ガミガモ さん プロフィール

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ガミガモさん: 君が我が子を抱いた時、君に贈る詩
ハンドル名ガミガモ さん
ブログタイトル君が我が子を抱いた時、君に贈る詩
ブログURLhttps://ameblo.jp/youmake/
サイト紹介文まだ幼い息子達に教えられる日々の詩です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供374回 / 365日(平均7.2回/週) - 参加 2009/04/26 01:46

ガミガモ さんのブログ記事

  • 後ろ姿を君に
  • 精一杯元気そうに振る舞った君はぽろぽろとこぼれる涙に縁取られながら笑ってみせた誰も悪くないのに君が泣いてしまうのは生まれてすぐに泣いたからだろうあのときもっと泣いておけば今日泣かずにすんだかも知れない僕が振り返られずにいたのはやさしさじゃなかった [続きを読む]
  • やさしさは振り返らない
  • 梯子の掛かった夕焼け雲もまるまる太った三日月も水たまりに浮かんだ波紋もいつまでも動かない緑のバッタもみんな振り返らない落ち葉をもう一度動かしたつむじ風もカーブミラーを横切った小鳥の姿もやさしいものはみんな振り返らないあっという間に消えた吐息の白は僕が愛した証拠だったけど振り返った君の目には映らなかった [続きを読む]
  • もっと危ない僕
  • 頭の中を真っ白に心はお花畑に何も考えず自分を信じる寒いからと厚着をして暑いな〜とつぶやく自分を情に流されて誰もを許してしまう自分を今は信じよう気が付けばちょうちょ結びが出来ていたよかった危ない世界に行かずにもどって来られたでもこっちの方がもっと危ないのかも [続きを読む]
  • 危ない僕
  • 小さなトラブルがいっぱい重なって頭をいっぱい使ったその重なり具合が絶妙なバッドタイミングで笑うしかなかったそれだけならなんてことはなかったが偶然にも靴ヒモがほどけたそれもどうってことはなかったがヒモを結ぼうとして困惑したちょうちょ結びってどうやるのだったっけあれ?なんか笑っている僕 [続きを読む]
  • いいね!
  • 「お風呂の中で思ったんだけどさぁ」いきなりの君の言葉に戸惑うそれはつらい話なのか恥ずかしい話なのか難しい話なのかこんな寒い夜に湯船の中で溶けて心も解けてきっと前向きで健全な話に違いないと思いたい僕に「ピアノ教えてほしいんだけど」「おっ、いいね!」よかった〜 [続きを読む]
  • でも君には睡眠の方が大事
  • 君には毎日の宿題の他に自主勉強というものがある自ら進んで勉強をしてそのノートを先生に提出するとはいっても家庭では親に強制されてするなんとも微妙だが使い方によってはその後の人生を大きく左右する思えば大人になっても大人になってからこそさらに大人に慣れすぎた大人にこそ必要な課題だ [続きを読む]
  • 小学四年生男子のユウウツ
  • 肌が乾燥しているのか君の唇は荒れ荒れぱっくり割れてしまえばかわいそうだと母はリップクリームを「こんなのはずいー」はずい?恥ずかしいをそう言うのかそれはともかく君の唇は桜色で色っぽい「学校に着くまでに普通に戻るよ」ごめんねなんの根拠もなくその場をしのいだだってあまりに色っぽかったから [続きを読む]
  • 根っこ
  • 絶好のガーデニンク日和古い根を取り出すふるいは使わない人生には効率よりも大事なものがある土から顔を出した根をそっとつまみ引き上げるまだあるかまだあるか長いー大物だーたのしいなーもしかしたら僕はこの為に花を植え水をやり花柄をつみ切り戻し花が終わるの待ったのか人生は深い土の中の根っこのようだ [続きを読む]
  • どう?まんまるに見える?う〜んちょっと欠けてるかなうんちょっと影があるねでもボクまんまるよりこっちの方が好きだなそうそう人でも月でもちょっと影がある方がいいよねお父さんも影作ったら?えっ?今ない?ボクには見えないな [続きを読む]
  • こたつの中のグランド
  • こたつの中に足が六本部活から帰った君の二本が入るとこたつの中は急に冷たくなった僕のあたたかな一本を君の足に乗せると冷気が僕を登ってくる乾いたグランドのつむじ風が背筋を登る一瞬僕は息を切らせてグランドを走り暮れゆく空を見上げる「月がめっちゃ明るかったよ」君も見上げていたんだ [続きを読む]
  • キャラメルの包み紙
  • 風に運ばれたそれは白地に赤と青でアスファルトの上で目立っていたなのに誰かに踏まれ何かに轢かれてその存在はないとされていた手を引かれて歩く幼子は希望に満ちた笑顔をなんの疑いもなく母に向け続けついにそれに気付かずだけど踏む事もなく通りすぎた僕は二人の姿が見えなくなってからそれを拾い上げた [続きを読む]
  • 愚かな時間の使い方
