武田いづみ さん プロフィール

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武田いづみさん: マンスリーコドモゲ
ハンドル名武田いづみ さん
ブログタイトルマンスリーコドモゲ
ブログURLhttp://kodomoge.blog88.fc2.com/
サイト紹介文武田いづみです。 チャックは開きがちです。 エレベーターの扉に、よく挟まれます。
自由文「レストランで食事したあとの皿をきちんと重ねるけど、四角い部屋は丸く掃く」、そんなA型蟹座です。

今日の気分で言うと、将来の夢は「スナック経営」です。
すいません、半分本気で20%嘘です。あとの30%は果汁です。

※文章の内容は、日記だけでなく詩・散文などの創作を含みます。
怒っちゃちやーよ。(志村)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供36回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2009/07/02 17:10

武田いづみ さんのブログ記事

  • きらきらひかる
  • 最近、図書館で本を借りて読む。買って読むべきなんだけど、もともと私には本を読む習慣がないので、まずは練習のため。「絶交なんていう言葉は、そんなに簡単に使う言葉じゃないんだよ」借りてきた短い小説の中にあった言葉。絶交、ではないけれど、さっき下書きに書いた文章のことが思い出されて、チクリとする。週末、三宅島で天の川をはじめて見た。台風が残していった強い風で、煙のように走る雲の隙間から。天の川って都市伝 [続きを読む]
  • アゲハとレモン
  • 新しい家族が増えました。子どもができたわけでもペットを飼ったわけでもなく、アゲハチョウの子どもたち。要するにイモムシです。もう3年ほどレモンの木を育てている。私の世話が雑なので枝ぶりはヘンだし実もつかないけれど、とてもいい香りの白い花が年に何度か咲く。ただ厄介なことに、春と秋になるとアゲハチョウのお母さんがやってきて卵を産み付けてしまう。ベランダの陰に隠しておいてもダメ。いつのまにか鳥のフンに擬態 [続きを読む]
  • 活きのいい固形コンソメ
  • 風邪ひいちゃった。サプリをたくさん飲んでいて、ずっといい調子ではあったんだけど、やっぱりこの時期に半袖で寝たりしたらちゃんと風邪ひくのな。薬を飲んで、温かいスープを飲んで、寝る。ずるずるとやることが続いていて、夏休みはまだ取れず。広告を作るという仕事柄、いつも数ヶ月先のことばかり考えている。そうすると“今”がどこかに行ってしまうので、必死に季節を感じようとしている。また金木犀が咲き始めた。「金木犀 [続きを読む]
  • 死んでる人に会いに行く
  • 9月もあっという間に10日過ぎて、その間いろいろしたはずなのに、なにをしていたのかろくに覚えていない。どうせそんなに大切なことはしなかった。友人に長いメールを書いて送ったことだけが、本当のことだった気がする。それ以外は、ものを食うのも、掃除や洗濯をするのも、仕事をするのも、ぜんぶなんの意味があるのかわからない。だからあの長いメールが気がかりだ。私の言葉が無意味なだけなら私の存在の無意味さを写したとい [続きを読む]
  • くよくよポジポジ
  • ひとり暮らしをして3年。手がすべってお皿を割ったのは1枚だけだったのに、今週だけで2枚も割ってしまった。ひとつは探せばまた買える量産品。でもひとりで暮らしはじめてから少しずつ揃えた思い出のお皿。気に入っているのでまた買うつもりだけど、「欲しかったArabiaのお皿を買おうかな」なんて思ったりもした。もうひとつは、前の勤務先の病院の患者さんが沖縄で買ってきてくれた2枚の豆皿のうちのひとつ。私が「沖縄の焼き物が [続きを読む]
  • 詩人が友達だったら
  • 本を売るイベントに出店を申し込んでから、そこに出るために本を作ろうと思っていたけれど、どうもそれだと書けない。「締め切りを設定すればやるんじゃないか?」と思ったのに、全然だめ。当たり前だ。そもそも好きなことをわざわざ苦しくするなんてバカなのか、私は。カレンダーを気にして物を作るなんて仕事だけで十分だ。「やめよう。好きなときに詩を書いて、ある程度たまったらまた本を作ろう」と決めたら書けるようになった [続きを読む]
  • 書かなくていいラブレター
  • 彼氏がとても忙しそうで、私は私でなかなか忙しいので、お互い連絡をしないで一週間経った。忙しくて全然会えない彼氏に「話したいことがあるから会おう」と告げたら、半月先の日付を告げられた。「こんなに会うのが大変って、どこの要人!?」と思ったけど、責任のある立場の人だし、なにより不器用な人だし仕方がない。約束の日までの間、普段どおり話していたら私の真剣な思いがうやむやになってしまいそうで、それならちょっと [続きを読む]
