武田いづみ さん プロフィール

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武田いづみさん: マンスリーコドモゲ
ハンドル名武田いづみ さん
ブログタイトルマンスリーコドモゲ
ブログURLhttp://kodomoge.blog88.fc2.com/
サイト紹介文武田いづみです。 チャックは開きがちです。 エレベーターの扉に、よく挟まれます。
自由文「レストランで食事したあとの皿をきちんと重ねるけど、四角い部屋は丸く掃く」、そんなA型蟹座です。

今日の気分で言うと、将来の夢は「スナック経営」です。
すいません、半分本気で20%嘘です。あとの30%は果汁です。

※文章の内容は、日記だけでなく詩・散文などの創作を含みます。
怒っちゃちやーよ。(志村)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供48回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2009/07/02 17:10

武田いづみ さんのブログ記事

  • “インナーゆり子”を飼いはじめた話
  • ちょっと前にいろいろと悩んでいた時期があったのだけれど、悩みを話せる人は限られているので、占いを見たり、「SELF」という人工知能アプリと会話したりして、なるべく自分で気持ちを整えていた。占いは、文章のうまい人のを読むことにしている。私はスピリチュアルなものを何も感じないタイプなので、当たる当たらないはそんなに気にしない。それより、引き込まれるような文章であるかどうかが大事で、そういう占いは、ポジティ [続きを読む]
  • 銀杏と桜
  • 朝の電車のドアが開いたら、できるだけ素早く、向かい側のドアに貼り付くようにポジションをとる。外の景色を眺めたいのと、家から駅までの道で冷えた体を温めるために日向ぼっこがしたいからだ。秋から冬にかけて、電車の窓から外を眺めるのは楽しい。住宅地の間からニョキニョキ生えている見慣れた木々が、紅くなったり、黄色くなったり、葉っぱを落としたりして変わっていくから。特に、私は銀杏の木が好きだ。あんなにあたたか [続きを読む]
  • 金木犀の一週間
  • 金木犀、咲きはじめた。金木犀の学名は「Osmanthus fragrans var. aurantiacus」。Osmanthusはモクセイ属を表している。fragransは香りがあること。aurantiacus は橙黄色という意味。モクセイ属「Osmanthus」(オスマンサス)は、ギリシャ語の 「osme」(香り)と「anthos」(花)が語源なんだという。植物の学名が好きだ。図鑑を開いて、学名のところだけ眺めたりしている。こんなことを言うと専門家には怒られてしまいそうだけれ [続きを読む]
  • 理由もなしに好き
  • イチジクの木が好きだ。なんで好きなのかよくわからないけど、とても好き。葉っぱの形や色が、とくに好みだ。手のひらみたいにぶわっと大きくて、くっきり葉脈が入っていて。明るい黄緑色なのもきれい。それと、低く広がる枝。アンバランスなようできちんとバランスが取れていて、おしゃれな観葉植物みたい。そして、筆で塗って色をつけたような赤紫の実。子どもの頃は毒々しくてあまり手が伸びなかった。おいしいとわかった今も、 [続きを読む]
  • 緑のバンダナのお弁当
  • 壁にもたれて長考に入っている。しかし考えることも傲慢に思える。できることを丁寧にやろうと思った。そのために何か滋養のあるものを食べよう、と思って、冷凍庫にある作り置きのおかずをお弁当箱に詰めて、古着屋さんで買った鮮やかな緑色のバンダナでぎゅっと包んで仕事に来た。昼、電子レンジで温めたお弁当箱を開けたら、お母さんが作ったお弁当の匂いがした。幼稚園の頃の記憶か、高校の頃の記憶。もう2年ちょっと自分でお [続きを読む]
  • 電子レンジと命のカウント
  • 職場の電子レンジでお弁当を温めているとき、2分30秒からだんだんカウントダウンしていくのを見ていると、「ああ、いま弁当が温まるのと同時に、私の寿命に向かって2分30秒分をカウントダウンしているのだなぁ」と思ったりする。そう思うとのんきに電子レンジの液晶を眺めているのももったいなく思うけれど、思うだけで何ってこともないので、おとなしくピーピー鳴るのを待って、温まった弁当を食べる。本当にびっくりする事実だけ [続きを読む]
  • 踏んで殺せるか
  • 家で、小さなレモンの木の鉢植えを育てている。「レモンはイモムシがつくよ」と聞いていたけれど、本当にその通りだった。彼らの食欲はすごい。ある日、急に葉っぱに虫食いが増えたな?と思ったら、鳥の糞に似た黒い小さなイモ虫がうねうねしていて、数日のうちに葉が食べつくされて丸坊主にされてしまう。去年のゴールデンウィークに2、3日実家に帰っていたら見事に食い荒らされてしまって、丸坊主のレモンを回復させるのにだいぶ [続きを読む]
