cucciola さん プロフィール

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cucciolaさん: ルネサンスのセレブたち
ハンドル名cucciola さん
ブログタイトルルネサンスのセレブたち
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/cucciola1007/
サイト紹介文塩野七生さんの本が大好き。イタリアの歴史(特に女性史)・文化について細々とつづっています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供24回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2009/05/06 22:05

cucciola さんのブログ記事

  • 「裸のモナリザ」のニュース
  • コンデ美術館に所蔵されていた「モンナ・ヴァンナ」と呼ばれる女性像。ルーヴル美術館の研究所の調査で、レオナルドとの関わりが明らかになってきました。2019年はレオナルド・ダ・ヴィンチの500年忌ということで、イタリアでもさまざまなイベントが政府の大々的な協力のもと始動しているようです。レオナルドのニュースはコンスタントに新聞に登場しますが、本日はフランスからのニュースです。世界で最も有名といってもよ [続きを読む]
  • 2017年 夏
  • アレッツォの骨董屋さん。アレッツォは、金細工や骨董市で有名な街。8月も終わりになり、夏の終わりのわびしさを象徴するような涼しい風が吹いています。今年の夏、イタリアはとにかく暑かった。幸いなことに、毎年発生する真夏の断水だけはなく、暑さしのぎに娘がお風呂で水遊びをしたりするのには問題なかったのがありがたかったです。娘は6月は日本の私の実家で、7月はスウェーデンの義弟夫婦のもとで過ごし、夏休みを謳歌し [続きを読む]
  • 枕元において眠りたいもの
  • 先日、本屋さんに寄ったら、ある本が目に飛び込んできました。作者はヴィットリーノ・アンドレオーリ。タイトルは『Le Forme della Bellezza』。ふだんなら、「美の形成」なんてベタなタイトルは手にも取らない(というより、そんな観念的なテーマは読み込めない)私、しかし作者の名前には聞き覚えがある。どこかで聞いたことあるけど誰だっけ?と、ラインで夫に連絡。「精神医学の大家」と、即返事が来ました。そういえば、夫が [続きを読む]
  • ミケランジェロ作「河神」、3年の修復を終えて公開へ
  • ミケランジェロが50歳前後に制作したといわれる「河神」。そのもろさのために、50年も放置されたままでした。夕方になって登場したミケランジェロの記事です。ミケランジェロが制作した作品の中でも、材質の特異性から脆弱なことで知られていた作品「河神( Dio Fruviale ) 」が、3年の修復を終えてこの秋にストロッツィ宮殿にお目見えするそうです。さまざまな新聞のニュースをまとめるとこうなります。続きを読む [続きを読む]
  • 年月とともに強度が高まる古代ローマのコンクリートの秘密
  • グロセートの海に残る古代ローマの遺跡。海水にさらされることで、年月とともに強度が高まるという古代ローマ時代の建築物の一例。夏休み真っ最中です。日本からイタリアに戻り、その一週間後には娘は義弟夫婦がいるスウェーデンに姑と旅立ちました。それまでの一週間、私と夫の検診、娘の眼科検診、歯科検診、さらに両親のいずれもともに旅行しない未成年者の為の警察への書類申請、などなど毎日とびまわってヘロヘロでした。毎年 [続きを読む]
  • ルーカ・パチョーリ500年忌
  • 1500年頃に、ルーカ・パチョーリがイザベッラ・デステに捧げたといわれる「チェスについて ( De ludo scachorum ) 」の写本。今回の展示会でも拝めるそうです。ただいま、日本に滞在中です。行事があれこれ詰まっている日本滞在ですが、ここ数日少しのんびりしています。日本に来ると、厳しいパパの目を逃れてやりたい放題の娘も、今回は小学校に体験入学して学校生活を満喫しているので、私も母も午前中はのんびりできて助かって [続きを読む]
