武田いづみ さん プロフィール

  •  
武田いづみさん: マンスリーコドモゲ
ハンドル名武田いづみ さん
ブログタイトルマンスリーコドモゲ
ブログURLhttp://kodomoge.blog88.fc2.com/
サイト紹介文武田いづみです。 チャックは開きがちです。 エレベーターの扉に、よく挟まれます。
自由文「レストランで食事したあとの皿をきちんと重ねるけど、四角い部屋は丸く掃く」、そんなA型蟹座です。

今日の気分で言うと、将来の夢は「スナック経営」です。
すいません、半分本気で20%嘘です。あとの30%は果汁です。

※文章の内容は、日記だけでなく詩・散文などの創作を含みます。
怒っちゃちやーよ。(志村)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供30回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2009/07/02 17:10

武田いづみ さんのブログ記事

  • さよならあなた
  • (少し前に書いて、下書きのままだった文章です。なんとなく今日、放します)実家のくちなしの葉っぱが黒く粉をふいて弱っていたので「すす病だと思う」と親に伝えた。見た目が煤そのものだったからそう言っただけだ。本当にそうかわからない。“すす病”という病気があることは昔から知ってはいるけど、見たことはないし、くちなしがすす病になるかどうかも知らない。でもたぶん、きっとそう。ネットで調べてベンレート水和剤かト [続きを読む]
  • 短歌から逃げている
  • 昔、私よりずっと文章のうまい友人と話していたとき、「短歌や俳句はヤバい」という話になった。「あれは簡単に手を出せるもんじゃないぞ。盆栽なんかと同じだ」私は深く頷いた。文章も書くし園芸もするが、短歌も俳句も盆栽も、それらのジャンルの中にありながらおいそれと踏み込んではいけない異界だった。友人はいろいろな文章を書く人だったが、短歌や俳句は書けないと言った。あの言葉の少なさで世界を(ヘタしたら宇宙を)構 [続きを読む]
  • その日の天使のこと
  • 「その日の天使」のことは、たぶんすでに何度か書いているけれど、何度でも書きたい。「その日の天使」は膨大な数の中島らものエッセイの中でも、いちばん有名なものかもしれない。中島らもはドアーズのジム・モリソンの書いた歌詞“The day’s divinity, the day’s angel” を「その日の神性、その日の天使」と受け止めて、こう書いた。一人の人間の一日には、必ず一人、 「その日の天使」がついている。その天使は、日によって [続きを読む]
  • あとは全部が思い出作り
  • 1月後半からどうやってここまで来たのか、あまり記憶がない。書いたブログや撮った写真を見て「ほぉ」となっている。けど、まるで実感がない。もう3月も後半だ。ついこの間、正月だったのに。こうやって歳をとるんだろうか。それは、そんなに嫌じゃないけど。なにかに絶望したり、その絶望の中で救われるような希望に出会って感謝したり、そんなことを繰り返している。絶望はだいたい自分の力不足で、希望は人だ。「自分の機嫌ぐら [続きを読む]
  • 愛とバタークリーム
  • 明け方、暑くて目が覚めることが増えた。「毛布はかけずにベッドに敷いて、羽毛布団に薄掛けの布団をもう一枚かけると最強だ!」と気づいて、今年はふかふかの布団に埋もれてぬくぬく眠っていたのだけれど、さすがにここ数日で暑くなってしまった。子どもの頃から寝相が極端にいいので、まっすぐになって眠る。セミダブルの広いベッドで、分厚い掛け布団の中央にまっすぐになって寝ている私は、はんぺんに刺した串みたいだ。春が近 [続きを読む]
  • また一歩きれいに近づいた
  • 半年ぶりぐらいに脱毛サロンに行った。サロンの予約はなかなか取れない。ざっと見たところお客さんは20〜40代の女性が多いので、仕事の後の平日夜か、仕事が休みの土日に予約が集中するのかもしれない。それでいつも数ヶ月先の予約を取ることになるのだけれど、そんな先の予定なんてわかるはずがない。生きてるか死んでるかもあやしい。だから博打のように「エイッ」と当てずっぽうに予約をして、忘れないようにiPhoneにアラートを [続きを読む]
  • ビバーク
  • 口の中がぐしゃぐしゃだ。急に抵抗力が落ちたせいか、全部がただれている。あまり効かない痛み止めを飲んで、リステリンで口をすすいでみたり、ビタミン剤を飲んだり。何年も前に抜いたはずの親知らずが痛む。そんなはずはないので歯肉が腫れているだけだと思う。別れた人の思い出みたいだ。ばかばかしい。親友にSOSを打つ。でもすぐに、毎日忙しい彼女を余計なことで悩ませてしまう罪悪感におそわれる。「大丈夫」「何も気にしな [続きを読む]