  • 黒蜜きなこの猫とプレゼントを買う男
  • 今朝、家のそばでめずらしく猫を見た。家と駅のちょうど中間ぐらいのところにいつも挨拶する三毛猫がいるのだけれど、他に顔見知りの猫はいないから、思わぬ新顔登場にうれしくなってしまった。黒と茶トラがまだらに混じっている、ボサッとした尻尾の猫。首輪はしていない。野良か飼い猫かはわからない。古いマンションの前の道端にすっきりした顔で「スン」と座っているけど、お腹まわりだけ太っているのかそれともお腹が大きいの [続きを読む]
  • 手応えない毎日
  • 昔働いていた会社の後輩ちゃんから数年ぶりに連絡があった。転職してコピーライターに戻ったよって伝えたら「言葉や表現に関わる仕事をしていてくれてうれしい」と言われた。私、ほんとうに、そんなんじゃないんだよ。当時はIT企業で、まわりはデザイナーやエンジニアが多く、ライター経験者は私ひとりきりだった。そして未経験の後輩が数人。それと外注ライターさん。ライターという仕事がフワフワ浮いているような会社にいたので [続きを読む]
  • サバサンドのカフェで
  • ここに住んでもうすぐ3年になるけれど、街におしゃれなカフェがずいぶん増えた。休みの日の贅沢として「カフェにお昼ごはんを食べに行こう」と思い立って、3つ4つの店が頭に浮かぶ。行きたい場所があるということ自体、贅沢な気がする。カフェがカルチャーになってもう何年だろう。って、偉そうに言ったけど、カフェ以前の喫茶店の存在を考えたら「もう何年」なんて言葉はお恥ずかしい知ったかぶりかもしれない。まだ10代の頃、ス [続きを読む]
  • 『新しい詩とその作り方』という本
  • 図書館の新規購入本のコーナーにあった『新しい詩とその作り方』という本を借りた。かの室生犀星先生の本だ。と言っても私は室生犀星の詩にほとんど触れたことがない。タイトルからしてHOW TO本のようだけれど、2章ほど読んでみて、もう、この本自体が詩のようなもので嬉しくなっている。読んでいるうちに「書かねばならぬ。なぜ書かぬ。書く以外に我々の仕事はないはずだ!」と、燃えたぎるような、居てもたってもいられぬ思いに [続きを読む]
  • 赤いサンダルと檸檬
  • 赤いサンダルを買った。服装を選ぶとき、いつもバッグや靴の色は無難に服に合わせる。柄のスカートをはく日には、柄の中から一色取ってきて、靴とバッグの色を決める、とか。黒とベージュと茶色、それに白あたりを持っていれば迷うことはあまりない。あとはコーデのバランスを見ながら、大きいバッグにしたり、丸いバッグにしたり、スニーカーにしたり、パンプスにしたり。そういう私が突然、赤いサンダルを買った。きっかけはたぶ [続きを読む]
  • はのせいで、へ。
  • 自分にストレスがかかっているかどうか知るサインのひとつに「知らぬ間に上下の前歯が合わさっている」というのがある。私は「なるべく体を縦にしたくない。できれば横になっていたい」という人間なので、なにかストレスがあって必死に「縦になっているぞ!」と気合を入れると無意識に歯を食いしばる。それも日常的に気合を入れ続けると、どうも奥歯より前歯に力がかかるようだ。人間はリラックスした状態だと口を閉じていても上下 [続きを読む]
  • バースデーケーキ バースデーメール
  • 今年の誕生日は東北に旅行にでかけた。旅館の贅沢な夕食をおなかいっぱい食べて、あとはデザートで〆るぞ、というところで「振り返って後ろを見て」と言われて、「?」と振り返ったら、真っ赤ないちごの乗った真っ白いバースデーケーキが運ばれてきた。ろうそくを立ててもらい、バースデーソングを歌ってもらって、「えへへ」と笑ってろうそくの火を吹き消した。一息だと消えなくて、二息、三息で。このバースデーケーキ、クリーム [続きを読む]
  • もうすぐまた歳をとる
  • 体力的にも血液検査の数値的にもすこぶる健康なのだけれど、体にちょっとしたクセがあって病院に行く、みたいなことが最近多い。気圧の変化でめまいを起こすとか、季節の変わり目に手湿疹が出るとか、ハウスダストで喘息気味になるとか。これは健康とは言わないのか。昔に比べたらずいぶん扱いやすい体になったものだけれど。もうすぐまた歳をとる。あまり歳を気にしないけど、誕生日が近いことに気付いたとき「めでたくもない」と [続きを読む]
  • 1万円拾って届けた
  • 家を出て駅に向かって歩いていたら、4つに折りたたまれた1万円札が落ちているのを見つけた。一瞬「エッ、ヤダ……」とそのまま通り過ぎようかと思ったけれど、「いや、1万円は大きい……」と思い直して拾い上げた。落とし主を探して周りを見回しても、誰もいない。財布ならともかくナマのお札だったので、ちょっと面倒になって正直ネコババもほんのちょっとだけ、ホントにちょっっっ……とだけ頭に浮かんだけれど、駅前の交番に持 [続きを読む]
