どっかの掲示板だかの書き込みで、「異世界転生なんかのなろう小説はある種の浄土信仰なんじゃないか」みたいな書き込みをみたんだけど、これは確かになと感じた。今の自分の体たらくに全くの希望が持てないから、いったん死んで異世界という浄土で美少女にチヤホヤされて、自分の薄っぺらい知識でも凄い凄いと絶賛してくれて、修行や葛藤なんかなくても世界最強になれる。今自分が存在している世界には早々に見切りつけて次で幸せになろうっていう発想は結構近しいものがあるなって。浄土宗なら「南無阿弥陀仏」って題目で救われるもんな。分かりやすいって意味でも近い。そういうこと考えたら、なろう系好んでいるヤツらは今の時代に突然現れたタイプの連中じゃなくて、昔にも似たような連中がいたんじゃないかっていうハナシで、社会の情勢や構造に関係してるんだろ...2024.4.15