宇宙に導かれて、成るべく私になってゆく
宇宙に導かれて生きることを選択する、その記録を綴って行きます
書かない私がいる。いや、書けない? 多くの時間をひとりで過ごしているから、私の頭の中には常に言葉が流れている。そして、新鮮な驚きや感動も沢山ある。それに溢れていた2021年だったのに、残念なことながらそれを言葉に落とすことはなかった。 旅を続けていると、どうしても旅のリサーチ...
毎日変化に溢れる楽しい生活を送っていたら、あっという間に2020年が終わった。 それが私の印象だ。 2020年7月、私は九州旅行に出かけた。政府が7月にGo to travelキャンペーンを始め、移動はもう他人から白い目で見られるほどでもなくなってきていた。 SFベイエリアの友人...
ダイアモンドプリンセス 伝説の疫病 古い歴史をたどれば SERSスペイン風邪 インフル流行し頃 世界は悪夢見てた 東京のまちはオリンピックひかえ まるで喜劇で時がすぎた 私は58 確かなのは まだ未来が霧の中 ある日目覚めるとテレビジョンには 誰も歩いて...
「えぇえええええ! 雅姐が日本で恋愛してたなんてこれっぽっちも思わなかった!」 年末27日、サンフランシスコのダンス仲間が帰国した際に横浜にやってきた。 彼女に裏横浜を一日かけて案内して最後の焼き鳥屋で〆にした時、やっぱり彼女に話さずにはいられなかった。その二日前にはシアトル...
確か去年の年末は前夫をサンフランシスコに訪れていたのだった、とクリスマスシーズンに思い出していた。膵臓癌を患って「あと半年の命」と告げてきた彼に最後のお別れを言いに行き、そのついでに多くのSFの友人と再会してきた。 末期の悲惨な状態の前夫を目にすることを覚悟して行ったのに、会...
修道院に着いてレジスターをしている時に、チェンマイのワークショップを一緒に受けていた日本人女性に再度鉢合わせした。お互いに驚いたけれど、沈黙の日々は守られていたので4日くらい経つまで彼女と話すチャンスがなかった。 ランチの食器洗い場で顔を合わせたので小さな会話があったが、その...
半年も前からコミットしていたダンスマンダーラのアドバンスコースをドタキャンした。全て準備してチェンマイ入りしてからのことだった。 真面目な自分の行為としてはあり得ない話だけれど、腹でわかってしまった以上もう無理にお金と時間とエネルギーをかけて受講することに興味が持てなかった。...
SFから帰ってきて実家に戻るとそこはサザエさんち並みの賑やかさだったので、身に起こった出来事を昇華しきれずにいた。 正月明けにバリに向かえば、この旅は2年前に知り合った人々を再訪問する目的だったので、バリを楽しむというよりほとんど知人と喋ってばかりいた。シドメンで4日間美しいフィ...
「....」 SFの滞在する家に戻り夕食をひとり済ませているとまもなく、年配のルームメイトが仕事から戻って来た。 「で、どうだったの?」 そう尋ねられても、私はどこからどう始めていいかもわからないくらい言葉が見つからなかった。それでも思いつくままに自分の目に映った状況...
「なんだか完全すぎるね。どんどん自由にさせられている」 2015年の正月に家を離れ最初に住んだハワイで知り合ったヒーラーの彼女が、私の報告を聞いてそう告げる。 「どうやら一番良い状態で物事にケリがついたようだな。これで君は重荷なしのフリーな状態だ。本当の意味でこれからは自...
私のセッションに ストアカ を通して申し込みがあり、参加した生徒さんと話をしてみると、長年のブログ読者だったということが分かり久々に「雅ランティエ」の存在を思い出した。放置してあるブログであっても、見知らぬ誰かが自分を覚えていて時折思い出してくれて記憶に戻してくれる。「彼女は今ど...
「さぁ、これでお前もミリオネイラーだ。どんな気持ちだ?」 家を売る手続きの最終段階、お金を振り込んでもらう銀行口座のサインをしてエージェントと別れたあと、元夫はそう尋ねてきた。 私はちょっと目を丸めて肩をすくめただけだった。このベイエリアではIT企業に勤める若いエンジニア...