  • 脱・都合のいい女
  • ものすごい愛さんという、コラムニストさんのTwitterを読んでいて、おもわずブックマークした言葉。都合のいい女にならないためには「自分はどう思うのか」「自分は何がしたくて何がしたくないのか」「相手に何をして欲しくて何をして欲しくないのか」みたいな自我が大事だと思う、自我がない人や自我はあるのにないふりをする人とは誰だってうまくやれないよ。鞄の中にぐちゃぐちゃに入っているものを、一旦すべて出して、きれい [続きを読む]
  • 引っ越したいのは
  • ずっとぼんやりと「引っ越したいな」と思っている。しかし住んでいる街も物件も、友達から「一生住んでそう」と言われるほど、何も不満がない。もともと便利な街だったが、この3年でさらに便利になって、駅ビルはリニューアルし、服屋や雑貨屋、おいしいごはん屋さんやおしゃれカフェが増えた。数十年がかりだったバイパス道路が折よく開通して急に実家が近くなり、高速道路が開通し、駅にホームドアがついた。どんどん便利になっ [続きを読む]
  • ズルズル変える
  • 「改善したほうがいいことを改善する」ということに、昔ほど抵抗がなくなってきた。昔は「ここ直したいなぁ。でもぉ〜」みたいなことを言ってなかなか手を付けなかったけれど、最近はわりとやる。それは私がまともな人間になったからではなく、何十年も生きてきて「ひたすら日々が繰り返す」ということに慣れてきたからじゃないかと思う。もっと若い頃は、人生のペースが掴めていなかったのでどんなことも短期的に考えていたから、 [続きを読む]
  • 革のバッグを水洗い
  • 心が無だし、無理なので、日々一生懸命である。より良くあるために努力する方面に一生懸命なわけではなくて、いかにおだやかに、いい感じに暮らすかという方面で。一生懸命の一環で、先週末、初めて献血をした。献血は最高。これについてはちゃんと書きたい。今はちょっと無理。無だから。それと、捨てようと思っていた服や靴をブックオフに持参して売り払った。これも初めて。店員さんに「こんなもん買えるか! 帰れ!」と言われ [続きを読む]
  • 詐欺師(37)の将来の夢
  • 文章を書こうとするんだけど、最後まで書ききれないで終わる。持久力がない。書きたいことや残しておきたい場面があるけど、あちこちに散らばったおはじきとかビー玉とか星とか、そんな感じ。集めきれなくて泣いて癇癪を起こしてそのうち眠ってしまう子どもみたいに、書ききれずにやめる。眠る。“文章構成力”っていうのが、どっかに行っちまったようだよ。っていうか、もともとそんなのなかったかな。私の仕事はコピーライターだ [続きを読む]
  • さよならあなた
  • (少し前に書いて、下書きのままだった文章です。なんとなく今日、放します)実家のくちなしの葉っぱが黒く粉をふいて弱っていたので「すす病だと思う」と親に伝えた。見た目が煤そのものだったからそう言っただけだ。本当にそうかわからない。“すす病”という病気があることは昔から知ってはいるけど、見たことはないし、くちなしがすす病になるかどうかも知らない。でもたぶん、きっとそう。ネットで調べてベンレート水和剤かト [続きを読む]
  • 短歌から逃げている
  • 昔、私よりずっと文章のうまい友人と話していたとき、「短歌や俳句はヤバい」という話になった。「あれは簡単に手を出せるもんじゃないぞ。盆栽なんかと同じだ」私は深く頷いた。文章も書くし園芸もするが、短歌も俳句も盆栽も、それらのジャンルの中にありながらおいそれと踏み込んではいけない異界だった。友人はいろいろな文章を書く人だったが、短歌や俳句は書けないと言った。あの言葉の少なさで世界を(ヘタしたら宇宙を)構 [続きを読む]
  • その日の天使のこと
  • 「その日の天使」のことは、たぶんすでに何度か書いているけれど、何度でも書きたい。「その日の天使」は膨大な数の中島らものエッセイの中でも、いちばん有名なものかもしれない。中島らもはドアーズのジム・モリソンの書いた歌詞“The day’s divinity, the day’s angel” を「その日の神性、その日の天使」と受け止めて、こう書いた。一人の人間の一日には、必ず一人、 「その日の天使」がついている。その天使は、日によって [続きを読む]
  • あとは全部が思い出作り
  • 1月後半からどうやってここまで来たのか、あまり記憶がない。書いたブログや撮った写真を見て「ほぉ」となっている。けど、まるで実感がない。もう3月も後半だ。ついこの間、正月だったのに。こうやって歳をとるんだろうか。それは、そんなに嫌じゃないけど。なにかに絶望したり、その絶望の中で救われるような希望に出会って感謝したり、そんなことを繰り返している。絶望はだいたい自分の力不足で、希望は人だ。「自分の機嫌ぐら [続きを読む]