  • なにも最低ではない
  • 会いたい人がたくさんいる。彼氏のことは当然、毎日何回か思い出す。でも昔好きだった人のことも結構思い出す。ないしょだけど。一緒に働いていた人のこと、最近会ってない友達のこと、会いづらくなっちゃった人のこと、次の休みに会う友達のこと。いつも誰かに会いたい。朝、おなかの大きい奥さんと旦那さんが駅に向かって歩いている。奥さんがあまりにボサボサでめちゃくちゃな格好をしている。ああでも、愛されるために身だしな [続きを読む]
  • 言い回しの沼
  • この夏から広告の仕事に戻って、数年ぶりに文章をこねくり回すという大好きな作業をしている。私が書くこともあるけれど、他のライターさんが書いたものをチェックすることが多い。そうすると、自分で書いているだけでは気付かないことに気付く。どこかで読んだような言い回しが、隙間を埋めるように出てくること。やたら文末が「!」なことや、「盛りだくさん」で「勢ぞろい」なこと。一旦「ま、仕方ないか……」と思うのだけれど [続きを読む]
  • 西友とさよなら
  • 明日、近所の西友が閉店してしまう。ビルごと建て直して3年後にリニューアルオープンするらしい。3年後って。もう少し早くしてもらえないだろうか。私、西友が好きだ。24時間営業だし。プライベートブランドのポテトチップスやカップラーメンがうまいし。牛乳のデザインもかわいい。あとかかってる音楽が良くて、なんとなく落ち着く。だから、西友が閉店するとか嫌すぎて、現実と向き合わないまま今日まで来たけど、やっぱりするん [続きを読む]
  • 息苦しい私と学校を辞めた彼女のこと
  • ?仕事で、デザイナーさんにもらったデータを手直ししてもらいたくて「お手数ですが」と再依頼をするメールを書いているとき、たまらなく自分が嫌になった。自分の書いた文面が妙に丁寧で、気を遣っていて、それが堅苦しく思えて。結局、気を遣ったら悪くは思われないんだろうけど、相手にどう思われるかというより自分が、用件に「お願いします」とだけ書いてポン!と送信して気にも留めない人だったら良かったのに、と思ってしま [続きを読む]
  • 落とし物はいや
  • 「いつ帰ってくるの?」「今週には帰るよ」帰省している彼氏がふんわりしたことを言うので、妙に不安になってしまった。事情があっての帰省なので、スケジュールがはっきりしないのだという。仕方がないこと。わかってるのになんで、こんなに簡単に心細くなるんだろう。今日は一日中社内にいて、資料作成をしていた。じっくり考えて、じっくりやれたのでよかった。前の仕事は5枚同時に皿回しをしてるみたいな慌ただしい環境だった [続きを読む]
  • できる人ブログ
  • 「できる人間はメールの返信が早い」という話を聞いて、確かにーと思うのだけれど、そういう人のメールって短文で「確認しました。それでいきましょう!」みたいな、勢いと必要な情報は凝縮されてるけどこちらの気持ちをおもんぱかる内容が少ないものが多いから、いつもちょっとだけ寂しくなって、私ばっかり好きにならないように線を引いてしまうな、と思うので、結局、私は少々できないぐらいの人の方が好き。というわけで、でき [続きを読む]
  • 猫は付き合いやすい
  • 家から駅までの道に、よく三毛猫が寝ている。昼も夜も人通りの多い路地なので、よく誰かに撫でられている。あいつは誰にでも撫でられる猫だ。今日は、午後にジムに行こうとしてそこを通ったらちょうどその猫が寝ていて、先客がいなかったのでしゃがみこんで少し撫でたら、「ぐりん」と体を回転させて気持ちよさそうに撫でられてくれた。こいつめ。でもジムに行かなきゃいけないので、チョチョっと撫でて、立ち上がってバイバイして [続きを読む]
  • 玉ねぎとひき肉を炒めたやつの匂いって
  • 最近は日が長くなって、仕事から帰るときにまだ薄明るい。初台の駅に向かって、買い物客と飲み客が行き交う不動通りを横切るようにして住宅街の細い道を抜ける。住所でいうとこのあたりは渋谷か新宿だし、たぶんびっくりするほど土地も高いのだろうけど、古くて倒れそうな家々が隙間なく並んでいる路地の景色は、少しもえらぶっていなくてやさしい。「いつも悪いわね」「いいのよ、ちょうど八百屋さんに行ってきたから」「ごちそう [続きを読む]
  • iPhoneの写真を1400枚消した
  • iPhoneのアプリを更新していたとき、いつまでも更新が終わらず操作不能になったアプリがあって、「なんだよこれ。じゃあ一旦消すか」と、設定から削除した。そのときiPhoneの空き容量があと3GBちょっとになってることに気付いて、「これは近いうちに面倒なことになる」と思っていろいろ整理することにした。シンガポール旅行で使ったけどそれ以来使っていない翻訳アプリとか、やるつもりは元々ないけどキャンペーンで無料だったと [続きを読む]
