ガミガモ さん プロフィール

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ガミガモさん: 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩
ハンドル名ガミガモ さん
ブログタイトル君が我が子を抱いた時、君に贈る詩
ブログURLhttps://ameblo.jp/youmake/
サイト紹介文まだ幼い息子達に教えられる日々の詩です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供374回 / 365日(平均7.2回/週) - 参加 2009/04/26 01:46

ガミガモ さんのブログ記事

  • 狂気
  • 部屋の窓とドアを開け廊下の窓を開けると出会うはずのなかった風が絡み合って揺らいでいるストレッチをしながらピンク・フロイドを聴いていると伸ばした腕は何処までも伸びて宇宙の果てに手が届きそうになる地球からは月の裏側は見えないと君に教えると連立方程式を理解した時と同じ顔をした [続きを読む]
  • ハナビシ草の想い
  • 植林された松の隙間にハナビシ草のオレンジの群れ去年はそこになかったから何処からか種が飛んで来たんだ昔からあった松林を勝手に切って埋め立てて道路を作って工場を作って何十年もたってやっぱり松林を復活させたいと勝手に思って植林されただけど自然の理は思い描いたようにはなってくれない一斉に植林されてもその成長は様々でぎこちない [続きを読む]
  • 50m走
  • さすがに10秒は遅いと君は思って夕方花の手入れの僕の背中で君は走り出した何度も何度も僕の背中を追い越し細すぎる三日月がはっきりと見えて来たけどあの三日月を目指してはいけないもっと顎を引いて少し先の道を見ながら走るんだ [続きを読む]
  • キラキラの世界
  • やわらかな西日を浴びた木々の若葉はどれも濃い緑色に輝いて背景だった薄青い空から飛び出し僕を突き抜けたおかげで目に映るものはすべてキラキラに縁取られたなぜだか僕は早く家に帰ってアイスクリームを食べたいと思った [続きを読む]
  • ほんの少しの上目使い
  • まあるくてふわっとしていてぷるんってなってるそれがあなたですお互いをほとんど知らないその人はほんの少しの上目使いで僕にそう言ったそんな情報ではどんな風に見えているのか解るはずもなく誰にでもそんな風に言うのだと思うことにした僕らはお互いをほとんど知ることもなく離れていった [続きを読む]
  • 洗髪
  • どうやら君はお風呂で上手に頭を洗えてないらしいなので久々に君と一緒にお風呂頭はちゃんとワサワサと泡立っていて揉み込むような手付きも悪くはない問題はすすぎだったシャワシャワっと流しておしまい泡が残ってるねサラッとしてない筈だこれからは週に二回は一緒に入らなきゃ [続きを読む]
  • 僕にも新しい景色
  • 君が新しい環境で眠ったように僕も新しい環境で眠った君のベッドが消えて広くなった寝室家具のレイアウトも少し変えてみた不思議な気持ちで眠ってそれでもぐっすり眠って不思議な気分で目覚めて新鮮な気分で窓を開けた君の部屋のドアを開けて起こそうとしたけどやっぱりやめて素通りしたそんな朝に慣れるまでに何日かかるだろうか [続きを読む]
  • 新しい景色
  • 君は今日初めて自分の部屋で寝るベッドから落ちないか心配だって?真っ暗な部屋で眠れるかなって?それよりなによりその部屋の主になって嬉しくて眠れないんじゃないかな?二人でベッドを改造して三センチ高くしたそこからの景色は何千メートルも高くのまるで雲の上からか [続きを読む]
  • 雑草
  • あまりの強風に鉢植えを軒先に避難させるそれにしても雑草の強いことそしてちゃんと名前はあるのに雑草とひとくくりの悲しさだけどそれは人の勝手な振り分けと傲慢な思い込みそれより人の手が入った柔な改良種の草花より自らの力で生き抜き上手に世代交代してきた強さに畏敬と尊敬の名を [続きを読む]
  • 髪を切って
  • もっと早く来ていたら良かったと思いながらの帰り道小さな坂道を上る先大きく開けた空にはほんのり赤が残る青との境目に明るい星がひとつ夕暮れ時にこの方角にあの高さあれは間違いなく金星ひとりぼっちは寂しくないかいやいや君には見えてないだけ空にはいつも満天の星 [続きを読む]
  • どこにでもいるそんな人
  • 「最初に謝っておきます。実は・・・・」こんな話し方をする人を僕は信用出来ない仕事は遠いところからやって来て目の前を通りすぎ遠くへ去って行く一連の流れの中で自分の請け負う部分が何処なのかを理解していないもしくは誤解しているととんでもないミスを犯すその案件はその人が怪我で三ヶ月休んでる間にとっくに収拾していた最初じゃなくて最後だったのだ [続きを読む]
  • プチトレ
  • それはそれはあまりの強風でその強風の中にさらに強い風が吹き自転車ごと体がグラリと揺れたくずしたバランスをなんとか取り戻せたのは日頃のトレーニングと言うにはあまりにゆるいだけど継続はしているプチトレーニングのおかげかこんな出来事がさらなる継続の糧となったりする [続きを読む]
