経済なんでも研究会 さん プロフィール

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経済なんでも研究会さん: 経済なんでも研究会
ハンドル名経済なんでも研究会 さん
ブログタイトル経済なんでも研究会
ブログURLhttp://economy33.blog77.fc2.com/
サイト紹介文経済問題の分析、解説。特に政府の政策に対する批判。いくつかの大学で教科書代わりに利用されています。
自由文最近の例では、1000円高速料金やエコポイントへの批判。景気回復の芽をいち早く探し出しています。またアメリカのGMやクライスラーが破産法の申請しか可能性がないことも、数か月前から予想しています。
原則として祝日以外は、記事を更新。株価の上昇、下落も毎日予想しています。これまで3年間の騰落予想では、勝率が約7割。証券マンの読者も少なくありません。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供351回 / 365日(平均6.7回/週) - 参加 2009/05/24 17:05

経済なんでも研究会 さんのブログ記事

  • 今週のポイント
  • ◇ 焦点は金利と貿易戦争に = ニューヨーク市場の株価は、中間選挙の結果を受けて予想以上の値上がりをみせた。ダウ平均は週間718ドル上昇して、再び2万6000ドルのラインに戻している。低所得層への減税や公共事業支出の増加は民主党も賛成しているから、実現の可能性が強い。この思惑が買い材料になったようだ。だがトランプ大統領と民主党との調整が、直ちに出来上がるはずもない。過剰な期待感が先行したようにも感じられる [続きを読む]
  • 新次元・SF経済小説 【 プ レ ー ト 】
  • 第6章 ニッポン : 2070年代≪58≫ 自給率 = 「スーパーに行けば、肉でも野菜でも店頭にあふれかえっているじゃない。それなのに何で農水産用ロボットを造るのかしら」と、マーヤが真剣な顔をして聞いてきた。――ぼくの若いころ、日本の食糧自給率は38%ぐらいだった。それが、いまでは30%前後まで落ちている。若い人が農業を敬遠し、多くの働き手が高齢化した結果だ。この傾向は今後もずっと続き、自給率はもっと [続きを読む]
  • 消費は増えたのか減ったのか : 家計調査
  • ◇ GDP統計にも影響する重大事件 = 総務省は6日、9月の家計調査を発表した。家計調査は、個人消費の動向を把握するための最も重要な経済指標。ところが、この発表をみても消費が増えたのか減ったのか、全く分からなくなってしまった。発表によると、2人以上世帯の9月の消費支出は平均27万1273円。実質ベースの前年比は0.5%の減少だった。さらに変動調整値は1.6%の減少と書いてある。その差はかなり大きい。同時に発表された7 [続きを読む]
  • “ねじれ議会”の 再来 / アメリカ (下)
  • ◇ 対中国の強硬姿勢は変わらない = “ねじれ議会”の出現で、トランプ大統領が完全に諦めざるをえなくなったのは、オバマケア(国民皆保険)の大幅な修正だろう。民主党が選挙戦で「オバマケアの死守」を最優先の公約に掲げてきたからである。またメキシコ国境にカベを築く政策も、民主党は反対しており、予算の獲得が困難になった。一方、中所得層に対する所得減税は、成立の可能性がなくはない。民主党も基本的には賛成だか [続きを読む]
  • “ねじれ議会”の 再来 / アメリカ (上)
  • ◇ 民主党が10年ぶりに下院を奪還 = アメリカの中間選挙は、上院では共和党が、下院では民主党が過半数を獲得する結果となった。民主党が下院を制したのは、オバマ大統領が誕生した08年の選挙以来。下院は財政支出や減税など予算に関係する法案の決定権を持っているから、トランプ大統領としては内政面ではかなり制約を受ける。その分、外交面で得点を挙げて、2年後の再選を目指すことになりそうだ。今回の中間選挙は、トラン [続きを読む]
  • 急減速した 経済成長率 / ユーロ圏
  • ◇ EUはまた受難の季節に = EU統計局の発表によると、ユーロ圏19か国の7−9月期の実質GDP成長率は年率0.6%にとどまった。前期は1.8%だったので、ちょうど3分の1に減速したことになる。四半期の成長率が1%を下回ったのは、4年ぶりのこと。過去5年半にわたってプラス成長を維持してきたが、10−12月期はマイナスに陥る可能性も出てきた。このところユーロ圏には、内憂外患が重なった。外患はアメリカとの貿易交渉が長引き、ト [続きを読む]
  • トランプ大統領の 変心?