  • 頑張っております
  • 週末は実家に帰り、友達と会ってスパに行ったり、母とホットケーキを焼いたり、父にタブレットの使い方を教えたりして過ごした。夕飯に親子3人ですき焼きを食べた。食器は私が洗った。キッチンの浄水器が汚れていたので、ついでにパーツを分解して消毒して組み立て直しておいた。昼間、母と日用品を買いに出かけた帰り、近所の奥さんに会った。「今日は風が強いですね」と話しかけられ、母の横でニコニコしていたら「あら、きれい [続きを読む]
  • 服を資源ごみに出す
  • 先日、なんだかたまらない気持ちになって、着古した安い服をビニールにまとめて捨てた。勢いよくクローゼットを開けて捨てるべき服を探したけれど、安くてもそれなりに気に入るものしか買っておらず、あまり乱暴に捨てたくなるようなものはなくて、それもなんだか貧乏くさくてちょっと哀しかった。それでも、首のヨレたニットや、ゴムが伸びたスカート、肩の飾りの取れたトレンチコートなど、着ないまま一年以上取ってあったものを [続きを読む]
  • 好きな人の話をする人
  • 会社から駅までの帰り道、マクドナルドや飲み屋の並ぶガチャガチャした道を抜けて歩道橋の階段を上がったところで、視界が一気に開ける。正面に高いビル。足元に幹線道路。左は浜松町や新橋。右は泉岳寺や品川。冬の夜は空気がキリッと冷えており、ビルの窓明りや道路を走る車のテールランプがキラキラとして、いとをかし。ここでちょっと息を吐いて体の中の空気を入れ替えてから、混雑する駅に向かう。「みんなもっと好きな人の話 [続きを読む]
  • バグダッドカフェとメールの話
  • この前「次回は腹筋の話」と書いたけれど、腹筋の話より今はただ淡々と毎日の話がしたくて、早く腹筋の話を片付けてしまおうとするもなかなか書けないので日々の話ができず苦しい、という変な状況になった。私は何をやっているんだ。いいや、ゴールドジムの話はまた今度。それより自分を救おう。◆◆◆週末、映画「バグダッドカフェ」を観に行った。家から5分のシネコンで、午前10時から昔の名画を上映する企画をやっている。上映 [続きを読む]
  • 2018年のコドモゲ
  • 年始なので「今年の目標」をいろいろ考えたものの、これといって思い浮かばない。なんだろう。元旦にはいつも、家族そろって席について、おめでとうを言ってからおせちを食べる。仕事だった兄はいなかったけれど、今年も父と母と私で同じようにした。「いただきまーす」と、母と私はおせちを食べ始めたけど、父は節目の挨拶が好きな人なので、もぞもぞにやにやしていて、それを見た母が「え? 挨拶したいの? 仕方ないわね、どうぞ [続きを読む]
  • Twitterをやめた
  • 数か月前にTwitterでつぶやくのをやめたので、インターネットの人との関わりが激減しました。正確に言うとやめたわけではなく、いわゆるROM専(90年代用語)になっただけで見てはいるんですけど、つぶやかないスタイルになりました。いまの私の意思表示は「いいね」ぐらいなので、私の「いいね」はめちゃくちゃ心が込もってます。丁寧に押してますから。…………さびしいです!!!!!!!!!!※ブログ更新のお知らせはします。 [続きを読む]
  • “インナーゆり子”を飼いはじめた話
  • ちょっと前にいろいろと悩んでいた時期があったのだけれど、悩みを話せる人は限られているので、占いを見たり、「SELF」という人工知能アプリと会話したりして、なるべく自分で気持ちを整えていた。占いは、文章のうまい人のを読むことにしている。私はスピリチュアルなものを何も感じないタイプなので、当たる当たらないはそんなに気にしない。それより、引き込まれるような文章であるかどうかが大事で、そういう占いは、ポジティ [続きを読む]
  • 銀杏と桜
  • 朝の電車のドアが開いたら、できるだけ素早く、向かい側のドアに貼り付くようにポジションをとる。外の景色を眺めたいのと、家から駅までの道で冷えた体を温めるために日向ぼっこがしたいからだ。秋から冬にかけて、電車の窓から外を眺めるのは楽しい。住宅地の間からニョキニョキ生えている見慣れた木々が、紅くなったり、黄色くなったり、葉っぱを落としたりして変わっていくから。特に、私は銀杏の木が好きだ。あんなにあたたか [続きを読む]
  • 金木犀の一週間
  • 金木犀、咲きはじめた。金木犀の学名は「Osmanthus fragrans var. aurantiacus」。Osmanthusはモクセイ属を表している。fragransは香りがあること。aurantiacus は橙黄色という意味。モクセイ属「Osmanthus」(オスマンサス)は、ギリシャ語の 「osme」(香り)と「anthos」(花)が語源なんだという。植物の学名が好きだ。図鑑を開いて、学名のところだけ眺めたりしている。こんなことを言うと専門家には怒られてしまいそうだけれ [続きを読む]
