桜珠 さん プロフィール

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桜珠さん: いつか日々の泡となって消えてしまうのだとしても
ハンドル名桜珠 さん
ブログタイトルいつか日々の泡となって消えてしまうのだとしても
ブログURLhttp://pearlcherryblossom.blog42.fc2.com/
サイト紹介文ふと心をよぎる、日々のよしなしごとや記憶の欠片が並んでいます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供18回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2009/05/05 01:03

桜珠 さんのブログ記事

  • かけあしの夏
  • これまでにないほど早く梅雨が明けて、やってきたのはもはや殺人的とも呼べるほどの暑さを伴った青い空。日曜日から始まった平成最後の7月は、なんだか早送りのようにあわただしい。身体も心も、夏に慣れる間もなく追い立てられるように、次々とやってくる予定をこなす。もちろんその間には、楽しいことも素敵なことも、そして悲しいことも苦しいこともたくさん存在した。それら全てを内包して、夏が駆け足で進んでいく。さて、一 [続きを読む]
  • 梅雨入り
  • からりと爽やかな初夏の陽気が一転。どんよりとした鈍色の空と湿気を伴って、梅雨がやってきた。すっきりしない陽気のせいか、私の頭もなんだかぼんやり。思考も感情も停滞気味なことを感じながら、1日を過ごす。これもまた季節のせいだと判っているけど、もやもやした何かが居座っている状態は、やっぱりとても重苦しい。早く晴れ間が戻って来ますように、とぼんやり願う。 [続きを読む]
  • 矛盾
  • 友人達と旅に出る。一緒に過ごす時間が長くなってくるにつれ、心が少しずつ疲れ始める。楽しいはずなのに、どこか面倒でイラついてみたり。でもそんな非日常の時間はあっという間に終わり。別れていつもの時間、出発前の日常に戻ると、今度は急にどこか淋しい。そんな矛盾した二つの感情が、私の中で共存している。 [続きを読む]
  • がんばれ
  • 待ち合わせの相手から、少し遅れるとの連絡が入る。予想以上に到着が遅くて、手持ち無沙汰な気分で座っていたら、若いお嬢さんが駆け寄って来た。新人研修の一環として、街頭アンケートを実施しているのだそう。よく見れば、確かに胸には「新卒」のバッジ付き。答えた後、去っていくスーツ姿の足元はスニーカー。これから何件質問して回るのだろう。希望と元気に満ちた印象を受けつつ、彼女のこれからがブラックでないことを祈る。 [続きを読む]
  • 9年目の
  • 慌ただしく過ぎた、4月1日。翌日になって、ふと気づく。ああそうだ、もう9年目になる。誰かに話すでもないようなこと。でも自分の心一つにしまっておけないこと。そんなことを書いてきた。時を経て、想い出に昇華したこと。思い出すとまだ、沈殿していたはずの何かが再び舞い上がり出すもの。記憶からこぼれていったこと。記憶の欠片は様々に変化しながら、存在している。きっとここは、そんなものの保存庫だ。新年度、という言葉 [続きを読む]
  • 意図しない感想戦
  • 映画やドラマ、本などなど。物語を受けての短い感想を、時々ネットにさらすことがある。同じ作品から受ける感想や印象は人それぞれ。だから私と誰かの意見や感じ方が違うのは面白い。でも、そこに上下はないはずなのに。より一層深く考察している。もっと多角的に見ている。ここに注意するべきだ。これを誰かの言葉にぶら下げる形で発表してくるのはどうなのかしら。別にご指導していただきたいわけじゃない。あなたはあなたの言葉 [続きを読む]
  • 回復
  • インフルエンザで、これまでの記憶にないほど長い期間床に臥せる。しかも絶食のおかげで体力はぼろぼろ。思いがけず、健康のありがたみを実感することになった。そんな中、倒れる前と同じことを一つひとつ重ねてみる。同じものを食べる。同じ場所に行く。同じことをする。ごく普通の生活を、無理のないように取り戻す。何気ない毎日の中に、大事なことがいくつも潜んでいる。当たり前のはずだけど見過ごしていたことに、たくさん気 [続きを読む]
  • 雪あかり