  • ◇ 選挙対策なの、本心なの? = トランプ大統領が、立て続けに予想外の政策を打ち出した。1つは習近平国家主席と会談して、米中貿易戦争の終結に努力したいという姿勢。もう1つは各国に強く要請していたイラン原油の輸入停止を、8か国に限って猶予するという方針だ。いずれも従来の強硬姿勢からは予想できなかった内容だけに、関係者はほっと一安心。株価も大きく上昇した。米中首脳会談は、今月末にアルゼンチンで開くG20 [続きを読む]
  • 今週のポイント
  • ◇ NYは27%、東京は34%の戻し = 株価は先週、大きく反発した。ダウ平均は週間583ドルの値上がり。日経平均は1059円の上昇だった。先々週までの大幅安に対する反動が原動力だったが、貿易戦争の収拾に向けて米中首脳が会談するというニュースも支援材料になった。週末には相変わらず堅調な雇用統計も発表されたが、賃金が予想以上に増えたため金利が上昇。株価はやや反落している。10月初めの高値から先々週末までの4週間に、 [続きを読む]
  • 新次元・SF経済小説 【 プ レ ー ト 】
  • 第6章 ニッポン : 2070年代≪57≫ 3つの目標 = マーヤと並んで寝ながら、こんどはぼくの方から話しかけた。――ちょうどいい機会だから、ぼくが考えている日本再生の方法論を説明しておこうか。こう言った途端に、マーヤはすっくと立ち上がり照明を明るくした。「そんな大事なことを寝ながら言ってはダメ。いまコーヒーを持ってくるから、ちゃんと起き上がって説明してください」マーヤはテーブルに2つのカップを持っ [続きを読む]
  • 一時しのぎの 消費増税対策
  • ◇ その後のマイナスには知らん顔 = 政府・与党は、消費増税による景気の変動を平準化するための具体的な対策作りに乗り出した。その目玉の1つが住宅と自動車の減税で、自民党の税制調査会が今週から本格的な議論を開始している。住宅はローン残高の1%を所得から控除できるようにする案。自動車は取得時の税金と保有にかかる税金の免除ないし減額が検討される見込み。また政府は公明党が強く主張しているプレミアム商品券の発 [続きを読む]
  • 中間選挙のあとに来るもの ; アメリカ
  • ◇ 上院は共和党、下院は伯仲の見通し = アメリカでは来週6日、中間選挙の投開票が行われる。直前の世論調査では、上院は共和党の勝利がほぼ確実視されており、現状と変わらない見込み。一方、下院は民主党がやや有利だが、共和党の追い上げも激しく予断は許さない状況。現状は共和党が過半数を制しており、もし民主党が勝てば“ねじれ議会”が出現する。最大の見どころは、この1点に集中していると言っていい。民主党が勝つと [続きを読む]
  • 世界同時不況の 足音 (下)
  • ◇ 新興国は大半があっぷあっぷ = 多くの新興国が、いま経済的な試練に苦しんでいる。アメリカの高金利につられて、国内から資金が流出。通貨が大きく値下がりして、物価が上昇。防衛のために金利を引き上げると、景気が悪くなってしまう。おまけに原油高まで加わった。アルゼンチン、ブラジル、トルコ、インドネシア、インド、南アフリカなど、いずれも悪戦苦闘の状態を続けている。IMF(国際通貨基金)の推計によると、新興国 [続きを読む]
  • 世界同時不況の 足音 (中)
  • ◇ 減速が続く中国経済 = 中国では新車の販売台数が急減し、関係者は頭を抱えている。9月の販売台数は239万台。3か月連続で前年割れとなり、減少率も11.6%と2ケタに拡大した。通年でみても、ことしは前年を下回る可能性が大きい。中国は世界最大の自動車市場、そこに広がってきた暗雲は各国の自動車メーカーやディーラーに衝撃を与えている。中国経済は、昨年から緩やかな減速を続けている。習政権が地方政府や国有企業の過剰 [続きを読む]
  • 世界同時不況の 足音 (上)
  • ◇ 頼みのアメリカ経済にも注意報 = ニューヨークの株式市場では、いま奇妙な現象が起きている。好決算を発表した企業の株価が、急落してしまうのだ。その好例はアマゾン。7−9月期の決算発表で純利益が前年の11倍になったという驚くべき好成績を発表したが、株価は大幅安となった。こうした事例は枚挙に暇がない。なぜ、こんな現象が起きるのだろうか。それは投資家の多くが過去の好業績よりも、将来の見通しを最重視するよう [続きを読む]
  • 今週のポイント
  • ◇ 下降局面に入った世界の株価 = 世界中の株価が一斉に下げ始めた。ダウ平均は先週756ドルの値下がり。終り値は年初の水準を割り込んでいる。日経平均は先週1347円の大幅安。一時は2万1000円を下回る場面もあった。ヨーロッパ各国、中国、その他の新興諸国でも株価は値下がりし、世界中を見渡しても株価が年初より高いところは見当たらない。要するに、世界同時株安の状態に陥った。アメリカやヨーロッパ、日本の景気動向は、 [続きを読む]
  • 新次元・SF経済小説 【 プ レ ー ト 】
  • 第6章 ニッポン : 2070年代≪56≫ 大活躍 = 名古屋の銀行に3人組の強盗が拳銃を持って押し入り、人質を取って立てこもった。ところが、この銀行のフロアには、マヤ工業製のガードマン型ロボットが配置されていた。強盗が「床に伏せろ」と威嚇しても、ロボットは言うことをきかない。そこで犯人の1人がロボットに向けて拳銃を発射。その瞬間、ロボットの頭から光線が出ると、強盗団はみな意識を失って倒れてしまった。 [続きを読む]