  • 孤独を作っているのは自分だ
  • 元職場の仲間とごはんを食べに行き、くだらないことで笑いながらおなかがいっぱいになったら急激に眠くなって、食べながら寝そうになってしまった。たぶん、みんなといると家みたいで安心だからだと思う。最近、あまり長く眠っていないから。23時近くに解散。山手線の新宿駅の長いホームを、乗り換えのために南口を目指して歩く。山手線のホームにも、その隣のホームにも、そのまた隣のホームにも、たくさん人がいる。新宿駅ってな [続きを読む]
  • メニエール病になった
  • 少し前に風邪をひいてしまって、それが治ってきたところで左耳に違和感を覚えた。いつものやつだ。難聴。はいはい。知ってます知ってます。またアレね。風邪をひいたりすると誘われるように出てきてしまう。音が割れて聞こえる。しかも今回はめまいもする。耳鼻科に行って聴力検査をしたら、やっぱりいつも通り低音が聞こえづらくなっていた。「メニエール病だと思いますね」とお医者さんが言った。「え?」そりゃめまいがすると言 [続きを読む]
  • ゴールデンウィーク・ゴールデンタイム
  • 長い長い文章を、ぽつりぽつりと区切りながら送った。伝えたいことが山のようにあるのに、私の選んだ言葉とそれによって組み上がった文章は、その思いをちゃんと伝える形になっただろうか。心をこじ開ける鍵の形に。それとも、鈍器かナイフに。言葉は、ただの道具。素材。それ自体なんにも特別じゃない。べつに意味もない。思いがあって、どう使うかの話。私はなんだかんだで、言葉という道具、素材を使うのが好きだ。幼稚園とかそ [続きを読む]
  • 贈り物ができない
  • 大事な親友が入院するから、何か素敵なお見舞いを贈りたくて、街やインターネットをずっとうろうろしている。ずっとうろうろしているのに、何が素敵なものなのか、わからない。焦って変なものを手にして迷って「いや、これはあんまり」と戻す。脂汗をかきながら、どうしたんだ、と怖くなる。好きなものや素敵なものが、わからないなんて。「最近ちょっと体調を崩したり仕事が忙しかったりして、気持ちが穏やかじゃないからだ」と言 [続きを読む]
  • フローリアンが満開
  • ?フローリアンが満開。?私の憧れの人、柳生真吾さんが亡くなって2年。?自分が広めた花の咲く頃に亡くなるなんてできすぎてるしやめてよ真吾さん、って思うけど、かっこいいなと思う。きっと毎年思う。?http://www.yatsugatake-club.com/whats/cingo.html [続きを読む]
  • 【旅行記】逗子と葉山と彼氏と私
  • 連休だというのに予定がない。朝6時に目が覚めてそこからネットで調べたりしたものの、どこに行きたいかわからず、なんとなく逗子とか葉山に向かうことにした。だって、海はいいじゃん。とはいえ寝ていたい気持ちもあり、たっぷりとごろごろして家を出たのは12時を回ってから。品川で京急に乗り換えて行こうと思ったけど、ふと、総武線快速のボックスシートに座って窓辺に頬杖をついている白いシャツの女性が見えて、その人がとて [続きを読む]
  • とびきりのきれいごと
  • 夕方、仕事場を出たところで、4、5歳の男の子が息を切らせて私の前に走り出てきた。「お、かわいい」と思ったら、その後ろをおしゃれなお父さんがにこにこしながら走ってついてきた。なんかいいなと思う。なんでだろう。やさしそうな若いお父さんを見るとキュンとなる。昔からそうだ。 だからと言って既婚者に興味はない。見ているだけでいい。イケメンと同じだ。「いい景色」だから好きなだけだ。20代の頃は「絶対イヤ!」と思っ [続きを読む]
  • 岩を登る日々
  • 考えることが多い。今日も電車の中で。駅から家への道で。私は自分のことを、ひとりでは生きられないタイプだと思っている。でもやむを得ずひとりになりそうだから、そのときは仕方なくひとりで生きるのだと思っている。友達と旅行の約束がひとつ。誘ってくれる人が、2人か3人。必ず会いに行くという約束がひとつ。やるべきことがふたつ。心強いことひとつひとつに指先とつま先をかけて、ぐんと体を持ち上げて登る。思いのほか強い [続きを読む]
  • 春の爆弾
  • 桜が咲いてきた。私が育てている植物たちも、いよいよ本気出すぞ、という雰囲気になってきている。植物たちは冬の間はほとんど止まっているぐらいゆっくり成長して、ゆっくり花を咲かせ、人間がまだ寒いと感じているぐらいの、春の入り口どころか入場券売り場前ぐらいのところで目を覚ます。目覚めは急にくるけれど、ある日、ぐんと茎が伸びたり花が堂々と開いたりするので気が付く。そして、人間がカあたたかくなったなぁ」と感じ [続きを読む]