  • 数年ぶりの大雪で、街は大混乱。TV画面から流れるニュースは交通情報と雪景色一色。多くの人がトラブルに巻き込まれて大変なことになっている。そんな中で、窓の外の景色をぼんやりと眺める。いくつもの屋根の上には雪の積もった日特有の、うっすら白い光。冷え切った中のこの明かりが、何故か昔から好き。雪の日だけの、特別な光だ。 [続きを読む]
  • おみくじ
  • 年が明けてから、友人と初めて会う。彼女からのリクエストで、少し遅めの明治神宮へ初詣へ。人ごみの中参拝して、おみくじを引く。私が引き当てた言葉は「誠実は成功の基」。彼女は「言葉には気をつける」。それぞれに思うところがあるくじが、手元へとやってきた。どちらも判っていながら日々ついつい、いい加減にしてしまいがちなこと。だからこそ、心にきちんと置いておくべきだよね。なんて、年始早々から背筋を正すべき良い出 [続きを読む]
  • 休憩時間
  • お正月も終わって、街はすっかり通常営業。なのに我が家の中は相変わらずの冬休み続行中。決して広くはない家の中に、常に自分以外の人がいる時間がずっと続いている。するとどうしても気を遣わざるを得なかったり、自分のペースで暮らすことができなくなる。イベント続きの休み前半からくるつかれと、気遣いのストレス。これらが重なって、どうしても神経が張って尖ってしまったまま。休み最終日なのにとうとう限界が来て、二時間 [続きを読む]
  • 一足早いクリスマス
  • 12月が始まって、一週間。クリスマスまで街中がカウントダウン中のような季節だ。そんな中、海を渡って友人からクリスマスカードが届く。少し早いけれど、この時期は郵便が遅延しやすくなるので。そんな注釈をつけつつ、突然にやってきた。実は私も、彼女に送るためのクリスマスカードを書いていたところ。海の向こうに送るなら、少し早い時期の方がいい気がしていたから。一手先を越されてしまったので、あわてて郵便局に駆け込む [続きを読む]
  • 夕方の合図
  • 日が短くなって、寒さが増した。今住んでいる街では、夕方にチャイムが鳴る。その時間が30分早くなるのが、11月。夏と冬の切り替えの月。これまで聞き慣れた時間より早くて、まだ少し急かされるような感じがしている。昼が短くなって、夜が長くなる。カレンダーをめくるようにそう簡単に切り替えられるものではないけど、きっとまた馴染んだ頃には春になる。 [続きを読む]
  • 小さな追加ポイント
  • 秋を楽しむゆとりもなく、あっという間に寒くなった。もう何かを羽織らずに外出するのは、ちょっと難しいくらい。ストールを巻いてしのげたのはほんの僅かな間で、今年はあっさりコートの出番がやってきた。ちょっと動きづらくなるけど、いいこともあるね。夏は必ず、カバンのどこかにしまうことになるスマートフォンも、冬なら気軽にポケットの中へ。慌てて収めたりしなくていいから、その点だけは楽になる。ポケットがついた服な [続きを読む]
  • 突然、冬
  • 薄く汗ばむような日がまだ続いてる、なんて思っていたら。一転して震え上がるような寒さが続き始めた。どんより曇って細かな雨が降り、急にやってきた寒さを強調する。鈍色の雲に覆われた空と同じように、気持ちもまた重苦しい。急な変わり方に対応できず、追いつかず、ただ重さを抱えるばかり。記憶にある10月は、気持ちよく晴れ上がった空をしているのにね。 [続きを読む]
  • 残り3枚
  • 月が変わって、カレンダーをめくる。残された枚数は、あとたった3枚。そうか、もう今年も100日を切っているのね。暑さがいつの間にか過ぎて、少しずつ寒さが忍び寄る。また慌ただしい季節がやってくる。きっと新しい年は、もうすぐそこまでやってきているのだろうな。  [続きを読む]
  • 画面の中の青空
  • 夏はいつの間にか終わってしまったのかしら。切れ切れに続いているのは、すっきりとしない曇り空。暑いはずの季節もどうやら過ぎ去ったみたいだけど、はっきりしない。本来なら今はまだまだ夏が留まっていたはず。灰色の厚い雲が覆う空の向こうを見たくなって、待受画面を青空と虹の写真に変えてみる。画面の中に広がる、私だけの小さな青い空。行く夏を惜しむはずの季節にこんな日が続くことがあるなんて、今まで思ってもみなかっ [続きを読む]
  • 変わらない日常