  • 理由もなしに好き
  • イチジクの木が好きだ。なんで好きなのかよくわからないけど、とても好き。葉っぱの形や色が、とくに好みだ。手のひらみたいにぶわっと大きくて、くっきり葉脈が入っていて。明るい黄緑色なのもきれい。それと、低く広がる枝。アンバランスなようできちんとバランスが取れていて、おしゃれな観葉植物みたい。そして、筆で塗って色をつけたような赤紫の実。子どもの頃は毒々しくてあまり手が伸びなかった。おいしいとわかった今も、 [続きを読む]
  • 緑のバンダナのお弁当
  • 壁にもたれて長考に入っている。しかし考えることも傲慢に思える。できることを丁寧にやろうと思った。そのために何か滋養のあるものを食べよう、と思って、冷凍庫にある作り置きのおかずをお弁当箱に詰めて、古着屋さんで買った鮮やかな緑色のバンダナでぎゅっと包んで仕事に来た。昼、電子レンジで温めたお弁当箱を開けたら、お母さんが作ったお弁当の匂いがした。幼稚園の頃の記憶か、高校の頃の記憶。もう2年ちょっと自分でお [続きを読む]
  • 電子レンジと命のカウント
  • 職場の電子レンジでお弁当を温めているとき、2分30秒からだんだんカウントダウンしていくのを見ていると、「ああ、いま弁当が温まるのと同時に、私の寿命に向かって2分30秒分をカウントダウンしているのだなぁ」と思ったりする。そう思うとのんきに電子レンジの液晶を眺めているのももったいなく思うけれど、思うだけで何ってこともないので、おとなしくピーピー鳴るのを待って、温まった弁当を食べる。本当にびっくりする事実だけ [続きを読む]
  • 踏んで殺せるか
  • 家で、小さなレモンの木の鉢植えを育てている。「レモンはイモムシがつくよ」と聞いていたけれど、本当にその通りだった。彼らの食欲はすごい。ある日、急に葉っぱに虫食いが増えたな?と思ったら、鳥の糞に似た黒い小さなイモ虫がうねうねしていて、数日のうちに葉が食べつくされて丸坊主にされてしまう。去年のゴールデンウィークに2、3日実家に帰っていたら見事に食い荒らされてしまって、丸坊主のレモンを回復させるのにだいぶ [続きを読む]
  • なにも最低ではない
  • 会いたい人がたくさんいる。彼氏のことは当然、毎日何回か思い出す。でも昔好きだった人のことも結構思い出す。ないしょだけど。一緒に働いていた人のこと、最近会ってない友達のこと、会いづらくなっちゃった人のこと、次の休みに会う友達のこと。いつも誰かに会いたい。朝、おなかの大きい奥さんと旦那さんが駅に向かって歩いている。奥さんがあまりにボサボサでめちゃくちゃな格好をしている。ああでも、愛されるために身だしな [続きを読む]
  • 言い回しの沼
  • この夏から広告の仕事に戻って、数年ぶりに文章をこねくり回すという大好きな作業をしている。私が書くこともあるけれど、他のライターさんが書いたものをチェックすることが多い。そうすると、自分で書いているだけでは気付かないことに気付く。どこかで読んだような言い回しが、隙間を埋めるように出てくること。やたら文末が「!」なことや、「盛りだくさん」で「勢ぞろい」なこと。一旦「ま、仕方ないか……」と思うのだけれど [続きを読む]
  • 西友とさよなら
  • 明日、近所の西友が閉店してしまう。ビルごと建て直して3年後にリニューアルオープンするらしい。3年後って。もう少し早くしてもらえないだろうか。私、西友が好きだ。24時間営業だし。プライベートブランドのポテトチップスやカップラーメンがうまいし。牛乳のデザインもかわいい。あとかかってる音楽が良くて、なんとなく落ち着く。だから、西友が閉店するとか嫌すぎて、現実と向き合わないまま今日まで来たけど、やっぱりするん [続きを読む]
  • 息苦しい私と学校を辞めた彼女のこと
  • ?仕事で、デザイナーさんにもらったデータを手直ししてもらいたくて「お手数ですが」と再依頼をするメールを書いているとき、たまらなく自分が嫌になった。自分の書いた文面が妙に丁寧で、気を遣っていて、それが堅苦しく思えて。結局、気を遣ったら悪くは思われないんだろうけど、相手にどう思われるかというより自分が、用件に「お願いします」とだけ書いてポン!と送信して気にも留めない人だったら良かったのに、と思ってしま [続きを読む]
  • 落とし物はいや
  • 「いつ帰ってくるの?」「今週には帰るよ」帰省している彼氏がふんわりしたことを言うので、妙に不安になってしまった。事情があっての帰省なので、スケジュールがはっきりしないのだという。仕方がないこと。わかってるのになんで、こんなに簡単に心細くなるんだろう。今日は一日中社内にいて、資料作成をしていた。じっくり考えて、じっくりやれたのでよかった。前の仕事は5枚同時に皿回しをしてるみたいな慌ただしい環境だった [続きを読む]