  • 軽減税率の 複雑怪異
  • ◇ 外食は贅沢なのか? = 消費税が来年10月、現行の8%から10%に引き上げられる。その際、政府は軽減税率制度を導入する方針だ。軽減税率というのは、生活必需品である食品と飲料については、税率を8%のままに据え置く仕組み。庶民にとっては、嬉しい政策である。ところが酒類と外食は“贅沢”だから、例外とすることになった。これで話はいっぺんに解りにくくなる。いったい、外食って何なんだろう。国税庁によると、外食と [続きを読む]
  • 大混乱の予感 : イギリスのEU離脱 (下)
  • ◇ 八方ふさがりのメイ首相 = イギリス国民は16年の国民投票で、EUからの離脱を最終決定した。だが、この国民投票では「離脱後の関係」については何も決めていない。このため現在の民意は「EUと完全に縁を切る」という強硬派と、「自由貿易の関係は続けたい」という穏健派に2分されている。メイ内閣の閣僚や議会でも、強硬派と穏健派が伯仲。だからメイ首相はEUとの交渉で、「自由貿易」も「移民規制」も落とせない。仮に何らか [続きを読む]
  • 大混乱の予感 : イギリスのEU離脱 (上)
  • ◇ 解のない連立方程式 = 来年3月29日、イギリスがEUから離脱することは確定している。だが離脱後の関係をどうするかが、全く決まらない。EUは12月に首脳会議を開くが、これが最後のチャンス。だが、ここで決まる可能性はきわめて小さい。もし決まらないまま離脱の日を迎えると、イギリスはEU加盟国としての特権をすべて失う。ヨーロッパはむろんのこと、全世界が大混乱に陥る危険性は限りなく大きい。EUは先週17−18日、ベルギ [続きを読む]
  • 三重苦の 中国経済 (下)
  • ◇ 自動車・マンション・携帯も冷え込む = 中国人民銀行は10月上旬、預金準備率を引き下げ、大手銀行の場合は14.5%になった。この措置で7500億元(約12兆円)の資金が市中に放出されたという。準備率の引き下げは、ことし3回目。流動性の増加額は2兆2500億元に達したとみられている。政策の妥当性はともかくとして、初動だけは早かったと言えるだろう。政府も財政面から手を打った。個人所得税を10月から年3200億元(約5兆1000 [続きを読む]
  • 三重苦の 中国経済 (上)
  • ◇ すべての指標が下向きに = 中国統計局の発表によると、7−9月期の実質GDP成長率は年率6.5%だった。前期より2ポイントの低下で、リーマン・ショック後09年1−3月期以来の低い伸び率となっている。地方政府や国有企業の債務超過を是正するためインフラ投資を抑制していたところへ、米中貿易戦争の影響が重なった。このため固定資産投資、個人消費、輸出など、すべての項目が悪化している。設備やインフラ、不動産投資を総計し [続きを読む]
  • 今週のポイント
  • ◇ 強気と弱気が綱引き中 = ダウ平均は先週16日、548ドルと大幅に上昇した。7−9月期の決算発表が始まり、大手銀行などの業績が予想以上に伸びたことが材料になった。しかし、この日以外の株価は冴えず、週間の上げ幅は104ドルにとどまっている。日経平均も16−17日は上昇したが、あとの日は売られて週間では163円の値下がりとなった。株価の売り材料になったのは、主として外部要因。米中貿易戦争の先行き不安、資金流失に悩む [続きを読む]
  • 新次元・SF経済小説 【 プ レ ー ト 】
  • 第5章 ニッポン : 2060年代≪55≫ 使命感 = マーヤはJRリニア新幹線会社と協力して、相変わらず寝食を忘れて働いていた。と言って、ぼくが遊んでいたわけではない。ダーストン星での経験を活かして、どうしたら日本をもっと素晴らしい国に変えられるか。最近はそれがぼくの天職だと、ひしひしと考えるようになった。まず手を着けたのは、ヒト型ロボットの量産化だ。山梨県の実験工場の隣に、ロボット製造工場を建設した [続きを読む]
  • 野放しになった 就職・採用活動 
  • ◇ 「青田買い」「種もみ買い」の復活? = 経団連が大学生の採用・面接などの解禁日を定めた指針を、21年春から廃止すると発表した。加盟会社から「この指針に従っていると、いい学生が採れない」という不満が強まったためである。政府は混乱を避けるため、企業・大学と協力して当面は「3年生の3月1日に会社説明会、4年生の6月1日に面接を解禁」という現行の経団連指針を踏襲する方針。だが実効性は全く期待できない。経団連の [続きを読む]
  • 新アベノミックスの登場 (下)
  • ◇ 頼みの綱は財政支出だけ = 第1次補正予算の規模は9356億円。そのうちの7275億円を、地震・台風・豪雨などによる災害の復旧。残り1081億円は、公立小中学校のエアコン設置とブロック塀の改修に充てる。この使途なら野党の反対もなく、臨時国会ですぐ成立するだろう。さらに政府・与党は18年度の第2次補正予算を、次の通常国会に提出する方針。国土強靭化のためのインフラ投資が中心となる。国土強靭化も、必要な事業には相違 [続きを読む]