaweiは、東南アジア地域における5G世代情報通信端末事業の抜本的な強化を図るため、新しいデジタル経済の生態系構築をタイのバンコックを [続きを読む]
  • 【再掲】 米国の保護貿易の可能性とアジア
  •  下記の論考は2016年11月上旬のトランプ氏、米大統領選出の報を受け、米国の保護貿易とアジアについて論じたものである。初出は本ブログ、2016年11月14日である。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 米国で大統領に選出されたドナルド・トランプ氏の保護貿易主義の可能性を受けとめ、これからのアジア地域における貿易・投資について考えてみた。世界の中で中心的な役割を果たしているアジアは従来通り、自らの思うとこ [続きを読む]
  • 【動画】 マイケル・ペティス(北京大学): 中国経済の課題
  •  AmChamShanghai(The American Chamber of Commerce in Shanghai、上海美国商会)のインタビュー動画シリーズのなかから北京大学マイケル・ペティス教授(Michael Pettis)へのインタビュー、"On China's economic difficulties"を紹介する。ペティス氏は幾つかの重要な課題について考える視点の提示を行っている。簡潔で有用な動画である(8分44秒)。 ペティス教授の取り上げる課題は次の六つである。 ①中国のインフラ投資 [続きを読む]
  • シンガポール会談の不安定な遺産
  •  不安定な遺産というか不安定なレガシーとそのまま記した方がよいのかも知れない。ここで取りあげるのはプロジェクト・シンジケートに16日掲載されたリチャード・ハース氏(米外交問題評議会会長、Council on Foreign Relations)の論説、"The Singapore Summit's Uncertain Legacy"である。 シンガポールでの米ドナルド・トランプ氏と北朝鮮金正恩氏の米朝会談は6月12日。ともあれ、合意事項と成果は391文字の共同声明として発 [続きを読む]
  • 一帯一路: 遼寧省、総合試験区による新しい開放への取り組み
  •  「遼寧省、『一帯一路』総合試験区(総合的パイロットゾーン)を設立し、開放された高いレベルの新しいプラットフォームを創出」 ─ 「一帯一路網」2018年6月10日付記事である。 遼寧省商務部門関係者によると、同省は、新しい開放パターン構築を加速させるために、「一帯一路」総合試験区と中国・中東欧「16+1協力」(中国と中東欧16カ国の協力。1は中国)国際経貿協力示範区を創設する。 遼寧省は、国際的な産業協力を深める [続きを読む]
  • 【覚書】中国の外資利用
  •  中国では今、「改革開放」の更なる促進による経済の高度化と発展のために何をなすべきかの議論が国務院・李克強総理のリーダーシップのもとで行われている。 足元の例を挙げれば、例えば5月30日、「外資を積極的かつ効果的に利用するための施策などの特定(李克?主持召?国?院常?会? 确定?一??极有效利用外?的措施等)」が審議されている。そして、投資環境の「公平性」「透明性」「利便性」などが議論されると同時に、 [続きを読む]
  • 【閑想】 米中貿易摩擦の現況
  • 米国が仕掛けた貿易摩擦 窮すれば鈍するというわけではなかろうが、自国の貿易収支や国民経済・産業の問題のよってきたるところを貿易相手の所為(せい)にするという手法は米国政治の産物であるように思われるがいかがなものであろうか。 今回のドナルド・トランプ氏の貿易論は必ずしも「孤立主義(Isolationism)」というわけではなく、1930年代以降流行った近隣窮乏化政策(Beggar thy neighbour)に端を発する貿易相手国叩き [続きを読む]
  • 中国のスマートフォン市場とAIチップ: QualcommとMediaTek
  • 全般的な情況 スマートフォン関連産業にとって中国市場におけるビジネスの組み立ては依然重要である。中国市場向けスマートフォンの出荷台数が昨年は対前年比4%減と初めてマイナス成長を記録し、続いて今年第1四半期の出荷が対前年同期比21%減(米調査会社Canalysによる見方)となるなど市場は足元で変調を経験したが、業界筋によれば、在庫調整も漸く落ち着き、中国におけるスマートフォンの出荷台数は2018年第2四半期にはプラス [続きを読む]