  • ミケランジェロが下絵を描いたかもしれないもう一つの「ピエタ」
  • フィレンツェ近郊バルベリーノ・ヴァル・デルサの教会に残る「ピエタ」。1525年頃の制作と伝えられるこの作品に、ミケランジェロが関わっている、という伝説があるのだそうです。伝説に終わらせたくないアメリカ人の学者が、自説を展開しています。学者の主張によれば、向かって右側に描かれた罪人は、ミケランジェロの「自画像」なのだとか。最近、ミケランジェロのニュースが多くなりました。今年の11月に、ニューヨークのメトロ [続きを読む]
  • 増え続けるイタリアの「ユネスコ世界遺産」
  • ヴェネツィア共和国によって築かれた星形の要塞「パルマノーヴァ」。今年7月に開かれる「世界遺産委員会」で、「世界遺産」に登録される予定地のひとつ。ようやく5月になって気持ちも持ち直したかと思ったのもつかのま、じりじりと体内にあるマグマに焼け焦がされそうな、焦燥感のような不安感のようなものと日々闘っています。年齢のせいなのでしょうか。家族とともにいる時間だけが穏やかで、できることなら世間との境界にパタン [続きを読む]
  • ミケランジェロの「秘密の部屋」
  • フィレンツェのサン・ロレンツォ聖堂にミケランジェロの秘密の部屋があるのだそうです。聖具室の下のその小部屋の壁には、ミケランジェロが描いたといわれるスケッチが。1975年に発見されたこの絵の数々、今回ナショナル・ジオグラフィックが撮影したことでふたたび論争に火がつきました。最近、ミケランジェロとレオナルドのニュースしか記事にしていない私、怠慢です。仕事の関係で、毎日あらゆるイタリアの新聞に目を通すのが日 [続きを読む]
  • レオナルド作『最後の晩餐』の修復事業にEatalyが協賛
  • レオナルドの代名詞『最後の晩餐』。来年の彼の500年忌にあわせて、修復が始まったそうです。皆様、ご無沙汰をしております。今年はなにやら私には気持ちのアップダウンが激しい年で、平静でいようと努力をしてもなかなか心の均衡が保てないでおります。ブログもずっとご無沙汰をしてしまったのは、仕事のことでごたごたがあり、心の余裕も失っていたからです。復活祭の休暇を、久々にのんびりと過ごして、少し気持ちも落ち着きま [続きを読む]
  • ミケランジェロのモーゼ像に光が戻る
  • 40才を目前にしたミケランジェロが制作した法王ジュリオ二世の墓所。その中心にいるモーゼに、当時の光がよみがえりました。ミケランジェロが残した彫刻の中でも、『ピエタ』についで高名な『モーゼ』像に、当時の光が戻りました。ミケランジェロは、彫刻に当たる光まで計算し作品を彫り上げたといわれていて、当時は『モーゼ』が置かれていたジュリオ二世の墓所の両際に、窓があったことがわかっています。後世、この窓はふさが [続きを読む]
  • ヴァティカン所蔵本のデジタル化、10パーセントが完了
  • ヴァティカン図書館所蔵のマレガ文書。日本の隠れキリシタンに関する古文書で、いずれデジタル化される予定。数日前に、いくつかの新聞に載ったニュースです。ヴァティカン図書館 ( La Biblioteca apostolica vaticana ) が所蔵する書物は8万2千巻に及びます。その所蔵本・文書のデジタル化が進められてきましたが、ようやく10%が完成したそうです。ヴァティカン図書館では、所蔵本すべてのデジタル化にはあと40〜50年がか [続きを読む]
  • 和紙を貼られたピエロ・デッラ・フランチェスカの祭壇画
  • ブレラ美術館の顔、ピエロ・デッラ・フランチェスカ作『モンテフェルトロの祭壇画』。イタリアを襲った大寒波で、ブレラ美術館の空調設備が故障、室温と湿度が下がってこれらの作品の絵の具の剥落が心配されています。絵の表面にベタベタ貼られているのは、日本の和紙です。先週は、私にとって「イタリアのだらしなさ体感週間」でした。滞在許可証の更新のために移民局に向かったのですが、あまりの乱雑ぶりに改めて唖然。「外国人 [続きを読む]
  • 流出するイタリアの国宝
  • 1441年に、マエストロ・デッロセルヴァンツァがシエナ共和国の財務省の注文を受けて制作した、歳入歳出書の表紙。木製の板にテンペラで描かれています。遠近法が駆使されたこの美しい作品を、現代の研究者たちは口を揃えて、「1400年代中期の傑作」と呼んでいます。この小作品は、本来はシエナの古文書で保管されているはずでした。ところが2016年12月のサザビーズの競売に登場し、まれに見る高額で落札されました。 [続きを読む]