  • 非常事態から始まる朝。TVから流れるニュースは、一日中続報を伝えている。そんな中、何もないごく普通の日と同じように。風に揺れる洗濯物。水出しの冷たい緑茶が、美味しいと感じること。夏の暑さがまだ残る日差しの中、買い物に行くこと。挙げればいくつでも並ぶくらい、いつもと同じ一個人の暮らしが続いている。昨日と何も変わらない、いつもと同じ日常が続いていることのありがたさを感じるのは、きっとこんな何気ない時間の [続きを読む]
  • 特急電車
  • 予定していた電車に乗りそびれて、時間に遅れそうになる。いつもなら絶対そんなことを考えもしない近距離だけど、今日は思い立って特急電車に乗ってみる。最近嫌なことやついていないことが続いて、少し気持ちがネガティヴな方向に引きずられてしまいがちだから。電車がいくつもの駅を飛ばしていくように、私のモヤモヤも振り落としてしまえばいいな、と願いを込めて見慣れているはずの車窓の風景を見る。  [続きを読む]
  • コスプレ心
  • 7月の連休は私にとって、年に一度の「オトナの夏合宿」シーズン。楽しみではあるけど、年々少しずつ億劫でもある。準備を進めてはいるものの、どうも面倒な気分が拭えない。そんな中、普段は選ばないようなワンピースを買う。年齢から判断するなら、ちょっとふざけた感じになるかしら。少し傾いた感じの、そんな格好。そこに小物をあわせてみたら、コスプレのような風情も出てきた。いっそ、これはこれで面白いかも知れない。夏合 [続きを読む]
  • 不能説的秘密
  • ふとしたきっかけで、過去のあれやこれやを思い出す。それらの多くは、あまり思い出したくないこと。あまりいいことではなかったり、事件に巻き込まれていたり、話すと色々誤解を招きそうなことも少なくない。それもまた私自身の体験したことだから、否定する気は全くないし、消そうと思っても消せないことだって判ってる。ただ、ああここにもまた一つ、言えない秘密が転がっていたなぁと思いながら、心の奥底にそっとしまいこむ。 [続きを読む]
  • 手ぶら
  • 最近流行っているせいか、リュックを背負った人をよく見かける。もともとあまり好きな方ではなかったけど、梅雨時に旅行の予定が入ったので、私も一つ買ってみた。いつもの荷物を入れて、背負って出かける。どちらか一方の方に鞄をかけるのではない、この感じ。両手が自由になる解放感に驚く。何も持たない、抱えない。手ぶらでいつもより少しだけ大きく腕を振りながら歩いてみたら、つられて歩幅も広がった。初夏の空気の中を、背 [続きを読む]
  • 手作りと手作り感
  • 何を作るのでも、多分そう。手作りそのままで許されるのは、お金がからまない時。お金を介する「商品」になった瞬間、手作りはあくまでもそれを感じさせる「手作り感のあるもの」でなくてはならなくなる。だって商品としての最低ラインを満たしたものでないと、誰からも必要とされなくなるから。好きでやっている。目標を持ってがんばっている。どちらもいいことだし、それを否定するつもりはない。でも、プロとアマとの違いはきっ [続きを読む]
  • 戻ってくる場所
  • ここでブログを書き始めて、9回目の4月1日。今やぽつりぽつりではあるものの、まだ何となく続いている。何か気になることがあって、言葉にして整理したいとき。忘れたくない出来事を、残しておきたいとき。誰にも言えない何かを、外に出したいとき。色々な、折々のきっかけでここへ戻ってくる。誰に教えるでもなく、私が私のために用意した場所。ここはそんな場所だから、不定期ではあっても私は忘れずにここに戻ってくる。 [続きを読む]
  • 52:48
  • ネット上でよく交流している人たちで、直接会うイベントを開催する、とのこと。普段、文字でしか交流のない人たち。親しいような、親しくないような、そんな微妙な距離感。どんな人なのか、会ったらもっと親しくなれるのか。色々なことが、やっぱり気になってしまう。でも開催日は、先約あり。だから私は参加できない。私がいなくても、別に大きな違いはない。しかし不在の場所で起こることは、どうしても気にかかる。その反面で、 [続きを読む]
  • 閉塞感
  • 言いたいことや思っていること、これらをどこかに吐き出したいと思う。でも上手い言葉が見つからない。場所を選ばないと、単に構って欲しいだけのようにもなってしまう。そんなことを思ったら、表現すること自体が間違いのようにも思えてくる。そして、また息苦しさと共に沈黙することを選んでしまう。まるで硝子鉢の中から外を見るような。自分と世界とを隔てる何かを挟んで、過ごしているような。そんな、息が詰まりそうな閉塞感 [続きを読む]