先日上海を訪れた。 あまり気乗りもしないまま、それでも一気に予定を組んでチケットを買ってしまっていたので、ギリギリまでホテルの予約もせずにいたけれど、とりあえずチャレンジのつもりで中国本土に足を伸ばした。 先月は韓国と台湾を続きで旅行したけれど、きっと中国本土のストレスは...
新年明けましておめでとうございます。 忘れられてるブログですが、それでも覗いてくださってるあなたにご挨拶。いつもありがとうございます。 前回告知通り、Facebookの更新は順調に進んでいる。やっぱり旅が続いているので、その時の気持ちを新鮮なままにお知らせできるのが...
あっと気がついたら11月の更新を怠っていた。ブロガーの更新は今では月いちの近況報告場所になっているのに、それさえもしなかったことはもうブロガーは記憶の奥底に葬られているのだと思う。私はもう「雅ランティエ」として生きていない。 10月いっぱいでサンフランシスコの部屋を出て、元...
街中はハロウィン一色になってきた10月の末。サンフランシスコの部屋を離れる引越しでハロウィンイベントはなし。11月から2週間夫の住む家に戻り、再度アメリカを離れる準備をする。 10月中旬に、カナダはバンクーバーの友人を訪ねた。旅行というほどのものではなく、移民手続き関係...
何気なくブロガーの方をチェックしてみると、それでも私の名前で検索してブログを訪れてくれる人、アメブロからのリンクをつたって訪問してくださる人、そして、多分に定期的にチェックしてくださっている方々がいることに気づき、そろそろ更新をするべきかなという気にさせられた。なので、やっとこの...
ダンカンのパフォーマンスが終わってから、しばし放心してだらだらとした日々を2週間弱続けていた。 さすがに身体が鈍ってきたのを感じたので、ヨガとエクスタティックダンスを始めたけれど、それ以外は穏やかなルームメイトたちとのまったりとした日々が続いていた。自分のチョイスで少し引きこ...
「ねぇ、おみやは誕生日どうするの?」 「なーんも考えてない」 「考えてないって、せっかくのGo Goじゃない。何かパァーっとしたことしたらいいのに」 おかまくんにそう言われるまで、実際自分の誕生日のことなど気にもしていなかった。事実誕生日の頃はその月末にあるダンスパフォー...
元夫が家に住んでいるので荷物を置いておける利点があるうちだけできるノマドライフ。数ヶ月毎に顔を合わせ短期に家に滞在することで元夫との関係が客観的に見えてくるような感じがする。 リタイアした彼が2月に1ヶ月間インドとスリランカの旅のツアーに参加していたのは驚きだったけれど、今...
道端のトラックから熱帯地方の果物を買って帰るときに、突然デジャブーのような感じで『Against All Odds (カリブの熱い夜)(1984)』のワンシーンを思い出した。 ジェフブリッジズが依頼されて探している金持ちの娘をカリブの島で見つけたとき、その女性が真っ黒に日焼...
ウブドにやってきて一番初めに知り合った男性は、盲目の人だった。 長い散歩の後、お寺の近くの骨董屋を目にして何気にそこに入った。白髪のポニーテールにまるで仙人かと思われるような胸まで届きそうな長い髭の姿の老人が入り口に座っていたので、そこのオーナーかと思い、軽い挨拶をして中を...
Yoga Barnで日曜の11時からあるエクスタティックダンスに参加するのもすでに3回目になった。 ダンスの後のベジタリアンランチバッフェでテーブルをシェアさせてもらったら、そこに座っている二人の女性はお互いに一人旅のようだった。他愛のない会話をしていたら、向かいの女性の木...
私の滞在先のホストがプロファイルに『 lived a completely nomadic life, moving from one place to another throughout the world 』 と自己形容していたことからこの英単語を知ったけれど、最近日本...
バリ島での滞在先を決めるとき地理的なアイデアが全くなかったので、一ヶ月のステイをホストとたいしたやりとりもせずに適当な勘で決めてしまった。 彼が外国人であったこと、エクスタティックダンスをする人、今までの自分の人生を『Nomadic』と形容したことに自分との共通点を見出した...
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