  • 長所など
  • 学校へ提出する書類の中にある「保護者から見た子供の長所など」これが毎年楽しみで何を書こうかとあれこれ思いをめぐらす短くシンプルにかといって限定的でなくこれからの成長に 広がりがありけっして親バカを炸裂させず客観の中に主観を忍ばせ君がお風呂に入ってる間に父と母と兄は議論の花を咲かせた [続きを読む]
  • 始業式
  • 新しいクラスはどうかな離れてしまった子とまた一緒になった子担任の先生は話が面白くて優しそうでよかったと新しい校長先生は話が短くくてさらによかったと新しい教科書に名前を書いて新しい名札に学年と組と苗字を書いて一度に色々がいっぱいだけど少しずつ馴染んでいけばいい僕の自転車のタイヤのように [続きを読む]
  • 新旧のいざない
  • 結局僕の自転車は前後のタイヤを新しくした走ってみれば若干の違和感この自転車はまだ新しいタイヤを受け入れてないようだ新しいものが馴染むには時間が必要だけど時間と共に亀裂が広がる場合もあるそれでも最初からやっていかなくちゃならないのがこの世の中段差で速度を落としたり急発進急停車をしないことあとは当人たちを見守るだけ [続きを読む]
  • 年に数回は見る夢それがもう20年ほど続いてるいつも同じ所で目が覚めて話が進まなかったそれが今日初めて話が進み完結した何年も続いていたのは思い入れが強かったのだろうだけど最後まで見た感想はなんてことのない印象楽しみにしていた映画が残念だったような思いこれは新しい夢を見ろということだろう早く寝なくちゃ [続きを読む]
  • それより花粉がつらい
  • 冷たい雨が降ってもとか冷たい風が吹いてもとか苦しい時に鼓舞する表現があるけど何も苦しいことはないけど現実に冷たい雨風の中を自転車で走ったそれはそれほど困難でもなく逆にテンションが上がっていく自分がいた逆に言えば人が言葉に出来る苦しさはこの程度ということかでも明日は晴れるといいな [続きを読む]
  • えーっと、
  • なんだったっけ入浴?乳液かどっちが先?しゃぶしゃぶかすき焼きかトロトロ?中トロ?あっそうか入浴後に先にシャブシャブの化粧水をつけてからトロトロの乳液をつけるのかいつも順番を間違えてしまう [続きを読む]
  • 道端の草のように
  • 春休みが終われば君は五年生になってついにのび太と同学年にそれは過去へ行ったり未来へ行ったり宇宙へ行ったりその気になればどんな冒険も出来る年齢だ僕は君にすぐに答えを教えないように完成されたものを与えないようになにかを強制しないように思う道に誘導しないようになにより行く手を遮らないように [続きを読む]
  • そして今、どんな大人?
  • 「お父さんはどんな中学生だった?」君に促されて振り返った過去はいつもと違った景色だった色褪せた思い出が特別な意思を持って鮮やかな天然色に僕はそうやって僕になっていったんだとそしてそれはまだ途中なんだとそして君に語るのはまだ早いんだとそう思った瞬間思い出はまた色を無くした [続きを読む]
  • 気分もブルー
  • 沢山並んだハンガーの中からネイビーブルーのパーカーを選んだ僕は店内の鏡を探したちょうどいい距離の鏡に向かって僕はパーカーを羽織ったちょっと似合わないなと思う前に「それボクの方が似合うんじゃない?」君は僕からパーカーを剥ぎ取り素早く羽織って鏡に向かってポーズを決めた「そうやね」 店じゅうのスタッフやお客に聞いても同じことを言っただろうつらいなぁ [続きを読む]
  • 春の足跡
  • もしも君がつぶやいただけだったらもしも君が状況を解説しただけだったら僕は最強に気持ちいいままで意識が消えて遠い世界に旅立っていただろうだけど君は僕に同意を求めた「うん、気持ちいいよ」自分の言葉で完全にまどろみから現世へ呼び戻されたそれもこれも春のせいだといいけど [続きを読む]
  • 春の足音
  • 「お父さん、それ、まどろんでるんやろ?それって最強に気持ちいいよね」僕はリビングでクッションを並べた上にひっくり返ったにぎり寿司のように寝転がっていたしかも絶妙なにぎり具合で君の足音の振動だけでくずれほぐれる程だったなのに君の滑舌のいいはっきりとした声変わり後の声で僕の意識はしっかりと呼び戻されてしまった [続きを読む]
  • 君が僕にくれたもの
  • 「お父さん、アイスコーヒー飲む?」と言って君はぎこちない手付きでテーブルの上にグラスを二つ置いた「人に入れてもらったら美味しいでしょ」そうだね特にこれは君が初めて僕に作ってくれたコーヒーだペットボトルのコーヒーをグラスにそそぎ牛乳を少し注いだだけだけどそれだけじゃない何かがいっぱい入った一杯だ [続きを読む]
  • 桜色の記憶
  • 遠くに見えるあの山が桜色に萌えている登ればそれは見事な景色だったらしいけど家族で花見はちょっと辛いと言う君そういやそんな年頃で気持ちは見事に解りすぎるやがて君は友達や恋人とそして君の家族とその時僕は何処にいてどんな風に見てるだろうか遠い山が淡く瞬き脳裏に消え入った [続きを読む]