  • やるべきことがやりたくないことのベスト5に入っていたらやらない言い訳を指折り考えてすべてがひっくり返る出来事を願い空想の世界に逃げ込んでそれでもやっぱりやるべきことがカウントダウンを続けてゼロになったらやっぱりやるしかなくて雨に見抜かれ風に諭され落ち葉に笑われる [続きを読む]
  • ふと目覚めれば午前四時だったなぜか窓を開けベランダに出ると目の前に冬の大三角寝静まった街を見下ろす星を見上げたそうだ昴を見ようだけど西の空は何処かの何かの光で滲んだように薄白く肉眼では見えなかった僕は誰も起こさないようにそっと双眼鏡のある棚を開けた昴は丸い穴に投げ入れた宝石のようだったみんなを起こしたかったけど誰をも起こしてはいけない時刻だった [続きを読む]
  • 君のお願い
  • 「お父さんがお風呂から出たらお願いがあるんだけど」「なに?」「お父さんがお風呂から出たら言う」こんな時の君のお願いは面倒で困難で時間がかかってでも僕が喜んでやりそうなことだそして僕がそれ面白そうだねと言いでしょ?お父さんにぴったりだと思うと君が言うに違いないそして僕がお風呂から出ると君は何もかもすっかり忘れていた [続きを読む]
  • 晩ごはん
  • まだ午前11時なのに「晩ごはん何食べるの?」なんて心配してる君まだ昼ごはんも食べてないのに「何が食べたい?」「なんでもいい」そうだいいことを教えてあげよう君がいつか女の人とごはんを食べるときになんでもいいと言われても鵜呑みにしてはいけないそれは君の言うのとは違うと思うから [続きを読む]
  • 朝ごはん
  • 低いテーブルに換えると窓の外の空が大きくなった終わっていく朝焼けを眺めながら朝ごはんシリアルヨーグルトフルーツいつもの朝ごはんコーヒーを飲まなくなったのはいつからだったか背筋を伸ばして食べるようになったのは最近家族みんなで食べるのは最初からそして朝焼けはもっとずっと前から [続きを読む]
  • 昼ごはん
  • 家の鍵を忘れ財布も忘れお昼ごはんが抜きになった誰かにお金を借りれば済む話だがこの非日常な状況を楽しみたい自分がいる誰かにどうしたのかと尋ねられたらなんて答えようかとワクワクするから前もっての用意は御法度そしてこんな日に君は友達とホテルでランチだ [続きを読む]
  • みんなのリコーダー
  • 君に触発された兄と母は自分のリコーダーを持ち出してぴーひゃらぴぃぱぴゃぷぷぴぴゅぱぴーマイリコーダーを持ってない僕は出来立てのふわふわの音を目で追ったひとしきりの宴のあとテーブルの上に置かれた誰かのリコーダー僕はこっそり手に取り一番低いドを出したピピャラピーとんでもない音に一番驚いたのは僕だった [続きを読む]
  • 君のリコーダー
  • ごめんなさい本当に僕が悪かったそれは本当に本当の僕の本心だった「君のリコーダーを久しぶりに聴きたいな」そして君は聴かせてくれたいっぱい聴かせてくれた充分に聴かせてくれた君は止まらなくなって君のリコーダーも音を出し続け僕は聴き続けてなんだかもう訳が分からなくなってそれはもちろん僕のせいだけどなんだかちょっとツライのです [続きを読む]
  • 新しい自分
  • 去り行く人には見送る人の言葉のひとつひとつが持って行くには重すぎてふり返るには早すぎる今日見る新しい自分にどんなに戸惑っても折り合いをつけて一緒に行くしかないたとえそこが見知らぬ場所でもやがてそこが懐かしい場所になっても新しい自分はやってくる [続きを読む]
  • あっ!
  • 宿題プリントの問いは面積や辺の長さだったのに早合点の君は単位をすべてc?にしていた「単位間違ってるよ」「あっ!」僕はその「あっ!」で数々の凡ミスを犯し肝心な時に肝心な所に手が届かず残念な思いをしてきた君の口から「あっ!」はあまり聞きたくないがどうやらDNAc?にしっかり刻まれてるようだ [続きを読む]
  • 明日、晴れるといいな
  • 雨に濡れた銀杏の葉が歩道の上に北風に舞うことなく吹き溜まりに集まることなく街灯に照らされて明日の朝陽を待つ鮮やかな黄色が色あせても土に戻る場所がここにはなく街の中をたらい回し人となんの違いがあるのか見上げた枝に新芽の気配 [続きを読む]
  • 悲しい生き物
  • 人は元々孤独な生き物でこれ以上ない位分かり合えたと思ってもその気持ちは自分ひとりのもので相手の思いも上限も想像でしかないそんな考えを悲しいと言う人は誰の心にも触れられず自分の心にも触れられない [続きを読む]
  • 湯船の中から見えたもの
  • 今日は中二の君と一緒にお風呂正解にはランニングに出かけた君が思ったよりも早く戻り僕が入浴中に乱入君とはさらに久しぶり不思議な時間の中で君もやっぱり早口でいろんな事を話してくれる「お父さん、ちょっとお腹出て来てない?」よけいな事まで丁寧に教えてくれてありがとう [続きを読む]
  • 五割増し
  • 久々に君とお風呂へ随分と上手に髪を洗うようになってるけど僕が見てるからいつもより五割増しの丁寧さだろうやっぱりお風呂には特別な時間が流れているようで君はいつもより早口でテンションも五割増し君の言ってることは半分くらいしか理解出来ないけど僕も五割増しで聞いて聴けたと思う [続きを読む]