  • 英雄たちの涙
  • ジョットーが1305年頃にパドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂に描いた『幼児虐殺』。子供を奪われて涙を流す母親の姿。日本も寒いそうですが、欧州も寒波に襲われています。普段は雪が降らないイタリア南部にも大雪にみまわれ、雪をかぶった美しい歴史建造物の写真が新聞にもアップされていました。ローマは雪こそ降りませんでしたが、町中の噴水が凍りました。我が町は、噴水だけではなく水道管も凍ってしまい、恒例の断水です。そ [続きを読む]
  • スウェーデンの片田舎で
  • ホワイト・クリスマスを夢見て向かったスウェーデンですが、残念ながら雪が降ったのはクリスマスのあとでした。Öregrund という田舎町で。これ、お昼ごろの光です。 昨年末、一週間ほどスウェーデンの田舎で過ごしてきました。義弟のガブリエーレとそのパートナーのハンナは、彼女の出産のためにスウェーデンに滞在しており、クリスマスを一緒に過ごそうよと招待してくれたからです。寒がりの私は、こんな機会でもないかぎり [続きを読む]
  • ローマ市の美術館キャンペーン広告のスキャンダル
  • 「冬の休暇は美術館で!」と呼びかけるローマ市のポスター。それぞれの絵画に添えられた一文は、なんと盗用であったことが判明しました。皆様、あけましておめでとうございます。以前のように書く時間が確保できず、書かなければ気力もなくなるという悪循環で、2016年の記事の更新はひどいものでした。それでも読んでくださる方がいるというのはありがたいものです。2016年の師走は、これまでになく慌ただしく過ぎまして、 [続きを読む]
  • 地震におびえる中部イタリア
  • 地震の被害を受けたマテリカの市長の要請を受けて、中部イタリアを救うために画家や作家も思いを作品に託しています。その一つ、傷つけられ血を流すマルケ州の丘陵地帯。8月にイタリア中部をおそった地震は、その後もやむことがなく、余震を繰り返していました。ローマがふたたび地震に襲われたのは10月26日、夕方に二回、私は地震を感じましたが、夫も娘も「本当?」とのんきなものでした。10月30日の朝、夏時間が終わり [続きを読む]
  • 栗祭り終了+雑記+ポンペイの遺跡、車いす用の見学コースが完成のニュース
  • 普段は静かな街もごらんの通り。それでも、例年よりは人出は少なめでした。ポンペイのニュースもちょこっと書いていますが、今回は本当にくだらない内容です。ロッカ・ディ・パーパの栗祭りが終わりました。ここ数年、ロッカの栗の木は寄生虫の被害がひどく、栗祭りで振る舞われる栗はほかの街から購入しているというヘンな状況が続いております。ようやく、昨年から寄生虫退治対策がはじまり ( 寄生虫をやっつける別の虫を森に放 [続きを読む]
  • ジョヴァンニ・ベッリーニ 500年忌
  • ナポリのカーポディモンテ美術館より、ヴィチェンツァに貸し出されているジョヴァンニ・ベッリーニ作『キリストの変容』。本来は、ヴィチェンツァのドゥオモを飾っていた作品です。ベッリーニの500年忌を記念して、400年ぶりの里帰りをしました。手前に描かれた木の柵に白い紙が貼られています。ここに、「IOANNES BELLI/NUS ME PINXIT」というベッリーニのサインがあります。皆様、お元気でいらっしゃいますか。最近は家で [続きを読む]
  • 病名がつく前に病を発見していたマンテーニャ
  • アンドレア・マンテーニャの傑作『婚礼の間』のフレスコ画。この絵のなかに、まだ病名もないある病気を持った人物が描かれているのです。その人はどこにいるのでしょう。 ( Mantova, Palazzo Ducale, 1465-1474 ) ご無沙汰をしております。この月曜日から娘が小学校に上がりました。車での送り迎えは運転が苦手な私には苦行でして、一週間でヘロヘロに疲れてしまいました。イタリアの小学校は、入ってみないと準備するものさえわか [続きを読む]